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今週末のマスキュー試飲会のラインナップ・ワイン

Apr 21, 2021 by weblogland |
並びました!
今週末のマスキュー試飲会のラインナップ・ワインです。

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今回は、泡の白→ロゼ→赤→赤→白の並びです。これならばバリエーション豊かでティスターは飽きないですね(笑)。
そうそう、今回は特別価格のワインが3本
入っています。最初の3本です。まあどれもとても美味しく楽しめますから期待してください(笑)。インポーターさんもスクラップ&ビルドする必要がありますから、仲の良い関係ですと声をかけてくれます。安いものしか買わないと相手にされなくなりますから(笑)、それは普段の付き合い方は大事(笑)。もちろん普段でもコスト・パフォーマンスの悪いものは
NGなのですが、それに合えば基本値切ったりしません(笑)。所詮価格は相対的なものだと割り切りも大事かな(笑)。

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桝久 4月の試飲会のラインナップ決まりました!

Apr 19, 2021 by weblogland |
う~ん。
今月20日からまん延防止法ですね。せめて飲食店の営業は9時まで許して欲しいです。素人考えですが、あまり厳しすぎても逆効果のような気がするのですが。きっちり9時を守った方が全体の効果があるような。まあ、根拠が稀薄なのでそれもたわごとかな。

お客様「マスキューさん!4月の試飲会はどうするの?エア?H.C.S.?」
私「今月もH.C.S.でいこうと思います。先月は6アイテムと通常開催でしたが、時節柄5アイテムでお願いしようと思います。」

H.C.S.で通じるとは可笑しい(笑)。

今月4月23、24日のマスキュー試飲会は
H ひっそりやっておりますので、
C こっそり来て、
S  素早くティスティング! 
お願い申し上げます!
3名(もしくは3組限定でソーシャル・ディスタンスを確保して)、お一人様15分程度でお願いいたします!

23日(金)は17~20時
24日(土)は11~20時
と通常より30分早く切り上げとなります。
いつも通り換気、空間除菌しております
。また、ご感想頂く際はマスク着用にてお願いいたします!
だんだんめんどくさくなって行くことお許しくださいませ!
そのうちマスクしたままティスティング出来るマスク開発されませんかね(笑)?

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◎『ラ・トルデーラ』プロセッコ・スペリオーレ・ゼロ・ズッケリ・ブリュット 2016年 イタリア ヴェネト 発泡性 白 ヴァルドッビアーデネ・プロセッコ・スペリオーレDOCG 750ml 1980円税込み

皆さん!
プロセッコにD.O.C.G.ワインがあるのご存知でしたか?
まず、プロセッコにはD.O.C.とD.O.C.G.のものが2つあります。広域のD.O.C.の中にD.O.C.G.があるのが通例のパターンなのですが、この関係は成り立ちません(笑)。D.O.C.と離れた北の狭い山間部のヴァルドッビアーデネにD.O,C.G.はあります。(あとアゾロ地区のもの)1969年にD.O.C.指定された元祖プロセッコでございます(笑)。
プロセッコは彼の地で古くから生産されていた白葡萄品種。19世紀にアントニオ・カルベネがこの白ワインをスパークリング・ワインにすることを思いつき大成功。そして1980年代以降手軽な食前酒としてイタリアで大人気となりました。その後2000年以降海外でも知名度が高まって来ました。また、それにともないもともとの栽培地ヴェネトやフリウリーヴェネツィア・ジュリアの作業効率の良い平野部でのプロセッコ生産が大発展。マスキュー定番のレ・コンテッセなどはその口(笑)。とは言え好事魔多し。海外でプロセッコの名を名乗る模造品に悩まされます。プロセッコ自体は品種名なので、防ぎようがありません。そこでプロセッコを原産地名として表示登録する奇策。なんとプロセッコ種の名前をグレーラ種に変えプロセッコを原
産地とする奇策発動(笑)。いかにもイタリア人らしい発想です。それが2009年のプロセッコD.O.C.、D.O.C.G.創設となるわけです。ちょうどその頃日本へもプロセッコの壮絶な売り込みがあったのも記憶に新しいかと。国を挙げての大プロモーションが繰り広げられました(笑)。


さて味わいですが、その前にガスが強いですね(笑)。しっかり5気圧は越えてますね(笑)。色もグリーンではなく深い黄色に輝いています。いわゆるプロセッコの色ではありません(笑)。
泡立ち、泡持ちもかなりのレベル。グラスに注ぐとイースト香やナッツィーな香ばしい香り。一瞬シャンパンのブラン・ドゥ・ブランと見違う(笑)。この時点でD.O.C.プロセッコの物とは別物と感じます。シャンパンやフランチャコルタのような瓶内二次発酵ではなく、いわゆるタンク内二次発酵(キュヴェ・クローズ方式)で作られますが一瞬瓶内二次発酵かと間違えます(笑)。しばらくするとプロセッコらしいフレッシュな葡萄のアロマが広がり。シャンパンとは違うと認識。でもですね、驚くほど辛口。
こんなドライなプロセッコってあるのかしら(笑)?普通のタンク内二次発酵の場合、タンクに糖分を添加して甘さを補います。しかしこのワインは糖分添加無し。ゼロ・ズッケリ(砂糖)でございます(笑)。基本どうしても安価なワイン作りのタンク内二次発酵ですから、糖分添加しない類似のスパークリング・ワインを見たことがありません。ということはもともとの原料葡萄の濃さ、潜在アルコール分の高さが必要。安価な原料葡萄では至難の技です。しかもこれだけドライならば、食事の最初から最後までこれ1本で行けそうです。
う~ん。
キュヴェ・クローズ方式の頂点ですね(笑)
。ここにD.O.C.G.の意味がありました(笑)
。量産型のプロセッコが主流の中、もともとのプリミティブなものをしっかり残すことはいかにもイタリアらしいです。アバウトなだけの国民性ではありません
ね(笑)。ちなみに瓶内二次発酵のものもあるとか。

◎ロサート・デル・ヴァロ  2018年 テヌータ ・カヴァリエル ・ペペ イタリア カンパーニャ ロゼ イルピニア・アリアニコDOC 750ml 1580円税込み
(限定特売品)

ワイナリーはアヴェッリーノ県のサンタンジェロ・アレスカ村にあります。タウラージDOCGの真ん中辺りです。代々のイルピニアン(笑)。山のワインです。葡萄栽培ワイン造りネゴス販売など根っからのワイン屋さん。かなり古くから続く家系のようです、その家系のアンジェロ・ペペが1998年に興したワイナリーがこのテヌータ・カヴァリエ・ペペ。50ヘクタールほどの畑を所有しています。
ベルギーに飛び出しレストラン経営に成功したアンジェロ・ペペさん。イタリアに帰国後にイタリア食品をプロモートした功績で共和国カヴァリエ勲章を叙勲。一代で古びた家業を一大ワイナリーにのしあげました(笑)。今は、ベルギー生まれでフランスでワイン研鑽を積んだ女性醸造家である娘のミレーナが2005年からワイナリーに戻り、現在は当主としてエネルギッシュに邁進しています。イルピニアの在来品種に力を注ぐイルピニアンの魂の具現化を目指しているのです!


「ロサート・デル・ヴァロ」は、ルオゴザーノとサンタンジェロ・アッレスカにある自社の葡萄園で栽培したアリアニコ100%を使ったもの。直接圧搾方法(除梗・破砕した葡萄を直ぐに搾る。)によって醸造されます。アリアニコで白ワインを作った感覚かもしれません(笑)。実際セニエ法で作ったロゼなどと比べ色は淡いロゼ色です。発酵後ステンレス・タンクでシュール・リーの状態で熟成し瓶詰め。
基本ドライな辛口なのですが、旨み由来の甘さのボリューム感があり、とても豊潤でフレンドリー。アリアニコらしいさくらんぼのニュアンスは翌日になると明瞭さを増します。ただし基本プンプン匂い立つ訳でなく重心の低いところはアリアニコの特徴かと。フレッシュな生のトマトより煮込んだトマトなどの香味野菜を食べると絶妙にマリアージュします(笑)。トマトを使ったスープ系の料理にはぴったりです。土地の料理に合わせるべきロゼ・ワインでございます(笑)。

●ロス・カルドス レッド・ブレンド 2017年 ドニャ・パウラ アルゼンチン 赤 ルハン・デ・クージョ 750ml 980円税込み
(限定特売品)

このレッド・ブレンドはマルベック40%
、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、タナ3%のブレンド・ボルドー・スタイル。得意のマルベックがメインな分しっかりした仕上がり。単一品種でのリリースが多いアルゼンチン・ワインとしてはちょっと珍しい(笑)。
このロス・カルドス銘柄は、ドニャ・パウラのスタンダードランクで木樽熟成はしません。畑はもともとのウガルテックのもの。標高1050メートル、年間降水量は200ミリ、年平均気温は14℃。3月の夜二度にわたり収穫されます。
また、ロス・カルドス銘柄はスクリュー・キャップのものですが、これはコルク(笑)。ワイン自体もロス・カルドス銘柄より少し上級の印象です(笑)。あと木樽のニュアンスを隠し味程度感じます。飲んだ印象もほどよい濃さがあり、過不足なし。赤や黒の果実味がタンニンにバランス良く調和しています。2017年が今飲み頃でありとてもお得感があります。もっともインポーターさんの輸入終了の事情によって980円税込みにての限定特売品となっております(笑)。

●ブロヴィンシア・ディ・パヴィア  ロッソ 2019年 アジェダ・アグリコーラ・カステッロ・ディ・ステファナゴ イタリア ロンバルディア 赤 I.G.P. 750ml 1998円税込み

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インポーターさん資料より (一部岡本補遺)

ステファナゴ城はミラノから南に約70kmの丘陵地帯に位置します。11世紀に造られたといわれる城は、標高500mと周囲で最も高い場所にあり、中央には28mの望楼を持ちます。城の建造に使われている石は大人の男性でも持ち上げることは不可能な重さですが、魔法によりこの城は一晩で建造されたという伝説が残っています。(1824 Defendente Sacchi "The Plant of Sighs") 城は時代の変遷と共に所有者が変わり、1810年より現在のバルファルディ家が所有しています。 オーナーは貴族の家系です。現在のオーナーは、5代目のジャコモ・バルファルディ氏
で、その弟のアントニオ氏が畑と醸造を取り仕切っています。所有する地所は135haそのうち葡萄の栽培を行っているのが20haのみ。平均収穫量は30~40ha
葡萄畑の環境づくりとして自然の生態系を生かすために、畑以外の土地には森や池などが残されています。電力はソーラーパネルで太陽光を使用しているため、遠方から延びる送電線などはなく自然を邪魔しません。1998年にオーガニック認証を受けており、現在はビオロジック認証。発酵は野生酵母のみを使用。添加するSO2も赤ワインでは10~40ml/L、白ワインでは30~50ml/Lと最低限に抑えています。認証の基準を下回っています。ワインはヴィーガン(醸造過程で動物性由来の成分は使いません)対象です。堆肥は動物性を使っているのかな?

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このワイナリー ステファナゴはホームページを持っていないようです。やはり貴族はがつがつしません(笑)。この辺はマスキューとは大違いです(笑)。あと一番重要なのは本物の貴族は嘘をつきません(笑)。イタリアはわりと貴族の末裔の名前をブランドとして利用する不埒な輩が多く、名前倒しのワイナリーも多くあります(笑)。それ専業ともなるとビジネス・ライクにならないとワイナリー運営に支障がきたしますから、まあ、無理はないのですが。ステファナゴはその辺も心得ているようですね。無理に拡大すると止まれなくなるのを承知してますね(笑)。
品質を落とすくらいなら作らない方がましと考えているような気がします。

飲んだ印象からステファナゴはどうやら本物の貴族のようです。
まず畑の写真を見ると畑に除草剤の類いは撒いていません。あと仕立ては背の高いシングル・グイヨです。収穫量の多いダブルにしていません。なかなか出来ない選択です。かなり密植しており1ヘクタールに4~5000本くらいの植密度です。1本の葡萄樹から作られるワインは1本以下のはず。彼の地においては渾身の作りですね(笑)。
このワイン、クロアチーナ34%、ウーヴァ・ラーラ33%、メルロ33%のセパージュ。本来的にはボナルダなどのオルトレポ・パヴェーゼのD.O.C.を名乗れる地だと思いますが、メルロを使うことでブロヴィンシア・ディ・パヴィアI.G.P.を選択したようです。個人的にも彼の地のメルロのポテンシャルを高く評価する私には、とても良い選択と思えます(笑)。同じロンバルディアのオルトレポ・パヴェーゼの名門カステッロ・ディ・ルクサルノのメルロ・ブルーを彷彿させるものです。
手摘み収穫したあと除梗・撰果しステンレス・タンクで野生酵母で発酵させたもの。発酵温度は低そうです。
早く飲めるように仕上げてますが、充実した旨みとタンニンの滑らかさにはビックリ。
これほどの凝縮感があるのに2019年とは
!おそらくプレスしないフリー・ラン・ジュースのみでワイン作りをしていそうです。折り合いが良く、雑味がありませんし、広がり余韻の長さは立派(笑)。プラムやプルーン、チェリーなどの果実味は明瞭、しかも慈味深くとても柔らかく滑らかで自然に飲めるのは、すべての工程で手を抜かない正銘さの証です。そのシンプルな美しさに心奪われます(笑)。


〇ヴィレ・クレッセ トラディション "レ・ピエール・ブランシェ" 2019年 ドメーヌ・アンドレ・ボノーム フランス ブルゴーニュ 白 ヴィレ・クレッセA.C. 750ml 3380円税込み

これはアンドレ・ボノームのジェネリック ヴィレ・クレッセです。孫の代になってかつて以上の輝きを取り戻しました

タイトで緻密な酸、溢れんばかりのミネラル感は圧巻。コート・ド・ボーヌの名門ドメーヌの良策年の村名クラス。まだ
、閉じていてディテイルは明瞭ではありませんが、口の中での広がり余韻の大きさは正銘のシャルドネ。開けてから1週間くらいは十分に楽しめます(笑)。
これは緩傾斜の畑の上部を新たに開墾し作った区画の葡萄を中心に作ったもの。地山の石灰岩を細かく砕いて底土にしており、農閑期に少しずつ作ったものだと思います。このため畑の表面が白く輝きキュヴェ名『ブランシェ』にしたようです(笑)。ピエールは一番頑張った人の名前かな(笑)?
ワインの発酵・熟成にはステンレス・タンクのみを使用。木樽のニュアンスはまったく感じないひたすらクリーンな仕上がり。10年後に飲んでみたい衝動に駆られる驚きのヴィレ・クレッセです。アンドレ・ボノームのヴィレ・クレッセを飲んで、これ程までに衝撃を受けたことは今までありませんでした(笑)。
恐るべきワインです!

アンドレ・ボノームは、ブルゴーニュのマコネ地区でヴィレ・クレッセA.C.の白ワインを生産するアペラシオンを代表するドメーヌです。超一流と言われる星つきレストランの多くが採用するドメーヌとしても名声を得て、高名なワイン評論家の称賛を浴び、マコン地区のシャルドネを生産するドメーヌのトップランナーとなっております。ヴィレ・クレッセの特徴となるミネラル感と肉付きの良さは飲み手を惹き付けて止みません。


ドメーヌは1956年にアンドレ・ボノムと彼の妻ジゼルによって設立されました。当初は当時のアペラシオンであるマコン・ビィレの4ヘクタールで、父親のジョセフ・ボノムから受け継いだもの。もともとヴィニロンの血を受け継いでいますから、今の建物の壁にドメーヌ・アンドレ・ボノームと大きく格好良く書いてある上にヴィニロンとも書いてあります。ドメーヌの矜持ですね(笑)。
アンドレ・ボノームは元詰めを始めた先駆けの生産者であり自身のワイン、ワイナリーの向上に研鑽を積む一方で地域のドメーヌ・ワイン生産者のリーダー的存在として活躍。。1998年に新たなアペラシオン ヴィレ・クレッセA.O.C.設立の立役者として地元で尊敬される存在となっております。これは従来のヴィレとクレッセのコミューンの分類された区画を合計430ヘクタールにまとめた新たなアペラシオンです。ソーヌ川に程近いヴィレとクレッセの町の粘土石灰岩のミネラルに富んだ土壌地域として、マコンひとまとめの枠組みからの自立を果たした訳です。

ドメーヌは、彼の娘ジャクリーヌと娘婿エリックによって経営されています。そして今や、彼らの息子たちオレリアンとヨハンがワイン学の資格を取得した後、ドメーヌの仕事に関わっています。ブドウ畑は12haにまで拡張されました。新たに拡張した斜面上部の水捌けの良い区画がヴィレ・クレッセの畑のようです。そしてオール・クラッセの上のキュヴェを増やし更なる高みを目指していますね(笑)。丁寧な栽培もさることながら1ha当たり8000~10000本の葡萄樹を密植。仕立ては低いグイヨ。丸っきりのクラシックなブルゴーニュ・スタイル。エコセールとABの認証も取っており、余分な農薬は使わない極力自然な栽培法。区画毎に手摘み収穫した葡萄は注意深く区画毎に発酵。出来上がったワインの特徴を生かすように熟成に使う樽を変え
る細心さ。とんでもないハード・ワークに支えられて出来上がるワインは珠玉のもの。100年を越える樹齢の葡萄樹もあり、平均60年の樹齢の宝のような畑のポテンシャルを最大限に引き出すことを目指しているのです。
ともすれば酸が少なくなり勝ちのヴィレ・クレッセにあってしっかり酸を残すスタイルなのは果汁のphを低く保つように腐心。どうやら発酵槽に房ごと入れる技があるようです。ジャイエ・ジルの醸造法と同じようですね(笑)。それにより遅く収穫して減った酸を補うことが可能。アルコール分の高いハニーな味わいでありながら酸のある長命なワインを作ることができるのかと(笑)。

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今週末の試飲会用ワイン並びました!

Mar 25, 2021 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今週末の試飲会用ワイン並びました!

