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ドメーヌ ジョルジュ・リニエ フランス ブルゴーニュ

Nov 06, 2008 by toshiaki |
ドメーヌ ジョルジュ・リニエはモレ・サン・ドニに本拠を構える5代続くドメーヌです。ユベール・リニエとは従兄弟にあたります。

つくるワインはクラシックという言葉がそのままあてはまります。化学肥料をまったく使わず、農薬の使用も極力避け、自然の状態を大事にする昔ながらのスタイルを守っています。

あざとくなく素直でいて、驚くほどの力を秘めたワインをつくります。

玄人うけするワインでもあります。

所有する畑もモレ・サン・ドニの特級畑を筆頭にジュヴレイ・シャンベルタンの素晴らしい地所ばかりです。

私の大好きなドメーヌです。

前にクロ・デ・ゾルムの2000年ヴィンテージを紹介いたしましたが、それ以外の2000年ヴィンテージも飲み頃となってきましたので、皆さんにご紹介いたします。現品のみですので欠品の際にはご容赦ください。

---

このドメーヌのワイン
ジュヴレイ・シャンベルタン 1級 レ・コンボット 2000年
クロ・サン・ドニ グランクリュ 2000年
 
 

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ドメーヌ・サン・ジャック フランス ブルゴーニュ リュリー村

Nov 06, 2008 by toshiaki |
なにか聞き慣れた名前だと思いませんか?

そうなのです。
このドメーヌはかつては巡礼地サンジャック・ド・コンポステルへと続く長い旅程にある宿泊施設でした。ですから、建物も非常に古くアーチ状の柱に支えられたセラーは13世紀につくられたものです。

ドメーヌとしての歴史は1955年にクリストフ・グランモーガンが手に入れたことから始まります。しかしクリストフが1979年に早々と引退したことから、その息子が一人前になるまで畑は近所の生産者に貸借されました。

その後1991年に貸借契約が切れ現当主クリストフがドメーヌを再興しました。彼は農薬まみれだった畑を自然の状態に戻し2000年に有機栽培ワインのドメーヌとしてファースト・ヴィンテージをリリースしました。雌伏10年です。

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このドメーヌのワイン:リュリー 1級ラ・フォッス ドメーヌ・サン・ジャック2006年フランス シャロネーズ
 

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スペインの醸造家ミゲーレ・トーレス

Oct 28, 2008 by toshiaki |
そうそう昨日の新聞の続きですが、フランスとスペイン国境の高地でスペインの醸造家ミゲーレ・トーレスが新たにブドウ栽培に取組んでいることが取り上げられていました。
いままで標高が高すぎて冷涼なため栽培不能だったのが、温暖化のため栽培ができるようになったとのことでした。
また、強烈過ぎる日差しを和らげるためアルミ製の特殊な板でブドウの樹上に日笠のようにかぶせる工夫がされていました。
テロワール重視のフランス人からは疑問の声が上がりそうですね。
たしかフランスのワイン法では自然環境を人為的に手を加えることを禁止しています。
ただそれでもつくることは自由ですから可能なのですが、その畑がもつ正当な格付けを名乗ることが出来なくなります。

ブドウ栽培地図が変わろうとしている昨今いわゆる宗主国フランスも変って行くのでしょうか?
自然には逆らえませんからね。

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地球温暖化に伴いイギリス北部でもワイン

Oct 27, 2008 by toshiaki |
季節柄だからでしょうか?

ここのところ新聞で毎日のようにワインの記事が書かれています。

内容もかなり充実しており、勉強になります。

今朝の朝日新聞には地球温暖化に伴いイギリス北部でもワインがつくられるようになる話でした。もともとイギリスはワインをつくっていましたし、ブルゴーニュの石灰岩盤はドーバー海峡を越えてイギリス本土で再露出します。何百年前の気候変動によりワインが栽培されなくなっただけなのです。

ですからワインに対する希求はかなり根深いものがあります。かつてフランスのボルドーがイギリス領だったほどですから。
イギリスがスパーリングワインをつくってそれが本家フランスを凌ぐ品質になることはやぶさかではありません。温暖化の影響は大きいですが、現在の辛口シャンパンを作り出したのは紛れもなくイギリス人だからです。畑はフランスですが、消費、購入、流行させたのはイギリス人だからです。

