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到着しました!

Jul 23, 2013 by weblogland |
あー、良かった(笑)。
到着しました!

今週末7月27日のマスキュー店内試飲会で出す予定のスペイン ラ・マンチャのヴィーニャ・セロンのワインです。
今回出すイェマヌエヴァ同様、安さばかりでなく品質アイデンティティー重視の生産者です。

ワインの試飲会 by マスキュー

どちらも中規模の家族経営です。安いワインだけ生産していたら、大手の下請け。バルクワインの供給源に甘んじるしかありません。プライドをかけて生き残るには高品質なワイン造りを目指す他ありません。とは言えまだまだ途上ですから、お買い得であることは間違いないし(笑)!
共に共通するのは、無理にアルコール分を上げない造りです。簡単に14%位のアルコール分のワインが出来る土地柄。出来るワインは、飲み応えはあっても飲み飽きしがちです。そんな中アルコール分を12%に抑えて、しっかり酸を残すスタイルです。もちろん低収量で丹念な栽培管理は必須。
こうして出来た白ワインは土地の味わいと造り手の意思が表れた味わいになります。
今までのラ・マンチャにはない斬新で印象的なものです。
グローバリゼーションに引っ張られる形ではありますが、ローカリゼーションが萌芽しているのです。
棲み分けできるはず!
心に届く味わいです(笑)。

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良いワインを前にすると理性が無くなる夫婦です

Jul 23, 2013 by weblogland |
今日私は試飲会で三田に行ってきました。
イタリアワインの老舗インポーターF社の試飲会です。
良いワインが沢山ありました(笑)。出掛ける前に家内から「月末だから余計なワインは取らないように!」と厳命されましたから、チェックのみ(笑)!
そんな中見つけました!
なっ、なんと。
オズヴァルド・ヴィベルディのバローロがあるじゃあーりませんか!
家内共々大好きなバローロなのです。
マスキューに戻ってから、早速報告です(笑)。

私「なかなか良いワインあったよ。今日は君が行った方が良かったんじゃないかな?」
家内「どんなの出たの?」
私(知らん顔して)「うん。これリスト。」
家内「どれどれ(笑)。これどうだった?」
私「割に良かったよ。でもマスキューには高級過ぎるかな(笑)。」
家内「じゃあ、これは?」
私「良いけど、イメージが違うかも。」
家内「あっ! じぇ じぇ オズヴァルド・ヴィベルディのバローロ! 注文した?」
私「まだだよ(笑)。」
家内「あー!飲みたかった!」
家内「どのヴィンテージにしようか?」
私「それは〇〇に決まってるでしょ(笑)。」
家内「やっぱりね(笑)。明日在庫問い合わせよう!」

良いワインを前にすると理性が無くなる夫婦なのです(笑)。

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7月27日マスキューの店内試飲会ラインナップ

Jul 21, 2013 by weblogland |
今月7月27日(土曜日)、マスキューの店内試飲会のラインナップ決まりました。

暑い暑い中ご来店下さっていきなりテイスティングは酷(笑)。そこで、まず喉を潤し体温を少し下げていただきます(笑)。何も考えず、爽快感に浸っていただきます。
ヴァルディヴィエソ ブリュット N.V.チリ 発泡性 白 750ml 900円税込み
マスキュー最安値のスパーリングです(笑)!

セパージュはシャルドネ主体でピノ・ノワールとセミヨンが入っているそうですが、そんなのどうでもイイ(笑)!
邪魔になりません。香り、甘さ、泡立ちのどれもが突出しません。気がつくとボトルが空いてる。『もう1本飲もう!』
と言えば解りやすいかと(笑)。

T.P.O.は大事なのです(笑)。

さて、これから試飲会の本番に突入。本日のテーマは『ラ・マンチャ』なのですが、その前にオーストリアの混植混醸で造られた珍しい味わいを!
未体験ゾーンに突入です(笑)。
〇『メフォファー』 アルター・ヴァインガルテン ゲミシュター・サッツ 2011年 ヴァイングート メフォファー-ヌーデゲルホーフ オーストリア 白 クヴァリテーツワイン トロッケン ニーダーエスタライヒ州 ヴァグラム地域 750ml 2105円税込み スクリュー・キャップ

ゲミシュター・サッツ』は混植混醸の意。畑にはフリューローターヴェルトリーナー、トラミネール、ソーヴィニヨン・ブラン、シルヴァネール、ミュスカテラーが入り乱れて植わっており、それをまとめて収穫醸造するそうです(笑)。ウィーン界隈の伝統的なワインの造り方です。冷害などに遇った際、全滅を避けるためのようです。
基本的にはアルザスの辛口を凝縮したような感じ。非常に質感があります。
深み、広がり、まとまり、が素晴らしい!
冷涼で水捌けの良いローム質の良さが充分伝わってきます。
オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘類が中心ですが、ミネラル感、ハーブの香り、ハニーなニュアンスが高次元。圧倒的で複雑なエレガンス。果汁濃度と酸の量が正比例してますね(笑)。


イェマヌエヴァ アイレイン 2011年 ボデガス・ラ・テルシア スペイン 白 ラ・マンチャ 750ml 1340円税込み

このボデガス・ラ・テルシア1920年に設立された家族経営のワイナリー。45ヘクタールの畑を所有しています。驚くべきは、すべて自根で平均樹齢が50年以上。フィロキセラが及ばないんですね。中にはプレ・フィロキセラの樹齢100年を越える葡萄樹もあるとか(笑)。
アルコール分は12.5%とラ・マンチャとは思えぬ仕上がり。アルコール分が簡単に上がる気候、砂地の畑とは思えません。完璧な収穫判断の元、一気に収穫しているようです。昔ながらの厚ぼったいアルコリックな安ワインではありません(笑)。ドライな切れ味にビックリしました。

手摘みで収穫した葡萄は、破砕してすぐにプレスしないでステンレスタンクで10℃でクールマセラシオンを8時間。かなり優しくプレスして17℃で7日間アルコール醗酵し、シュール・リーの状態でタンク熟成しているようです。

造りは低温で温度管理されていて、マロラクティック醗酵もやっていませんね。葡萄樹は古いが造りは新しいモダンスタイルです。

ワインの中に鎮座している洋梨の香りは圧倒的。
イノヴェーションを感じます。


さて、残りの3本(白1本、赤2本)はマスキュー初登場、ラ・マンチャのヴィーニャ・セロンのワインです。
1895年創業の歴史ある家族経営ながら、世界市場に打って出るチャレンジャーなのです。
ビオやオーガニックを唄い文句にしていますが、液体濃度の濃さ、樽材の使い方の上手さ、酸をしっかり残すこと。この3点に置いてラ・マンチャでは最先端。もちろん、土の香りがするローカルらしさもあり、好ましいかと。
今や大規模生産者が幅をきかせるスペインワインにあって、こうした中・小規模の生産者の活躍は称賛に値します。グローバリゼーションに挑むローカリゼーション。人事ではないのです(笑)。
『レモルディミエント』とは『夢』の意味。一族の夢のようですね。
〇『レモルディミエント』 オーガニック・ホワイト・ワイン・バレル 2011年 ヴィーニャ・セロン スペイン カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 1530円税込み

シャルドネ100%で造られる樽醗酵、樽熟成のワインです。樽醗酵はバリック、熟成はフランス産とアメリカ産のオーク樽で3ヶ月ほどするようです。新樽のニュアンスは強いですが、ワイン自体の果実味との溶け込みが良く、嫌みになっていません。あと、低温での管理が徹底しています。もちろんマロラクティック・コントロールもしているはず。酸がしっかりありますから、構造がしっかりしていて揺るがない良さがあります。

●『レモルディミエント』オーガニック・レッド・ワイン・バレル 2011年 ヴィーニャ・セロン スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 1530円税込み

この赤ワイン、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、プチ・ヴェルド。
造りは白同様に樽醗酵、樽熟成。
フレッシュネスと土の香りが溶け合った優しさ満点の味わい。広がりがあって奥深い。
マスキューで扱っているコート・デュ・ローヌのマズールや、フィトウにちょっと似ていますか?
優良な自然派生産者のワインに共通するものがあります。
樽が全く気にならないエレガントさはスペインらしからぬ斬新さなのです。

最期はヴィーニャ・セロンの最上級銘柄です。『ラビア』は『剛勇』の意味。
●『ラビア』オーガニック・レッド・ワイン・バレル 2009年 ヴィーニャ・セロン スペイン 赤 カスティーリャ・ラ・マンチャV.D.T.750ml 2970円税込み

ヴィーニャ・セロン渾身のグレートワイン。

このワイン、なっ、なんと プチ・ヴェルド100%で造られています。計算通り赤い果実味は見事!
暑いラ・マンチャでは赤ワインの果実味は、濃く造れば造るほど黒くなりがち。これだけでも斬新です(笑)。
熟成はフランス産の新樽40%、アメリカ産の古樽60%で14ヶ月熟成させます。
白同様、樽香が邪魔に感じません。
解りやすい奥深さは見事。
実に旨い!


※実はまだ品物が届いていないので、映像がアップできません。到着次第アップしますので、お許しを!