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いつもながらのバタバタとなりましたが、ギリギリセーフかな(笑)。
ここのところ特別特価品やら限定品が多く仕入れが難しい。あまり過剰にはとれないし、かといって足りなくなるのも困ります。まあ、試飲会で出る分量は想定内ですし、足りなくなりそうならば先行して追加発注をかければどうにか間に合いますが、実は今回プロセッコが危ない。
煽る訳ではありませんが、入荷数量が限定されていたので追加発注不可。

う~ん。
困ったなぁ。

せめて試飲会中だけでも足りなくならないと良いのですが…。
前もってのご予約はオッケーですので、お声がけくださいませ。

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Mar 23, 2021 by weblogland |
今月3月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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まだまだコロナに油断出来ませんから、ひっそり行いますので、こっそり来て、素早くティスティングをお願いいたします(笑)!
ティスティングは一度に最大3名(組)、
お一人様15分以内と言うことでご協力お願いいたします!
26日(金)は17~20時30分、27日(土)は11~20時30分。いつも通りのスケジュールとなります。


ちょっと甘いですけど、春らしい暖かさに誘われるような白ワインです(笑)。
〇ゲヴュルツトラミネール 2018年 フォリス・ヴィンヤード・ワイナリー アメリカ オレゴンA.V.A. 白 750ml 1414円税込み

とってもとっても珍しいオレゴンのコスト・パフォーマンスに優れたゲヴュルツトラミネールの登場でございます(笑)。
オレゴンというと麗しのドメーヌ・セリーヌがあるウィラメット・ヴァレーが有名。もちろん価格も麗しく高い(笑)。同じオレゴンと言ってもカリフォルニアに近いログ・ヴァレーAVAに属します。

このフォリス・ヴィンヤード・ワイナリーは1971年に現オーナー、ガーバー氏がオレゴン州のはずれ、南西部のログ・ヴァレーAVAに土地を購入したのが始まり。この地はオレゴンの中でも標高が450-480mと高く、冬は雪が積り厳しい季候。葡萄の生育期から成熟期、昼夜の寒暖差が20度以上にも及ぶ過酷な地。スペインのような大陸性気候のようですね。基本的に人が住むには適しませんね(笑)。あと水の確保にも困難があるという点でワイン造りには適さないと考えられていましたが、それを覆す大成功を成し遂げました。
どうやらカリフォルニアの温暖とオレゴンの冷涼さを併せたようなバランスの取れたワインが生産出来るようです。
1995年に自らのワインを初めて瓶詰めしてリリースします。現在はメインラベルとなる『フォリス』とエントリーラインの『スワロー』の二つのブランドを展開します。
この『スワロー』銘柄のゲヴュルツトラミネールは濃さの塩梅が良くありがちな過剰感が無い(笑)。ゲヴュルツトラミネールらしい薔薇やライチ、マンゴーなどのアロマたっぷり(笑)。ゲヴュルツトラミネールらしい苦味やスパイシーさもありながら、とてもフレンドリーなワインとなっております。デイリーに飲めるゲヴュルツトラミネールは貴重なのです(笑)。


暖かさが増すにつれ売れ行き好調(笑)?
◎プロ・セッコ 『トレヴィソ』 ブリュット  レ・コンテッセ イタリア ヴェネト 発泡性 白 750ml 1480円税込み

※在庫限りの限定特価品となります。

マスキューの定番プロ・セッコはコンテッセの作る『トレヴィソ』 エキストラ・ドライですが、これは同じコンテッセの作るブリュット。エキストラ・ブリュットより少し甘く感じますが、その分コクがあり飲み応えがあります。残糖分は10g/Lと甘すぎることはありません(笑)。香りもより立ちます。今回某インポーターさんからの訳あり大特価セールとなります。訳って何?コロナの性でちょっと余ったのかな?

食前の乾杯に1杯だけ飲んで、すぐその存在を忘れてしまうようなお手軽なプロセッコとは明らかに違う、食前から食中ずっと楽しめる上等なプロセッコが入荷しました!是非お試しいただきたい秀逸なプロセッコです(笑)。

レ・コンテッセ社はプロセッコに最適とされるコネリアーノ地区に畑を所有、丁寧な栽培で質の良い葡萄を育てています。

グラスに注ぐと、これがプロセッコ?と思うくらい濃い麦わら色。豊かな香りと厚みがある果実味によくあってとても自然。ラムネのような優しいライム香にアカシアの花、夏みかんの花、桃、リンゴ、カリンといった明瞭で華やかな香味、草の匂いやハーブのニュアンスが混じり爽やか。余韻にはほのかにハチミツを感じ上等。

うーん。

今まで飲んできたプロセッコって一体なんだったの(笑)?

ガス圧が5.3気圧ありますが、液体との溶け込みがよくグッド。トラディショナルなプロセッコは葡萄の収穫を早めにします。そうすることによりしっかりとした泡を確保でき、ラムネのような清涼で優しいライム香が漂います。

タンク内二次醗酵のいわゆるシャルマ方式でプロセッコは造られますから、生産者は初期投資設備にコストかかかります。このため生産者も中規模以上の生産者に限られ、生産量もいきおい多くなる傾向があります。ですから海外に輸出されるプロセッコはあまりプロセッコらしくないものが多くなりますね(笑)。
やはりコンテッセはベスト・チョイス(笑)。


●ブルゴーニュ ・オート・ コート・ ド・ ニュイ  ピノ ・ノワール 2018年 ドメーヌ ・ギィ ・シモン ・エ ・フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 1980円税込み

マスキュー最安値のブルゴーニュの赤ワインです(笑)!
確かに2000円を切るブルゴーニュはございます。大概がいわゆるネゴスのもの。ただし、ピノ・ノワールの味わいは開けてから10分ほどで消失(笑)。後はバランスを崩すのみ!まあ、名前だけのブルゴーニュですね。それはいくらなんでもマスキューでは扱えません。
これは軽めのピノ・ノワール。ブルゴーニュのピノ・ノワールなのです(笑)。同じオート・コートでもジャイエ・ジルのオート・コートの凝縮した味わいを間違っても期待しないこと(笑)!
この2018年は暑い作柄を反映してかオート・コートというよりはニュイ・ヴィラージュの雰囲気。ちょっと粉っぽい舌触りがあり、いかにもニュイのピノ・ノワールらしい出来上がり。そしてそれなりに懸命にバランスを取っている姿は可愛い(笑)。醸造時に10%ほど果梗を残し酸を補っているようです。とりあえずちょっと冷えたブルゴーニュのピノ・ノワールを飲みたい!という衝動に駆られた時、これがあれば禁断症状は治まるかな(笑)?翌日になるとさすがに香りは落ちますが、ピノ・ノワールらしい舌触りの液体にホッとさせられます(笑)。

◎キアレット 2020年 ロ・ゼルボーネ 
イタリア ピエモンテ ヴィノ・ロサート 750ml 1,791 円税込
待ちに待ったキアレットの再入荷です!

以前は2013年。前回は2018年。2019年をジャンプして今回は2020年。出来立てですね(笑)。今回も生産量に余裕があったため、わざわざ日本向けに作ってくださったとか。嬉しい限りでございます(笑)。

瓶詰めして船に乗って日本に着いたばかりですから、予想通りワインはまだまだ飲み頃ではありません(笑)。飲んだ印象はボトル・ショックと酵母臭がカオス(笑)。

抜栓後しばらくするとビオ・ワイン特有なクレーム・ド・ブリュレの香りに収斂されて行きます。その下には赤く甘いジャムのような香り、プラム・ラズベリー・チェリー・グレナデンの果実が見え隠れ。時間の経過と共にそれらが徐々に出てきてバランスが整うはず。今年の夏を過ぎるとワインとしてはだいぶ出来上がるのかしら(笑)?

『すぐ美味しい。凄く美味しい。』のは虫が良すぎるのかな(笑)。まあ、360本しか日本に来ていませんから、待っていることは出来ません(笑)。次がありそうにないですから(笑)。

ワインが瓶詰めされてから出来上がっていく過程を経験するのも一興。もちろん私の経験、予想が正しければ私は幸福になれます(笑)。なぜなら、私がもっとも優れているロゼ・ワインと、勝手に高く評価しているからでございます(笑)。大好物なのです(笑)。
まあ、昨日の晩御飯のおかずを忘れる人間に先のことを予想されるのは心外かな(笑)。

ついでながら、これもSO2無添加。

さらについでながら(笑)、

大日本ロゼ・ワイン普及協会会長(家内)「カオスも含めて美味しく飲めるんだから凄い!」

さすが!カオスも楽しむとは!


以下2013年の記載

ロ・ゼルボーネは2003年にファビオ・ソマッツィさんが設立しました。リグーリアとピエモンテの州境にあるロッカ・グルマルダ村。バローロのあるアルバの東と言えば分かりやすいかな(笑)。D.O.C. ドルチェット・ディ・オヴァーダの中心地にある3ヘクタールのワイナリーを取得しました。
 
畑は標高130~170m の南東向き斜面で風通しも良く、土壌は火山と砂質の混成土壌で水捌けも良く、下草が生えにくいことに着眼。有機栽培を始めました。2010年にはイタリアの公的有機認証機関BIOSの認証を取得。その後SO2無添加のワイン生産を目指しています。手法は所謂ビオロジックですから、割りとフレキシブルで現実的(笑)。発酵にはステンレス・タンクのみ使用。ビオデナミほど原理主義的ではありません(笑)。状況に応じたワイン造りは、すべて葡萄本来の味わいを出すため。場合によっては自然酵母に一部培養酵母を混ぜたり、最小限のSO 2 添加もします。とは言え残留SO 2 が30mg /L以下を達成していますから立派(笑)!多大な尽力を感じる将来性のある生産者なのです。収穫量もすべてのキュヴェが1本の葡萄樹からワイン1本以下で
あることは想像にかたくありません。

このワイン、ドルチェット100%で造られたキアレットです。

手摘みで収穫し撰果後プレスし果皮を取り除き、15℃の低温でステンレス・タンクにて6日間アルコール発酵します。そしてそのままマロラクティック発酵をし、最長12ヶ月熟成させて瓶詰め。
キアレットというと黒葡萄をすぐに圧搾することで出来る淡いロゼ・ワインですが、これは色が濃い(笑)。ボジョレー位のルビー色です。やや暗めかな。もともと栽培されたドルチェット自体の果皮の色素が相当濃いことが予想されますね。

まずSO 2 無添加らしいビオ臭がしますが徐々に薄れ、口に含むとプラムやベリーの凝縮された酸っぱいほどの果実がたっぷり感じられます。ドルチェットらしい果実味だけを取り出したかのようです。柔らかながら、広がり奥行きは果てしないほど。そしてそれが強靭さの裏返しだと気づかされます。

こんなに力があるロゼ・ワインは初めてです。

残留SO 2 は23mg / L 、アルコール分は14%。赤ワインにするには出来の足りない葡萄から造ったロゼでないことはたしか。



●シャトー スゴンザック ヴィエイユ・ヴィーニュ 2016年 ボルドー クリュ・ブルジョア 赤 ブライ・コート・ド・ボルドーA.C. 750ml 2074円税込み

ドルトーニュ川右岸の一番河口よりのアペラシオン ブライのシャトーです。
2004年にブライ地区のクリュ・ブルジョワ・コンクールにてNo.1に選ばれたという実力派。右岸のスター ポムロールを連想させるまろやかな口当たりと、果実味豊かでバランスの取れた味わいです。タンニンにある芯の強さが特徴的。クラシカルなボルドー・スタイルですね(笑)
。飲むと安心出来る上質さはグッド(笑)!

このワイン、セパージュはメルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、マルベック10%。ステンレス・タンクで発酵後、バリックで12ヶ月熟成(新樽比率20%)します。造りはそれと言って特別なものではありませんが(笑)、もともとのワイン栽培の良さがあるので、抜栓後
の持ちが良く崩れません。レベルの高さが分かろうかと(笑)。レベルに書いてあるヴィエユ・ヴィーニュは伊達ではありません。古木ならではのしっとりとした凝縮感由来の旨味を感じます。
このレベルのワインなら、ボルドー・ワインとして飲み手を納得させられるはず(笑)。今は無いマスキューの大定番のシャトー・ブリソンの後釜になれるかな(笑)?


●ソリュス・ルージュ 2005年 シャトー・ド・カラギズ  南フランス コルビエールA.C. 赤 750ml  2451円税込み


コルビエールの名門ワイナリー、シャトー・ド・カラギズ。コルビエールのトップランナーとしてヒュー・ジョンソンなどから高く評価されています。ちょっと複雑な変遷をしていますので、インポーターさんの資料を後で載せておきます。

これは一度目の熟成のピークに達した南フランス・コルビエールの赤ワインです。今年は2021年ですから収穫後16年目ですね(笑)。まあ、5年以内には飲みきるべきワインが溢れる昨今。長く熟成する本格派のワインにはとんとお目にかかれない。特に温暖な南フランスでは出来上がるワイン自体に酸が少ないため、その存在すら疑われます(笑)。
でもですね(笑)、探せばある!
飲んだ瞬間感じるワインの良さ、正統さ

丹精込めて造られたカリニャン独特の赤酸っぱいスモモのような香りは奥深く複雑で優美。特徴的にキメ細やかな酸とタンニンの織り成す様は壮麗であり、時間の経過とともに力が増し、腐葉土やスパイス、海藻などのニュアンスに溶け込んだ果実味、タンニン。その開く姿は威厳すらある!
グレート・ワインの範疇ですね(笑)。
尽力したワイン造りだけが到達出来る世界。除梗した造りでも達する極み。選ばれしワインかと。翌日になると液体に粘性が増しすべてが整う。
実に美味しいのです(笑)。


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試飲会の合言葉はH.C.S.

Mar 22, 2021 by weblogland |
お客様「マスキューさん、今月末は試飲会やるんですか?」
私「はい!まだコロナを無視出来ませんから、ひっそり行いますので、こっそり来てくださいね(笑)。」
お客様「H.C.S.ですね(笑)。」
私「?」
お客様「ひっそりやっているから、こっそり行って、さっさと帰る(笑)。H.C.S.(笑)。」

私「なるほど!でもですね、最後の『さっさと帰れ』とは言えませんよ(笑)。そうだ!『素早くティスティング』のSにしましょう!」

そんな訳で試飲会の合言葉はH.C.S.でございます(笑)。

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試飲会番外編

Mar 04, 2021 by weblogland |
う~ん。
見てくださいこの澱の量。

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先日の試飲会で皆さんを驚かせたシャトー・カンテランヌ1995年です(笑)。
まあ、よくこんなに長く瓶熟成したものだ(笑)。2回目のピーク後半の味でしたね

私は常々除梗したワインは長い熟成に耐えないと言っておりましたが、これは除梗したもの。要は葡萄果粒だけで発酵したワインです。圧倒的な酸とエキス分があれば除梗しても熟成すると言った方が正解ですね。
でもですね、今風のワインで20年以上の熟成に耐える造りのワインはどのくらいあるのか?と考えると絶望的。かといってワインの評価は熟成力だけではありませんから、それが救い逃げ道でもあります(笑)。
ここだけの話、何万円もするワインを造り販売しながら『10年は持ちます。』なんて平気な顔して語る生産者はザラ(笑)。
あんた錬金術使か(笑)!

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さあ、明日、明後日の(金)・(土)はマスキュー エア・試飲会です!

Feb 26, 2021 by weblogland |
さあ、明日、明後日の(金)・(土)はマスキュー エア・試飲会です!
ご常連のお客様はもう始動(笑)。
お客様「マスキューさん!今回はオールド・ヴィンテージのワインがあるから無くなる前に来ましたよ(笑)。」
私「それはそれはありがとうございます(笑)。まだインポーターさんも在庫に余裕があるみたいですから大丈夫かと。」
お客様「日本に何本くらい来たのですか?

私「300本だそうです。まだワイン・ショップに出回ってないようですから、3月中くらいは大丈夫だとは思います。試飲会で好評でしたら追加発注も出来ると思います。」
お客様「へぇー、これが1995年のワインですか?微妙に液面に差がありますね。」
私「はい。一番低いものも飲みましたが、品質は大丈夫でしたよ。まあ、一番液面の高いものをお選びくださいませ(笑)。」
お客様「マスキューさん、これって何時頃瓶詰めしたのですか?」
私「一度瓶詰めしたものを途中でコルクを打ち直しているようです。コルク自体はショボいですからこれだと25年は絶対に持ちません(笑)。今蔵元にリコルクの件を問い合わせています。」
お客様「こんなに安いのに良心的ですよね
(笑)。」

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Feb 24, 2021 by weblogland |
今月2月26日(金)、27日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
もちろんエアですから、ひっそりやっておりますので、こっそりお出でくださいませ。3名定員でお一人様15分ですから素早さが要求されます(笑)。


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今回のトップセラーの予感(笑)。
●アルデーヤ ガルナッチャ 2018年 パゴ・アイレス スペイン アラゴン 赤 カリニェナD.O.P. 750ml 980円税込み

このワイナリーは歴史が古く12世紀から続く農園が起源。現在はフェデリコ・ラモン・ファミリーの所有で1980年代から大幅に整備され、アラゴン最大の個人経営農場の一つとなりました。(バルセロナのラモン・ロケッタ・ファミリーとは別。念のため。)
また、パゴ・アイレスはアラゴン地方で唯一パゴに認定されているワイナリーです。パゴとはフランスのシャトーと同じような感じです。ただワイン生産ヒエラルキーの頂点でもありますから2019年現在、スペイン全土で20社ほどしかありません。ワイン自体のオリジナリティーを所有する畑とリンクさせる生産体制を確立することで、そのワイナリーのブランド力を強化し、ひいてはそれを地域にフィードバックする目論見でございます(笑)。ワインの品質が上がりますから、消費者、生産者ともにウィン・ウィンかな(笑)?

これはパゴ・アイレスの自社畑で作ったワイン『アルデーヤ』ブランドのもの。
樹齢20年のガルナッチャ(樹齢25年以上でないとヴィーノ・デ・パゴは名乗れない。)にヴィーノ・デ・パゴ認定のガルナッチャを加えて作ったもの。真性のセカンド・ワインですね(笑)。
標高が高く寒暖差の激しい大陸性気候のカリニェナ。そのためハンギング・タイムが長くゆっくり葡萄は成熟します。
10月第一週の夜間に機械で収穫。すぐさま醸造場に搬入し撰果・除梗し10℃で6日間の低温浸漬。発酵温度を26℃に抑え20日間のアルコール発酵、そしてそのまま18℃に温度を下げ12日間の乳酸発酵でマセラシオン終了。安定化、ろ過後フレンチとアメリカンオーク樽(新樽40%)で5ヶ月間熟成し、全体をブレンドし少し寝かせた後瓶詰めします。
基本早く飲めるフレンドリーなスタイル(笑)。しっかりアルコール発酵していますから辛口に仕上がっていますが、甘く飲みやすい口当たり。ブラックやレッドの小粒なベリーの果実味は黒トリュフや海藻、ニッキやエキゾチックな香木のニュアンスを纏い、自然な伸びやかさ。ヘビーに近い中庸な有り様はお値段以上(笑)。寒暖差の大きな産地らしいしっかり酸を残したスタイルでこその出来映えです。


こんなデイリーなアリアニコってあるんですね(笑)。目から鱗でございます(笑)。
●アリアニコ 2015年 タブルニ・ドムス  
イタリア カンパーニャ I.G.P. 赤 750ml
1068円税込み

マスキューの定番白ワイン『グレーコ』を生産するタブルニ・ドムスのアリアニコ。以前はサンニオD.O.C.G.のものを扱っておりました。今回はI.G.P.のいわゆるデイリーなもの。でもですね、2015年のバック・ヴィンテージ(笑)。ラッキーです
(笑)。
まず、飲んで口に当たるものがない。微妙に樽のニュアンスがあり、それがアリアニコのタンニンととても良く折り合っています。すいすいグビグビいけますね
(笑)。アリアニコのチェリーの香りは控えめですが(笑)、粉っぽいタンニンとチェリーの香りはやはりアリアニコなのです
。こんなに軽やかで飲みやすいアリアニコがあるのは意外。毎日飲んでも飽きないスタイルは逆に嬉しい(笑)。ヘビーなアリアニコはたしかに美味しいのですが
、飲み手のお財布と体力を消耗させます(笑)。きっと彼の地でもデイリーに飲まれるのはこのスタイルなのだとある意味ほっとしました(笑)。


最近温暖化の影響で酸が抜けたブルゴーニュが多くてお嘆きの貴兄、やはり2017年は貴重なヴィンテージかと(笑)。
●ブルゴーニュ コート・ドーセール 2017年 ドメーヌ グラン・ロシェ フランス ブルゴーニュ 赤 ブルゴーニュ コート・ドーセールA.C.750ml 2434円税込み

いまでは最北のブルゴーニュとなったこの地、イランシーやサンブリの産地と言えばピンとくるかな(笑)。地図を見るとブルゴーニュと言うよりロワールに断然近い(笑)。
  
ドメーヌ グラン・ロシェはマスキューの定番サン・ブリの生産者です。とても良いワインを造る生産者です。ただし寒さの厳しい産地ですので、ワインに作柄の影響がはっきり出ます。
  
この赤ワインはピノ・ノワール100%。近年の温暖化の影響でファットにスタイルにこの地域のワインもなり勝ちですが、2017年はクラシックと言える作柄。良い作柄のオート・コートを彷彿します。艶やかで美しい果実味は今風ではありますが、好感の持てるスタイル。ブルゴーニュらしい味わいの赤ワインとするとコストパフォーマンスは高いですね(笑)。
 
フィロキセラ以前にはワインの一大集散地で、大産地でもあったと言うオーセール界隈。今でこそ無名な産地に甘んじていますが、もともとのポテンシャルは高いのです。
 

今ピークを迎えたバック・ヴィンテージです!
●キュヴェ・ド・ピエール クロ・サン・ショルジョ 2010年 フランス 赤 ルーション コート・デュ・ルーション・レ・ザスプルA.C. 750ml 3205円税込み

このドメーヌ・クロ・サン・ジョルジョ、1970年に3代目の当主となったクロード・オルタルさん。飲み頃になった古酒を瓶詰め、手売りでコツコツ売るマスキューのような商売をしています(笑)。でもなんと4,000人以上の個人顧客がいるとか!マスキュー敗れたり(笑)!