ワインって特殊ですね。グローバリゼーションのさきがけといってもいいかもしれません。

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弊社で仕入れるヌーボは、ここが違う

Oct 24, 2008 by toshiaki |
昨日から雨ですね。
ところで今年はボジョレーは収穫期に雨にやられたらしいです。
ヌーボの場合は解禁日までのスケジュールが決まってますから、収穫期が短期になります。雨を受けたら収穫を遅らせてブドウ果の糖度回復を図ることが難しいのです。
うーん。
ボジョレーといっても広いですから、当店に到着するワインが雨にやられてないことを祈るばかりです。
あとこのような年は生産者の力量の差もはっきり出ます。
ただでさえ薄いワインしかつくっていない生産者のワインは更に薄さが増しただのスッパイだけの水になります。
逆にもともと濃いワインをつくる生産者は軽くとも飲みやすいワインとなります。
ちなみに当店がボジョレーヌーボーはヴィラージュしか売らない訳はここにあります。
ましてやカンソン社は常にワンランク上の中身を入れてくれますから、いままで失敗はありませんでした。
コンビニで売っている高いヌーボと当店のものを比べてみてください。

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今週の週間新潮いま読みました

Oct 23, 2008 by toshiaki |
「国産のワインの8割が外国産!」ウナギの産地偽装よりたちが悪い!と書かれてました。

嘆かわしいです。
書いたのはノンフィクションジャーナリストの河合香織さんと言う方でした。
ただその原因を酒造法(ワイン法)がないためと結論づけています。まさにその通りなのですが、もう少し踏み込んだリポートが欲しかったです。朝日新聞の記事をそのままなぞっただけの記述ですから。
なんであんなへんてこりんな表示しか出来ないのか?その真相まで掘り下げて欲しかったです。
ワインの品質表示を国際基準にすると日本酒にも同等な基準が課されます。それを酒造業界が嫌っているのが真相なのです。
そこまで書いて欲しかったですね。もう少し勉強してから書いて欲しかったです。
そうするとワインジャーナリストには期待できませんかね?
事情は分かっていると思うのですが…
みんな宣伝が仕事だから無理ですかね?
だったらジャーナリスト名乗らないで欲しいですね。
ただのワイン芸者ですね。

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変わったワイン飲みました!

Sep 11, 2008 by toshiaki |
そうそう先日の試飲会でのことです。
最期に飲んだワインがボンヌゾーでした。
ロワールの甘口デザートワインでシュナン・ブラン種からつくられます。複雑味があり、切れもあり、私も結構好きなワインです。
家内は潜在的に香の強い甘いワインはあまり好きではないようなので(笑)、私が試飲しました。
フルーティーで切れが良くべたつかなく美味しかったです。
でも!
最期のフィニッシュの時、なんと「わさび」のニュアンスがあるのです。『え!』
ビックリこきました。
SO2ではないですし、過熟した種の影響なんでしょうか?
家内に聞いたところ「気のせいじゃない?」飲みもせずに相手にしてくれません。
うーん。
確かに「わさび」だったよなぁ。…
謎です。

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スペインワインが面白い

Sep 05, 2008 by toshiaki |
ここのところスペインワインが面白いですね。

まだまだ未知の生産地や高いポテンシャルを生かし切れない産地が多いのが魅力です。
全体に無名な産地が多いので価格が安くていいです。
EUの経済共同化のおかげでスペインワインは劇的な変革をしています。フランスなどの最新の技術をとりいれて品質さえ向上すれば、ヨーロッパ市場ひいては世界に容易に打って出ることができますから。
やはりEUの政治家の発想と実行力は凄いですね。
それはもちろん長い歴史が生かされた結果なんでしょう。
民族、国家の違いを超えた共通の価値観があるのですね。
もちろんキリスト教的な価値観が基本なのでしょうが、イスラムも巻込む勢いです。
時間がさらにかかりそうですが…

安くて美味しいスペインワインが、高騰を続けるワイン市場の安定化にも一役果たすほど売れたらいいですね。
良いワインさえつくれば可能です。

頑張れ スペインワイン!
鍵はつくり手の志です!