7月27日(土曜日)、いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、皆様のご来店をお待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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来週の土曜日7月27日がマスキューの店内試飲会

Jul 20, 2013 by weblogland |
来週の土曜日7月27日がマスキューの店内試飲会です。
試飲会のラインナップは間際まで決まりません(笑)。
今回はスペイン ラ・マンチャということでテーマは決まりましたが、その順番や本数で揉めます(笑)。
家内「まずトップパッターはイェマヌエヴァのアイレインで良いとは思うけど、いきなりハードな白だからお客様は辛くない?」
私「そこなんだよね。イェマヌエヴァのアイレインは斬新で素晴らしいとは思うんだけど、いきなりだと唐突だよね?」
家内「そーなんだよね。やっぱり暑い中わざわざご来店して下さった方に、いきなり強い白ワインを出したら、拒絶反応がでるかも?」
私「確かに!そうなるとイントロダクションが必要だよね。爽やかで清涼感があって、とりあえず体温を下げてもらわないとね(笑)。」
家内「そうそう。いくら良いワインて言っても、暑い外から来て、汗も引かない内に味わいを訴求してもKYだよね。まずは体温を下げてもらわなきゃ。」
私「それと『メフォファー』をどこに入れようか?」
家内「そこなんだよね。ラ・マンチャの白が強力だから順番を間違えると『メフォファー』の複雑さが伝わらない可能性があるよね。」
私「『メフォファー』も強さはあるけど、スペインのワインとは質が違うもんね。」

ワインは、それ自体の良さは前提ですが、T.P.O.はかなり大事です。ましてやいくつものワインを比べるとなると、供出の順番はかなり大事です。間違えると、そのワインを殺してしまいます。

最期の最期まで悩みます。

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6月29日はマスキュー店内試飲会です。

Jun 27, 2013 by weblogland |
明後日6月29日はマスキュー店内試飲会です。
今日、常連のMさんから質問させました。
Mさん「マスキューさん、スペインの新作は試飲会に出るんですか?あの複雑な名前の白ワインです(笑)。」
私「はい。あの舌を噛みそうな名前の白ですね(笑)。えーと(ラベルを見ながら)、イェマヌエヴァのアイレイン2011年ですよね。今回は出さない予定です。」
Mさん「なんでですか?」
私「これを出すと総数7本になりグラス洗いが間に合わなくなる(笑)のと、このワイン力があるのでケットマイアーの白と喧嘩になりそうなものでして…。」
Mさん「ワインが喧嘩ですか(笑)?」
私「ワインは喧嘩しませんが(笑)、互いに主張し過ぎることになりそうなのです。」
Mさん「ケットマイアーとイェマヌエヴァのアイレインは、共にかなり強いんですね?」
私「はい。共に強いのですが、イェマヌエヴァのアイレインはかなり強力なので、ケットマイアーの美しさが霞む恐れがあります。」
Mさん「なるほど、難しいんですね。」
私「価格も近いので、並んで試飲することになると、連続性が無くなるかと…。」
Mさん「イェマヌエヴァのアイレインって自根のワインですよね?実は私かなり期待してます(笑)。」
私「今風ではありますが、安酒のアイレインではありません(笑)。かなり衝撃的です。」
Mさん「じゃあ、試飲会の前に取り合えず飲んでみます(笑)。」
私「ありがとうございます。」

イェマヌエヴァのアイレイン2011年は来月の試飲会では出しますので、今回はお許しを!

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6月29日のマスキュー店内試飲会のラインナップ

Jun 25, 2013 by weblogland |
今月6月29日のマスキュー店内試飲会のラインナップが決まりました!

ワインの試飲会ラインナップ

まずは北イタリア トレンティーノ-アルト・アディジェの白ワイン造りの名手ケットマイアーの泡でウェルカムです(笑)。
グラン・キュヴェ・ブリュット N.V.ケットマイアー イタリア 発泡性 白 アルト・アディジェD.O.C.750ml 1650円税込み
ピノ・ビアンコ種100%から造られたスパークリングワインです。
とにかくリンゴ酸がしっかりしてますから、香りの抜けと広がりが素晴らしい。ロワールのシェナン・ブランで造ったクレマンがちょっと似てますか。
中途半端なフランチャコルタ飲むより楽しめること請け合います(笑)。

続いて同じくケットマイアーのスティル
ピノ・グリージョ 2012年 ケットマイアー イタリア白 アルト・アディジェ‐シュッドチロルD.O.C.750ml 1500円税込み
魂のアルト・アディジェ‐シュッドチロルD.O.C.。このアルト・アディジェの後のシュッドチロルがこだわりなのです。シュッドチロル いわゆる南チロル地方。単なる土地の名称ではなく民族のアイデンティティーなのです。幾度かの戦乱で国境線は変わっても住民は変わらない!地域の畑と地場品種のこだわりこそがケットマイアーの心です。
冷涼なこの地で尽力して造られたピノ・グリージョは素晴らしい密度感。アルコール分13%に到達するために、どれほどのハードワークと経験の蓄積が必要か、ワインを口にすると想い浮かび上がります。
トロリとした舌触りと驚くほどフレッシュで伸びやかな酸とのバランスは、この地でこそのスタイル。冷涼な地で育まれた多量のリンゴ酸を生かした味わいが、エレガントにまとまっている不思議。生命力の強さを感じる味わいなのです。地元のチーズに是非とも合わせたくなりますね。

中盤戦はスペイン ペネデスのロシャレルが造るロゼと赤。赤ワインはマスキューの定番。山羊が描かれたかわいいラベルデザインのワインです。
とても深みがあり美味しいワインです。今回ロゼの初登場に併せ、赤も試飲会再登場です(笑)。
〇アマルテア・ロサード 2011年 ロシャレル スペイン ロゼ ペネデスD.O.750ml 1580円税込み
色はガーネットに近い濃さ。ボジョレーより濃いですね。でも味わいは完璧にロゼですからご安心を(笑)。
非常にフルーティーで伸びやか、しかも滑らかな質感があります。酸とボディーのバランスが素晴らしいのです。かなり複雑で、シトラス系やりんご、オレンジ、チェリー、ベリー、桃などの果実味がたっぷりですが、単一品種で造ったような溶け込みの良さがあります。
ありきたりなロゼワインではありません。

セパージュはメルロ、ピノ・ノワール、シラー。なんという組み合わせ!
セオリーは無視してますね(笑)。

アマルテア・ティント2010年 ロシャレル スペイン カタルーニャ 赤 750ml 1580円税込み
じつはこの生産者ロシャレルはいわゆるビオディナミの生産者。私はビオディナミを唄った生産者は嫌いなのですが(笑)。
初夏の除葉に山羊を使っている写真を見て、思わず頬を緩めてしまいました(笑)。山羊が葡萄果を食べずに葉だけ食べるように、山羊使いが仕込んだとのこと。
低収穫量と農薬の使用を極力避けたハードワークと山羊の力が、このワインを旨くしていることは確かなようです(笑)。

「世界は広い。」と思えるワインです。

さと今回のトリはフランス ブルゴーニュのドメーヌ・ジェラール・セガンの二つのキュヴェ、『シャンタル』と『ジェラール』の飲み比べです。同じ2010年のワインですが、『シャンタル』はシャンボール・ミュズィニー、『ジェラール』はジュヴレイ・シャンベルタンが中身です。比べると明かな差が…。
●『キュヴェ・シャンタル』2010年ドメーヌ・ジェラール・セガン フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2685円税込み
●『キュヴェ・ジェラール』2010年ドメーヌ・ジェラール・セガン フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2685円税込み

マスキューの定番ブルゴーニュです。ようやくの入荷です。まあ、基本的に年一度の出荷ですからしょうがありません(笑)。
このドメーヌはフランスでもお買い得のブルゴーニュワインを造ることで評判です。じつは、この『キュヴェ・ジェラール』なんと中身はジュヴレイ・シャンベルタンなのです。味わいも確かにジュヴレイ・シャンベルタンなのです。ジュヴレイ・シャンベルタンらしい男性的なニュアンスがあります。ジュヴレイ・シャンベルタンA.C.ランクのワインを飲んだ時、薄くてがっかりすることがありますが、ブルゴーニュA.C.のこのキュヴェは飲んでみて、いかにもジュヴレイ・シャンベルタンらしいタイトな味わいで、ビックリなのです。
そして『キュヴェ・シャンタル』。こちらはシャンボール・ミュズィニーです。なまめかしさがあり、女性的な舌触りはいかにもシャンボール・ミュズィニー。ボンヌ・マール寄りですが、アペラシオンの特徴が良く出ています。
この二つのキュヴェを飲み比べるとテロワールの存在を疑えなくなります。同じ人が同じ年に同じように造ったワインが、畑の違いで違う。それもその畑共通の味わいの特徴を持ちながら出来上がることの不思議。テロワールが単なる共同幻想ではないとしか思えません。
ところで、この二つのワイン、マスキューでは『シャンタルさん』と『ジェラール君』と呼んでいます(笑)。永く扱うと愛着が生まれます(笑)。
ドメーヌの当主ジェラールさんに昔会う機会があり、「なんでブルゴーニュA.C.で安く売るのですか?ジュヴレイ・シャンベルタンA.C.で売れば高く売れるのに?」と聞いたところ「だってブルゴーニュA.C.で売った方が安いでしょ?(なんでそんなこと聞くの?)」逆に変な顔されちゃいました(笑)。我道を行くフランス人なのです。
これでマスキューでも、一番コストパフォーマンスに優れたブルゴーニュワインの揃い踏みとなりました。めでたしめでたし(笑)。


皆様のお越しお待ち申し上げます。

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明日はマスキューの試飲会です。

May 25, 2013 by weblogland |
ワインもちゃんと揃いました。
あー、良かった(笑)。明日のラインナップは満を持してのイタリアづくし。さて、皆さんの感想が楽しみです(笑)。

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もちろん私と家内はすでに飲んでいるワインですが、皆さんの意見を聞くことがとても勉強になります。新たな発見、見方を教えていただく良いチャンスでもあります。あと、どんなワインを皆さんが好むか?どのワインの人気が高いか?知ることができます。私達の好みと皆さんの好みは必ずしも一致しないものです(笑)。
もちろん、このお客様は絶対このワインを好むはず!という鉄板の法則はありますが(笑)、総てその通り行く訳ではありません。
抜栓後3時間したら売れ出したり、ワインの温度が上がってきたら売れ出したり。もちろん意識して良い状態を目指しますが、タイミングが合わないこともしばしばです。
ベストはまず抜栓直後の2時頃一度飲んで、さらに4時過ぎ頃また飲んでみると勉強になります。
嫌な顔しませんから、お試しを(笑)!
でも待ち時間が困りますか?グラス洗い手伝って下さると助かります(冗談です。)
鶴見川でも散歩して、気分転換して再来場もOKです(笑)。

皆様のご来店お待ちしております。

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5月25日マスキューの店内試飲会ラインナップ

May 21, 2013 by weblogland |
5月25日(土曜日)マスキューの店内試飲会のラインナップ決まりました!