ドメーヌの場所はペルピニャンの南から20kmほど離れたトルイヤの町。カンテレーヌ川沿いの渓谷の段丘標高150mほどの
寒暖差のあるところのようです。基本的にはグルナッシュやカリニャン等の栽培適地。
このワイン、セパージュはシラー65%、グルナッシュ20%、ムールヴェードル10%、カリニャン5%。地元トルイヤ近郊の畑の樹齢平均25年の葡萄から作られました。2009年に相続した叔母さんの畑かもしれません。小石に覆われた粘土質・珪土質土壌いわゆるガリークです。ルーションA.C.の中で特に優良なワインの規格レ・ザスプルA.C.となっております。たしか2004年にA.O.C.認定されたかと。ワインはステンレス・タンクで低温でゆっくり発酵後、24ヶ月間熟成。木樽は一切使わずに熟成しています。瓶詰め後飲み頃になってリリース。今、ワインは一度目のピークとなっております(笑)。
味わいはまず全体の大きさ、引き込まれるような深みを感じます。とてもスケール感があります。まるでブラック・ホール(笑)。南フランスらしい凝縮した甘さ、スパイシーさ。すべてが溶け込んで一つのものになった果実味はそれだけで圧巻。飲み頃に熟成した意味がここにあります!どこがどう素晴らしいのか語るのが野暮で意味がない存在感なのです(笑)。

古酒のピークの味わいはなかなか経験出来ません!
●シャトー・ド・カンテランヌ 1995年 南フランス 赤 コート・デュ・ルーションA.O.P. 750ml 2074円税込み

このドメーヌ・クロ・サン・ジョルジョ、1970年に3代目の当主となったクロード・オルタルさん。飲み頃になった古酒を瓶詰め、手売りでコツコツ売るマスキューのような商売をしています(笑)。でもなんと4,000人以上の個人顧客がいるとか!マスキュー敗れたり(笑)!

ドメーヌの場所はペルピニャンの南から20kmほど離れたトルイヤの町。カンテレーヌ川沿いの渓谷の段丘標高150mほどの
寒暖差のあるところのようです。基本的にはグルナッシュやカリニャン等の栽培適地。


このワイン、セパージュはグルナッシュ85%、カリニャン15%。地元トルイヤ近郊の畑のもの。もともと叔母さんが近郊に所有していた「シャトー・ド・ラ・カモミール」における栽培とワイン造りも監修していましたが、このシャトーと畑を2009年に正式に相続して「クロ・サン・ジョルジュ」に統合することになった訳です。その際バックヴィンテージの在庫も一緒に相続し、それを「シャトー・ド・カンテランヌ」ブランドで引き続き販売している訳です。小石に覆われた粘土質・珪土質土壌いわゆるガリークのものです。クロ・サン・ショルジョがリリースするレ・ザスプルの畑のようです。平均樹齢35年。ステンレスタンクで発酵後、24ヶ月間熟成。木樽は使っていません。作りもきっとレ・ザスプルと同じですね(笑)。今リリースされ
ている2010年のレ・ザスプルと違うのはセパージュ。古典的なシンプルな組み合わせですもんね(笑)。
開けたては古酒らしく還元臭がします。なめし革の香りと言うヤツですね。でもですね、すぐに全開(笑)。ピークに達した古酒独特の舌の上を転がるような甘く甘露な酸。マディラ香のような酸化臭は全くせず、自由奔放に口中を転げ回ります(笑)。もちろん少しもの邪魔する要素はありませんから飲み手はなされるがまま(笑)。
おいちい!
こうなってくるとセパージュが何かなんて解りません(笑)。産地も解りません(笑)。ひたすら酸味と甘味のバランスに魅了されます。とはいえ単調ではなく基本複雑。枯れ葉、紅茶、コーヒー等が酸味甘味と相まってしかもリキュールのような凝縮した強さもある。
パンチェッタやサラミ等のしっかり凝縮した旨味に合いますね(笑)。
そして更に圧巻なのは翌日。ワインの姿は夕凪の如し。残照は最後の命の輝きを静謐なまでに海面をあまねく照らす。やがてくる闇を抗うことなく受け入れられる安寧した想い。小説『日の名残』を思い出しちゃいました(笑)。妄想も感極まる(笑)。
う~ん。
人生の最期はこうありたいものだとティスティング・スタッフのKさんと同感(笑)。

ともかくもこの価格で完璧に熟成した古酒が飲めるとは!クロ・サン・ショルジョに感謝しかありません!厚かましいと思われたくないなぁ(笑)。

以上5本、26日(金)は17~20時、27日(土)は11~20時。ひっそりやっておりますので、こっそり来て、素早くティスティングしてくださいませ(笑)。


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今月末のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

Feb 24, 2021 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今月末のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

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う~ん。
こうして眺めると今回のラベル・デザインは白と黒のモノトーンですね。暖色がほとんどないとちょっと寒そうです(笑)。
まあ、2月だからしょうがないかな(笑)?
あれ、6種類並んでる?予定では5種類のはず?
そーなんです。まず5種類並べたところ左端が空いてしまい寂しく見えました。そこでどさくさ紛れに仕入れたジャイエ・ジルのブルゴーニュ・オート・コート・ニュイ白2013年をどさくさに紛れて並べちゃいました(笑)。
「マスキューさん、いつもジャイエ・ジルのオート・コートの白はボーヌに限ると言っていたじゃありませんか?」
おっしゃる通り、おっしゃる通り!でございますがボーヌの白の在庫がありませんでした(笑)。このワイン、アルコール分が14%を越える作柄だとヘビー過ぎるのですが、2013年は13.5%で出来上がっておりますので、これはこれで宜しいのでないでしょうか?
いかがでしょう?

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明後日のマスキュー エア・試飲会に向けてちゃくちゃくです

Jan 28, 2021 by weblogland |
ふふふ(笑)。
明日、明後日のマスキュー エア・試飲会に向けてちゃくちゃくです(笑)。

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写真右側が今回のトリを飾るチェコのネロネット2018年です。今まで経験したことの無い味わい、どんなものか皆様により解りやすくするために得意の定点観測
(笑)。約3週間前に開けたものと比べていただきます!
最初飲んだ瞬間心を奪われたのですが、あまりにもユニークなスタイルの赤ワインですから、判断がつきにくい(笑)。それ故抜栓後時間が経ったものと比べれば、その良さは伝わるのでは?と思いつきいつもの定点観測(笑)。さて、その結果は如何?

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今月1月29日、30日のマスキュー試飲会のラインナップ並びました(笑)!

Jan 26, 2021 by weblogland |
今月1月29日、30日のマスキュー試飲会のラインナップ並びました(笑)!

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まあ、このコロナ禍ですから基本エア試飲会でございます。でもですね、お客様がいないでしょうから(笑)、その場合は適当にご試飲出来ます(笑)。もちろん最大3名様限度とさせていただきますのでご協力お願いいたします!

う~ん。いつものことですがラインナップのワインを並べるのは楽しい(笑)。ちょっと数が足りませんが明日追加分がきますから、格好はつくかな(笑)。
ところでラダチーニのフェティアスカ・アルバ目立ちますね(笑)。一番目のランブルスコ・ロゼとともに春の訪れを予感させてくれますね(笑)。
今回再入荷のランブルスコ・ロゼと東欧のワイン4本の計5本。特に後半の2本はなかなか面白い。眺めてるだけでニヤニヤしちゃいます(笑)。

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今月1月29日(金)、30日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

Jan 26, 2021 by weblogland |
今月1月29日(金)、30日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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まあ、このコロナ禍ですから基本エア・試飲会ですが、お客様が他に居なければ、15分以内なら適当にティスティング可(笑)。マスキューらしく適当ではございますが(笑)、手指消毒・空間除菌は徹底。密を避けるため一度のご入店は3名様までとさせていただきます。
尚、29日(金)は17時~20時、30日(土)は11~20時の開催となっております。エアですので、見るだけでも可能でございます(笑)。

今回は待ちに待ったランブルスコ・ロゼの再入荷。新春に相応しい味わいでございます(笑)。
◎ランブルスコ・ディ・ソルバーラ セッコ ザナージ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 ロゼD.O.P. 750ml 1885円税込み

これほど鮮烈なランブルスコは飲んだことありません!
しかもロゼ!
これはモデナにある2ヘクタールの畑で栽培されるソルバーラ種100%で造られたもの。ザナージが所有する畑で一番標高の低い砂質、粘土質土壌のもの。ザナージの畑で一番軽いワインが出来るようですね。とはいえ手を抜かないザナージ渾身のロゼ・ランブルスコなのです(笑)。
シャルマ方式で30日間マセラシオンし、さらに30日寝かせてから瓶詰め。表示にヴィンテージ記載はありませんが、おそらく収穫したばかりの単一年度のワインだと思います。直接圧搾法ではなくセニエ法を連想させる濃い薔薇色。香りはフランボワーズ爆弾(笑)。鮮烈な印象に言葉を失います(笑)。残糖分は12g/Lと普通に残っておりますが、全く甘く感じません。マロラクティック発酵はブロックしているとは思いますが、総酸は7g/Lもあります。それとタンニンも少ないため極めてドライな味わいとなっております。あっさり記述しましたが、これって相当大変なこと。快挙レベルだと勝手に思って興奮しております(笑)。
もちろん大日本ロゼ・ワイン普及協会といたしましては全会一致のロゼ・ランブルスコと認定いたしました!
一つ惜しむらくは真夏にこのワインを紹介出来なかったことです(笑)。このヴァイタルな味わいは、飲み手の心に突き刺さること請け合います。キック・インサイドな味わいなのです(笑)。
また、翌日になると圧倒的なフランボワーズの香りが収まり、薔薇のしっとりとした香りが支配的。全体の複雑さにうっとり(笑)。ワインの性格上香りの移り変わりは早いのですが、その局面でワインとしてのしっかりとした在り方をキープしているのは凄いのです(笑)。

この生産者ザナージは、1900年に現オーナーの3代前の農奴から身を起こしたルイージ・ザナージが開いた農園がもともと。4代目となった現在は養豚、チーズ生産、バルサミコ生産とワイン生産を複合的に行う近代的な農場となっています。ここでポイント(笑)。バルサミコ生産は長い蓄積を必要とされます。もちろんその収益は一家の生活の安定に寄与しますが、出荷までの時間がかかりますから、単独では簡単には成り立ちません。他の作物を作りながらの農園であればこそ可能。もちろんワイン生産も同様で、それぞれが補いあってリスクを回避でき、経営基盤を強化することが出来ます。さらに大事なことは、それを何代にも亘って継続蓄積することがノウハウと資本の蓄積になる訳です。

カステルヌオーヴォラン・ゴーネのティエピド川のほとりにある素晴らしいブドウ畑は氷河期に形成された多くの谷の1つ、アペニン山脈の山から崩れ落ち、川によって下流に運ばれた石から生まれた緩斜地となっております。樹齢50年を越える葡萄樹は棚仕立て。棚仕立てで50年の樹齢を越えるのは驚き!いかに収量を減らし葡萄樹に負担をかけない尽力の賜物。
天・地・人のすべてが詰まったワイン。しかもそれがランブルスコとは!


とってもとっても美味しくなった2017年産のモルドバ ラダチーニの上級品白赤
二連発!
〇フィオーリ フェテアスカ・アルバ 2017年 ラダチーニ モルドヴァ 白 750ml 1414円税込み

ところでモルドヴァの位置ですが、東欧ルーマニアとウクライナの間の小国。面積は日本の1/10ほど。緯度はボルドーより少し高いほど、気候はブルゴーニュに似ているとか。土壌は大穀倉地帯ウクライナの黒土と同じ沖積土、水はけは良さそうです。

歴史的に見ても、ヨーロッパ系葡萄 ヴィニフェラの原産地にあたる黒海沿岸周辺ですから、産地としてのポテンシャルは折り紙つき。かつてフランス人入植者を受け入れた経緯から植えられる葡萄は正銘のヴィニフェラが占めており、ソ連邦への一大ワイン供給地でした。最盛期はソ連邦の全ワイン需要の1/5を供給していました。ゴルバチョフによるアルコール禁止令以前は全国土の10%が葡萄畑であったそうです(笑)。
そしてソ連邦の崩壊後に産業としての葡萄栽培は自由を得たようです。ただし作付け面積はかつての半分以下になったようです。
また、民族はルーマニア人が多いようですが、軍事的に中立国のままEU加盟を目指しているようです。複雑な地政学的な立地が影響しているようですね。
そんなこんなでEUのワイン法に沿った原産地表示保護制度作り、90年代後半にはモルドバのワイン産業は欧州投資銀行から数百万ユーロの投資を受けた他、ロシアやイタリア等からもかなりの額の投資がありました。
このラダチーニ・ワインズはまさにこれ(笑)。
1998年に設立したアルバストレレ・ワインズ。外資の支援を受け設備やワイン造りの近代化を成しました。コドゥル、ステファン・ヴォーダ、バルル・ルイ・トライアンの地理的表示保護制度を受ける中心的なワイン産地に1000ヘクタールもの自社畑をもち、20箇所を越える醸造場を備えます。いきなりこんな会社が出来ちゃいますから、元々のワイン産業の規模が想像出来ますね(笑)。ソ連時代の巨大農場の名残でもありますね。
このラダチーニ・ワインズはその1ブランドのようです。

これはいわゆるラダチーニ・ブランドの中級ブランド『フィオーリ』の白。ステファン・ヴォーダ地区で栽培されたモルドヴァの地場品種フェテアスカ・アルバ
100%で造られてます。温度管理されたステンレス・タンクで発酵後約3ヶ月熟成されてから瓶詰め。
ルーマニアを中心に東欧で広く栽培されるフェテアスカ・アルバは通例マスカット種に似た味わい。フレッシュ&フルーティーが身上。ルーマニアのドイツ向けのラベルには「乙女の葡萄」と書かれるとか。蛇足ながら赤の変種フェテアスカ・バベヤスカは「祖母の葡萄」だそうな(笑)。このワインはどちらかと言えばグリューナー・ヴェリトリーナに似たスタイルかな(笑)。フレッシュで上品な滑らかさは上等な証。乙女というより熟女(笑)?東欧の白ワインに共通の白胡椒の香りが肉厚な果汁に深みを与えています。心地良いアプリコットやグレープフルーツなどの柑橘類、白や黄色の花のニュアンス。合わせる料理は豚肉であり、バターやオリーブオイルではなく穀物系の油を使った料理とは相性がとても良い。中華料理や和食にはバ
ッチリです(笑)。
しかも赤同様コスト・パフォーマンスが抜群に良い!嬉しくて困ってしまいます(笑)。

●フィオーリ フェテアスカ・ネアグラ&シラー 2017年 ラダチーニ モルドヴァ 赤 750ml 1414円税込み

これはラダチーニ・ブランドの中級ブランド『フィオーリ』の赤。ステファン・ヴォーダ地区で栽培されたモルドヴァの地場品種フェテアスカ・ネアグラ55%、シラー45%の比率でアッサンブラージュしたもの。フェテアスカ・ネアグラ100%のものより柔らかめ(笑)。シラーが果実味に複雑さを加えています。
手摘みした葡萄を特別なイーストで発酵させたとか。果実味豊かで酸があり、ラダチーニ共通の透明感のある旨味たっぷり、赤や黒のベリー、プラムの味わいとの折り合いのつけかたは立派(笑)。広がり、奥行きもありフィニッシュも美しい。飲んだ印象だとラダチーニ・ブランドのものよりワン・ランク上(笑)。畑の収穫量がラダチーニ・ブランドのものよりかなり少ないようです。
バリックによる木樽熟成6ヶ月ほど一部をステンレス・タンクで8ヶ月熟成。バリック100%ではありませんから過剰ではなく、液体濃度とのバランスがとても良い。
一見ボルドー・スタイルですがボルドーには見当たらない(笑)。かといってニュー・ワールドのような無理がない。特に柔らかなタンニンが特徴的なモルドヴァの良品と言うしかありません(笑)。
しかも、恐るべきコスト・パフォーマンスなのです。
ところでフェテアスカ・ネアグラですが
、もともとは主にルーマニアで栽培される白葡萄フェテアスカ・アルバの変種。
白葡萄から黒葡萄が生まれたんですね(笑)
。ただ、そのポテンシャルの高さから将来の開花が期待されていました。ようやく開花したようですね(笑)。


これほど飲みやすいワインはあまりなかろうかと(笑)。ビギナーからベテランまで万人受けします!
●パンノンハルミ トリコッシュ レッド 2019年  パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー  赤 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml 2150円税込み スクリュー・キャップ

パンノンハルマは限定された葡萄栽培地区 1996年に世界遺産になったベネディクト派の大修道院が有名です。この葡萄園も修道院に付随する生産の場。共産主義政権が倒れてから復活しました。2000年からハンガリー国営銀行が後押しすることで復活に加速度がつきました。永続する祈り、生産、学びの場として復活させる民族的な遺産・資産なのです。

そんな訳でワイナリー名はパンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセトは『パンノンハルミ大修道院付属ワイナリー』の意味のようです。

個人的にはここで造られるオラズリースリングが大好きなのですが(笑)、これは赤。白しか作っていないと思っていました。赤も生産していたのですね(笑)。でもですね、セパージュはピノ・ノワール40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%。聞いて倒れそうになりました(笑)。この組み合わせどう考えてもミス・マッチ(笑)。セオリー無視です(笑)。コンセプトが『世界中から巡礼に訪れる信者に親しみをもってもらうため国際品種を使う。』そのコンセプトは解りますが何も…(笑)。
ところが飲んでビックリ!美味しいのです。高貴とは言えませんがフレンドリー。タンニンはあくまでも滑らか。誰が飲んでも美味しいと言う出来映えです(笑)。赤ワインが苦手のワイン初心者から何十年もワインを飲み続けた強者も美味しく感じます(笑)。これってありそうでない!確かにセパージュ由来の果実味がはっきりと伝わってきます。プラム、ベリー、チェリー、ストロベリーなどの果実味がたっぷり。ハンガリー・オークの228L樽で6ヶ月熟成させた効用か、腐葉土やトリュフや杉、森などを連想させるニュアンスとたっぷりの果実味とのハーモニーは美しく、しかもそれが艶やかで優しく深みがある。飲み手を癒し心酔させてくれます。抜栓後時間が経つとガメイっぽくなりますが、ワイン自体がしっかりしていますから崩れ
ません。基本秀逸なのです。アルコール分が14.5%とかなり高いのですが、それを感じさせません。酸とエキス分、タンニンの多さで折り合いをつけていますね(笑)。
ワインの乾燥抽出物が残糖分を除くと26,7g/Lと驚くほど高い数値所以かと。
この乾燥抽出物量とは1リットルのワインを乾燥させたあとに残る物の重量。アルコール以外のエキス分。このワインは残糖分が3.5g/Lありますから、トータル乾燥抽出物は30.2g/L。例えば3,000円くらいの濃いプリミィティーボがトータルで28gほど、ただし残糖分が8gくらいはありますからそれを差し引くとこのワインの濃さが解ろうと言うものでございます(笑)。グレート・ワインと遜色無い良い造りのワインなのです。
今まで私はドライ・エキストラクト(乾燥抽出物)についてはブログで触れたことがありません。これはインポーターさんの分析表の記載事項なので、表に出さないのがルールと思っておりました。実際に見せてくれないインポーターさんもおります(笑)。単に私の個人的なお勉強としてインポーターさんに分析表を覗かせてもらっています(笑)。テイスティングの精度が上がるんですよね(笑)。
ところがこのトリコッシュのラベルにははっきりと記載されております。それ故その説明をするのは私の仕事と考え、今回初めて触れさせていただきました。
自信の現れであり、であるからこそ記載する。そういう時代になってきたようです。ハレルヤ パンノンハルミ大修道院!