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ジンダリー・シラーズ,ポートに変身

Aug 16, 2008 by toshiaki |
この間はビックリしました。
オーストラリアの定番ワイン、ジンダリー・シラーズです。
あの亀のラベルのワインです。
我が家でもなんとはなしに、ついつい飲んでいる重宝なワインです。
キャップもスクリューキャップですから手軽で良いですが、やっちゃいました。
中身が残っているのを忘れ、極暑の我が家で放置してしまいました。
あー!
まだ残ってたぁ!
いつ開けたのすら覚えていません。
これで諦めるのは、名折れです。
とりあえず香りを嗅いで飲んでみました。

ポート!

そうなのです。ポートになっていました。
オーストラリアワインはもともとが濃い上に残糖分がありますから、程よく甘いボートワインに変身していました。
うーん。
オーストラリアでは昔はポートのような酒精強化ワインがかなりつくられていた歴史があったことを思い出しました。
暑くて雨に恵まれないオーストラリアは同じような気候のポルトガルと共通するワインの指向があるのですね。

それが自然の押さえ目の甘さで、とても美味しいのです。
あたりまえのことなのですが、ポートもワインなのです。
実感しました。

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最近のシャブリ高いですよね

Aug 11, 2008 by toshiaki |
ついこの間は17~800円で売れたのですが、いまでは、2000円以下では不可能です。
値段だけならば、2000円を切るものもあるにはありますが、あまりにまずいお粗末なものしかありません。
シャブリは美味しいし大好きなワインではありますが、基本的に木樽は使いませんし、収穫もほとんど手摘みしません。
そうすると何か意図的なものを感じますね。

まあ、春に遅霜を受けることが多く霜害避けにコストは掛かりますが、それを割引いても高過ぎな感です。
そうした場合は、他をさがすしかないですが、「このシャブリでないとダメだ!」と言う方も必ずおりますし、実際比べるものがないシャブリもあると思いますから、簡単にはいきませんね。
フランス以外で切れのあるミネラリーなシャルドネを捜すしかありません。
うーん?
悩みます。

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いいお天気で

Aug 06, 2008 by akiko |
カーンと青い空に 入道雲のいい天気です。昨日より湿度が低いのか 暑いけれど楽ですね。

こんな日は 意外と赤ワインがいける、と 思っています。湿度の関係か、結構 重めの赤も 美味しく感じます。 実は 今日午前中に ワインの試飲会がありまして 12本ほど 飲んできたのです。熟成期間の長い
イタリアのレゼルヴァを色々です。で、「あぁ、暑くても赤ワイン 飲めるね。」と 思ったわけです。

ところで、試飲するとき 私が必ずチェックしていることがあります。試飲ワインが 栓を抜いたばかりのものか、半分くらい空いているものか、もう 残り1杯くらいなのか、です。 栓を抜いたばかりでは まだ 味わいが開いていませんし、ボトルの底のほうのワインだと 激しく動かされて ワインが疲れてしまっている場合があります。
理想はボトル半分から3分の1で 試飲ですね。 
どこかの 試飲会に参加することがあれば こんなこと 気をつけておくと いいですよ。


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この時期になるとブドウ産地の作柄が気になります。

Aug 05, 2008 by toshiaki |
ここのところ夕立があったりで多少暑さしのぎができます。
この時期になるとブドウ産地の作柄が気になります。
南フランスあたりの早いところでは8月半ばにはもう収穫が始まります。だいたいが9月にはもう収穫が始まりますから、8月がある程度の日照と温度がないと力のあるワインが出来なくなります。ブドウにとっては大事な生育期間です。
この時期にだいたいの品質が決まります。
ただし、上手く8月を乗り越えても、収穫時に雨などが降ればブドウ果が水分を吸ってしまい、せっかく凝縮した果実が水っぽくてなってしまいます。
確かに最近のテクノロジーのおかげで昔ほど天候の影響を受けなくなったとはいえ、所詮農産物ですから上手くワインが出来るかどうかは神のみぞ知るところです。
恵まれた天候が前提です。
あー、今年はどうなるでしょう。
毎年ながら、気になりますね。