今回はなかなか決まらずヒヤヒヤしました。
まず、テーマはイタリア!とくに中部から南部イタリアです。

まずは、この時期美味しい中部イタリアのロゼです。
チェラスオーロ・ダブルッツォ 2011年 コッレフリージオ イタリア アプルッツオ州 チェラスオーロ・ダブルッツォD.O.C.750ml 1350円 税込み
食事に合わせやすい、フレッシュでジューシーなイタリアのロゼ・ワインです。
日本でも人気の赤ワイン モンテプルチアーノ・ダブルッツォのロゼ版といったところですが、なかなかの味わい。
ちょっと唐辛子っぽいスパイシーさがあり、合わせる料理を考えると楽しいですぞ(笑)。

そして、いきなりアクセル全開(笑)?今ではイタリアを代表する白ワイン、カンパーニャの巨匠マストロベラルディーノが造るフィアーノ・ディ・アヴェッリーノの2011年と2002年の比較テイスティングです!
熟成がなんたるか解る絶好の機会です(笑)。
〇フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ 2011年 マストロベラルディーノ イタリア カンパーニャ 白 フィアーノディアヴェッリーノD.O.C.G.750ml 2070円税込み

〇フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ2002年 マストロベラルディーノ イタリア カンパーニャ 白 フィアーノ・ディ・アヴェッリーノD.O.C. 750ml 2610円税込み
フィアーノ・ディ・アヴェッリーノがD.O.C.G.になったのが2003年ですから、この2002年はまだD.O.C.。
イタリアは白のD.O.C.G.が少ないのですが、巨匠マストロベラルディーノが風穴を開けたと言っても過言ではありませんね。
記念碑的ワインです。10年の歳月を越えて、なんたるか教えてくれます。

そして、コストパフォーマンスに優れたマスキュー新入荷のプーリアの赤です。
ブリンディジ・リゼルヴァ 2008年 ボッター・カルロ イタリア プーリア ブリンディジD.O.C.赤 750ml 1125円税込み
南イタリア プーリアのサレント半島のD.O.C.『プリンディジ』。あの世界遺産アルベロベッロの近郊のD.O.C.です。
知ってました(笑)?
私は恥ずかしながら知りませんでした(笑)。なんたって、D.O.C.だけでも400以上ありますからね。(笑)
このワイン、セパージュはネグロアマーロ60%とマルヴァジアなど40%と規定されています。リゼルヴァは最低アルコール分は12.5%、法定熟成期間は2年となっています。なかなかコストがかかった優良な造りです。
スタイルは、伝統的で実直な堅牢さに今風の優しさを加えたモダン・クラシックなワイン。
この価格帯でこれほど土地の味わいを表現できるのは、ボッター・カルロ マジックとしか言いようがありません。。ヴェネトのワイン商なのですが、造るワインのレベルの高さコストパフォーマンスの高さにはいつも驚かされます。マスキューが一番信頼するイタリアのネゴシアンなのです。

トロイア 2007年 I.G.T.プーリア ディオメーデ
イタリア 赤 750ml1710円税込み
このワイン、イタリア プーリア州の地場品種ウーヴァ・ディ・トロイア100%で造られてます。マスキューの定番アイテムでもあります。
実は、ようやく本来の調子が出ています。南イタリアのワインはゆっくり置いてから飲んで旨いのです。

トリはイタリアのニュースターの登場です。
●『バッカロッサ』 2010年 ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア赤 ラツィオ I.G.P. 750ml 3420円税込み
『ルカ・マローニ誌』第一位の味わいは如何に(笑)?

いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手隙の時間にいらしてくださいませ。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
※フィアーノ・ディ・アヴェッリーノの写真が間に合わず4本のみ掲載しておりますが、実際は6本の予定でございます。

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桝久 試飲会リポート

Apr 29, 2013 by weblogland |
昨日はわざわざお越し下さりありがとうございました。
おかげさまで試飲ワインはすべて2本開きました(おーっ!)。


まずはアルゼンチン パタゴニアのデル・フィン・デル・ムンドのエキストラ・ブリュットでウェルカムです(笑)。
〇エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml 1470円税込み
「ようやくきましたね(笑)。去年の暮れにはこのワインにお世話になりました(笑)。うーん。旨い(笑)。」
「今回、色がちょっとオレンジがかってますね。前回はもっとロゼっぽかったかな?」
私・家内「そーなんです。あんまり色は気にしてないようですね(笑)。白を造る過程で黒葡萄の色が着いちゃったみたいな感覚なんでしょうね(笑)。」
「前よりも飲みやすくなってますよね。」
私「前回はいかにもブラン・ドゥ・ノワールっぽいスパルタンな仕上がりでしたが、今回はシャルドネをちゃんとアッサンブラージュしてる感じですよね(笑)。」
「あとフレッシュ感と膨らみが増してますよね。」
私「ひょっとして残糖分が増しているかもしれません。インポーターさんに確認してみます。」
「飲んだ感じあまり残糖分を感じません。しっかりドライな印象なんですが?」
私「はい。おっしゃる通り。酸がしっかりありますから糖分の甘さがマスキングされています。おそらく10gは越えているような気がします。」
家内「あと、温度をあまり下げない方が楽しめそうですね。」
「たしかにそうですね。食事の最初から最後までこれ1本でいけますね(笑)。」
「これって安いですよね(笑)?でも味はシャンパンみたいですよね?」
私「泡がちょっと弱いですが、シャンパンと区別がつきません。」
「このワイン3本買っても同等の味のシャンパンは買えないよね(笑)。」
「マスキューさん。これって生産量が少ないんですか?」
私「しっかり手間はかかっていますから、いきなり量は増やせないとは思います。でも、デル・フィン・デル・ムンドはかなり大きな会社ですから増産は可能だと思います。」
「パタゴニアってワイン造ってたんですね?」
「でも、地の果てみたいなところですよね(笑)。」
「人が生活できる限界の自然環境だよね。」
「スーパートライアスロンやるところだよね。」
「イグナスの滝があるところですよね。あまりに高くて下に水が落ちない(笑)。下に落ちる前に飛散しちゃう(笑)。」
私「もう一重に、資本力と技術のイノヴェーションに尽きるかと。」
家内「ミッシェル・ローランがプロデュースに加わっています。彼の活動はフランス中心でしたが、南米にも進出ですね。」
「北半球と南半球の二毛作ですな(大爆笑)。」


さて次は新入荷のラストーの赤です。
ラストー『レ・ヴァラ』2010年 アラン・ジョーム フランス ローヌ ラストーA.C. 赤 750ml 1620円 税込み
「おっ。これは飲み安いな!赤や黒いチェリーみたい(笑)。」
「とってもピュア。」
「うん。濃いけど、スイスイ行けちゃう(笑)。3本位飲んでしまいそう(笑)。この点、我が家では危険かも(笑)?」
「ラストーって、どこですか?」
私「ローヌの山の中なんですが、世界史に出てくるラストーの洞窟のあるところです。」
「高校の世界史の教科書に載ってた、あの壁画のある洞窟ですね!」
私「そーです。山の中ですから畑も急峻です。寒暖差もありますから酸もしっかりしてます。」
「いわゆるコート・デュ・ローヌみたいな平坦地じゃないんですね。果実味がフレッシュで明瞭だよね。たしか前はコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュのアペラシオンでしたよね。」
家内「はい。もともと甘口のヴァン・ド・ナチュレのA.O.C.でしたが、最近ラストーは赤ワインでもA.O.C.を取得しました。」
私「この畑ジゴンダスに近く、味わいもジゴンダスっぽいかと。」
「最近マスキューさんがはまってるピノ・ノワール的なグルナッシュですな(笑)。」
私「バレバレですね(笑)。まあ、コストパフォーマンスも良いかと。」
じつはこのワイン、ボトルの中身が半分以下になると皆さん揃ってお買い上げくださいました。飲み安さの裏にしっかりしたポテンシャルがありました。

さて、これから本日のメインテーマ ボルドーのカスティヨンの赤ワイン。造り手はカスティヨン専業のヴァラッド家です。
まずはジェネリックのシャトー・ル・ペラ2009年とその兄弟分シャトー・ブリソン2009年です。
シャトー・ル・ペラ 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 1200円 税込み
シャトー・ブリソン 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 2045円 税込み
「マスキューさんは相変わらずカスティヨン好きだよね。私も随分飲んだよね(笑)。」
私「すみません。お付き合いいただき(笑)。」
家内「今、ちょっと勢いが失くなってきたアペラシオンですが…。好きなんですよね(笑)。」
「ル・ペラ2009年たっぷりしてますね。でも、飲みやすい。」
「昔のカスティヨンって飲み難かった(笑)。でもこれ濃さがあるけど、飲みやすい。」
「ボルドーでもこんなにコストパフォーマンスの良いワインがあるんだね(笑)。ケチ臭くない(笑)。」

「ブリソン2009年は凄いね。レベル高いや(笑)。」
家内「カスティヨンの完成したスタイルですよね(笑)。」
「タンニンの量が多いだけじゃなく立体的。壮観だね。」
「でも、ル・ペラとブリソンは造り手が同じとは思えない。別物ですよね。」
私「ル・ペラとブリソンは造り、セパージュはほとんど同じみたいなんですが…。不思議ですよね。ル・ペラは1本の葡萄樹に葡萄果を8房残し、ブリソンは6房しか残しません。」
「それってどうゆう意味ですか?」
私「はい。1本の葡萄樹から採れるジュースの量がブリソンの方が少ないということです。より少ない方がジュースが凝縮します。」
家内「値段もその分高くもなります(笑)。」
私「ル・ペラとブリソンは雑味が無い点は共通してます。不良果をしっかり排除してます。あと、天候にイレギュラーが無かったヴィンテージの恩恵も受けてますね。」
「ル・ペラとブリソンの2009年は凄い澱の量だね。濾過は全くしてないね(笑)。」
「ル・ペラの味はブリソンよりラストーに近いですよね(笑)。」
「そうそう。ル・ペラとブリソンって結び付かない(笑)。」

ここで恐れていたことが起こりました。
シャトー・ブリソン2009年があっという間に完売してしまいました!
事前に察知はしてましたが、あまりに早かったでした。申し訳ございません。
こんな訳でシャトー・ブリソン2010年を加えて比較していただきました。
「ブリソン2009と2010もかなり違いますよね。2010は2009みたいになるんですか?」
私「昨日通関が切れたのを急遽出荷してもらいましたが、まだボトルショックを起こしてます。」
家内「今の状態は、甘さはしっかり出てますが、それ以外のバランスが取れてません。」
私「一ヶ月くらいは休ませてあげた方が良いですね。」
家内「夏過ぎればかなり良くなるかと。」
「たしかにタンニンは2009年に似てますよね。」
うーん。
シャトー・ブリソン2010には可愛そうな事をしました。でも、少し休ませて調子がでたらまた試飲会に再登場させます。ご期待を!