今回のトリはチェコ!かなり衝撃的でございます(笑)!
●ネロネット 2018年 ジョージ・ウヘレク チェコ モラヴィア ブラトニーチェV.O.C. 赤 750ml 3300円税込み

2,000年の歴史があるといわれるチェコのワイン生産地域は、プラハの北のボヘミア地方(栽培面積わずか720ヘクタール)や、南部のブルノの南のモラヴィア地方(栽培面積ほぼ19,000ヘクタール)で多く生産されています。それぞれにサブ・ゾーンがあります。モラヴィアはオーストリア南部のバッハウ渓谷などの銘醸地
に繋がっていますから、チェコワインの中心地となります。北緯49度の乾燥した冷涼な大陸性気候は特に白ワイン生産に向いているようです。
その歴史に関する記録によれば、中世には貴族や商人に親しまれ、のちにポーランドやウィーンの王宮からも注目されるようになったという記述も残されているそうです。ピルスナービールの本家であるからか、国民一人当たりのワイン消費量は19Lで国産ワインで賄えるのは1/3と少なく、多くは輸入バルク・ワインに頼ります。市場は大手の輸入物と小規模生産者のワインに二分されます。

ジョージ・ウレヘクがあるのはモラヴィア地方で、VOCブラトニーチェエリア。 畑は、モラヴィア地方のモラヴスキー・ジシュコフとドルニー・ボヤノヴィツェという2つの村にあります。所有面積は合計8ha。そのほとんどが美しいなだらかな斜面に葡萄畑が広がる栽培適地。

今から50年あまり前の1965年に栽培開始されたチェコの土着品種ネロネットは、広く栽培されるサン・ローラン、ブラウアー・ポルトギーザー、アリバーネットの3種の掛け合わせで誕生しました交配品種。肉付きの良い糖度が上がりやすい黒葡萄を目指したようです。

私、ながくワイン売っていますが、チェコのワイン扱うのは実は初めて(笑)。記憶をたどるとチェコのワインは飲んだことはありますが、オーストリア・ワインに似ている印象がわずかに残るのみ(笑)。
このネロネットを使った赤。かなりユニーク(笑)。最初の印象はアマローネ。でも、じっくり飲んでいくとアマローネとは違う(笑)。今まで経験をしたことのない味わい。不滅の印象もあり、かなり驚き感動しました。
ラベルの横に残糖分が24.8g/Lと書いてあります。ワインのアルコール分は13%ですから総体アルコールは14%を越えます。わりと高いですね。ただし、総酸が高く6.3g/L。酸がある分甘さが目立たないスタイルですね。あとタンニンが少ないようです。これは以外でした。無理な抽出やプレスをしない高コスト品のようです。タンニンで重く強くせず、本来の旨味で下支えしています。収穫が長くて遅い冷涼な産地故に収穫を調節が出来るところに秘訣があるようです。あとこのネロネットの品種特性・畑のミクロ・クリマに負うところもあるかと。アヴンギャルドではありますが、緻密な設計が伺えます。

味わいはとてもスパイシー、いやスパイシーというよりはスパイスフルかな(笑)。
真っ先に思い浮かんだ食べ物は、たっぷりスパイスを使ったカレー(笑)。
高級なバローロなどに感じるバルサミコのような煮詰まった酸味。それとともにフルーティーというよりはフルーツフルな味わいは圧巻(笑)。残糖分はありますが、残糖分があった方が飲みやすく感じます(笑)。時間の経過とともに黒トリュフの香りが強くなりバルサムな酸との折り合いがとれていく様は驚きでしかありません。
このワインを使って赤ワイン・ソースを作ったら…、和風の甘タレにこのワインをちょっと入れたら…。なんだか創作料理を考えているような気にさせてくれます(笑)

チェコでもイレギュラーなスタイルのワインだとは思いますが、とにかくユニーク(笑)。
ただ、一番の問題はラベルが全く読めない(笑)。一般にチェコ語は世界一難解と言われていますが、何が難解かも解らないレベルで難解(笑)。
飲んだ方全員が好むことはないと思いますが(笑)、私はグッときています(笑)。
また、引き出しが一つ増えました(笑)。

そうそう、このワインの弱点がありました(笑)!コルクが安っぽい(笑)。抜栓してからかなり持ちますが、早く飲める用なのかな?

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マスキュー試飲会

Dec 18, 2020 by weblogland |
さあ、明日明後日はマスキュー試飲会です。最悪の状況となりました。長年生きてきて世の中こんなものと思っておりますので、『あ~あ』と言ったところです(笑)。とはいえ、コロナのリスクは避けるべきですから、まずはそれを優先!
くれぐれもご無理しないでくださいませ。

マスキューは人数制限、時間制限、空間除菌、換気を心掛けますのでご来店される方はこっそりお越しください(笑)。あと、お電話でのワインのご予約承りますのでご遠慮なくお申し付けください。
「マスキューさん!あれとこれをとっておいて!」とご用命くだされば「あれとこれをとっておきます!」となります(笑)。

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試飲会のラインナップ

Dec 16, 2020 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今週末のマスキュー試飲会のラインナップ並びました!

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時節柄、試飲会をやるのも何ですが、先月の試飲会も基本密は避けられましたし
、もともとたいして忙しくありませんからちょうど良いくらいでした。
特に夜の7時過ぎは安全地帯となりますので(笑)、お知らせしておきますね。

今週末12月18日(金)17~20時30分、19日(土)11~20時30分、マスキューの試飲会はひっそりやっておりますので、こっそり来てください。3名様限定でお一人15分以内でご協力をお願いしております。

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Dec 14, 2020 by weblogland |
今年最後12月18日(金)、19日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!
とはいえコロナが心配でホントにやれるのか流動的です。まあ、やるとしてもひっそり細々での開催か?エア・試飲会になるか?ちょっと確定できません。
それゆえ予定ということでお許しください!

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まずはイタリア、スペインの熟成して飲み頃になったデイリーな赤ワインの2連発
(笑)!

●サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ・スペリオーレ 2015年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C. 赤 750ml 980円税込み

(限定特別価格品)
マスキュー定番のエミリア・ロマーニャの白、アルバーナ・ディ・ロマーニャと言えばご常連のお客様は「あっ、あのAマークのワインね!」とピンと来るはず(笑)。ロング・セラーとしてご愛顧していただいております。この赤はS サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ・スペリオーレ2015年です。以前扱いましたが、飲み頃になるのにはちょっと時間がかかるのと、あまりにオーソドックスな良い味わいのため、目立たない(笑)。そんな訳でフェイド・アウトいました。残念。
ところがインポーターさんが新しいヴィンテージのものを輸入したため数ケース
余る事態に。大変意地汚く恐縮なのですが(笑)、ちょびっと分けていただきました(笑)。
ラッキー!
実に美味しい良いワインに変身しております。同じサンジョヴェーゼでもキャンティの軽いものやミディアムのものと比べると明らかに違います。ちょっと時間がかかる正銘なミディアム・ボディーの赤ワインです(笑)。彼の地の豊かな食事のためのワインですね(笑)。
ワインって、すぐ飲めて凄く美味しいことも必要ですが、それは即物的と反省させてくれるはず(笑)。クラシックなエミリア・ロマーニャらしい赤ワインでございます。お値段以上なんてものではありません。私、有り難く姿勢をただしていただいております(笑)。

●エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・レゼルバ アルティーガ・フステル 2014年 スベイン 赤 セントロ マンチュエラD.O.750ml 1273円税込み

マスキューの定番クラシック・スペイン・ワインです(笑)。

ニューヨークの高級レストラン「オレオール」でチーフ・ソムリエを努めたスペイン人、マルティー・ケール氏が、「飲む人のニーズに合ったリーズナブルで高品質なワイン造り」を目指して2002年に設立したワイナリー。マスキューの定番のエルミータ・デ・サン・ロレンツォとティエラ・セレナの供給元と言えばご安心かと(笑)。いわゆるネゴスなのですが、
目利き中の目利きです(笑)。

ずいぶん昔から扱っておりますが、直近の扱いは2008年でしたから、ちょっとご無沙汰ですね
(笑)。今回は2014年。基本的に法定熟成期間は6年ですから、それをクリアして出荷の運びとなりました。

このワイン スペイン アラゴンのカンポ・デ・ボルハD.O.のワイン。地図で見るとナバラのすぐ南端にありますが、ナバラとは違う生産地域です。

セパージュはガルナッチャ65%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%。ステンレスタンクでアルコール発酵後そのままステンレスタンクにてマロラクティック醗酵をしっかり行います。そして225Lの小樽で 熟成36カ月(新樽比率10%、フレンチオーク50%、アメリカンオーク50%、)、そしてフレンチ・オークの大樽で樽熟成24カ月(フレンチオーク)を経て瓶詰め出荷。昔より大樽熟成が1年ほど短くなったかな(笑)?

まあ、いわゆるグラン・レゼルバの規定熟成期間60ヶ月を越えてます。充分な熟成期間を経てリリースされていますね(笑)。

味わいはクラシック!枯れて余分な物がそげ落ちながら、明瞭な果実味が溶け込んでいます。グラン・レゼルバでも中庸なボディは好印象。

ブラインドで飲むと枯れたテンプラリーニョっぽいのですが、ちょっと違う。プラムの香りにベリーの香りがバランス良く溶け込んでいます。ガルナッチャとカベルネの果実味の特徴が上手く表現されている訳です。時間が経つとプラムの熟したニュアンスが増してエクセレントなのです(笑)。

いわゆる今風のパワー勝負の早飲みスタイルではなく、シンプルな美しさを訴求するクラシックなスタイルです。アルコール分14%と高いのですが、飲んだ印象は12.5%位にしか感じません。時間をかけることで総てを解決しています。強い果実味だけがワインの品質決定要素ではないのです。

緻密なワイン造りとしっかりとした葡萄栽培。あと生産者の良心を感じます。

海外にはなかなか出回らないワインに違いありません。願わくば、アメリカで人気が出ないよう!

でも、アメリカ人にはこの味が解らないかな(笑)?

このワインを飲んで幸せになれる私は、幸せ者なのです(笑)。


アマローネに限りなく近いリパッソ(笑)。
●ヴァルポリッチェラ・リパッソ・スペリオーレ 2012年 ヴィラ・エルビーチェ イタリア ヴェネト 赤 D.O.C. 750ml 2980円税込み

僅か13ha程の自社畑から生み出される、魅惑のソアーヴェとヴァルポリチェッラ

1870年から続く家族経営ワイナリー。
ヴェネト州ヴェローナ近郊でオーナーの祖父、ナルチーゾがワイン造りを始めた。ヴィラ・エルヴィーチェの名は、本社が置かれている地に残る歴史的重要文化財である別荘に由来している。

エルビーチェ・ファミリーは自社畑のブドウのみを使って上質なワインを生産してきた。
ブドウ畑の面積はおよそ13ha。うち1.4haがソアーヴェ・スペリオーレDOCGで、残りがヴァルポリチェッラDOCである。畑はメッツァーネ村の標高250~452mの地点にある。
“リパッソ”とはヴァルポリチェッラ・アマローネの生産者だけに伝わる伝統的な独自製法。
手作業で選別、収穫したブドウを破砕、低温浸漬後、天然酵母を利用し自然発酵。澱引き後、ステンレスタンクに移し熟成。こうしてできたヴァルポリチェッラ・ワインを、1月の終わりに、同じヴィンテージのアマローネの搾りかすと混ぜて1週間ほど再度アルコール発酵。その後、フランス産オーク樽で熟成。(インポーターさん資料より)

このヴィラ・エルビーチェ、左右を丘陵に挟まれた谷間の扇状地一帯13ヘクタールにも及ぶ地所を所有。中心となるお屋敷は由緒ある立派なもの(笑)。荘園ご領主様、もしくは貴族のご邸宅レベル(笑)
。ひたすら美しい。ヴィラ・エルビーチェが購入したようですね。
このワイナリー、ソアヴェも作っていますが、生産の核心はヴァルポリッチェラ
。もちろんヴァルポリッチェラと言えばアマローネを作ってこそ本物のヴァルポリッチェラ(笑)。これのリパッソはその副産物とでも言えますか(笑)。
使う葡萄は最良のコルヴィーナ・グロッサ、コルヴィーナ・ジェンティーレ、ロンディネッラ、モリナーラをブレンドしたもの。基本アマローネになるものと同じワインですから、そのポテンシャルは高し!これは2012年のものですが、飲み頃になるのにはあと2~3年はかかりますね(笑)。開けたてはアマローネと見紛うほど、圧倒的なパワフルな甘味。その中の果実味や独特のニュアンスが現れるのは翌日からです(笑)。
これはアマローネにより近いリパッソですね。(きっとこのスペリオーレの下のリパッソがあれば味わいはよりヴァルポリッチェラよりなはず。)
コーヒー、チョコレート、バニラの香りにマラスキーノ・チェリーの香りがリキュールのように立ち上る様は圧巻。時間の経過と共に甘さが抑えられ全体のバランスが取れて来ます。アマローネ由来のほろ苦さが心地好く感じられる時がピークです(笑)。
この貴族的なお屋敷を見るとアマローネ ヴァルポリッチェラも貴族の味わいなのかしら?と妙に納得いたします(笑)。


さすがブルネロ、リパッソの後でも動じません(笑)!
●ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2013年 ラ・コロンビーナ イタリア トスカーナ 赤 D.O.C. G.750ml 4714円
税込
(限定特別価格品)
マスキューの定番として扱っておりますコロンビーナのブルネロ。インポーターさんは毎年定期的に輸入する必要があります。とはいえ在庫が過多になることも
、そんなときにおこぼれにあずかることがあります(笑)。
普段の付き合いが大事、大事と言うことでございます(笑)。念のため、このランクのブルネロの価格ではございません。


ラ・コロンビーナは1997年創業のワイナリー。もともと家族所有のカンティーナを相続を経て維持継承したようです。約5ヘクタールの地所はモンタルチーノ地区のほぼ最南端のカステルヌオヴォ・デッラバーテの標高の違う4箇所を所有しています
。実際に葡萄を植えているのは3ヘクタールほどのとてもプリミィティブな農園です。一族のプライドと歴史を守り、あと趣味のためにやっているようですね(笑)。
看板のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルバを造るために惜しみ無い手間暇をかけたワイン造りをしているようです。今や世界的に有名なブルネッロ・ディ・モンタルチーノにおいてまだこんな小規模な生産者がいるとは!

これは看板のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。大樽で30~40ヶ月熟成した後、バリックで短期間熟成させて瓶詰め
、落ち着いてから出荷されます。リゼルバにしてもおかしくないレベルです(笑)。
たしかに下のロッソ・ディ・モンタルチーノと共通する妖しい味わいなのですが(笑)、すべてにおいて圧倒的。生命力の差、深み、広がり、余韻すべてにおいて壮麗なグレート・ワインでございます。値段が倍違うのも解ろうかと言うもの(笑)。高止まりしているブルネッロの中では良心的なものだと思います。
まだピークとは言い難いですから、ご自宅のセラーで寝かして、何年か後に楽しむのもありです(笑)。


感動があります!これも特別価格品!
◎アルタ・ランガ 2015年 エットレー・ジェルマーノ イタリア ピエモンテ 発泡性 白 アルタ・ランガD.O.C.G. 750ml 4272円税別

ジェルマーノ家は、バローロでは最もタニックで長寿型のワインが出来る、セッラルンガのクリュとして有名なチェレッタに150年前から土地を所有している。
曾祖父フランチェスコ、祖父アルベルトはブドウ栽培を行い、また少量のワイン造りを行っていたが、当時はブドウの販売を主に行っていた。
アルベルトの息子のエットレは父親の仕事と接ぎ木師としての技術を引き継ぎ、同時に1950年代からブドウ畑を植え替え、1haあたり4,000本を下回らないように密植し、Dolcetto , Barbera、Nebbioloなどの土着品種を植樹した。
1993年から実質的に自社瓶詰め・販売を行うようになり、外部からのコンサルタントなしで栽培から醸造にいたるまで全てを管理、自分たちの畑が持つ素晴らしいテロワールを表現したワインづくりを行っている。またネッビオーロのクローンを考慮し、バリックを使いながらもトノーや大樽を併用。伝統的なスタイルを保ちつつ、最新技術も取り入れたワイン造りを行っている(インポーターさん資料より)


こらは彼の地でいわゆるシャンパン方式で作られるスプマンテです。2012年にD.O.C.G.アルタ・ランガとなりました。生産者は10軒ほどしか作り手のいないD.O.C.G.なのですが、フランチャコルタより以前から作っていたそうです。

これはバローロの畑ではなく南に30Kmほど離れたティディエ村で新しく購入した土地。なんでも周りは葡萄栽培されていないところだそうです(笑)。標高はかなり高く550m、土壌は石灰混じりの石礫で、水捌けの良い畑。白ワインははすべてこの畑で作っているとか。葡萄の糖度の上がり難い畑のようです。このアルタ・ランガは出来上がりが12%ですから原料ワインは10.5%を切るくらいで出来上がっているはず。セパージュはピニャ・ネロ80%、シャルドネ20%。9月はじめ手摘み、厳しいセレクションしたあと低温で発酵。シャルドネは中型の木樽、ピニャ・ネロはステンレス・タンクを使用。その後シュール・リーの状態で木樽熟成、何度か澱引きしたのち4月にティラージュをします。瓶内発酵・熟成期間は30ヶ月(最低30ヶ月を義務づけら
れています。これはシャンパンやフランチャコルタを凌ぐ期間です。)。キメ細かく持続性のある泡立ちはただ者で無し(笑)。
このワインの面白いのはドザージュをしないこと。表示はブリュットなのですが?口抜きの際に同じもので補酒するのみです。このため飲んだ時とても自然で調整した感じがありません。いわゆるノン・ドゼの印象なのです。仮にドザージュしていたとしても6gくらいかな?総酸が7g以上あるはずですからエキストラ・ブリュットのように感じます。
味わいは繊細で鮮烈なブラン・ドゥ・ブラン(笑)?ピニャ・ネロ(ピノ・ノワール)が80%入っているとは思えません!
シャンパンのような強い酵母臭はなく、軽く焼いたパンのニュアンスはとても控え目。白や黄色の花や果実は小粒でとても整いながらも密。アクセントのような香木香草のヒントもあり繊細さ複雑さを演出しています。基本伸びやかで強い広がりは力があるが、一方向ではなく渦を巻く。マロラクティック発酵をコントロールしないでこれほど酸が残っているのは原料ワインの良さ。余韻の最後に残る香りはいつまでも口中に残ります。
う~ん。
極上です(笑)。
一番近いのは愛するフランチャコルタ ボノミの極上ランクのもの。原料ワインの良さは比肩してますね。ただし、ボノミはシャルドネ主体。これはピニャ・ネロ主体。この差がD.O.C.G.の差かしら(笑)?
それにしても悪魔のように細心な栽培・発酵・熟成を経て出来上がったスパークリングワインは神の領域に近い天使のよう(笑)。

また、ちょっとワインのことが解ったような気になりました(笑)。

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今年最後のマスキュー試飲会は12月18日(金)、19日(土)

Dec 09, 2020 by weblogland |
今年最後のマスキュー試飲会は12月18日(金)、19日(土)にひっそりと行います!