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雷雨

Jul 30, 2008 by akiko |
いやはや、昨日の雷雨はものすごかったですね。
窓に叩きつけるような雨と雷。迫力でした。
学生時代のアルバイトは 山中の外仕事でしたので
昨日みたいな 雷雨に遭うとそりゃもう大変。自分も
濡れ鼠だし、足元もぐちゃぐちゃで その日は撤退するしかない状態だったことを 思い出したりして。

ワインのヴィンテージチャートやら読んでいると、
「収穫時の大雨」とか「8月に大雨だったが その後の好天で回復」とか 記述がありますよね。
ボルドーやブルゴーニュなどでの 大雨ってどんな降り方なんだろう。昨日の横浜のように シャワーをマックスにしたような降り方をするのだろうか。
畑の土がながされたり、樹や果実に被害が出ることもあるのかしら・・・。数年前、スペインで葡萄畑がごっそり 崩れ落ちたとか 聞いたことあるし。

ほんと、まだまだ知らないことだらけです。実際の
ワイン作り、1年間のサイクルを 体験してみたい
と、切実に感じています。

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ウナギの偽装事件、ワインの場合は?

Jul 04, 2008 by toshiaki |
ウナギの偽装事件大変です!
ヨーロッパのワイン界の法律が厳しいのは偽装などがかなり多かったからです。
ヨーロッパのワインは偽装との戦いであったと言っていいです。
1900年代の前半にはシャンパーニュでは小作農の大規模な暴動がありました。

ヨーロッパと日本の偽装に対する対応の違いは、いわゆる民衆の対応の仕方が違います。
フランスなどでは大衆運動に発展するのですが、日本ではいつの間にかうやむやになって、首謀者は執行猶予付きの罰金刑か起訴猶予で終り、また新たな偽装が繰り返されることとなります。
処分や対応を全て行政任せにして終わる場合が多いです。

10何年か前ブルゴーニュの大手ネゴシアン、アルベルト・ビショーが偽ワインを(違うアペラシオンのワインを混ぜてアペラシオンを偽った。)事件では社長が実刑に服しました。(半年位でしたか。)
たしかブルゴーニュのワインに南フランスのワインを混ぜた事件だったと思います。
ビショーの社員は未だこの事件で失った信頼を回復することに懸命です。
ここで非常に疑問なのですが
何年か前、たしか2003年ですか。ボジョレーヌーボーの偽装事件がありました。
原料のブドウが足りないため、南フランスの新酒を混ぜたのです。
当時テイスティングしてみて、異常に濃くて甘いヌーボが10本中4本くらいあったのを不審に思いました。
翌年の春に偽装がばれて日本の新聞の片隅に載った記憶があります。
この事件は一体どうなったのでしょう?
生産者は処分されたのでしょうか?
日本の輸入メーカーは回収や事情説明したのでしょうか?
日本のワイン関係者や消費者団体はフランスに抗議したのでしょうか?

あの花柄で有名なジョルジュ・デュブッフをはじめ、大量にコンビニに並んでいたワインです!
フランスも国外のことですから知らん顔するのですかね?(デュブッフが懲役に行ったとは聞きません。)
日本だと偽装といっても「毒」が入っていた訳じゃないし、国産ワインに比べたら偽装の内に入らないからか、問題にならないのですね?

とても恥ずかしく嘆かわしいことです。

私達に出来ることは、インチキなワインは売らないことしかできません。

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国産ワインの定義とは?

Jul 03, 2008 by toshiaki |
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今朝の新聞に載っていたのですが、サッポロビールの国産ワインが原料高のため価格を上げることが報道されていました。なんでもアルゼンチンから輸入しているブドウ濃縮ジュースの高騰が原因らしいです。

???

当店ではいわゆる国産ワインの扱いがほとんどないので、なんのことか意味不明です。

国内産?
濃縮ジュース?

