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Written on 2016 04

よーやく並びました!

Apr 29, 2016 by weblogland |
よーやく並びました!
明日明後日の試飲会用のワインです(笑)。



ぎりぎりセーフかな?
でもですね、真ん中に並んでるワシントン州の白ワイン レコールNo.41が3本しか並んでません。じつは明日に着く予定(笑)。今日あわてて発注しました。しかも受注締め切りは今日の11時。実際電話したのは12時。無理を拝み倒して明日の試飲会に間に合わせました。ハラハラしました(笑)。久しぶりに切羽つまりましたね(笑)。
昨日の晩にようやく取り寄せたサンプルを試飲会に出すことを断念。然るに、候補にあがっていたレコールNo.41に決定。今日発注すればぎりぎり間に合う段取り。でも締め切り時間を間違えました(笑)。
無理を聞いて下さったインポーターさん、ありがとうございました!
こうして試飲会が出来るのもインポーターさんのお陰です(よいしょ)。

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今月4月29・30日のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!2016

Apr 28, 2016 by weblogland |
今月4月29・30日のマスキユー試飲会のラインナップ決まりました!
最後の最後まで決まらなくて、今ようやく決めました。
今月は定番の白ワインが3本と新入荷の赤ワインが3本の計6本となりました。
まずは定番の白ワインですが、ヴィンテージが変わりイノヴェーションしてますね(笑)。どれもキック・インサイドの出来映えかと(笑)。

桝久商店開催のワインの試飲会で出すワインの画像

○トカイ フルミント ドライ 白 2014年 シャトー・デレスラ
販売価格(税込): 1,296 円
ハンガリー D.H.C.トカイ スクリュー・キャップ 750ml
ハンガリートカイの中心部トカイ・ヘジアリャで造られる辛口の白ワイン。造り手は15世紀初頭まで記録に遡れるシャトー・デレスラ。もっとも2005年にシャンパーニュのドラン家(ハイパー・エドシックで有名)による資本投資により復活しました。ハンガリーが共産圏からEUに国家の舵を変えたためです。

このワインは2013年のヴィンテージではフルミント85%、シャルガ・ムシュコタイ15%。2014年になるとさらにハールシュレヴェリュが加わりました。低温で管理できるステンレス・タンクで醸造・熟成されます。マロラクティック醗酵はしていないようですね。

もともと大陸性の冷涼な土地柄、切れのあるシャープなワインだと想像していましたが、こんなに切れがあるとは(笑)。切れと言うより強さ 強靭さなのです。しかもバランスが良い。そして2014年はふくよかさが増した感。温度が上がってもふくよかさがあるので美味しく飲めます。造り手の意図があり、イノヴェーションしてますね(笑)。

柑橘系の香りが勢い良く放出され、しかも的が定まっている(笑)。フルミントの辛口は初めて飲みましたが、永遠の命をもつエッセンシアを支える品種であることを実感しました。

香り自体に複雑さはさほど感じませんが、この価格帯のワインとしては出色の出来映えです。

あと、面白いのはオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーのような粘りがあることです。中欧のワインに共通する特長ですかね?カベルネやピノ・ノアールに代表されるヨーロッパ系や地中海系とは違ったスタイルのように思います。真偽は解りませんが、日本人の嗜好に合ったワインであるのは確かかと(笑)。


そしてこれは相変わらず旨い(笑)。さすが『神』ガロフォリ!
○マクリーナ 2014年 ガロフォリ
販売価格(税込): 1,758 円
イタリア マルケ 白 ヴェルディッキオ・デ・カステル・ディ・イエージD.O.C. 750ml
私の敬愛する『神』ガロフォリが造るヴェルディッキオ100%の白ワイン。かつてイエージのワインは安物が多く日本に輸入されてましたから、イメージが悪い(笑)。水っぽい印象が拭えない(笑)。もっとも暑い海岸部の産地ですから酸が少なく、勢い飲みやすい量産ワインに走ったのも事実。
 