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お一人様15分以内、3名様定員となっております。もともと暇なマスキューですから、限定をしてもあまり変わらないかな(笑)。
ところでいつもと違い12月は1週早まりますから準備は大忙し(笑)。先月の試飲会が終わるとすぐにラインナップのワイン探しが始まりました。お陰様でだいたい決まりましたが、最後の最後に粘る悪い癖が出ました(笑)。そんな訳で今日またサンプル到着!
先月の試飲会で大好評いただいたムーラン・ド・ガサックの元詰め品の白が3本。
試飲会で出した赤のポン・デ・ガサックの相棒とその下のブランド セレクションとクラシックの白です。季節柄暖かみのある白をラインナップに加えたい!

さて、どんなんかな(笑)?

このブログ以降話に出なかったらお察しください(笑)。

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試飲会のラインナップ並びました

Nov 26, 2020 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今月末11月27日(金)、28日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ並びました(笑)。夫婦でシコシコ並べるのは、いつもながら楽しい(笑)。
ところで見た目ちょっとイレギュラーかな?だってジュ・ド・レザンが5列並んでいる?右の3列は2020年でちょっと色が濃い2列は2019年です。並べてみると色の濃さがだいぶ違いますね。味わいは飲み比べてのお楽しみ(笑)。

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その隣に1列だけ1+1=3が、それを挟むようにずんぐり瓶の1+1=3が3列?これはですね(笑)、両方とも同じようなキュヴェなのですが味わいスタイルが全く違います。ただし背の高い1列並びの1+1=3は数がないので見るだけ(笑)!
そして可愛い可愛いウンクリン(笑)。このラベル・デザインは衝撃的に可愛い(笑)。

最後が驚きのポン・デ・ガサック2018年でございます。

試飲会はひっそりと執り行いますので、こっそり来てくださいね(笑)。

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試飲会のラインナップ決まりました! 202011

Nov 23, 2020 by weblogland |
今月11月27日(金)17~20時30分、28日(土)11~20時30分 マスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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コロナ禍の中での開催ですので、ひっそりとやりますので、こっそりご来店くださいませ(笑)。
3名様定員でお一人様15分となっております。きっちり時間を測る訳ではありませんが(笑)、ご斟酌お願い申し上げます。
あと、今回は5本といつもより1本少なくなっておりますが、これまたご斟酌の程お願い申し上げます!
特に後半の赤は是非皆様にご紹介したいワイン。これだけでもティスティングする価値あり!かと。

前代未聞の早い収穫となった2020年、今年のジュ・ド・レザンはいかに?2019年のものがありますので比較試飲となります!作柄の差が解る良い機会ですぞ(笑)。

ジュ・ド・レザン 2020年 ポール・ジロー フランス コニャック 微発泡 白 ノン・アルコール 750ml 1695円税込み
◎ジュ・ド・レザン 2019年 ポール・ジロー フランス コニャック 微発泡 白 ノン・アルコール 750ml 1695円税込み

コニャックのグラン・クリュと呼ばれる中心のグラン・シャンパーニュ地区のユニ・ブラン100%で造られるジュースです。生産者は手作りコニャックで有名なポール・ジロー。

マスキューでは初輸入以来続けて販売しております。

ノンアルコールの微発泡のジュースですが、ワインを飲んでるようで、これが旨い!私の大好物なのです。もちろん毎年これを楽しみにしている方も、だいぶ増えてきました。

大地のミネラル、たっぷりな陽光が感じられるジュースはざらにありません。酸がしっかり入っていますから、割に甘く感じない不思議。変な言い方ですが、『アルコール発酵していないワイン』とでも言いましょうか。

元気の素が詰まったジュースです(笑)。
濃縮果汁では味わえない本物の良さがあります。驚く程の生命力があります!
お子様の食育にも、うってつけです。
あと飲むブドウ糖点滴みたいなものですから、お年寄りや滋養用にももってこい。根強い人気アイテムとなっております。

ウル・デ・イェブレ・シラー オーガニック 2018年 1+1=3(ウ・メス・ウ・ファン・トレス)スペイン 赤 
ペネデスD.O. 750ml 1790円税込み

マスキュー定番のスペインの発泡性ワイン カヴァ 1+1=3のラベルと言えば皆さんご存知(笑)。比較的軽いカヴァの多い中、しっかりとした濃度感のある良品として愛されています。
カヴァと言えば日本ではかなり馴染みのスペインの発泡性ワインですが、その大半は大メーカーによります。(日本でも黒いラベルのフレシネやコドルニュが有名ですね。)ただコストがかかるため小規模生産者が育ちにくい産業でもあります。

いきおい小規模生産者は大手カヴァメーカーに生産したワインやブドウを売るしかない状況です。

そんな中、カヴァの聖地ともいわれる生産地域ガルディオーラ・フォン‐ルビで、カヴァ最高品質のブドウを栽培することで有名なピニョル家は、現地ワイナリーの間で「幻のブドウ」といわれ高値で取り引きされていました。
彼のところは30ヘクタールの畑を所有する家族経営の生産者です。
ピニョルさんのブドウ栽培は除草剤や殺虫剤は一切使用しませんから、畑仕事にとてつもない労力が注がれます。休みなく一日4時間睡眠で働くそうです。
そして醸造にはフリーランの果汁しか使用しません。いわゆるプレス果汁を使わない徹底ぶり、濃さとクリアな味わいの原点なのです。
そんなピニョルさんとペネデスのトップワイナリー「カン・ラフォルス・デルス・カウス」のエステーベ家とのベンチャーがこの1+1=3なのです。


このウル・デ・イェブレとはテンプラニーリのカタルーニャ語。これはテンプラニーリョ(1974年に植樹された古樹)85%、シラー(2004年植樹)15%で作られた赤ワイン。2017年よりテンプラリーニョの比率が少し上がりました。
作りは1+1=3らしくこの価格帯のワインでも手を抜かず(笑)すべて手摘みで収穫し、ぶどうを厳しく選別しています。すべて除梗したのち。ステンレス・タンクで低温で浸漬してからアルコール発酵。軽くファースト・プレスした果汁のみ使用してますね。1+1=3の流儀通り(笑)。そして300リットルのフレンチオークで4ヶ月間熟成。
面白いのはこのキュヴェ基本的には2017年のテンプラリーニョ・シラーと同じもの。でも味わいは別物(笑)。
こんなことあるの!と思わず絶句しました(笑)。
2017年はひたすら美しいテンプラリーニョでしたが、2018年は上物のジゴンダス
(笑)。スパイシーなシラーのニュアンス。(2017年よりシラーの比率は下がっている不思議)旨味と雑味を伴ったタンニンはヘビーで深みがあります。質感・ボリューム感のあるタンニンと旨味は肉食を誘いますね(笑)。
テクニカルな面だと2018年の方が醸しが長く発酵温度は高いはず。でも同じ畑で同じ人が作ったとは考えられないスタイルの違い(笑)。1+1=3の懐の深さ、探究心
の強さ、ポテンシャルの高さ、驚き以外の何者でもありません!

あとこのキュヴェ、オーガニックとヴィーガンの認証を取得しています。やはりヴィーガンの人口が10%いることを考えるとヨーロッパのワイン・ビジネスでは必須のようです。まあ、1+1=3でしたらもともとが自然なワイン造りをしていますから、認証を取得する事は苦ではないはず(笑)。


ウンクリン 2017年 ホセ・アントニオ・ガルシア スペイン 赤 ビエルソ
D.O. 750ml 2357円税込み
マスキューの大好物ビエルソのメンシアでございます。
同じビエルソのメンシアとしまして、ガルシアさんの師匠に当たるラウル・ペレスのメンシアが定番となっております(笑)
。ラウル・ペレスのメンシアと比べるとよりフレンドリー(笑)。とは言え2017年でようやく飲みやすく成った感です。去年サンプルとして取り寄せ飲んだ印象では、ラウル・ペレスのメンシアがあるから却下した曰く付きのワインでもあります(笑)。
今回ティスティングした際、ラベルの可愛さと味わいが見事シンクロ(笑)。
密度がありながら軽やかで伸びやか。メンシアに共通するシルキーなタンニン。そしてそのなかは、旨みのある実に美味しい味わい。コーヒー、リキュール、スパイス、森の匂い、腐葉土のニュアンス等かなり複雑。とは言え胸襟を開いたような素直さも感じる味わい(笑)。メンシアらしい小粒の赤いベリーの香りの独特な溶け込み方は素敵の一語。
怒濤のラウル・ペレスのメンシアとは違った佇まい(笑)。ビエルソのメンシアはどうしても価格が高いのでボリュームを追及し勝ちですが、このスタイルはありかと(笑)。
こんなワインを毎日飲めたら幸せ!
喉と心に染み入るワインでございます(笑)。




インポーターさん資料より

スペイン北西部、ビエルソのバルトゥイレ・デ・アバホ村にて長らくぶどう栽培を営んできたガルシア家の5代目ホセ・アントニオは、アルバロ・パラシオスが甥と共に運営する「デスセンディエンテス・デ・ホセ・パラシオス」および、幼少期からの兄貴的存在で、スペイン最高の造り手のひとりといわれる同村のラウル・ペレスの下で修業を積んだ後の2011年、家業を継承すると同時に、自身のワイナリー「ホセ・アントニオ・ガルシア」を設立しました。
 継承した畑は、標高550~650mの丘陵地に切り拓かれた100を超える小区画の集合体で、そのすべてに樹齢60年~100年の古樹が植わっていました。彼は、宝物をのこしてくれた先祖への深い感謝の念と、過酷な仕事への強い覚悟を持って、合計22ヘクタールに及ぶ全面積でオーガニック栽培を開始しました。
 「それぞれの畑ごとに異なるオーガニック・アプローチが必要であり、画一的な認証は僕の畑には適しません。また、近年中にビオディナミへの転換を予定しています」。
 醸造への介入は、ミニマルに。ビン詰め時以外は、SO2も不使用です。
 「グローバル・スタイルのスパニッシュ・ワインには関心がありません。僕が造りたいのは、「ビエルソのワイン」です。この地ならではのワインを純粋な形で表現するために、SO2の使用は最小限にしています」。
 ビエルソには様々なぶどう品種が植えられていますが、圧倒的な存在感を放つ名脇役のごとく、スペインワイン界にその名を轟かせるのが「ビエルソのメンシア」です。カベルネ・フランの変異種ともいわれるメンシアは、繊細な赤い果実の香り、フルーティーでやわらかな味わいを特徴とする品種で、また、丘陵畑のミクロ・テロワールから生まれる複雑な風味によって、高度に自己完結できる(他品種とブレンドする必要がない)品種として知られています。
 ブランド名の「unculín」は、スペイン北部の方言「un culín」(ちょっと一杯)からの命名で、「子供の頃、(自家消費用にワインを造っていた)祖父母の家に近所の人たちがいつも遊びに来ていたのですが、みんな「ワインをウン・クリン飲ませて」と言っていたのが、僕の幸せな原体験です」。ラベルに描かれた鳥は、「シンボル・オブ・フリーダムです」。




ポン・デ・ガサック 2018年 ムーラン・ド・ガサック フランス ラングドック 赤 ペイ・ド・エローI.G.P. 750ml 2545円税込み

南フランス、ラングドックの雄と言えばマス・ド・ドマ・ガサック。ボルドー品種などを栽培し、在来品種に拘ることなく自由で高品質なワインを作ることで大成功した1970年代創始のドメーヌです。ラングドックのラフィットなんて称されましたっけ(笑)。映画モンドヴィーノどはロバート・モンダヴィの進出に反対する役でしたね(笑)。自身ムーラン・ド・ガサックというネゴス部門を持ち近隣の小規模農家と良い関係を結んでいることもなかなか賢い(笑)。日本にもムーラン・ド・ガサックのワインはかなり輸入されており、低価格高品質なワインとして評価をされています。
この『ポン・デ・マサック』は簡単に言うとムーラン・ド・ガサックの上級品(笑)。ブランドとしてはマス・ド・ドマ・ガサックのセカンド的な位置付けの「ル・グラン・ド・ガサック」銘柄の一つがこのポン・デ・マサックということでございます。ややこしくてスミマセン(笑)。
セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン30%、シラー30%、メルロ30%、グルナッシュ10%のブレンド。粘土石灰質・泥灰土質土壌。樹齢15~50年。ステンレスタンクで醸造。言わば直球勝負(笑)。
このポン・デ・ガサックはすべて自社畑のもの。もちろんムーラン・ド・ガサックのチームが栽培から醸造まで管理していますからこその出来映え。ネゴスでこのレベルのワインを作るまでの時間と労苦の蓄積を感じるとても高度な出来映え。いわゆるボルドー的な引き算のセカンドではなく、丹念に集めたモザイクを組み合わせた作品です。高級なマス・ド・ドマ・ガサックと安いムーラン・ド・ガサックの間を埋める念願のアイテムなのです。40年の時間を経てのリリースなのです。
個人的には2000年代初頭に初めてレ・クーポレ・デ・トリノーロを飲んだ時の感激を思い出しました(笑)。
口に入れた瞬間に感じる旨みの甘さは圧巻(笑)!セレクションの良さ葡萄果の良さ由来のビビッドな果実味。ありがちな真っ黒な果実味ではなく(笑)、赤、青、黒のベリー系の果実が織り成す様も圧巻。まるっきりクリアではなく土やミネラル、ハーブ、スパイスの南フランスらしいニュアンスがしっかり感じるのも良し(笑)。全体の豊かな膨らみ、折り合いの良さ。長く美しく力強い香りの広がりと余韻は立派(笑)。
高価な高価なマス・ド・ドマ・ガサックに通じる上等な良品なのです(笑)!

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今月11月27日(金)、28日(土)のマスキュー試飲会はひっそりと執り行います!

Nov 22, 2020 by weblogland |
今月11月27日(金)、28日(土)のマスキュー試飲会はひっそりと執り行います!

家内と作戦会議です(笑)。
家内「今月のマスキュー試飲会どうしようか?感染者数が増えてるし…。」
私「そーなんだよね。まあ4月の8倍もPCR検査数が増えてるからね。とはいえ不安
はあるからね。まあ、先月はお客様が気を使い密を避けてくださったから好評だったよね。しっかり短時間で密を防げればよいのでは?」
家内「じゃあ、今月は5本でいこうか?」
私「そーだよね。5本と6本じゃ滞在時間がだいぶ違う。そうそう、始めの2本は今年のジュ・ド・レザン2020年と去年の2019年を比べるなんてどう?」
家内「あっ、それ面白い(笑)。異常に収穫が早かった今年の出来を検証できる(笑)。」
私「お客様も酔わない(笑)。」
家内「後半の3本は是非ティスティングしていただきたいぶっ飛びのあれだね(笑)。」
私「あの3本はびっくりするはず。先月と同じ3名様定員でお一人様15分の滞店時間ということでいこうか!」

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今日、明日とマスキュー試飲会です。

Oct 30, 2020 by weblogland |
今日、明日とマスキュー試飲会です。
加湿器に空間除菌剤を入れて、手指消毒液を充填して、テーブル用の除菌剤を置いて、あと風通しのために裏のドアを開けて、そうそう換気扇のスイッチをオン。

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そんなこんな準備していると、お客様がちらほら。
お客様「マスキューさん、混む前に来ちゃいましたよ(笑)。」
私「まだ準備ができていないので、一番イイやつ試してください(笑)。」
お客様「おっ、ブルゴーニュですな。う~ん。高級な味!私にはもったいない(笑)。」
私「早めのご来店ありがとうございました!」

今日はどうなることやら?

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イタリアの2020年のノヴェッロ到着しました!

Oct 28, 2020 by weblogland |
昨日イタリアの2020年のノヴェッロ到着しました!

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来たのは
ノヴェッロ・サレント2020年 コンティ・ゼッカ
ノヴェッロ・トスカーノ2020年 グラヴェペーザ

どちらもアルコール分は去年と同じです。収穫が早かったので葡萄の糖度をターゲットにしたようですね。そうなると飲んでみなきゃ解らない(笑)。

ノヴェッロはあとマルケのガロフォリの赤と白が来ます。明日あたり来るかな?

そうそう、ノヴェッロの解禁日は10月30日の金曜日です。ちょうどマスキュー試飲会に重なりますね(笑)。
そうなると飲まない訳にはいきません。
ノヴェッロ飲むべし!
一緒に飲みましょう!