日本では日本ワイナリー協会の自主ルールに則っているようです。
産地、原料についての法律はないようです。

かなり立ち遅れてます。
食肉業界に似て、国内で加工すれば、国産ワインを名乗れるかのようです。
いくつか大手のワインの表示をみても統一されておらず訳がわかりません。
ただキッコーマンだけはだいたい分かるように表示されていました。
原産国、原料がはっきり確認できました。
20年ほど昔のワイン偽装事件が身に染みたのでしょう。
マンズワインの表示がまともなのもうなづけます。
原料は輸入ワインが50パーセント以上で
輸入されているものは、アルゼンチン産のマスカット種ワインとセレサ種の濃縮果汁(日本で発酵醸造してワインにしている)あとマスカット種の濃縮果汁(甘みと風味のため出来上がったワインにブレンドする。)
あと日本の勝沼と小諸産のワインが50パーセント以下入っています。(1パーセントかもしれません?)
輸入ブドウ果汁・輸入ワイン・国産ブドウ使用
果実酒
とあります。

ワインとしては有り得ない、クレージーな状況ですが。
安いワインも実際必要ですから ここはちゃんと表示して明らかにすべきです。
不明な表示は偽装に繋がります。

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ボルドーワインが飲みたい

Jun 22, 2008 by toshiaki |
普通のボルドーが飲みたい!

珍しくボルドーワインが飲みたくなりました。

べつにグランヴァンじゃなくていいのです。
重過ぎず、軽過ぎず、べつに新樽の香りなどしなくていいのです。

柔らかで、メルロに由来するプラムや白い花の香りがするまとまりの良いワインが飲みたい!

いわゆるプチシャトーのワインになりますが、近年のワイン高騰はこんなデイリーなワインにも影響が及んでいます。

そういえば、桝久のイチ押しバリューボルドーだったCHダマーズなどいまでは、1870円で売ってるほどです。
まあ、価値があるワインとは思いますが。
まえから比べると500円も値段が上がった訳ですから、ゾッとしますね。
また悪いことにはCHダマーズの味わいが、ボルドーワインを飲む際の味のスタンダードとなっていますからこまります。
うーん。

何がいいかな?

CHムーラン・ド・マレ2005年か、レカニータ2004年ですね。
レカニータはCHダマーズと同じミロードの所有するシャトーですから、味わいに共通するところがあります。
いわば洗練さにおいてはCHダマーズより劣るかもしれませんが、果実味のボリュームは遜色はありませんからね。

よし。
今晩はレカニータを飲むことにします

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おとといの「うるるん~」見ました?

Jun 17, 2008 by toshiaki |
そうです。スペインのシェリーの特集でした。
家内とテレビに釘付けです。
「うわー! エミリオ・ルスタウだぁ!」
「おー!スンゴイ。」
「ベネンシアドールカッコいい!闘牛士みたい!」

あこがれのエミリオ・ルスタウですからたまりません。
写真では伝わらない様子を映像は伝えてくれます。

ただ欲を言えばシェリーの畑と栽培風景が見たかったです。

あと気が付いたのですが、ベネンシアドールって特殊ですね。
蔵人でありながらサービスもするんですね。

もともとシェリーは樽で取り引きされますし、樽を幾つ持っているかが富の象徴となります。
ですからエミリオ・ルスタウは大金持ちですし、基本的には畑仕事はしません。
いいものだけ買い集めて、自分の好む最高級品のシェリーを蔵で熟成ブレンドする訳です。
とても貴族的ですね。
その意味でもベネンシアドールもかなり特殊な職業なのですね。
居酒屋でサービスするような職業ではないのでしょうね。
御当家付きのワイン管理人なのですね、もともとは。

とはいえ時代は変わりますからエミリオ・ルスタウも商売として成り立てるよう努力しなくてはならないのでしょう。
素晴らしいシェリーを持っていても、なかなか簡単には販売量を増やせないのでしょう。

スペインは国を挙げてシェリーがもっと日本で売るよう一生懸命ですね。もっといろいろなシェリーが輸入されたらいいですよね。

樽で輸入されたらいいですよね。
そうなるとソレラごと輸入しなきゃダメですね?
ちょっと無理かな?