そんな大勢に背を向け優良なイエージの白ワインを作り続けD.O.C.G.にまで登り詰めた大貢献者がガロフォリなのです。
 
他の生産者が造るイエージとは明らかに違う不思議。もっともこのキュヴェは早飲みのスタンダード・クラスなのですが、それでも旨さが違う(笑)。イエージというよりマテリカに近い詰まり方と大きさがあるとでも言えばよいかも…。
 
もちろんコスト・パフォーマンスの高さは驚き。ただし在庫限りとなりますから、お見逃し無きようお願いいたします。

○レコールNO.41 セミヨン 2013年
販売価格(税込): 2,500 円
アメリカ ワシントン州 コロンビア ヴァレーAVA 白 750ml
レコールNo.41 セミヨンが2014年にて再入荷いたしました。

まだまだ将来を感じさせる緻密さ、たっぷりとしながらも伸びやかで方向性がしっかりした様は相変わらず。液体としての滋味深さと力が両立しています。また、熟成能力がこのヴィンテージは伸びている予感がします。

まだまだ高みを目指す姿勢は立派。私が高く評価する珍しいアメリカの白ワインです。

レコール・NO41はワラ・ワラ・ヴァレーで3番目に古いワイナリーです。(1983年設立)

このセミヨン悔しいほど旨いのです。

買いブドウでつくられていますが、実に旨い!

なんで?

アルコール分は14.5%と高いのですが、凝縮した果実味がとても良く溶け込んで、それを感じさせません。

このワイン87%のセミヨンと13%のソーヴィニヨン・ブランからできています。レッド・マウンテン、ワルーク・スロープ、コロンビア・ヴァレー、ワラワラ・ヴァレーなどのA.V.A.5ヵ所のヴィンヤードから葡萄は調達されます。

非常に複雑で深みがあり、ハニーでフローラルな味わいは揺ぎがありません。長いハンギング・タイムにより過熟したハニーな香りにレモンやライムの切れの良い香りと柔らかなアプリコットや桃の香りが高密度に溶け込んでいます。酸もしっかりありますから切れと後口がとても美しいのです。黄金色の色合いは味わいの濃密さの証。木樽醗酵・熟成により厚みを増しています。

うーん。

アメリカの技術力に脱帽です。買いブドウでもこれほど雑味がなく、完璧な栽培を連想させるワインを作るのですから…。どこに出しても恥ずかしくないどころか、トップレベルのワインです。

アメリカらしくないお手頃な価格なのが決めてです(笑)。きっとアメリカではセミヨンがあまり人気ないんですね。

冷涼な彼の地でセミヨンが、栽培に適しているのは間違いありませんね。

このブドウを栽培した農家がなぜ自分でワイン造りをしないのか不思議です。やはりアメリカでは醸造技術が優先するのですかね?

つくりものっぽくない良さがあります。

ところでこのレコール・NO.41の意味ですが『41番学区の学校』という意で、ワラ・ワラの西にあるフランス人町に1915年に建てられた校舎が現在のワイナリーであることに由来します。

新たな伝統づくりの象徴のようですね。


そして資格試験受験者必飲のシラーです!
●シラー 2014年 カーヴ・ド・タン フランス 赤 コリーネ・ローダニエンヌI.G.T.  750ml 1388円税込み

1933年設立、現在では約300名の栽培農家が参加する協同醸造所カーヴ・ド・タン。ローヌ地方において常にトップクラスなワインをリリースし、またエルミタージュの1/4、クローズ・エルミタージュの1/2にもなる生産量を誇る、質量ともに秀でた存在です。
このワインはそんなカーヴ・ド・タンが造るローヌ北部地域の入門編とでもいえる赤ワインです。シラー100%、明るいルビー色、きめ細かくよく整った香味。野性味のある赤い小粒の果実、リンゴの皮の苦味、スパイス。やや軽めで重厚さはないけれど、それがむしろローヌ北部の冷涼さをより明瞭に感じさせます。実にシンメトリーなシラーなのです。ローヌ南部との違い、オーストラリアを代表するニュー・ワールドのシラーズとの違いを理解するにはうってつけの教材ですね(笑)。毎日の食卓にも取り入れやすい味わい、是非お試しください。