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Oct 28, 2020 by weblogland |
今月末10月30日(金)、31日(土)のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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今月は遠慮がちに5本!でも番外のノヴェッロがあるから(笑)、何本になるかな?
一応入店3名様で入店制限させていただきます。偉そうでイヤなんですが(笑)。お許し下さい。
30日の金曜日は17時~20時30分
31日の土曜日は11時~20時30分
いつも通りのスケジュールでございます。店内の人数を見ながらコソッと来てくださいませ(笑)。


これ去年の今頃扱いましたね(笑)。今年はより辛口ドライな仕上がりかと。
ヌーヴォーとは違った作りたての美味しさ!
◎ソールティ 白 N.V. モンテ・ディ・ロアリ
イタリア ヴェネト フリザンテ 微発泡白 750ml 王冠キャップ 1,782 円税込

このワイナリーは18世紀後半にガルダ湖の南約8km
のモンテ・ママオルの丘陵で始まりました。現在はステファン氏とその奥さんと二人で14ヘクタールの農園を経営。奥さんのマレシアさんはビオテクノロジーを学んでおり、農園では葡萄樹以外も含めたビオデナミを実践しています。

そのうちの10ヘクタールが葡萄畑。ママオルの丘は氷河期のモレーンの末端にあたり、ガルダ湖をせき止めています。このため標高が平野部より高く標高192m
。水捌けがよく、一般のバルドリーノの畑より冷涼な点、ワインに締まりがあるのが特徴ですね。
出来上がったワインにはあざとさがなくとても自然で素直。マスキューの定番生産者でもあります。

これはアンフォラで発酵・熟成させた白ワインをそのまま瓶詰めしたもの(笑)。もちろん濾過やSO2の添加をしていません。ですから微発泡(ガス圧2.6気圧)で抜栓後に澱が舞います(笑)。とてもフレッシュでフルーティーな辛口でございます
(笑)。ちょっと未完成なスタイルなのですが(笑)、似たようなものに比べてとても安く良心的。
セパージュはマルヴァジア、フェルナンダ、モスカート。マスカットやグレープフルーツ、レモンなどのフレッシュな香りは複雑。ハニーなニュアンスは豊かさの表れ。上質でフレッシュな辛口の味わいは自然の恵み、畑の風景を彷彿とさせてくれます(笑)。食卓に上げれば幸せになること請け合います(笑)。
あと、このワイン、ノン・ヴィンテージなのです。普通この手のワインは新酒だけで造るものですが?
調べますと、9月にはもう瓶詰めしています。このため蔵のリザーブ・ワインに今年早々収穫したものを混ぜて造るとのこと。今年の葡萄の比率の方が高いそうです。
それゆえ複雑でフルーティーな味わいが表現できるようです。自分のワインを熟知し、しかもイノヴェーションもしている訳です。あとリパッソやアマローネなどを造るヴェネトの遺伝子がそうさせるのかもしれません(笑)。
未完成な完成品とでも言えますか(笑)。


〇『J,マイヤー』ピノ・ノワール 2019年 モーゼルランド社 ドイツ プファルツ Q.b.A.白 750ml 1296円税込み スクリュー・キャップ

組合員数 約2000名、ブドウ栽培面積約1900ha、ワイン年間生産量 約2000万Lを誇るドイツ一の巨大協同組合。同じ銘柄のピノ・ノワールの赤はマスキューの大定番(笑)。

これはピノ・ノワールの白!
ピノ・ノワールを使ったブラン・ド・ノワールでございます(笑)。
なんでもインポーターのアグリさんがJマイヤーに頼んで特別に作ったものとか(笑)

味わいは斬新(笑)。そりゃそーです。初体験ですからね。基本柑橘類の果実味なのですが、あまりアロマチックではありません。香りより重さ厚みに作用しています。もちろん赤のピノ・ノワール的な赤い果実も感じられますが、あくまでも副次的。そしてワインとしてのバランスが良く崩れない出来映え。
コレ良いのでは!
鍋物等の和食にぴったりですね(笑)。
もちろん安い価格帯のものですが、かつてのプファルツのレベルは越えています。あと、ドイツでピノ系の葡萄で造ることが無理がないことを実感させられました。ピノ・ノワールやピノ・グリ、ピノ・ブランなどが気候的にドイツが適していると言わざるを得ませんね。もともとアルザスの陸続きですし、温暖化の恩恵ですね。しかもピノ・ノワールの白とは!
ワインのスペックを調べると、アルコール分は12%と無理に上げていません。残糖分は1L中6gとトロッケンの範疇です。きっと赤と同じ原料で作っていますね。値段も同じだし(笑)。飲んだ印象は割りと甘く感じましたが、糖分ではなくワインの厚み由来のグリセリンの甘味です。
実際アルコール分換算1%ほどの補糖はしているようですが、出来上がったワインには無理がない印象です。
う~ん。
やられたなぁ(笑)。


先月ご紹介した『ガルナッチャ』に続き今度は『モナストレル』。柳の下にドジョウは2匹いたようです(笑)。
●インモルタリス モナストレル 2016年 パゴ・アイレス スペイン ムルシア州 ブーリャスD.O. 赤 750ml 1180円税込み
このワイナリーは歴史が古く12世紀から続く農園が起源。現在はフェデリコ・ラモン・ファミリーの所有で1980年代から大幅に整備され、アラゴン最大の個人経営農場の一つとなりました。(バルセロナのラモン・ロケッタ・ファミリーとは別。念のため。)
また、パゴ・アイレスはアラゴン地方で唯一パゴに認定されているワイナリーです。パゴとはフランスのシャトーと同じような感じです。ただワイン生産ヒエラルキーの頂点でもありますから2019年現在、スペイン全土で20社ほどしかありません。ワイン自体のオリジナリティーを所有する畑とリンクさせる生産体制を確立することで、そのワイナリーのブランド力を強化し、ひいてはそれを地域にフィードバックする目論見でございます(笑)。ワインの品質が上がりますから、消費者、生産者ともにウィン・ウィンかな(笑)?


これはパゴ・アイレスがブーリャスの契約葡萄生産農家の栽培するモナストレルを使い造った赤ワイン。『インモルタリス』とは『不滅』の意味。パゴ・アイレスと契約農家の新たなブランドです。ブーリャスは、モナストレルで世界的に有名なフミーリャの南にある高台のD.O.。
それゆえか、フミーリャやイエクラのモナストレルと比べると冷涼で締まった感じがします。
700~1,000mの高い標高で栽培された平均樹齢45年のモナストレルから造ったワインは濃厚。1本の葡萄樹から1Lほどのワイン果汁しか搾汁しません。
10月の第2週に手摘みされたモナストレルはまず、4℃で2日間の果皮浸漬したのち天然酵母で27℃で15日間のアルコール発酵。そしてそのまま22~22℃で20日間の乳酸発酵をします。かなり発酵に時間をかけますので、ゆっくり抽出されたアロマやタンニンは美しさと特徴的な味わいとなります。
そしてステンレスタンクで12ヶ月、フレンチオーク樽(新樽50%)で6ヶ月間熟成。ろ過。添加されるSO2も1L中24mgとかなり低いレベル。瓶詰め時に少し入れただけですね。飲んでも全く分かりません(笑)。最新の醸造設備・技術を利用しながらモナストレル本来の味わいを飲みやすい形でワインにしてくれた訳です。かなりレベルの高い新しいスタイルのスペイン・ワインです。
ねっとりとしたファースト・アタックには心奪われますし(笑)、落ち着いて複雑な黒・赤系の果実味、完熟の証のバルサムなスパイシーさは隙間がない。とても時間のかかるモナストレルをただ飲みやすくしただけのワインではありません。この点秀逸にございます。樽の香りがきつくない点もグッド(笑)。

あと、収穫が早まり問題となっている昨今。もともととても暑いはずのスペイン南部のブーリャスの地では変わらない時期に収穫が可能。ちょっと逆説的ですね(笑)。おそらく原因は葡萄樹の仕立て方かと。彼の地のモナストレルは株仕立て。遠くから眺めると、畑に大根でも植わっているように見えます(笑)。葡萄果は地面すれすれに成りますが、葉っぱが日傘のように葡萄果を覆います。それゆえスペイン最高気温を記録するような地ブーリャスにおいても葡萄果は高温から守られ、ゆっくりと成熟します。当然酸も残ります。空気が乾燥してますから日陰はとても涼しいのです。これはフランスなどの垣根仕立ての葡萄樹と比べるとアドバンテージとなりますね(笑)。


先行販売で大好評のガルナッチャに続き
、柳の下になんとやら(笑)。
今回限りの限定特売ですのでお見逃しなく!めちゃくちゃコスト・パフォーマンス高し(笑)!

●カビレ マヴルッド&カベルネ・ソーヴィニヨン 2016年 ヴィラ・ヤンボル ブルガリア 赤 トラキアン・ヴァレー  750ml 1320円税込み

フランス、イタリアよりずっと早くワインが造られ始めたブルガリアのトラキア地方。ギリシャ同様紀元前3000年の歴史を誇ります。また、一説にはギリシャを遡るワイン発祥の地として紀元前5000年の歴史があるとも。いずれにせよ、ワイン用の葡萄の原産地ですから古いのはたしかです。また、日本との関係も古く、1970年代から、ブレンド用として多くのブルガリア産ワインが輸入されていました。当時の日本は国産ワインの表示義務がかなりいい加減でしたから、知らずに飲んでいたのではないかと思います(笑)。

そう言えばかつてメルシャンが『ボイヤール』銘柄でブルガリア・ワインを日本へ輸入してましたね。当時、ボルドー飲むより安くて美味しかった記憶があります(笑)。この時期、特に品質の高いカベルネやメルロ等のヨーロッパ品種を主にソ連に輸出し好評を得ていたようです。

そして混乱と荒廃の1992年の民主化、2007年のEU 加盟を経た現在、国際市場を意識した素晴らしいワインが多く誕生しているようです。

このワイナリーはブルガリア南部バルカン山脈が背後にそびえるワイン産地トラキアン・ヴァレーに畑を持つヴィラ・ヤンボル。ブルガリア国内でも特に古い1924年設立のワイナリーです。トラキアン・ヴァレーは、生育期は暑く乾燥し、秋には穏やかな快晴が続くブドウ栽培適地です。葡萄は良く熟し、しかも収穫期にアクシデントが少ないようです。このため、ボルドー品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロの栽培により各国で高く評価されました。中でもヴィラ・ヤンボルはそのスペシャリストとして一目を置かれる存在です。

マスキューの定番で同じ価格帯のメルロ・レゼルヴはそのコスト・パフォーマンスの高さ故、さまざまな雑誌やコンテストで絶賛。皆様におかれましても必須アイテムとご愛顧されております(笑)。
これはトラキア・ヴァレー の標高350~370mのロシャヴァ・モギラ村、ボリャロヴォ村産の葡萄で造られたもの。土壌はもちろん最良の黒土。地山は保水力のある砂質粘土。セパージュは在来品種マヴルッド70%とカベルネ・ソーヴィニヨン30%。
手摘みで収穫したのちステンレスタンクで発酵させます。20℃そこそこの温度で2ヶ月前後の長い醸し。当然マロラクティック発酵が終了するまで行いワインが安定するまでの長い発酵期間。クラシックなボルドー・スタイルですね(笑)。ワインの10%をフレンチオーク樽の新樽で、20%を古樽で、残り70%はステンレスタンクで6ヶ月間熟成しさらに安定化そしてろ過瓶詰め。
醸しが長いためとても折り合いがよろしい(笑)!樽の香りが強くないのは、ワインの果実味で勝負出来る自信の表れです
。プレス果汁を感じさせないタンニンは
品質の良さの証。長い醸しのリスク回避のためにSO2は多めに添加されていたようですが、時間の経過とともに消失に向かっており、ワインを全く邪魔しないレベルになっております。今ようやくピークに入ったところですね(笑)。まだ伸び代がありとても良い状態です。メルロにちょっと似ていますが、メルロとは明らかに違う品種特徴。シルキーな舌触りと後味のほのかなスパイシーさはエレガント。品が良く凝縮した赤や黒系のベリーのニュアンスは、あくまでフレンドリーで深みがあり、マヴルッドのポテンシャルの高さは疑う余地がありません。先々渾身のキュヴェが期待されます。


おいちい、おいちいブルゴーニュを飲んでウサ晴らししましょう(笑)!
●ヴォルネイ ヴィエイュ ヴィーニュ ドメーヌ・ロシニョル・フェヴリェ2017年
750ml 4,682 円税込み

このドメーヌ、1510年よりヴォルネイに代々続く家族経営のドメーヌです。現在はヴォルネイを中心にムルソー、ポマール、ボーヌに計8.5haの畑を所有8.5ヘクタールの畑を所有しています。ヴォルネ村のドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユとは遥か昔から親しく(笑)、協業に近い間柄。

ドメーヌはフレデリック・ロシニョルさんご夫妻と従業員の3人で運営されています。畑は古い葡萄樹が手入れよく密植されており、一部マルコタージュもしているようです。仕立ても低く伝統的なブルゴーニュのしきたり通り(笑)。
フレデリックさんは化学的な物質を排除するため化学肥料や培養酵母や薬品などの使用を非とします。発酵槽や木樽の洗浄にはカルキや塩素を含む水道水は使わずにミネラルウォーターを使う徹底ぶりです。また、ブショネ対策としてコルクのストックを一切持ちません。在庫を持たないことにより、コルクの変質をもたらす湿気の影響を無くすことが可能とのこと。実際インポーターさんも、ブショネのクレームがないことをおっしゃってました。

また、ビオデナミの認証もとっています。もともとブルゴーニュでビオデナミを導入した先駆けでもあります。

ビオデナミの効用に関して私は理解できませんが(笑)、農薬などの排除や徹底した畑仕事と低収穫量が良いワインつくりの鉄則ですから、出来るワインにも信用が置けます。
除梗はしていますが、それは早く飲み頃にするため。旨味とピュアな果実味が両立したスタイルは艶やか。ヴォルネイらしからぬエレガントの極みなのです。グラン・クリュ並みの濃密さと慈味旨味と羽の生えたような香りのハーモニーは言葉を失う出来映え。
そう言えば、2006年のヴォルネイ・ヴィエイユ・ヴィーニュも艶のある素敵なワインでした。
マスキューではブルゴーニュの高騰のため2007年以来このワインの扱いを封印しておりました(笑)。
もちろん相変わらずブルゴーニュは高いのですが、このワインは品質が高く相対的には安いことに気づきました(笑)。
そんなわけで再登場となりました(笑)。

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今月末10月30日(金)、31日(土)はいつも通りにマスキュー試飲会を開催します!

Oct 24, 2020 by weblogland |
う~ん。
今月末のマスキュー試飲会どうしましょう?家内と作戦会議です(笑)。
私「今月末10月のマスキュー試飲会どうしよう?4月からやってないから、自粛7ヶ月になっちゃうよ。」
家内「そうだよね。世間も丸っきりの自粛ムードではなくなったみたいだから、注意すればいけるかも?」
私「そうだよね。例えば入店は3名まで。」
家内「しかも店の滞在時間をお一人様15分以内でお願いする。」
私「もう、入店時の手指消毒は自然と皆さんやってくれるしね(笑)。」
家内「テーブルに敷くテイスティング・シートを3枚だけ並べて置けば距離も確保出来るし、分かりやすい(笑)。」
私「テーブル用の除菌薬も買っておこうよ(笑)。」
家内「換気のために裏のドアや入り口の自動ドアも開けておいたらイイんじゃない。」
私「お客様も我々も我慢の限界だしね。」

そんなこんなで今月末10月30日(金)、31日(土)はいつも通りにマスキュー試飲会を開催します!
危ないな、と思った方はお避けして構いませんから、無理のないところでのご参加お願いいたします!

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明日25日(金)、明後日26日(土)はマスキューのエア・試飲会です。

Sep 24, 2020 by weblogland |
明日25日(金)、明後日26日(土)はマスキューのエア・試飲会です。
ようやく涼しくなってワインを飲みたくなるシーズン?今回は特別価格品が3つ入っておりますから、試飲会セットのご注文がいつもより早く入っております。動きがちょっと早いので間に合うようにインポーターさんに在庫確認と追加発注。途中で品切れにならないようにしなくては!
え~と。先行販売のアンジェ・ブラン2015年は今日来ましたし、土曜日ギリギリでランブルスコも来るはず。ヴィラ・ヤンボルのシャルドネも足りなくなりそうだから手配しなきゃ。
あたふたしております(笑)。

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桝久 試飲会のラインナップ並びました!

Sep 22, 2020 by weblogland |
今月9月25日(金)、26日(土)のマスキュー
エア・試飲会のラインナップ並びました!

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エアといえどもいつも通り並べなきゃ気がすみません(笑)。

あれ?左端のランブルスコ2本に何か付いてますね(笑)。実はシャンパン・ストッパー。数に限りはありますが一応ランブルスコ1本に1個付いております。インポーターさんからのプレゼントですので、マスキューもお客様もラッキーでございます(笑)。20本分限りですから、早い者勝ちとなります。

※注 不味いランブルスコにおまけを付けて売る意図ではございません(笑)。たまたまでございます(笑)。

遠方の方はこちらから試飲会セットをどうぞ

9月のエア・試飲会セット

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桝久 9月のエア・試飲会のラインナップ決まりました!

Sep 19, 2020 by weblogland |
今月もエア・試飲会となりましたが、一応9月25日(金)、26日(土)といつも通りワインは並んでおります(笑)。
流れでついつい何本か開けちゃいますが(笑)、あくまでエア(笑)!密は回避でございます。
今月はコスト・パフォーマンスに優れたワインが4本プラス驚きのランブルスコ2本でございます!

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〇ヴィラ・ヤンボル シャルドネ 2019年 ブルガリア 白 トラキアン・ヴァレー  750ml 886円税込み

フランス、イタリアよりずっと早くワインが造られ始めたブルガリアのトラキア地方。ギリシャ同様紀元前3000年の歴史を誇ります。また、一説にはギリシャを遡るワイン発祥の地として紀元前5000年の歴史があるとも。いずれにせよ、ワイン用の葡萄の原産地ですから古いのはたしかです。また、日本との関係も古く、1970年代から、ブレンド用として多くのブルガリア産ワインが輸入されていました。当時の日本は国産ワインの表示義務がかなりいい加減でしたから、知らずに飲んでいたのではないかと思います(笑)。

そう言えばかつてメルシャンが『ボイヤール』銘柄でブルガリア・ワインを日本へ輸入してましたね。当時、ボルドー飲むより安くて美味しかった記憶があります(笑)。この時期、特に品質の高いカベルネやメルロ等のヨーロッパ品種を主にソ連に輸出し好評を得ていたようです。

そして混乱と荒廃の1992年の民主化、2007年のEU 加盟を経た現在、国際市場を意識した素晴らしいワインが多く誕生しているようです。

このワイナリーはブルガリア南部バルカン山脈が背後にそびえるワイン産地トラキアン・ヴァレーに畑を持つヴィラ・ヤンボル。ブルガリア国内でも特に古い1924年設立のワイナリーです。トラキアン・ヴァレーは、生育期は暑く乾燥し、秋には穏やかな快晴が続くブドウ栽培適地です。葡萄は良く熟し、しかも収穫期にアクシデントが少ないようです。このため、ボルドー品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロの栽培により各国で高く評価されました。中でもヴィラ・ヤンボルはそのスペシャリストとして一目を置かれる存在です。

マスキューの定番で同じ価格帯のカベルネ・ソーヴィニヨンはそのコスト・パフォーマンスの高さ故、さまざまな雑誌やコンテストで絶賛。皆様におかれましても必須アイテムとご愛顧されております
(笑)。
今回はシャルドネ!
味わいはいかにもシャルドネ(笑)。もともと果実味の厚いところに木樽のニュアンスがほどよく感じられバランスが心地よい(笑)。全体の20%ほどをフレンチ・バリック(おそらく古樽)で3ヶ月熟成したものをアッサンブラージュ。トロピカル過ぎず、切れ過ぎず、とてもシンメトリーでフレンドリーな印象。フレンチ・スタイルのシャルドネなのですが、似た産地を探すのが難しい(笑)。う~ん。ロワール辺りならありそうなスタイルかな(笑)?しかもワイン自体が安定しており
、全うに栽培された良品なのです。
赤のカベルネ・ソーヴィニヨン同様の恐るべきコスト・パフォーマンスの高いワインなのです!

〇アンジェ・ブラン 2015年 ヴィノ・ヴァリー フランス 白 南西地方 コンテ・トローザンI.G.P. 750ml 1100円税込み
※特別価格品

マスキューの定番として皆様より愛される「デーモン・ノワール」。実は同じランクの白ワイン「アンジェ・ブラン」がございます(笑)。ただしこの白の「アンジェ・ブラン」訳あって終売アイテムとなりました。赤と比べると少し大人しいからかな(笑)。でもこの大破格なお値段なら文句無し!せっかく悪魔と天使が揃ったのですが(笑)、天使は現品限りの大特価セールとなります!
えっ。赤、白ともに大特価にならないの?
ひょえー、それは無理でございます。お許しください!お代官様!