さてトリのエタンダールです。
エタンダール・ド・シャトー・ヴァラッド2010年 サン・テミリオン グラン・クリュ フランス ボルドー 赤 750ml 2600円 税込み
「あっ!これは凄いや。別格だな(笑)。」
「迫り来る何かがある(笑)。」
「前のル・ペラとブリソンはカスティヨンですよね。サン・テミリオンの隣だけど産地の違いを感じる。」
「どちらも同じメルロでも違うんですね。」
私「エタンダールは冷涼で締まった感じがありますよね。高貴な佇まいがあります。」
家内「サン・テミリオンでも恵まれた土壌で造られた感じがします。石灰岩質で標高の高い水捌けの良い畑で造ったようなニュアンスがあります。」
「これって2010年ですよね。2010年って作柄が良さそうですね。」
私「夏場が良かったような感じがします。全体のスケールが大きいし、暑い夏場の特徴が出てます。」
「スパイスですか?なんか複雑なニュアンスを感じますけど…?」
私「暑い夏場の特徴だと思いますが、芳香性が強いですよね。それとスパイシーなミントの香りがあります。暑い年のシゥヴァル・ブランに似てますよね。」
「ホームページ見て予習してきましたが(笑)、エタンダールってシャトー・ヴァラッドのセカンドでしたよね。そうすると2010年のシャトー・ヴァラッドはかなり期待出来ますよね。」
「2010年のボルドーは期待出来そうなんですね?」
私「多分そうかと。」
「だからマスキューさんはシャトー・ブリソン2010年が良くなると言うんですね(笑)?」
私「見抜かれてますね(笑)。」


昨日はありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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店内試飲会, 1本増えました

Apr 27, 2013 by weblogland |
明日4月27日はマスキューの店内試飲会です。

ここで皆さんにお知らせが!
1本増えました(笑)。合計6本となりました。

もっと早くお知らせしたかったのですが、ワインの到着が間に合うかどうか解りませんでした。お許しを!

今回の試飲会のテーマは後半のカスティヨンとサン・テミリオンなのですが、その中核シャトー・ブリッサ2009年の数がとても少ない。でも、ちょうど2010年が入荷するとのこと。間に合えばシャトー・ブリッサ2009年と2010年を比べましょう!
という運びになりました。
とは言えシャトー・ブリッサ2010年が着いたのが今日の夕方です(笑)。
ぎりぎりセーフかな。

冷や冷やしちゃいました(笑)。

ネオ・クラシックなシャトー・ブリッサを理解するには、絶好の機会かと。2010年は私もまだ飲んでいませんのでなんとも言えませんが、期待度は高い(笑)。

皆様のご来店お待ち申し上げます。

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4月27日のマスキュー店内試飲会のラインナップ

Apr 22, 2013 by weblogland |
今月4月27日のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!

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まずはようやくの再入荷!
パタゴニアの驚愕のスパーリング・ワイン
エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml 1470円税込み
相変わらずのロゼ色。春らしくて宜しいかと(笑)。
味わいもシャンパンと見分けがつかないよう(笑)。
去年の暮れ以来4ヶ月ぶりの再入荷です。でも今日マスキューに到着予定なんですが、まだ来てません(笑)。ですからラインナップの写真には間に合いません(失礼)。
あー。
でも良かった。
ただし、何故こんなに旨いか不明な点はも相変わらず(笑)。
インポーターさんも教えてくれません。
しかし、味わいのコストパフォーマンスの高さに平伏さざるを得ません。

次は新入荷の『ラストー』です。あの『ラストーの洞窟』のあるところです(笑)。
ラストー『レ・ヴァラ』2010年 アラン・ジョーム フランス ローヌ ラストーA.C. 赤 750ml 1620円 税込み
このワイン、シャトーヌフ・デュ・パフのニュースター ドメーヌ・グラン・ヴヌール のネゴシアン・ブランド『アラン・ジョーム』のものです。いわゆるネゴシアン物。通例マスキューでは扱いません(笑)。
今回、旨くてコストパフォーマンスに優れていましたので、扱うことになりました(笑)。
味わいの広がり、アメリカンチェリーを連想させる果実味は圧巻!
マスキューのローヌ探索はまだまだ続くのです(笑)。


さてこれからは怒涛のマイナーボルドー3連発です(笑)。
どれもボルドー・カスティヨンの専業生産者ヴァラッド家による渾身の自然派ワインです。ボルドーの自然派の到達点。イノヴェーションを感じていただきます。
シャトー・ル・ペラ 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 1200円 税込み
味わいは、タンニンの柔らかさと解り易さにビックリ(笑)。ボリューム感があり、しかも雑味がありません。
この点ローヌに近いかも(笑)。

今までのコート・ド・カスティヨンA.C.が2009年からコート・ド・ボルドーA.C.となりました。カスティヨン産葡萄100%のワインは頭に村名カスティヨンを名乗れます。
あの辺りのフランやプルミエ・コート・ド・ボルドーなどをブレンド出荷できる方向を取り入れた訳です。マイナーアペラシオンの辛さ。でも、しぶとくカスティヨンの名前にこだわる生産者もいます。ガンバレ!

シャトー・ブリソン 2009年 カスティヨン コート・ド・ボルドーA.C.フランス ボルドー 赤 750ml 2045円 税込み
味わいは兄弟シャトーのル・ペラとは真逆のクラシックスタイル。カスティヨンらしい重厚なタンニン。もちろん重いだけではなく、クリアネスと広がりのある優れたワインです。
うーん。
唸る出来栄えです。
ただ、この2009年は残り数本。試飲会では2010年となるかも知れません。ご了承ください。

●エタンダール・ド・シャトー・ヴァラッド2010年 サン・テミリオン グラン・クリュ フランス ボルドー 赤 750ml 2600円 税込み
格は低いが、味わいはビックリの素晴らしさ!
サン・テミリオンの優良シャトーに劣らぬ出来栄え。クラシックな大物感があります(笑)。
ヴァラッド家の誇りと将来を担うワインです。造り手の気合いが伝わってきます。
家運賭けてますね(笑)。

いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お暇な時間にお越しくださいませ。

皆様のご来店お待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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明日は試飲会です(笑)。

Mar 29, 2013 by weblogland |
明日都合のつかないお客様が今日ご来店してくださいました。

お客様「マスキューさん、明日の試飲会行けないから今日来ちゃいましたよ(笑)。えーと。チロのワインに惹かれましてね(笑)。」
私「ありがとうございます。田舎臭くてイイですよ(笑)。」
お客様「そうそう。ホームページ見て飲みたくなっちゃいましたよ(笑)。シンプルで変わらないホッとするようなイタリアワインって最近あまり見かけないですよね?」
私「日本に入ってくるイタリアワインは割と洗練された今風のワインが多いですよね。昔は変なワインが結構輸入されてましたが(笑)、最近はあまり見当たりません。」
お客様「そうそう。当たり外れもかなりあった(笑)。それはそれでスリリングで楽しかったですよ(笑)。」
私「このチロは外しませんから大丈夫です(笑)。癖さえ気に入ってくださればですが…(笑)。」
明日皆さんがどんな感想をしてくださるか、楽しみです。

ご来店お待ちしております。

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3月30日店内試飲会ラインナップ

Mar 26, 2013 by weblogland |
今月3月30日のマスキュー店内試飲会のラインナップが決まりました!



まずはスペインのニューウェーブ リアル・コンパニア・デ・ヴィノスの白と赤です。
〇レアル・コンバニーア・デ・ヴィノス 白 2011年 スペイン V.D.T.カスティーリャ 750ml 900円税込み
●テンプラニーリョ 2011年 レアル・コンバニーア・デ・ヴィノス スペイン 赤 V.D.T.カスティーリャ 750ml 900円税込み
マスキューでは『王様のワイン』で通っています。だって名前が長い(笑)。
どちらもスペインの最先端。コストパフォーマンスの高さはビックリ!


●チロ・ロッソ クラシッコ 2008年 ジート イタリア カラブリア チロD.O.C.750ml 1530円税込み
「マスキューさん、また変なワイン見つけましたね(笑)。」と言われること必定(笑)。グローバリゼーションから取り残されたような味わい、あなたは好みますか?

●コート・デュ・ローヌ 2011年 ドメーヌ・エスピエフランス 南ローヌ 750ml 1890円税込み
マスキューの定番、ジゴンダスの超優良生産者エスピエが造るコート・デュ・ローヌA.C.ワインです。
コート・デュ・ローヌって広くてバリエーションも幅広いことを教えてくれます。あと、エスピエが凄い生産者であることが解るはず。かなり凄いですぞ(笑)。

●チフラ 2010年 ドゥエマーニ イタリア 赤 トスカーナI.G.T.750ml 2700円税込み
ご存知、『トゥアリータ』などで有名な天才醸造家ルカ・ダットーマのトスカーナにある自身のワイナリー『ドゥエマーニ』。ここでカベルネ・フラン100%で造られたのが、『チフラ』。
カベルネ・フランの若木がようやくワイン造りの基準に達したことでリリースされました。木樽を一切使わない果実味だけの真っ向勝負。第一印象はとてもアロマチック。ラズベリーやチェリーの果実が支配的。ロワールのアンジュにちょっと似てますが、香りの重心がそれよりちょっと低いかな。同じトスカーナのクーポレのフランよりフルーティーな印象ですね。
ビオ・ディナミらしく、伸びやかで深みがあって、いかにもルカ・ダットーマらしい個性溢れる味わいです。

家内曰く「ルカ・ダットーマって、造るワインがそれぞれ特徴があって良いよね。ミッシェル・ローランみたいにどんなワインも『ミッシェル・ローラン味』にならないところが好きだな(笑)。」

以上5本です!