あと付け加えると、私が今まで飲んだシラーの中でもっともコスト・パフォーマンスが高いワインです(笑)。

ここから新入荷の中でも驚きの赤ワインです。まだあまり日本には入荷されていないフランス オーベルニュ地方のワイン。あのミネラルウォーター『ボルヴィック』の産地のワインです!
●コート・デュ・フォレ 2011年 サンタンヌ フルール・ド・ヴィーニュ フランス オーベルニュ 赤 750ml 2268円税込み
フランス中央部オーベルニュ地方の赤ワインです。正確にはややロワール川最初上流左岸沿い、地図によるとロワールの生産地域に区分されてます。
コート・ド・フォレA.O.C.は2000年にA.O.C.に昇格。ガメイドーベルニュを使用した赤ワインが特徴です。ガメイと遺伝子がどうなっているのか解りませんが、ボジョレーのものと比べると香りの構成はにていますが、力強さや熟成能力に勝ったものとなるようです。
このフルール・ド・ヴィーニュは2005年からこの地でワイン造りを始めた女性醸造家ステファニー・ギヨさんのドメーヌです。標高380m の畑に植えられた樹齢60年超のガメイドーベルニュだけで造られています。
イチゴや桑の実の生き生きした甘酸っぱさ、プルーンの濃厚さ、サクランボのリキュール漬けの風味。一口飲んだだけで魅了されてしまう、とてもキュートな少女のようなワイン。そして時間の経過とともにしなやかな力強さがあらわれて、このワインの奥深さに驚かされます。ボジョレーのガメイとは明らかにこの点が違いますね。このワイン2011年ですからもう5年経っているのですが、このフレッシュネスと熟成能力はいわゆるガメイとは別物としか思えません。ただし、香りは似ている(笑)。
う~ん。
もちろん地元のオーベルニュ地方造られる個性の強いチーズ カンタルやブルー・ド・ベルニュとは鉄板の相性ですから、やはりロワールというよりオーベルニュ地方のワインと呼ぶべきなのは確かのようですね(笑)。


今回のトリは新樽で44ヶ月熟成した傑品!常識を遥かに越えた驚きのワインです(笑)。
●コート・ドーベルニュ フュ・ド・シェーヌ 2011年 ステファン・ボンジャン フランス 赤 コート・ド・ベルニュA.O.P. 750ml 3055円税込み
このコート・ド・ベルニュは2010年にA.O.C. 昇格した新しいアペラシオンです。まさにフランスの真ん中オーベルニュ(ボルヴィックで有名な)。水道水もボルヴィックだとか(笑)。
この域内で優良なシャトー・ゲ地区に約8ヘクタールの畑を所有するステファン・ボンジャン。

この『フュ・ド・シェーヌ』は樹齢100年のガメイドーベルニュから収穫された葡萄をトロンセ産の新樽でなんと44ヶ月熟成したものです‼
樽香を凌駕した果実の圧倒的な美味しさには脱帽です(笑)。とはいえ今風の解りやすい訴求性ではないのがグット(笑)。その生命力・深さ・果実の分量等すべてにおいて計り知れないワインです(笑)。これを飲むとガメイドーベルニュってボジョレーのガメイとは根源的に違うと感じざるを得ません。どんなガメイもこれほどの生命力はないはずです。
まろやかで厚みがありスパイシー。余韻は長く、飲み込んだ後に幸福感があります(笑)。ジビエ料理や香味野菜を沢山使った料理、じっくり煮込んだ肉と豆類など、豪華なあるいは地方色豊かな料理に合わせたいワインです。

以上6本 29日(金)は17時~20時30分、30日(土)は11時~20時30分までとりおこなっております。
皆様のご来店お待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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