ソムリエ協会からベネンシアドール認定試験の案内が届いていましたが、私が取ったら笑いものになりそうですから、止めました。(笑)
絶対みんなからインチキ扱いされます。(笑)

胸の内に秘めた野望にしておきます。

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フランケッティーさんの新しい情報

Jun 09, 2008 by toshiaki |
フランケッティーさんの新しい情報が入りました。
先日インポーターさんの試飲会にいった折、フランケッティーさんのエージェントをしてる林さんという方にお話を伺うことが出来ました。

なんでも元々ニューヨークでワイン商を営んでいたそうです。(なるほどマーケティングには明るいはずだ!)

彼自身、爵位を持っている上ロートシルトの縁戚らしいです。
なるほど一流を目指す志は、その貴族的出自によるものなのですね。
行動力に曇りのないことにも、うなづけますね。多少のことには動揺しないのでしょうね。

また、林さん曰く
「ワインのことは、なんでも知っている。」
単なる生産者というより、プロデューサーなんですね。

飲み手の心を知り、畑の力を知り、そしてイタリアでは誰もやっていない事に気付いていたのです。
ある意味全て緻密な計算がなされています。

その上、あの怒濤のパワー。
恐るべしフランケッティーさん!

フランスボルドーの思想とブリュゴーニューの思想をイタリアで純化させたのですね。

ようやく少しわかった気がしました。

▼フランケッティーさんのワイン
パッソピッシャーロ 2006年
テヌータ・ディ・トリノーロ2003年
レ・クーポレ・ディ・トリノーロ 2006年

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今日は暑いですね。

May 27, 2008 by toshiaki |
車のエアコンをいれたくなるほどです。
いけないいけない。
基本はエコです。

ところでバイオエタノールの話ですが、食べるべき食物を燃料にすることは、とても許しがたいと思います。
先日も友達と話をした折、彼も同じ意見だったのですが。
「ワインは利用できないの?」と聞かれました。「ワインは荒れ地でも耕作に向いているし、糖分が多いから一番バイオエタノールの原料に向いているんじゃないの?」
そーなんですよ。
サトウキビほどの連作障害はないし、
とりあえずある程度の水があれば、栽培に手間をあまりかけなくてもどうにかなります。
気付かなかったです。
世間でもあまり取り沙汰されませんし?
なにも飲料用のブドウじゃなくても糖度さえ上がればいいわけですから。コストもさほど掛からずに出来そうな気がしますよね。

実際フランスの南部などではワインが生産過剰のため社会問題になったくらいですから。
減反や畑の放棄をするくらいなら、なんとかうまくできないものですかね。
日本でも飲料用ワインでなければ可能だと思いますけど どうなのでしょうか?
1リットル160円のガソリンの価格を考えたらコストは見合うような気がしますよね。

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私大好きなんです。

May 19, 2008 by toshiaki |
私大好きなんです。

いわゆる嗜好品です。
酒ならワイン、モルトウイスキー、カクテル、ビール、日本酒などなど。タバコ。コーヒー、紅茶、日本茶。
やめられませんね。

とくにワインやウイスキー、ブランデーは味に共通するところが多く飲んでいてとても勉強になります。
木の樽で熟成させる点で味わいに共通項があります。
とくにウイスキーは近年どんな樽を使うか?どのような使い方をするかが大きな付加価値となっているようです。
いままでバーボンの古樽に頼ることが多かったのですが、複雑味のあるフレンチオークを使うプレミアム品がかなり見受けられます。
ワイン造りに使われてた後の樽もかなり使われているようです。
(アメリカンオークのバーボン古樽に比べると割高です。)
ですからウイスキーとワインは香りの上でかなり似た要素があります。
それゆえウイスキー好きにワイン好きが多いのです。
例えばコーヒーやココアなどの燻した香り、バナナなどのトロピカルフルーツの香り、白い花や植物の香り等ですね。
またブドウの種に由来するヨード臭なんかもアイレイモルトと共通しますね。

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ワイン物語

May 05, 2008 by akiko |
以前 マスキューのホームページに ヒュー・ジョンソンの『ワイン物語』の読後感みたいなものを 掲載したことがあります。 そのときは図書館で借りて読んだのですが、最近 平凡社から 新版で 出ていたのですね。
欲しかった本なので 早速入手して 読み直しています。

とにかく ワインに対する やさしさ、深さ、まじめさが
いいんですよね。批判すべきことはきちんと批判し、でも なぜそうなのか という考察もきちんとする。読んでいて考えさせられるんですよね。