いつも通り14時から20時30分までやっております。ご都合のよろしい時においでくださいませ。
皆様のご来店お待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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明日は試飲会です(笑)。

Feb 22, 2013 by weblogland |
今月ももう23日、28日までですからあと1週間たたずに3月です。あっという間ですね。そろそろ梅見物の準備をしておかないと見そこないますね(笑)。

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さて明日はどうなるでしょう?

今、明日の試飲会で出すワインを判りやすくするために、セラーの前の棚に並べてみました。混んできた時、買いたいワインが見つからないと困ります。

こうして並べると『モラゴン』目立ちますね(笑)。ラベルは真っ赤(笑)。今回900円の隠し玉。飲んでビックリの味わいです。一番売れそうな気がします。まあ、完売しても火曜日に再入荷しますから、慌てない慌てない。

あと『シメール』はどうにか試飲会までもちそうです。ケース買いのお客様がいましたから、ハラハラしました。

あー、良かった。

明日が楽しみです。皆さんの感想が楽しみなのです(笑)。

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試飲会のラインナップ決まりました!2月23日開催

Feb 18, 2013 by weblogland |
今度の土曜日2月23日はマスキュー店内試飲会です。
時間はいつも通り14時から20時30分までやっております。お手隙の時間にお越し下さいませ。夕方過ぎはご来客が集中しますので、行き届かないこともあると思いますが、その節はお許しください。

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まずはスペインのスーパー・コストパフォーマンス・ワインの登場です。
モラゴン 2011年 ボデガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O.赤 750ml 900円税込み
マスキュー定番のドミニオ・エスピナルやヘクラ、ソラネラの生産者ボデガス・カスターニョの新しいラインナップの登場です。カベルネ・ソーヴィニヨン85%、モナストレル15%のカベルネ主体のワインをリリースしました。
飲んでみると、実に良く出来ています!

うーん。

香りはカベルネの味はしませんが(笑)、プラムやチェリーの香りが控えめながら明るくエレガント。色も黒くなく、とてもスペインのワインとは思えない出来上がりの良さ。かといってモデルのワインは思いつきません。ブラインド・テイスティングしたら、外しますね(笑)。


続いての赤は
あのラファージュさんがルーションに所有するシャトー・サン‐ロックの上級キュヴェ『シメール』2009年ヴィンテージとなりました。
あと、悲しくて嬉しいお知らせ!
取り扱い中止により、大放出価格にてご提供となります。
参考上代2499円のところマスキュー通常価格2180円で販売しておりましたが、なんと!

1780円税込み!

在庫のみのスーパーセールです。品切れの際はご容赦くださいませ。
●コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ『シメール』 赤 2009年 シャトー・サン-ロック フランス赤 フランス ルーション 750m 1780円税込み
新樽醗酵、新樽熟成のゴージャス版!
でも樽香が出しゃばりません。酸と果実味が勝る優良なワインなのです。
ヴィンテージを考えると、そろそろ調子が出てくる頃ですね。
そう思うと余計残念!

さてこれから後半戦はピノ・ノワール。
まずはイタリアのピノ・ネロからです。
●『ピノ・ネロ』2010年 ケットマイアー イタリア アルト・アディジェD.O.C.赤750ml 1800円税込み
ピノ・ネロ→ブラウブルグンダー→ピノ・ノワールですね。かつてはオーストリアだったトレンティーノ・アルト・アディジェはドイツ語圏でもあります。
ピノ・ノワールとは植物学上同じでも、違った味わいのピノ・ネロ。
ヨーロッパの世界史的な複雑さと重ねながら味わうのも一興。

色も薄くドライではありますが、旨味の甘味が上品な点ピノ・ノワールに似ています。余韻が長く後味に微かなスパイス感があり、生産者の尽力を感じます。最近のマッチョなブルゴーニュのピノ・ノワールと比べるとプリミティブでよろしいかと(笑)。

そしてクラシック ブルゴーニュの登場です。男性的なピノ・ノワールの世界へ、どうぞ。
モンテリ キュヴェ・ポール 2009年 ポール・ガロデ フランス 赤 ブルゴーニュ 750ml 2950円税込み
ガロデはコート・ド・ボーヌのマイナーアペラシオン(笑)、モンテリの功労者であり、優良な造り手として高く評価されてます。このアペラシオンはムルソーとヴォルネイに接する好立地なのですが、逆に陰に隠れてしまった感があります(笑)。豊満でミネラル感のある良いワインができるのです。香りの抜けが良く余韻も長大。森や腐葉土、なめし皮などのニュアンスがあり、ブルゴーニュ好きには堪えられません。ただ硬さがあるため解りにくい(笑)。
在庫で2008年ヴィンテージがありますので、2009年と比べていただきます。

最後は美しく熟成したピノ・ノワールです。
ピノ・ノワール好きが溺れる世界へどうぞ!
ブルゴーニュ キュヴェ・スペシャル 1995年 ルモワスネ・ペール&フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 3240円税込み
ルモワスネのブルゴーニュA.C.のトップ・キュヴェ。ルモワスネのラインナップからすると『ルノメ』の上のクラスです。

味わいは素晴らしく、変な村名より上(笑)。熟成していますが、まだまだ力があります。飲む1~2時間前に抜栓してゆっくり楽しみたいワインですね。すぐに香りは上がってきませんが、しっかりした厚みがあり上等のピノ・ノワールの風情があります。湿った土臭さや重心の低さはヴォルネイやポマールを連想させるのは、出地の良さですか。
うーん。
一級に準じる味わいですね(笑)。
ただ人気の上がるブルゴーニュにあって、ローランのように樽買いは廃ります。生産者は自分のラベル貼った方が高く売れるからです。
この意味からしても最後のお買い得ブルゴーニュであるのは間違いありません。飲み頃の正銘のブルゴーニュを飲める贅沢さを、実感できる少ないチャンスなのです。

皆様のお越しお待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

マツキューの場所はこちらです

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『ザ・ヴァイン』さんの試飲会です

Feb 12, 2013 by weblogland |
ここのところ寒さが振り返してますね。
皆さんインフルエンザに気をつけてくださいね。

明日私は試飲会で渋谷に行きます。『ザ・ヴァイン』さんの試飲会です。ここの会社は南フランスやローヌを中心に良いワインを持ってます。超有名ではないが、知る人ぞ知るワインがあります。マスキューにはちょっと高級なのですが(笑)、棚のラインナップには入れたいワインが多いのです。
この会社、社長がイギリス人ですから基本的に詳しい(笑)。あと大規模な商社ではありませんから、社長自ら捜した少量高品質ワインにこだわりがあります。テクニカル・シートも自分で書いたものを日本語に翻訳したものです。これが解りやすい(笑)!
お会いできたら、色々教えを請いたいものです。
何聞きましょう?
楽しみなのです(笑)。
そうだ!
ジゴンダスについて質問しましょう。
ジゴンダスの優良ドメーヌは高台と低地に畑を持つ傾向があります。これが何故か?気になっています。何故か教えて貰いましょう!

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今日はマスキューの試飲会です

Jan 26, 2013 by weblogland |
今日はマスキューの試飲会です。
今1時半頃ですが、ようやく準備ができました(笑)。いつもながらのバタバタぶりですね。



さて、今日のラインナップ、皆さんの感想が楽しみです。
実は、誰々さんが来たらどんな話しをしようかと考えているところです(笑)。ワインは嗜好品ですから、飲み手の好みに左右されます。もちろんちゃんと真面目に造っていないワインは論外ですが、飲み手により評価はまちまちです。ですから、その方の嗜好に合うか合わないか、ワインを注ぐ時ヒヤヒヤする時があります。逆に絶対の自信がある時もあります(笑)。
とは言え、年齢、経験の蓄積により嗜好も変化するものです。こんな変化を微妙に嗅ぎ取るのも我々の勉強でもあります。
まあ、全部勉強になりますか(笑)?

さあ、今日は頑張るぞ!

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店内試飲会のラインナップ

Jan 22, 2013 by weblogland |
今週土曜日1月26日、マスキューの店内試飲会のラインナップ決まりました!