インポーターさん資料より

ヴィノヴァリーはフランス南西地方を代表するコペラティブ(Coperative = 生産者協同組合)で、470軒にも及ぶ栽培農家から持ち寄られた葡萄を委託され醸造しています。エリアは3つのアペラシオン(ガイヤックGaillac、フロントンFronton、カオール Cahors)に分かれそれぞれのエリアの醸造所にてワインが造られます。この協同組合の主銘柄の赤ワイン名の「デーモン・ノワール」は、世界遺産に認定されている南西地方の「ヴァラントレ橋」を建設している際、倒壊したり流されたりしてなかなか完成されませんでした。それは悪魔の仕業。そこで悪魔の像を橋に飾りたてると、機嫌を好転させたのか、瞬く間に完成してしまった伝説から由来しています。白ワインの主銘柄は
「アンジェ・ブラン」。9世紀初頭にサンティアゴ・デ・コンポステーラ付近で聖ヤコブの墓がされたことと、同時期にソーヴィニヨン・ブランが発見されたことが「天使のお導き」という伝説から命名したとか(笑)。まあ、「デーモン・ノワール」「アンジェ・ブラン」ともに力が入ったワインなのでございます(笑)。


う~ん。ホッとする味わい。

シンメトリーで美味しいソーヴィニヨン・ブラン。日本に入荷したときよりもバランスが取れ、旨味が増しております
。リリースしてから5年近い時間が経っておりますが、それが良い方向に作用しています。丸みがあり、ソーヴィニヨン・ブランの癖が突出しておらず良い塩梅でございます(笑)。一昔前のごつい南西地域のワインとは思えません。とはいえ5年近く経って向上しているのはもともとの品質の高さ故。質の高いデイリーなワイン探しはマスキューの喜びでございます
(笑)!

●インモルタリス ガルナッチャ 2016年 パゴ・アイレス スペイン アラゴン カラタユドD.O. 赤 750ml 1180円 税込み
※特別価格品

このワイナリーは歴史が古く12世紀から続く農園が起源。現在はフェデリコ・ラモン・ファミリーの所有で1980年代から大幅に整備され、アラゴン最大の個人経営農場の一つとなりました。(バルセロナのラモン・ロケッタ・ファミリーとは別。念のため。)
また、パゴ・アイレスはアラゴン地方で唯一パゴに認定されているワイナリーです。パゴとはフランスのシャトーと同じような感じです。ただワイン生産ヒエラルキーの頂点でもありますから2019年現在、スペイン全土で20社ほどしかありません。ワイン自体のオリジナリティーを所有する畑とリンクさせる生産体制を確立することで、そのワイナリーのブランド力を強化し、ひいてはそれを地域にフィードバックする目論見でございます(笑)。ワインの品質が上がりますから、消費者、生産者ともにウィン・ウィンかな(笑)?


これはパゴ・アイレスがカラタユドの契約葡萄生産農家の栽培するガルナッチャを使い造った赤ワイン。『インモルタリス』とは『不滅』の意味。パゴ・アイレスと契約農家の新たなブランドです。700~950mの高い標高で栽培された葡萄から造ったワインは濃厚、しかも酸もしっかり感じられます。アルコール分がなんと15%ありながら酸が抜けた感もなく、残糖分もほとんど感じません。無理に過熟していません。
スパイシーさ、海藻を連想させるヨード香は完熟した証。それゆえ2016年ヴィンテージでありながら伸び代を予感させます。
低温でのゆっくりしたマセラシオン後に、コンクリートタンクで12ヶ月熟成。その中にフレンチ・オーク樽で4ヶ月だけ熟成したものを混ぜることで、ありがちな過剰な樽香を抑え、ガルナッチャ本来のアロマを全面に出すスタイルとなっております。一昔前のチョコレートの香りプンプンのアメリカンなスタイルから脱却しました(笑)。もっとも果実味は基本黒系のニュアンスなのですが、バルサミコのニュアンスがありはっとさせられるフルーツ爆弾となっております(笑)。
今回限りの限定特売ですのでお見逃しなく!めちゃくちゃコスト・パフォーマンス高し(笑)!

●チロ・ロッソ クラシッコ 2013年 ジート イタリア カラブリア チロD.O.C.750ml 赤 750ml 1210円税込み
※特別価格品
※マスキューの愛するチロでございます。
でもですね、とても残念なことに輸入終了!あまり売れなかったようですね。
とっても宜しいワインなので残念!
しかるに最終放出価格での販売となります!
今まで1602円税込みで売っていたところ1210円税込みにての限定販売品とさせていただきます!
(これを飲んで美味しいと想わないヤツはイタリア・ワインなんか飲むなぁー!)

イタリア半島の土踏まずにあたるカラブリア州産の赤ワインです。地場品種ガッリョッポを使った力強いちょっと個性の強いワイン。生産者であるジートは、その個性をよく表現しています。野性の木の実を思わせる甘酸っぱい香味にスパイス、エスプレッソ、苦いチョコレートのニュアンスが。

若い頃は強すぎたであろうタンニンが、綺麗に溶け込みこれらの複雑な香味を支えています。

派手に傾くことのない落ち着き・素朴さのあることが、チロの、そしてガッリョッポの持ち味・魅力です。

イタリアワインの奥深さを楽しめる1本。

オススメです(笑)。

今風の濃くて解りやすいスタイルではなく、土地に根差したクラシックなワイン。生活に繋がった有様はその地を妄想させてくれます(笑)。ワインラヴァーには、こんなワインに巡り会える幸せを与えてくれます。

こんなワインが日本で飲めることはグローバリゼーションの恩恵ですが、味わいはグローバリゼーションとは無縁の独特な物。

好まれるかどうか?売れるかどうかは解りません(笑)。

私は好きなんですが…。


◎ランブルスコ・ディ・ソルバーラ セッコ ザナージ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 ロゼD.O.P. 750ml 1885円税込み

これほど鮮烈なランブルスコは飲んだことありません!
しかもロゼ!
これはモデナにある2ヘクタールの畑で栽培されるソルバーラ種100%で造られたもの。ザナージが所有する畑で一番標高の低い砂質、粘土質土壌のもの。ザナージの畑で一番軽いワインが出来るようですね。とはいえ手を抜かないザナージ渾身のロゼ・ランブルスコなのです(笑)。
シャルマ方式で30日間マセラシオンし、さらに30日寝かせてから瓶詰め。表示にヴィンテージ記載はありませんが、おそらく収穫したばかりの単一年度のワインだと思います。直接圧搾法ではなくセニエ法を連想させる濃い薔薇色。香りはフランボワーズ爆弾(笑)。鮮烈な印象に言葉を失います(笑)。残糖分は12g/Lと普通に残っておりますが、全く甘く感じません。マロラクティック発酵はブロックしているとは思いますが、総酸は7g/Lもあります。それとタンニンも少ないため極めてドライな味わいとなっております。あっさり記述しましたが、これって相当大変なこと。快挙レベルだと勝手に思って興奮しております(笑)。
もちろん大日本ロゼ・ワイン普及協会といたしましては全会一致のロゼ・ランブルスコと認定いたしました!
一つ惜しむらくは真夏にこのワインを紹介出来なかったことです(笑)。このヴァイタルな味わいは、飲み手の心に突き刺さること請け合います。キック・インサイドな味わいなのです(笑)。
また、翌日になると圧倒的なフランボワーズの香りが収まり、薔薇のしっとりとした香りが支配的。全体の複雑さにうっとり(笑)。ワインの性格上香りの移り変わりは早いのですが、その局面でワインとしてのしっかりとした在り方をキープしているのは凄いのです(笑)。

この生産者ザナージは、1900年に現オーナーの3代前の農奴から身を起こしたルイージ・ザナージが開いた農園がもともと。4代目となった現在は養豚、チーズ生産、バルサミコ生産とワイン生産を複合的に行う近代的な農場となっています。ここでポイント(笑)。バルサミコ生産は長い蓄積を必要とされます。もちろんその収益は一家の生活の安定に寄与しますが、出荷までの時間がかかりますから、単独では簡単には成り立ちません。他の作物を作りながらの農園であればこそ可能。もちろんワイン生産も同様で、それぞれが補いあってリスクを回避でき、経営基盤を強化することが出来ます。さらに大事なことは、それを何代にも亘って継続蓄積することがノウハウと資本の蓄積になる訳です。

カステルヌオーヴォラン・ゴーネのティエピド川のほとりにある素晴らしいブドウ畑は氷河期に形成された多くの谷の1つ、アペニン山脈の山から崩れ落ち、川によって下流に運ばれた石から生まれた緩斜地となっております。樹齢50年を越える葡萄樹は棚仕立て。棚仕立てで50年の樹齢を越えるのは驚き!いかに収量を減らし葡萄樹に負担をかけない尽力の賜物。
天・地・人のすべてが詰まったワイン。しかもそれがランブルスコとは!


◎サッソストルノ ランブルスコ・グロスバロッサ・ディ・カステルヴェトロ ザナージ イタリア エミリア・ロマーニャ 微発泡 赤 750ml 2262円税込み

ランブルスコと言えばグイグイ飲める量産品が市場のほとんどですが、このザナージの造るランブルスコは土の香りのする極めてブリミィティブなもの(笑)。香りの出方、深み、一般に味わうランブルスコとは明らかに違う。暑い中ジュース代わりにガブガブ飲めるランブルスコも必要なのですが(笑)、効率より品質を重視した手作り感満載のランブルスコを経験すれば、世界観が広がること請け合いです(笑)。こんなランブルスコがあることを知ることは、イタリアの奥深さを知ることでもあります。感動があるのです(笑)。

このランブルスコ、樹齢50年以上のランブルスコ・ディ・グラスバロッサ種100%
。シャルマ方式で30日間マセラシオンした後、300日間シュール・リーの状態で寝かされてからブレンド、ボトリングされます。面白いのはこの300日寝かせたものに翌年収穫し造ったばかりのランブルスコを50%混ぜて造ります。毎年の収穫の半分はストック・ワインにし、半分は出荷用となる訳です(笑)。リスク回避と品質の向上が図られるのです。あと、面白いのは栽培さらているランブルスコ・ディ・グラスバロッサ種は2種類の木に接ぎ木していることです。ランブルスコ・サラミーノ種とマルボ・ジェンティーレ種です。その理由はちょっと解りませんが(2種の樹勢が強いからかな?)、きっと何らかの意味があるはず(笑)。
深く複雑でフレッシュな味わいは十二分な満足感と染み入る癒しを与えてくれます。残糖分は10g/L、総酸が8g/Lほどとなっています。ランブルスコにしては驚くほど酸がある!それゆえ甘さは目立たず、コクと旨みが上回る独特のスタイルです。ガス圧は2.27/cm2とやや低めですがそれで十分。無理にガス吹き込みしないのがグッド(笑)。本来の泡の自然な細やかさを壊します。

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桝久 8月のエア・試飲会のラインナップ決まりました!

Aug 23, 2020 by weblogland |
う~ん。
今月8月のマスキュー試飲会はエアとなります!
残念!
でもですね、2本くらい開けますか(笑)?
密にならず、短時間。
合言葉はコレ!なんのこっちゃ(笑)。

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まず、最初の2本はイタリア・シチリアの優良生産者クズマーノの白と赤。どちらも特売価格の限定品となっております!
インソリア 2018年 クズマーノ
イタリア シチリア 白 750ml 942円税込み ヴィノ・ロック 

イタリア半島の南西端に浮かぶ地中海最大の島シチリア島で2000年に設立されたワイナリー クズマーノ。シチリアの地葡萄とメルロ、シャルドネ等を育て、単一品種のワインや地葡萄とフランス系葡萄とのブレンドしたもの等をリリース。若いワイナリーらしくチャレンジ精神に富んだワイン造りを行っています。マスキュー定番では『アンジンベ』があります。コルク栓ではなくガラスの栓ヴィノ・ロックを使った斬新なワインです(笑)。

これはシチリアで多用されるインソリア100%の白ワイン。

パイナップルや桃などの黄色い果実の香りが鮮明。後味のナッツの風味はエキゾチック。口中で強い酸とミネラル、潮の香りを感じますから、トロピカルなわりに緩さを感じません(笑)。スタイルには明確な造り手の意図を感じますね。完全に温度管理して設計図に沿って造られてますね(笑)。地葡萄に新たな生命を吹き込むかのような試みはアバンギャルドなチャレンジ。そして特筆すべきは、食べ合わせに魚介類が意識されること。

何よりも、すべてが作為より実質の良さを感じる点、クズマーノの力量を感じます。


●ベヌアーラ 2017年 クズマーノ イタリア シチリアD.O.C. 赤 750ml 1964円税込み

シチリア北西部にあるプレスティ・エ・ペーニの畑で栽培されたネロ・ダーヴォラとシラーをブレンドしたもの。常識的でない組み合わせなのです(笑)。熟成は80%をステンレスタンク、残りの20%を2000ℓの大樽で5ヵ月間。アッサンブラージュ後落ち着かせてから瓶詰め。
飲んでみて驚くのはネロ・ダーヴォラが主体とは思えない品の良さ(笑)。ワイン全体の折り合いが素晴らしい!深み旨みがたっぷりあり強さをしのぎ、十二分なタンニンもでしゃばりません。アルコール分は暑いシチリアらしく14.5%もありますが、少しもアルコリックに感じません。これがネロ・ダーヴォラとシラーのブレンドとは!思わず絶句(笑)!
混植・混醸でもしてるのかしら?
撰果と醸造・熟成時のエア・レーションに秘密があるのかな?
それにしてもコスト・パフォーマンスが良いところは、さすがクズマーノ!

香りはベリーやイチゴのニュアンスが強いのでシラーを連想させますが、シラーの比率は低い(笑)。ネロ・ダーヴォラを感じさせない不思議。

ブランド名ベヌアーラとはラベルにも描かれている地中海地域特有の小さな赤い花の名前とか。このワインの味わいに直結するようなイメージですね(笑)。

今回限りの限定大特価品となります!
お見逃しなく!



暑い夏に渋い赤ワインは飲みたくない!
仰る通り!
かといって水っぽい赤ワインは論外!
これまた仰る通り!
●ケークフランコシュ2015年 ヴィンツェレール  ショプロニ ハンガリー ショプロン 赤 750ml 1854円税込み




インポーターさん資料より

ハンガリーの北西部でオーストリアとの国境にあるショプロンの周辺は、古くからワインの生産がさかんなエリアです。国境に位置するフェルテー湖(オーストリアではノイジードル湖)の周辺に広がり、ワインの産地としてはハンガリー国内でも有数の規模を誇ります。歴史的にも非常に古く、記録によれば、およそ2,000年前にもさかのぼる古代ローマ時代にはすでに葡萄の栽培がさかんに行われていたとされています。古くから生産されている品種としては、黒葡萄のケークフランコシュ(オーストリアではブラウフレンキッシュ)などがあり、このエリアのケークフランコシュの品質は、19世紀ナポレオン戦争時代、ナポレオンの侵略がこのエリアに達した頃、金銭取引の代用として認められていたほど上質なものであったという記録
が残されています。 このような歴史に支えられた由緒ある産地で、長く葡萄の栽培に携わってきた3つの家族が協力し、1つのワイナリーを立ち上げました。モルナール家、ピレル家、シャージュディ家が1986年に設立した、ヴィンツェレールです。設立後30年が過ぎた現在でもワイナリーのオーナーはこの3家族が名を連ね、なかでもモルナール家のティボル氏の主導で醸造が行われています。ティボル氏は、醸造学校を卒業した後、オーストリアのミッテルブルゲンラント・ホリチョンにあるアントン・イビィで約4年間、その後、カンプタールのランゲンロイスにあるフレッド・ロイマーで経験を積み、ヴィンツェレールの醸造の要となり手腕をふるっています。 フェルテー湖のある国立公園内に広がる農園の面積は、13.5ha。栽培されてい
る品種は、白葡萄ではゼニットやツェルト・ヴェルティーニ(グリューナー・フェルトリーナー)、黒葡萄ではツヴァイゲルト、ケークフランコシュなどが中心です。




マスキューの大好物、中欧の赤ワインでございます。
このワインはハンガリー西側オーストリア国境付近の銘醸地ショプロンのもの。
ショプロンと言えばマスキューの定番の白イルシャイ・オリヴェールの産地でもございます。もともとこの黒葡萄ケークフランコシュ(オーストリア名ブランフレンキッシュ)の大ファン(笑)。滑らかなタンニン、溢れんばかりの旨み。基本アロマティックではありませんが、しっとりとした味わいはとても日本人向き。
デイリーな日本の食卓にはぴったりかと(笑)。
キメ細やかでタンニンに収斂性がないので一見ミディアムなのですが、じつにしっかりしている。玄人好みの赤ワインと勝手に思っております(笑)。
これはケークフランコシュを500Lの古樽で2年間熟成したもの。収穫より丸5年たち、今素晴らしい状態。これこそ飲み頃の美味しいクラシックなケークフランコシュでございます。
実際ケークフランコシュを探すと凡庸だったり、マスキューが扱うには高級過ぎたり(笑)、なかなか当たりませんでしたが(笑)。これは当たりでございます(笑)。



後半の3本はトスカーナの共同組合のもの。なーんだ共同組合かぁ。なんて思われるのは重々承知(笑)。
この共同組合ラ・ジネストラは言わば、
ビオ・ディナミストの梁山泊!
●サン・テレーロ 2016年 ラ・ジネストラ イタリア 赤 イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 2074円税込み

このワイン、トスカーナの田舎の伝統を守り発展させようとする人々が1978年に設立した協同組合ラ・ジネストラのもの。まずフィレンツェの南10kmほどの田園地帯で農業を始めました。その後徐々に規模が拡大、その過程で有機農法を導入実践し、現在は麦・オリーブ・野菜・ワインの畑、牧畜のための牧草地、林業のための森林など128ヘクタールを運営しています。そうそう、養蜂にも力を入れています。レストランや宿泊施設も作りアグリ・ツーリズムも実現。循環型の複合的な農業を継続しています。本格的なワイン生産は2010年からスタート。組合員の子弟の中でワインを学んだ方が戻って来たからとか(笑)。どうやら生産部門別に利益配分しているようですね。

ワインはEUのエコ・セールを取得、さらに、ラ・ジネストラでは生産するものすべてにCCPB認証を取りました。世界的に通じる有機栽培の認証です。
(CCPBは、英国、ドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェー、ブラジル、韓国で、国内の有機規格の検査サービスを提供しています。欧州委員会はまた、世界中の39か国でCCPBを同等の認証機関(Reg CE 834/07に準拠)として承認しました(承認された管理機関のリストがあります:CCPBを確認できます)。)CCPBホームページより


畑は南東向きで標高330~350m、粘土とシルトの混成土壌。植栽密度は1haあたり4500本で平均樹齢は20年。収穫は9月中旬に手摘みで行います。サンジョヴェーゼ100%。
醸造・熟成方法 ぶどうは収穫後除梗、エア・プレスマシーンで優しく圧をかけることで果粒を破砕し、ステンレスタンクで5日間マセラシオン。この際SO2は添加しません。発酵は天然酵母による自然発酵。発酵終了後タンクで12ヶ月以上熟成。瓶詰め時に25mg/LSO2を添加。澱引きもちゃんとして瓶詰め。

ジネストラ自体はスタート時、ビオ・ディナミの集団のようでしたが(笑)、あまり原理主義的な教団のようになってしまうと再生産がきかない(笑)。それゆえ商品としてきっちり流通させることを前提にしていますね。ラベルに描いてある猫が寝転ぶデザインにはキュンとしちゃいます。掴みはオッケー(笑)。
売るために認証を取ることで飲み手を安心させます。除梗することで発酵中の微生物発生のリスクを下げます。SO2を瓶詰め直前に入れることでワイン自体を安定出来ますし保存性が高まります。しかもビオ臭を押さえます。澱引きすることで濁りが無くなり商品として安心させます。