ワインって コレクター的に あるいは 研究の対象的になってしまうこともあるのだけれど、ただ飲んで美味しいから好き 飲むと幸せな気持ちになるから好きっていうのが きっと ワインとのかかわりの第一歩だと思うんです。 その2歩目、3歩目に進みたくなったら この本を読むと いいのではないかなぁと 考えています。



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ホノルルにおけるカレラ ジェンセンの人気

May 04, 2008 by toshiaki |
私の友人のF氏からメールが ありました。
彼は今、出張でホノルルにいるそうです。
そこから現地のワイン販売をリポートしてくれました。
「そういえば、ホノルルの比較的大きなスーパーに入居しているワイン専門店でカレラ ジェンセンの人気について聞いてみました。ミルズを売っていたのでジェンセンについて聞いてみたところ、アメリカ人からは特に引き合いが強いわけではないとのこと。ただ、ホノルルという場所柄だと思いますが、ジェンセンに関しては日本人からの問い合わせが引きもきらず、入荷即完売状態とのこと。私が質問したら、また日本人がジェンセンに興味を持っていると驚き顔でした。ミルズは2004年が49ドルでした。」ほー。
まだ、アメリカの方が真っ当ですね。
ぶっちゃけ、もともと「ジャンセン」なる畑はないんです。
カレーラのブドウ園の収穫された一番状態のいいブドウからつくられた最良のワインに「ジャンセン」の名前をつけたのが始まりなのです。
ですから、単一畑として「ジャンセン」「ライアン」「ミルズ」などと限定することは 逆に品質の安定化ひいては低下に繋がることになります。フランスのようにテロワールを確立したいのは わかりますが、もともとがテロワールを克服することが命題のワイン造りが、スタートなんですから。
たしかにコストのかかるワイン造りですから高いワインになるとは思いますが、せいぜい5~7000円位の値段が許せる範囲ですね。
また、アメリカは現在自国ワインの生産が消費に追い付いていない状態なのですが、それでも積極的に輸出する背景には 「日本のように高くても買う人」がいるからなんでしょう。
さすがアメリカ!
マネーの国!

売れるということは 価値があるということですからね。
でも大事なことは それが継続するかということですね。
一時の流行に終わるかどうかは日本の消費者が決めることですね。

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イタリアのワイン作り

Apr 14, 2008 by toshiaki |
おとといの「世界 不思議発見」見ました?

北イタリアのリビエラ
あの森 進一のヒットソングです。
でも、私あの歌がイタリアのリビエラだとは思いもよらなかったんです。なんかミスマッチですよね。

ところで、甘口ワイン チンクエ・テッレ美味しそうでしたね。
急峻な崖につくられた畑では独特な棚仕立てでブドウの木が栽培されていました。狭い畑で最大限収穫できる知恵ですね。それから、あのブドウを干してワインをつくる方法ですが、シャッケトラといいます。
イタリアでは一般にパッシートと呼ばれます。
天日干しというよりは陰干しと言うべきです。
日本でよく見られる梅干しや柿などの天日干しとは若干違います。
テレビではブドウが棚に並べられ、幾段にも重ねられていました。
通常それらは畑のすぐうしろにある掘っ立て小屋に置かれて陰干しされます。
天日干しにすると急激に乾燥が進んでしまいます。ワインにするにはゆっくり適度に時間をかけて乾燥させないといけません。乾燥し過ぎて干しブドウになっては元も子もなくなってしまいます。細心の注意を払わなければなりません。

あー
リグーリア行ってみたいなぁ。

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判明。なぜジャン バルモンのカベルネが一番になってメルロが漏れたか?

Apr 08, 2008 by toshiaki |
判明しました。
なぜジャン バルモンのカベルネが一番になってメルロが漏れたか?
それはメルロは出品しなかったからです。
インポーターさんに聞いたら、
「メルロは黙っても売れるからカベルネを出して見ようと。」
出品数が限られていた為バルモンのシリーズからはカベルネだけを出品したそうです。
私にとってメルロが落選したとしたら、自身のティスティング能力の自信を落とすところでした。
あー良かった。(笑)

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