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まずはドイツ南端、フランス国境の白ワインです。
ヴァイスブルグンダー トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a. 1000ml 1695円税込み スクリュー・キャップ
マスキューの定番となったショイのリースリング1Lに引き続き、ヴァイスブルグンダー1Lの登場です。
ヴァイスブルグンダーと言うとピンときませんが(笑)、ピノ・ブランと言えばピンとくる?味わいは想像通りアルザス。もちろん国境を越えたアルザスにも畑がありますから不思議ない(笑)。
リースリングより残糖分はありますが、それはソーセージとザワークラウトに合わせるためかと。

続いてはヴィーニャ・サンソ 『ソーブレ・リアス』 2008年 ヴァル・サンソと2011年の比較試飲です。あの哲学的なワインです(笑)。
〇ヴィーニャ・サンソ 『ソーブレ・リアス』 2008年 ヴァル・サンソ 最後の1本です(笑)。
ヴィーニャ・サンソ 『ソーブレ・リアス』 2011年 ヴァル・サンソ スペイン 白 ルエダD.O. 750ml 2010円税込み
すっかりマスキューの定番となったヴァル・サンソがつくるルエダのヴェルデホの最上級銘柄です。
現行は2011年となり、2008年と比べるとニュアンスが若干変わってきました。樽材にアリエ産のオーク材を使っているようです。このためムルソーみたいな雰囲気がしますね(笑)。ワイン自体はまだまだ伸び代があり発展途上。隠れているものが膨大。熟成により厚み、深みが増し、数年後には物凄いことになりそうです(笑)。2008年同様あと4年位の時は必要かと。

そして後半戦の赤はまず飲み頃のアリアニコから。
アリアニコ・デル・ヴルトゥレ 2006年 コンソルツィオ・ヴィティコルトーリ・アッソチャーティ・デル・ヴルトゥレ イタリア パジリカータ 赤 アリアニコ・デル・ヴルトゥレD.O.C.750ml 1890円税込み
ヴルトゥレ山の中腹の一番標高の高いバリーレ村にセラーを持ち、5人で構成される協同組合 コンソルツィオ・ヴィティコルトーリ・アッソチャーティ・デル・ヴルトゥレ。5人でも協同組合って出来るんですね(笑)。でもこの方が結束は強い!飲み頃のアリアニコって美味しいですよ(笑)。

さて、最後の2本はドメーヌ・ラファージュの渾身の『ニコラ』と『レア』。ともに2010年ヴィンテージとなり、作柄をチェックするにはもってこいかと。『ニコラ』2010年はパーカーポイント92点がつきましたし、ラファージュさんを知るにも良いかと。
キュヴェ ニコラ2010年 ドメーヌ・ラファージュ VDP コート・ド・カタランフランス ルーション 赤 750ml 2,160 円
ドメーヌ・ラファージュ渾身のグルナッシュ100%ワインです。
広大なドメーヌの中で、アグリ川沿岸にあるもっとも暑いテロワール『アグリ』。グルナッシュ栽培の適地として古木がゴブレ仕立てで栽培されています。風が強いことと強い陽光からブドウ果を守るためにこのテロワールではわざわざ収量の低いゴブレ仕立て(株仕立て)でグルナッシュは栽培しているそうです。1ヘクタール辺り5000本の植樹率で20ヘクトリットルほどのワインが出来るそうです。
えーと。
ブドウ樹1本では…2000L÷5000本=0.4Lということは400mlです
なんとハーフボトル1本ほどです!
ドメーヌ ラファージュ キュヴェ レア コート デュ ルーション レ ザスプル2010年フランス コート デュ ルーション 2,535 円
ドメーヌ ラファージュのトップキュヴェです。レ ザスプルとは170ヘクタールあるドメーヌ内の標高が高いテラス式の畑の名前です。機械を入れることが出来ないため生産性は悪くコストがかかりますが、真夏の昼夜の寒暖差が20度以上もあるそうです。このため暑いルーション地方でも異例なくらいの酸が生成されます。また、大理石やシストのアルカリ土壌はブドウとの相性もいいはず。
このワインの名前キュヴェ レアとは1998年生まれの娘「レア」にちなんでつけたそうです。ラファージュさんにとっては正に「掌中の珠」なのです。
ぶどう樹1本からハーフボトル1本ほどの超低収量のグレートワインです。

いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手隙でご来店くださいませ。
お待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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1月26日、マスキューの店内試飲会

Jan 20, 2013 by weblogland |
来週の土曜日1月26日、マスキューの店内試飲会です(笑)。
今年始めの試飲会。何を出しましょうか?(実は大体決まってます。スイマセン。)

赤は新入荷のアリアニコ・デル・ヴルトゥレなんか飲み頃です。あとラファージュさんのキュヴェ『ニコラ』と『レア』の比較試飲はどうかと。『ニコラ』がパーカーポイント92点を取りましたし、ここは最上級キュヴェの『レア』と比べるのも一興かと。
寒い冬、暖かみのある赤3連発です(笑)。

白は、マスキューの定番となりましたドイツのショイ。扱いはリースリングのみでしたが、ヴァイスブルグンダーもありました。ヴァイスブルグンダーと言うとピンときませんが、ピノ・ブランです。リースリングとは全く違った趣が良いかと。
あとスペインのヴィニャ・サンソの最上級キュヴェ『ソーブレ・リアス』が2011年に変わりました。でも、2008年を一本だけ取ってありますから比較するのも宜しいかと。熟成、生命力の妙を実感しましょう!

詳しくは後ほどお知らせいたします。

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マスキュー試飲会にお越し下さいましてありがとうございました

Dec 23, 2012 by weblogland |
昨日は寒い中、マスキュー試飲会にお越し下さいましてありがとうございました。

まずは
ジュ・ド・レザン2012年 ポール・ジロー フランス コニャック地方 葡萄ジュース 微発泡 白 750ml 1350円税込み
「今年も来ましたね(笑)。何年続けて飲んだかな(笑)?」
「去年より酸っぱさがありますね。りんごっぽい。」
「いつものように紅茶っぽい(笑)。飲みやすいね。顔がニンマリしちゃうな(笑)。」
私「去年より糖度は上がってないですね。ジュースとしてはちょうど良い塩梅かと(笑)。いつも通り紅茶の香り、煙草、りんご、ミント、ハチミツの香りがします。複雑さ、バランスの良さが目につきます。」
「それでも、かなり糖分はあるはずですが、後味がべたつかないですね。何故ですか?」
家内「十分な酸があるからかと。余韻も長く美しいですよね。あと、去年よりもりんご酸が明瞭です。」
「ワインとして考えた方がいいんですね(笑)。市販のジュースとは全く違いますね。」
「そうそう。市販のジュースじゃ、余韻を楽しめない(笑)。」
私「もちろんワイン同様料理ともマシアージュしますよ(笑)。」
「フォアグラいけそう(笑)。」
「ケーキも大丈夫そう(笑)。」
「私はアップルパイで楽しみたい!」
私「お正月の栗きんとんなんか鉄板ですね。もう少し時間が経つとサツマイモっぽさが出てきます(笑)。」
ジュ・ド・レザンと料理のマリアージュで大盛り上がりです(笑)。
「ところでマスキューさん。ジュ・ド・レザンってユニ・ブラン種ですよね。イタリアのトレビアーノですよね。悪名高い(笑)。」
家内「樹勢が強いので沢山収穫できますね。たしかイタリアで一番多く栽培されてます。」
「地続きの南フランスも多いですよね。」
私「ジュ・ド・レザンのサツマイモっぽさは地中海系葡萄の特徴ですよね。」
家内「コニャック地方はひょっとしてユニ・ブランの栽培地としては北限かも?」
私「そのまま飲むためのワインではなくブランデーの原料としてのワイン用です。ですから最低アルコール分も低い。逆にこのためジュースには良いかと。ワインとしては酸っぱくて薄く感じます。」
私「昔、ピノ・ノワールの果汁を飲んだことありますが、くどくて濃過ぎて飲めない(笑)。」
この辺りにジュ・ド・レザンの旨さの秘密がありそうです。
「今年のジュ・ド・レザン美味しいと思うんですが、今年は不作ではなかったんですか?」
私「春から夏にかけて雨が多くダメだったようです。収穫量は半減しました。」
「そうすると不作イコール美味しくない。と言う訳じゃないんだ?」
私「ジュ・ド・レザンの場合は、逆に寒い夏の年の方が良い場合があるように思います。」
「へぇー。今年の作柄はフランス以外はどうなんですか?」
私「まだ正確には解りませんが、おそらく北イタリアはかなり期待できそうです。」
「ところでジュ・ド・レザンのマスキューさんの在庫は大丈夫なんですか?」
私「残念ながら入荷数は去年の半分でしたので、年内には無くなりそうです。」
今やマスキューでは、ヌーヴォよりジュ・ド・レザンで新酒の喜びを楽しんでいます(笑)。

さて、次は
〇『ソヴラーノ』グレーラ スプマンテ エキストラ・ドライN.V. モンテラアーナ社 イタリア ヴェネト V.S.Q.T.A.発泡性 白 750ml 1380円 税込み
「おっ『プロセッコ』ですか。特徴的な味わいですね(笑)。」
「これって食事しながら飲んだらガンガンいけそう(笑)。」
「昔プロセッコ飲んだ印象は甘かったように思ったんですが、そんなに甘くないですよね?このワイン。」
家内「はい。昔は甘いタイプの物が主流でしたが、最近は食事に合わせやすいドライなスタイルの物が増えました。」
私「ちなみにこのワインは残糖分が17gほどありますが、さほど甘く感じません。加減が良いかと。」
「ある程度の甘さって必要なんですね。」
「うんうん。あと泡がしっかりしてる。シャンパンみたい(笑)。」
家内「瓶内二次醗酵ではなくタンク内で炭酸ガス圧を得る造りですが、技術が高いです。」
私「そーなんです。昔みたいにサイダーの泡みたいじゃありません(笑)。イノヴェーションしてますよね。」

そして夏の試飲会に登場してから二度目の登場です。
エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml 1470円税込み
「ありゃありゃ、ロゼ色じゃありませんか(笑)。綺麗ですねぇ。」
私「ロゼのスパーリングを造る意志はあまりないと思いますが。味わいは完全に白ですから。ピノ・ノワールが85%と多く入ってますので色が移ったような感じです(笑)。」
「これって味わいはシャンパーニュですよ(笑)!」
私「木の根やナッツみたいなシャンパン独特の味がします。」
「しかも安い!なんで?2本買ってもシャンパン1本に及ばない!しかもシャンパン方式で造られてる。」
「えっ!これってパ・タ・ゴ・ニ・ア? (笑)」
私「はい。アルゼンチンのパタゴニアです。」
「たしか自然環境の厳しいところですよね。人が住めないような處?」
「風は強いし寒いし、大変な場所ですよね。海はフンボルト海流だし。」
「命懸けのサバイバルレースやるところですよね(笑)。」
私「知らない未知の地でこんなスパーリングが造られるなんて信じられません。技術の進歩は凄いです。常にアンテナを張っていないと売る側の我々も取り残されちゃいます(笑)。」
「私、デル・フィン・デル・ムンドのシャルドネ以前飲んだことがありますが旨かったでした。ピノ・ノワールが相当期待出来そうですよね。どうですか?」
私「はい。実は私もそう思ってデル・フィン・デル・ムンドのピノ・ノワール一度取り寄せました(笑)。味わいは良いには良いのですが、アルゼンチンのピノ・ノワールの域は出ません。このスパーリングとは別物としか思えませんでした。ですから不思議なんですよね。」
「マスキューさん、このスパーリング夏に初めて入荷した時より、ガス圧強くありませんか?」
私「そーなんです。」
「ロットが違うんですか?それとも夏場と冬場の気温差が影響してるんですかね?」
私「たしかに冬場の方がガスは抜けにくいのですが…。」
家内「今飲むとしっかり3気圧は入ってますよね。」
私「謎が多いワインです。良く調べて見ます。」
「でも、良い方の謎だから歓迎ですよ(笑)。」
本日のトップセラーとなりました。