暖かみがあり、強さ深さは格別。ロゼと共通してますね(笑)。大きさ広がりはこの価格帯ではあり得ないレベル。マセラシオンは無理に時間をかけていないにも関わらず、葡萄果のすべてをワインに変換した感。小粒なプラムの果実味はとてもクリアで、これもロゼ同様の完成したバランスを感じます。栽培・収穫・醸造のすべてが自然で完璧としか思えません。森のような複雑な香りはミネラリーなニュアンスを纏い、あくまでも雑味がなくフレンドリー。ほっとするような暖かみに浸ってしまう(笑)。気がつくとワインに引き込まれていました(笑)。

この手のワインとしては驚くほど安く、良心的(笑)。効率を高め無駄を排する発想をビオに結び付けたに違いありません
。ビオだから高いと言う常識を疑うことが出来ます(笑)。
トップランナーと言って良いと思います(笑)。


ロ・ゼルボーネのロゼが無くなり途方に暮れていました。でもですね、ありました!双璧と言ってよろしいかと(笑)。
◎ラ・ヴァッレ・デル・ヴェント 2017年 ラ・ジネストラ イタリア ロゼ トスカーナI.G.T. 750ml 2357円税込み

畑は南東向きで標高330~350m、粘土とシルトの混成土壌。植栽密度は1haあたり4500本で平均樹齢は20年。サンジョヴェーゼ100%。赤のサン・テレーロと同じ畑ですね。収穫は9月中~下旬に手摘みで行います。
葡萄は収穫後プレスし果汁のみをステンレスタンクに移し天然酵母で自然発酵。直接圧搾法ですね。 この際SO2は添加しません。発酵終了後ステンレスタンクとオークの大樽で3か月熟成。そしてアッサンブラージュ後28mg/LのSO2を添加して瓶詰め。ジネストラ自体はスタート時、ビオ・ディナミの集団のようでしたが(笑)、あまり原理主義的な教団のようになってしまうと再生産がきかない(笑)。それゆえ商品としてきっちり流通させることを前提にしていますね。
売るために認証を取ることで飲み手を安心させます。除梗することで発酵中の微生物発生のリスクを下げます。SO2を瓶詰め直前に入れることでワイン自体を安定出来ますし保存性が高まりますし、しかもビオ臭も押さえます。澱引きすることで濁りが無くなり商品として安心させます。

実際飲んでみると、マスキュー定番のロ・ゼルボーネのキアレットに似ています(笑)。プラムやラズベリーの香りは驚くほどの広がりと強さを見せます。まるで畑でとれた果実を煮込んだよう(笑)。
酸の緻密さ、密度感は立派(笑)。しかも、ワインとしては知的なほど、田舎臭くない(笑)。いわゆるビオの癖がありません。
う~ん。
素晴らしい!
完成されています。
パンチェッタなどは鉄板の相性ですが、Tボーンステーキでも合いそう(笑)。比類ないほどのロゼ・ワインでございます(笑)。


イタリアでは蛇は豊穣のシンボル。変なラベルと思わないでくださいね(笑)。
●トゥット アンフォラ 2016年 ラ・ジネストラ イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 3770円税込み

味わいは鮮烈な生き生きとした香味。力強い果実味はジューシーなオレンジやプラム、ベリー。しっかりしたスパイス。
凝縮感・密度感は圧倒的。しかも深みは底知れないほど。言葉を失います(笑)。グレート・ワインなのです。
もちろん折り合いがとても良くアルコール分が14%と高いのも信じられないレベルです。パワーとバランスが良く 体に滲み入るような素直さ、飲み手を疲れさせない優しさ円やかさは秀逸。『旨い!』というしかないのです(笑)。
このワイン、サンジョヴェーゼ100%。手摘み収穫後除梗してアンフォラ(おそらく陶器質)を用いて天然酵母で発酵。発酵終了後そのまま6ヶ月熟成。醸造時に
SO2無添加。瓶詰め時に若干SO2は入れるようですが、変なビオ臭がない点ベター
かと(笑)。
心がワクワク出来るワインなのです!
私はラベルの蛇を見ただけで涎が出てしまいます(笑)

以上6本!
28、29日は店内に3名以上お客様がおられたら入口で私に手を振ってくださいね(笑)。蜜を避けますから。
時間も適当(笑)。準備も適当(笑)。お構いいたしません(笑)。マスキューの営業時間内でしたらオッケーでございます(笑)。

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9月のマスキュー・エア・試飲会のラインナップです(笑)!

Aug 22, 2020 by weblogland |
う~ん。
一応並びました!

何が?って

9月のマスキュー・エア・試飲会のラインナップです(笑)!

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まだ一部数が足りませんが、楽しく並ばせていただきました。この作業はいつやっても楽しい(笑)。でもですねエア・試飲会だと思うとちょっと空しい(笑)。

あっ!

まだホームページ上にはアップしておりませんから急がねば!今回なかなかコスト・パフォーマンスに優れた個性派ワインですからお楽しみに!

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マスキュー・エア・試飲会です(笑)。

Jul 24, 2020 by weblogland |
さあ、明日明後日はマスキュー・エア・試飲会です(笑)。

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まあ、暑い7月8月はワイン・マーケットはオフといえばオフ。マスキューもあまりワインを仕入れたりしなくなる時期なのですが(笑)。これを見つけたらハートはオン(笑)。
ルイ・ラツールのコントン・シャルルマーニュ2015年とミュルソー・プリウール2006年!
マスキューには高級過ぎるワインなのですが(笑)。たまたまスポットのオファーがあり、ついつい(笑)。
でもですね、数分は迷いました(笑)。しかし、マスキューのセラーにコントン・シャルルマーニュが今無い。それゆえ必須アイテム!ミュルソーだって今無い!しかも飲み頃の2006年のプリウール。ミュルソーにあるルイ・ラツールの白壁のドメーヌを思いだし、知らないうちに発注してしまいました(笑)。う~ん。他にもついつい発注したものがあります。
あー、怒られそう(笑)。
でももうマスキューに着いちゃいましたから、知らん顔しちゃいますが(笑)。一応内緒ですから(笑)、明日明後日お越しのお客様はくれぐれも『ルイ・ラツールのお宝見せて!』等と刺激しないようにお願い申し上げます(笑)。

7月のエア・試飲会セット販売のご提案

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7月のエア・試飲会のラインナップ決まりました!

Jul 21, 2020 by weblogland |
今月7月のマスキュー試飲会もエアとなります。
残念!
一応、エアではありますが、いつも通り7月24日(金)、25日(土)には2本くらいは開いている予定でございます(笑)。
ちなみに23日はマスキューお休みとなりますので、ご注意くださいませ。

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トカイ フルミント ドライ 白 2018年 シャトー・デレスラ ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml 1178円税込み

※切れ切れの白ワインとしてマスキューの定番アイテム。でもですね、2018年はいつもとちょっと趣が違いますね(笑)。おそらくヴィンテージ作柄由来かと。お勉強になります(笑)。

ハンガリートカイの中心部トカイ・ヘジアリャで造られる辛口の白ワイン。造り手は15世紀初頭まで記録に遡れるシャトー・デレスラ。もっとも2005年にシャンパーニュのドラン家(ハイパー・エドシックで有名)による資本投資により復活しました。ハンガリーが共産圏からEUに国家の舵を変えたためです。

このワインはフルミント85%、シャルガ・ムシュコタイ15%。低温で管理できるステンレス・タンクで醸造・熟成されます。マロラクティック醗酵はしていないようですね。

もともと大陸性の冷涼な土地柄、切れのあるシャープなワインだと想像していましたが、こんなに切れがあるとは(笑)。切れと言うより強さ 強靭さなのです。しかもバランスが良い。

柑橘系の香りが勢い良く放出され、しかも的が定まっている(笑)。フルミントの辛口は初めて飲みましたが、永遠の命をもつエッセンシアを支える品種であることを実感しました。

香り自体に複雑さはさほど感じませんが、この価格帯のワインとしては出色の出来映えです。

あと、面白いのはオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーのような粘りがあることです。中欧のワインに共通する特長ですかね?カベルネやピノ・ノアールに代表されるヨーロッパ系や地中海系とは違ったスタイルのように思います。真偽は解りませんが、日本人の嗜好に合ったワインであるのは確かかと(笑)。

ソーヴィニヨン・グリ 2018年 ドメーヌ・デュ・コロンビエ フランス ロワール 白 V.D.P.デュ・ソーヴィニヨン・グリ 750ml 1568円税込み

※マスキューの大定番のアイテム。これも1番目と同じ2018年。これまたヴィンテージ作柄の影響が出ております(笑)。今回限りの大特価品でございます(笑)。

ロワール河下流ナント地区に30ヘクタールの畑を持つドメーヌ・デュ・コロンビエ。ナント地区と言えばミュスカデの有名なところです。

このワインわずかにピンクがかった果皮のソーヴィニヨン・グリ種85%、ソーヴィニヨン・ブラン種が15%のセパージュ。

聞き慣れない品種ソーヴィニヨン・グリはソーヴィニヨン・ブランの亜種だそうです。基本的にはソーヴィニヨンらしいレモンや青リンゴのフレッシュさ。ただソーヴィニヨン・ブランより厚みがあり、メロンっぽさがありますね(笑)。ずしんと飲み応えのあるソーヴィニヨン・ブランとでもいいましょうか(笑)。

合わせる料理も、魚介だけでなく豚肉なんかに合わせやすそうです。

なかなか斬新なワインです(笑)。

最近のナントのワインは軽いミュスカデだけから脱却しようとしていますね。妙に濃いミュスカデを造ったり、このワインもイノヴェーションを感じるワインです。どうやらお金を取れる上級品への模索のようです。

従前の軽いミュスカデだけには頼れないと生産者逹は自覚していますね。実際もっと安くて似たようなワインはそこいら中にありますからね。

とても良いことだと思います。

ティレヌス・ティント 2017年 ボデカス・エステファニア スペイン 赤 カスティーリャ・イ・レオン州 ビエルソD.O. 750ml 2074円税込み

※ようやく手の内が見えてきました(笑)。さすがラウル・ペレス。質の高さを感じます(笑)。

近年注目の産地ビエルソ。もちろん品種はメンシア(笑)。
まずはビエルソですが、東にガリシアに接する山間の小さな盆地が密集する地域。気候はガリシアからの湿った海洋性
気候と内陸の大陸性気候が合わさり、穏やかで温暖な気候。雨は年間700mmと葡萄栽培に最適。標高もさほど高くなくこのため遅霜に襲われない利点があります。土壌は腐植土がしっかりあるため養分があり保水力もあり、葡萄栽培に最適。
もともと恵まれた産地なのですが、畑が分散されていたため効率的な栽培が出来ずに出遅れたようです。1990年代に入りようやく産地として脚光を浴びました。
そしてメンシア、カベルネ・フランの亜種で希少品種。ややこしいのですが、単にメンシアというと北西スペインで広く栽培される早飲みの軽いもの。探すメンシアは、カベルネ・フランのようらしい強堅さとフレッシュな赤い小粒の果実味が特徴で、ビエルソの優良生産者の手になるとビロードのような舌触りになり、このD.O.を世界に注目させました(笑)。
このワインがそのメンシア(笑)!
よーやく見つけました(笑)!
生産者のボデカス・エステファニアは古くからブドウ栽培を行ってきたフリアス・ファミリーが1999年に創立した家族経営のワイナリーです。約40ヘクタールの大部分が樹齢70年、中には樹齢100年にもなるブドウ畑を所有しています。 ビエルソのカリスマ的スターエノロゴ、ラウル ・ペレスが、アドバイスをしているワイナリーの1つです。
サンタクロースみたいな風貌のラウル・ペレス(笑)。2009年、ロバート・パーカー主宰ザ・ワイン・アドヴォケイトのスペイン特集において99点の最高得点をはじめ、98、97点など8アイテムのワインが95ポイント以上、10アイテムが評価され最低ポイントが93点という驚異的な評価を得た、ラウル・ペレス。ヒュー・ジョンソンも最良のものと高く評価しております(笑)。
このティレヌス・ティントは、ティレヌス・ブランドの早飲み用に造られたもの。樹齢20~40年のメンシアを使い、木樽熟成しないで造られます
。抜栓直後はビオっぽい還元臭、乳酸っぽさを感じますが、次第にそれらは薄れ赤い小粒の果実がビロードのような舌触りの液体と織り成す様は心に届く味わい
。優しく広がり、全体の大きさを予感させてくれます。老木と低収量が味わいの根元ではありますが、メンシアのオリジナリティーは初めて体感するもの。メンシアがカベルネ・フランだとすると、これほど柔らかで滑らかなタンニンを持つカベルネ・フランはありません(笑)。
目から鱗のメンシア初体験でございました(笑)。


クロー・ド・ネル グロロー 2011年   クロー・ド・ネル フランス  赤 ヴァン・ド・ペイ・デュ・ヴァル・ド・ロワール 750ml 3080円税込み


クロー・ド・ネルはブルゴーニュのルフレーブとクロード・ピシャールがビオデナミ先進地域ロワール・アンジュの地でジョイントして造ったドメーヌです。2000年代の初めにブルゴーニュ出身のカップル、ネリーとクロードのピシャール夫妻がアンジューに起こしたドメーヌがもともと。ドメーヌは当初、7haの1枚畑でスタートし、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、グロローをビオディナミ農法で栽培。夢に向けてスタートしました。その衝撃的なワインはファンをあっと言わせましたが、2005年は発酵槽が微生物に汚染されワインが出来なくなり、そのご2006年、2007年と作柄が悪く生産することが出来ませんでした。そのため2008年に経営をルフレーブに譲り、2009年にクロード・ピシャールさんはドメーヌを去ります。しか
し現在はルフレーブの単独所有となっています。それゆえラベルには所有者名アンヌ・クロード・ルフレーブとなっております。

マスキューでは2003年、2010年のアンジュ・ルージュを取り扱いましたが、渾身の凝縮感は皆さんのご記憶にあるかと。規格外れのグレートワインでした。

このドメーヌあまりに厳格・原理主義的なワイン造りを追求したあまり2006年、2007年と収穫が得られず窮地に追い込まれました。このため元締め(笑)の姐御マダム・ルフーブが全て購入することでドメーヌを存続させました。クロード・ピシャールさんは引き続きドメーヌに留まっていましたが、2009年に再出発したそうです。そして2009年、クロー・ド・ネルの支配人兼醸造責任者がシルヴァン・ポタンがピシャールさんに変わりました。チリのクロ・ウヴェールというワイナリーでアシスタント・ワインメーカーをしていた人物とか。

2008~2010年までのネルはスタイルが変わり安全運転でしたのでちょっと寂しかったのですが(笑)。

このグロロー、ロゼ・ダンジュの主要品種と言えばピンときますね(笑)。あまり良いイメージではありませんが(笑)、糟糠のピシャール夫妻の忘れ形見なのです。カベルネ・ソーヴィニヨンと同じですね(笑)。樹齢60~90年という超古木のグロローから造られたワイン。滑らかで、タンニンに収斂性がなく、ネルの赤ワインの中ではもっとも飲みやすい(笑)。もちろんロゼ・ダンジュとは似ても似つきませんが(笑)、深み、大きさに飲み込まれます。
アルコール分は12.5%と通常より0.5%高め。その分酸が目立たないのかな?他のキュヴェと比べるととても飲みやすく感じます(笑)。とはいえ2011年ヴィンテージですから、収穫後9年経っています。しかしそうとは思えない出来栄え。今の時点では、果実味のディテールがもっとはっきりしていたらと欲深く思ってしまいますが(笑)、それは更なる熟成が解決するのかも?コルクは蝋封されていますから、とんでもない熟成能力を秘めるのかも?ネルのワインで蝋封されているのはこれだけです。

◎1+1=3 (ウ・メス・ウ・ファン・トレス)レゼルバ・ファミリア・ピノ・ノワール ブリュット・ロゼ スペイン ペネデス カヴァ発泡性 ロゼ  750m 2734円税込み


マスキュー定番のスペインの発泡性ワイン カヴァ 1+1=3のラベルと言えば皆さんご存知(笑)。比較的軽いカヴァの多い中、しっかりとした濃度感のある良品として愛されています。
カヴァと言えば日本ではかなり馴染みのスペインの発泡性ワインですが、その大半は大メーカーによります。(日本でも黒いラベルのフレシネやコドルニュが有名ですね。)ただコストがかかるため小規模生産者が育ちにくい産業でもあります。

いきおい小規模生産者は大手カヴァメーカーに生産したワインやブドウを売るしかない状況です。

そんな中、カヴァの聖地ともいわれる生産地域ガルディオーラ・フォン‐ルビで、カヴァ最高品質のブドウを栽培することで有名なピニョル家は、現地ワイナリーの間で「幻のブドウ」といわれ高値で取り引きされていました。

彼のところは30ヘクタールの畑を所有する家族経営の生産者です。

ピニョルさんのブドウ栽培は除草剤や殺虫剤は一切使用しませんから、畑仕事にとてつもない労力が注がれます。休みなく一日4時間睡眠で働くそうです。

そして醸造にはフリーランの果汁しか使用しません。いわゆるプレス果汁を使わない徹底ぶり、濃さとクリアな味わいの原点なのです。

そんなピニョルさんとペネデスのトップワイナリー「カン・ラフォルス・デルス・カウス」のエステーベ家とのベンチャーがこの1+1=3なのです。

これはピニョルさんが造る貴重なピノ・ノワールをセニエ法で作ったロゼです。
生産量も少なく2000本のみ。
以前はブリュト・ナチュレとして生産されていましたが生産終了。ブリュットとしてリニューアルでございます(笑)。やはり、ブリュット・ナチュレで生産を続けるのは無理があったようです。温暖化により葡萄の糖度が高くなってきたのが原因かもしれませんね。
個人的にはブリュット・ナチュレはお気に入りでしたので、ちょっと残念(笑)。
これはドザージュ8g/L。9g以下ですから
、これはこれで立派(笑)。やはりもともとの葡萄に酸がある証拠。
飲んだ印象は苺(笑)。とてつもなくピュア
。時間の経過とともにハーブのニュアンスが加わり、野に実った苺状態。翌日にはチェリー、それも上等な佐藤錦(笑)。香りの鮮烈さディテールの明瞭さはブリュット・ナチュレと変わりませんね(笑)。
あー、良かった(笑)。
ブリュット・ナチュレと比べると、飲み応えがあり、よりヘビーで全体の大きさを感じます。マロラクティック発酵も起こしているようです。肉厚な出来映えは立派(笑)。緻密な設計、塩梅ですね(笑)。瓶熟成期間は14ヶ月とさほどは長くありませんが、それも計算の内。翌日までしっかり持つ泡は上物の証。あと特筆すべきは供出温度。
5~6℃でも香りが出ます!ビール並みに冷やしても楽しめる夏向きな仕上がり。
う~ん。
氷でう~んと冷やしてプール・サイドのパラソルの下に寝そべり、苺をかじりながら飲む!リアルなプリティー・ウーマンごっこが出来ます(笑)。もちろんディナーでは最初から最後のデザートまでカバーするはず。
私の好きなペリエ・ジュエ のベル・エポック ・ロゼ を連想しちゃいました(笑)。
ケチなマスキューにふさわしいグレートな味わいでございます(笑)。
あと、スペインらしいアヴァンギャルドなラベル・デザインには目を奪われます。いつもの1+1=3デザインから別物のカッコ良さ(笑)。デザインもプールサイドでカッコつける用(笑)。勝負に出たかな(笑)。

ちなみにこの下のランクのブリュット・ロゼは以前試飲会で好評でしたが、これはそれ以上(笑)。こう言えばマスキューの常連の方は味わいに想像つくかと(笑)。


以上5本!
最後の2本くらいなら開けても密は避けられるかな?


桝久商店 岡本利秋・昭子

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