さて後半戦はヘビー級の赤。順番困りましたが、まず香りの一番良いものからです。
カステロ・ジョコンド 2003年 フレスコバルディ イタリア トスカーナ 赤 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G.750ml 4980円税込み
「おー!素晴らしい!」
「香りの分量がハンパない(笑)。しかも品が良いどころか威厳がある。」
「一流レストランでジビエ料理を食べながら飲みたい!」
「たしかにブルネッロだね。立派な佇まいだよね。キャンティだとこうはならないから不思議だよね(笑)。」
「そうするとブルネッロ種に因るんですか?サンジョヴェーゼの亞種ですよね。」
私「たしか19世紀の半ばに造られたサンジョヴェーゼのクローンですが…。クローンは安定しませんからそれだけが原因とは思えませんが…。不思議ですよね。」
家内「フレスコバルディのキャンティで一番重要な『ニッポツアーノ』もジョコンドのような力強さや壮麗さには及びません。」
「そうするとテロワールの性にしましょう(笑)。」
「ところでこのワインは今が飲み頃のピークなんですか?」
私「飲み頃ではありますが、明日飲むと更に力が出ます(笑)。タンニンの分量が増します。ですからまだピークではないかもしれません。」
「これでまだまだなんですか!?凄いポテンシャルですね(笑)。
バローロと並び称すべきワインでした。

そしてつぎはボルドーの暴君?(笑)。
プピーユ 2007年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 3690円税込み
「プヒーユですな(笑)。漫画のお陰ですっかり有名になっちゃって(笑)。」
私「実際バリックの熟成期間も最長ですよね。」
「熟成期間が長いとどういう事なんですか?」
私「基本的にワインに濃さが無いと長い熟成には耐えられません。いまではムートンですら22ヶ月ほどです。」
「うーん。さすがに樽香が強いな。でも奥に沢山隠れてる感じがあるね(笑)。」
「うん。うん。尋常じゃないね(笑)。」
私「オフの2007年でこれですから、良い年は物凄いことになります(笑)。」
「私じつは2005年持ってますが(笑)、何時飲んだら良いですか?」
私「完全に熟成するのを待つなら10年くらいは待った方が良いですよ(笑)。でもメルロの果実味が充実してますから、今飲んでも楽しめるはずです。」
「プヒーユはメルロ100%ですよね?これってジョコンドみたいなサンジョヴェーゼ100%のワインのような複雑で壮麗なワインになりますか?」
私「難しい質問ですね(笑)。まだプヒーユは歴史が長くないのでなんとも言い難い。あとワインに何を訴求するかが全く違いますよね。(苦しい説明でスミマセン)ボルドーファンはプヒーユを評価しますよね。」

さて最後はホンモノの暴君(笑)。
●シャトー・ファゲェロール キュヴェ・セレクション『アントナン』2010年750ml 3980円税込み
「うわっ!物凄い!平伏さなきゃ(笑)。」
「これってシャトーヌフなんですか?セパージュは何ですか?」
私「グルナッシュ100%です。」
「えー!ローヌのグルナッシュってプラムや杏、熟した柿みたいなニュアンスですよね?」
私「はい。基本的にはそーなんですが…。シャトーヌフと隣のジゴンダスにはチェリーやラズベリーみたいなちょっとピノ・ノワール的なグルナッシュを造る生産者がいるようです。」
「へぇー!でもこのワインシャトーヌフにしては安くないですか?」
私「今やシャトーヌフは有名なアペラシオンですから、中々掘り出し物がありません。ただこのシャトー・ファゲェロールは全く無名でしたから、この点幸いしたかと。」
「皆さんこのワイン強いと言いますが、私は飲みやすくてスイスイ飲んじゃいましたよ(笑)。」
私「アルコール分は16%と反則の高さですが、果実味が全面にしかもクリアに出てますから、この点飲みやすくはあります。」
「今風でしたっけ(笑)?このワインもニューワールドみたいな熟成(?)の仕方するんですか?」
私「うーん。鋭い質問です。20年後には私は生きてないかもしれないし(笑)。ただ酸はしっかりありますから、カルトワインのような真っ黒いワインとは違います。果てを見てみたいですね(笑)。」

昨日は皆さんありがとうございました。
これで2012年の試飲会も無事終わることができました。
来年度も一生懸命やりますので、よろしくお願いいたします。
重ねて御礼いたします。
ありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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ジュ・ド・レザンが着きました!明日ワインの試飲会で開けます。

Dec 22, 2012 by weblogland |
今日、待ちに待ったポール・ジローのジュ・ド・レザンが着きました!
あー。
良かった。
瓶を眺めながら試飲したいところですが、そうは行きません。まず発送です。スケジュールがタイトですから、大忙しです。
レストランなども今週末がピークになりますから、配達もバタバタあります。
久しぶりに汗かいちゃいました。

ところで、明日22日はマスキュー、ワインの店内試飲会です。しかも一番忙しくなる土曜日です。
うーん。
家内と話しました。
私「明日どうしよう?忙しい上試飲会だからな。段取りがめちゃくちゃになりそうだね?」
家内「まあ、今まで暇だったからイイんじゃない(笑)。」
私「それもそーだね。試飲会に来てくれるお客様は常連さんだから、手が回らなくなっても待っていただけるし。」
皆さん、明日はバタバタしそうですが、お許しを!
もう先にお願いしちゃいます。スミマセン。

明日は一緒にジュ・ド・レザン飲みましょう!
数がないから1本しか開けられませんが、これまたお許しを!

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マスキュー店内試飲会のラインナップ-12/22開催

Dec 17, 2012 by weblogland |
今月12月22日(土曜日)のマスキュー店内試飲会のラインナップ決まりました!

早いもので今年最期の試飲会となりました。

まずトップ・バッターは毎年恒例の葡萄ジュースです。
ジュ・ド・レザン2012年 ポール・ジロー フランス コニャック地方 葡萄ジュース 微発泡 白 750ml 1350円税込み
実はまだ届いていません(笑)。一応試飲会の前日には届く予定です。
今年はどんな味わいでしょうか?
私の予想では昨年ほど甘くないような気がしますが…。飲んでご判断していただきます。

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そして、イタリアのプロセッコ種で造ったスプマンテです。
『ソヴラーノ』グレーラ スプマンテ エキストラ・ドライN.V. モンテラアーナ社 イタリア ヴェネト V.S.Q.T.A.発泡性 白 750ml 1380円 税込み
イタリアのワイン法はEU法に合わせるために、とってもややこしくなりました(笑)。
まずこのV.S.Q.T.A.。ヴィーノ・スプマンテ・ディ・クワリタ・デル・ティーポ・アロマティコの略。今やスプマンテだけで5つのカテゴリーが…。解りやすく言うとヴェネト州でプロセッコの原料グレーラ種を使って造られたヴァン・ムスーと考えると解りやすい(笑)。前みたいに簡単にプロセッコと呼べなくなったようです。

味わいはプロセッコらしい白い花の香りが詰まってます。かと言って押し付けがましくないのがグッド。泡立ちはとても綺麗。シャンパン方式で造った訳ではありませんが、柔らかでキメ細か。技術の進歩を感じます。
残糖分は17.5g/Lとやや多めですが、しっかり入ったガス(4.7気圧)と酸によってべたつかず目立ちません。
うーん。
日本人好みの甘さ加減です!


そして今年心に残った泡(笑)。
エキストラ・ブリュット ボデガ・デル・フィン・デル・ムンド アルゼンチン パタゴニア 発泡性 白 750ml 1470円税込み
セパージュはピノ・ノアール85%、シャルドネ15%。とても淡いオレンジがかったピンクの色は、白というよりはロゼに近い。ピノ・ノアールのアロマが感じられる由縁。赤いベリーやラズベリーの香、柑橘類の香味、ナッツ、焦げたパイ皮などのニュアンスは十分。幅広い果実味は秀逸。造り手の明確な意図を感じます。また、それを実現する技術力は脱帽ものです。
長い瓶内熟成により美しいキメ細かな泡(はっきりしませんが24ヶ月ほど瓶内熟成しているようです。)、たっぷりとした果実のボリューム感は優しさがあります。

うーん。もう少しガスがあれば言うことなし(笑)。
コストを抑えるためキャッブシールがついていませんが(笑)シャンパンメーカーは恐れるべきワイン。


そして後半戦の怒涛の赤ワインです。
まずは怒涛のエレガンスから(笑)。
●カステロ・ジョコンド 2003年 フレスコバルディ イタリア トスカーナ 赤 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノD.O.C.G.750ml 4980円税込み
このカステル・ジョコンドは1989年にフレスコバルディが購入したシャトーです。登場、みんながバローロやバルバレスコに食指を伸ばすなか、フレスコバルディの姿勢には好感を持ちました。
ただ、フレスコバルディの扱いはメルシャンさんから今やエノテカさんとなり、マスキューの手の届かないところにあります(残念)。
こんな折、見つけました(笑)。
まだ、赤ちゃんの面影しか知らない甥っ子と20年ぶりに再会したかのようです(笑)。
飲みながらその血統の良さに満足しました。


そして、ボルドー怒涛の良心?
プピーユ 2007年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 3690円税込み
あまり作柄のよろしくなかった2007年でこの凝縮感。セレクションに多大な労力を費やした労作。


最後が今年一番の怒涛のワイン。数があまりに少なく、試飲会に出せない状態なのですが、出しちゃいます(笑)。飲んでビックリして頂いてこそのワインなのです。
シャトー・ファゲェロールキュヴェ・セレクション『アントナン』 2010年750ml 3980円税込み
肝心の味わいはまさにトップランナー。驚くべき力と豊かさ、信じられないレベルのタンニンとグリセリンの分量。まだまだ途方もない未来が予感されますが(20年くらいは大丈夫でしょう。)、ブラック・チェリーや赤や黒のベリー系の香りがチョコレートや香木などの香りと相まって、口の中はオーロラ状態(笑)。壮麗なるシャトーヌフなのです。とても、グルナッシュ100%とは思えません。超低収量の上、除梗と徹底的なセレクションにより、バランスが良く曇りや暗さが気にならないエレガンスがあります。
テクニカル・シートでは醗酵は1/3がオーク樽2/3がステンレス・タンクとあります。開放式でポンピング・オーバーしながら20~30度Cと低めの温度で約4週間醗酵するようです。その後熟成は600リットルのオーク樽で9ヶ月。あまり無理な抽出や樽香に頼った造りではありませんね。この辺に飲みやすいエレガントさが由来しているようです。今風と言えます。
あと蛇足ながら、テクニカル・シートではアルコール分13.5%となってますが、ラベルには16%と明記されてます(笑)。アルコール醗酵の理論値の限界まで糖度が上がっていたはず。やはり温暖化の影響でしょうか?昔でしたらA.O.C.を名乗れないはず?法律も運用が緩くなったんですかね?でも、こんなモンスターワインが造られるとは想像しなかったに違いありませんね(笑)。
こんなワインに出会えるとは!
シャトーヌフ万歳!

蛇足ですが、ジャンシス・ロビンソンは20点満点中18.5。保守的なイギリスの評論家にしては高い評価です。おそらくグルナッシュ100%であることを割り引いてですから、そこら辺をあまり気にしないアメリカ人の某評論家だったら93~5点は付けそうですね(笑)。でも価格の兼ね合いがありますから、それは無いかな?


いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お暇をみてご来店くださいませ。
ただし、ワインによって2本空けられないものがありますので、無くなった節はご容赦ください。
それでは皆様のご来店お待ちしております。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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実は今日、試飲会に行きました。

Nov 26, 2012 by weblogland |
寒いし、ちょっと風邪気味でしたが、ボルドーのグラン・ヴァンを中心に150本弱のアイテム数ですから行かない訳にはゆきません。マスキューはあまりボルドーのグラン・ヴァンを売っていませんが(笑)、知らないで売らないのは沽券にかかわる(笑)。
あけて見ると、マルゴーのグラン・ヴァンを中心に2008年と2009年を比べながら飲める豪華版でした。
おー!こりゃ凄い!
2009年はさすがに良い作柄ですね。基本的にダメなワインはありません(笑)。中でもカルボーニュの白が素晴らしかったです。これほど堂々としたカルボーニュは初めてでした。あとソーテルヌのシャトー・ギロー2009年は飛び抜けてます。パワー、バランス、深み、複雑さのすべてが高次元で達成されてます。唸っちゃいました(笑)。名に恥じないワインですね。
あー、楽しかった(笑)。
良い勉強になりました。
あっ!
Kさんを誘うの忘れてた!
ゴメンなさい。お許しを。

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本日は試飲会へのご参加ありがとうございました

Nov 25, 2012 by weblogland |
本日はマスキューの試飲会にお越しくださいましてありがとうございました。
まだバタバタしておりますので、詳細は明日ホームページにてお知らせいたします。

どうもありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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試飲会のラインナップ決まりました!

Nov 18, 2012 by weblogland |
今月11月24日(土曜日)マスキューの店内試飲会を行います。時間はいつも通り14時から20時30分までやっておりますので、ご都合でお越しくださいませ。

今回は新着ワインです。

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まずはマスキューでは珍しいドイツの辛口白ワインです。
リースリング トロッケン 2011年 ヴァインホフ・ショイ ドイツ 白 プファルツQ.b.a. 1000ml 1650円税込み スクリュー・キャップ
久しぶりの辛口リースリングです(笑)。
「なんだ。モーゼルじゃないんだ!」などとはおっしゃらず(笑)。
ドイツでは食事に合わせる普段飲みの辛口白ワインを割とつくっています。昔はいい加減な物が多かったのですが(笑)、このワインはいけるかと…。

そしてようやく復活したアルゼンチンのドニャ・パウラが造るソーヴィニヨン・ブランです。醸造長も変わり心機一転、素晴らしいソーヴィニヨン・ブランを造っています。
ロス・カルドス ソーヴィニヨン・ブラン 2011年 ドニャ・パウラ アルゼンチン白 ルハン・デ・クージョ 750ml 915円税込み スクリューキャップ
一時期調子が悪くなってましたが、復活しました!おそらく世界で一番癖のないソーヴィニヨン・ブランかと。先々ソーヴィニヨン・ブランのリーダーになるかも?

そしてこれから赤ワインが4本。
まずはボルドーの良心
ユベール・ド・ボウアール 2005年 フランス ボルドーA.C.750ml 1620円税込み
このワイン格はいわゆるネゴシアン物のボルドーA.C.。マスキューでは基本的には扱わないランクのワインです(笑)。
テクニカルの資料もほとんどなく、解ることはラベルに書いてある、セパージュはメルロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%。バリックで12ヶ月の熟成くらいです。
でも、このワインとても美味しいのです。それには訳があります。
ラベルに大きく書いてある銘柄名『ユベール・ド・ボウアール』。ディープなボルドーファンならもうお気づきかと(笑)。そう、あのシャトー・アンジェラスのオーナー ユベール・ド・ボウアールのことです。
このワイン中身に何が入っているかは企業秘密のようですが、まず右岸であることは間違いなし(笑)。特にシルキーで奥深く上品な舌触りのタンニンはサンテミリオンの極上ワインに通じる高貴さがあります。
通常の試飲会でしたら赤のトップバッターにはしませんが、きめ細かなタンニンを是非とも味わっていただくために、本日の赤ワイン一番手といたしました(笑)。

そしてローヌのエレガントなシラーです。
ブーケ・デ・シラー 2011年 ギィ・ファージュ フランス v.d.p.d.アルデッシュ 赤 750ml 1980円税込み
力強さに美点がデフォルメされがちなシラーですが(笑)、たまにはこんなにクリーンで美しいシラーも良いかと。シンメトリーな味わいに経験値上がること間違いなし!?

さて次は何番目に出すか?順番に悩む個性派
ラ・リニア 2011年 エンリケ フランス 赤 コート・デュ・ルーション・ヴィラージュA.C.750ml 1560円税込み
私の愛するドメーヌ・ラファージュの近所のワインなのですが、スタイルはラファージュとは真逆。バランスは良く飲みやすいのですが、ワイルド(笑)。リヴサルト造りで有名なアペラシオンの特徴を好きになるか?拒絶するか?決めるのはあなたです(笑)。

最後は大物です。あまり知られてないローヌのジゴンダスです。
ジゴンダス 2010年 ドメーヌ・デ・エスピエ フランス ローヌ 赤 750ml 3420円税込み
このワイン、グルナッシュ75%、シラー25%のジゴンダスらしい古典的割合。でも味わいは極上のピノ・ノアールのような滑らかさと香りの広がりがあります。
衝撃的ですぞ!

皆様のご来店お待ち申し上げます。

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ガンベロ・ロッソの試飲会です

Nov 01, 2012 by weblogland |
今日は六本木のリッツカールトンへ行ってきました。
ガンベロ・ロッソの試飲会です。なんでも2013年版でトレ・ビッキオを取ったワインが勢揃いするとのこと。行かない訳には行きません(笑)。
一言でいうと疲れました。
まず人の数。さすがに集まってましたね。試飲会が始まる12時頃着きましたが、列の頭のフランチャコルタの多く並ぶブースは人だかりで近寄れません。こんな場合は方向転換。空いている真ん中の島からスタートです。
ワインはさすが!スターばかりです。あとトレビッキオだとどうしてもアマローネが多くなる(笑)。どれも美味しいのですが、続くと辛い。しかも大挙して来日したイタリアの生産者はグラスに多く注いでくれます(笑)。貴重なワインをおしげなく入れてくれます。マスキューの試飲会のようなけち臭さはありません!
でもあくまで試飲ですから、飲むわけじゃありません。飲み残しは紙コップに入れ、ワインが美味しかったことを伝え礼を言って、次から次と試飲しました。ハードでした。

あとでKさんと話したのですが、「赤はどれも良かったけれども相変わらずバリックが効き過ぎているワインが多かった。」ような感じでした。それと「白で面白いワインがあった。」ことで一致しました。

あー、面白かった。
Kさん、今日はどうもありがとうございました。

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まだ揃いません

Oct 29, 2012 by weblogland |
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来たには来ましたが、まだ揃いません。

イタリアの新酒ノヴェッロです。
毎年11月3日解禁の恒例行事なのですが、今年から10月30日解禁となりました。マスキューが解禁日が変わったのを知ったのが一部のノヴッロが到着してからですから、焦る焦る。
「無事ノヴェッロついたね。今年はちょっと早くない?(箱に書いてある解禁日を見ると10月30日)ゲッ!」
とりあえずプーリアのコンティ・ゼッカとトスカーナのグレヴェペーザの2種類は到着しましたが、マルケのティニィのノヴェッロはまだ来ていません。インポーターさんに確認するとティニィは30日以降になるとか。配送が間に合わないようです。毎年解禁日の二日前には揃いますから、慌てています(笑)。

ところでプーリアのコンティ・ゼッカのワインはアルコール分は13.5%と昨年より0.5%アップしています。期待が持てそうですね。トスカーナのグレヴェペーザの方は去年と同じ12.5%。去年が素晴らしかっただけに今年も期待しちゃいますね(笑)。

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桝久 試飲会リポート

Oct 28, 2012 by weblogland |
昨日はご来店ありがとうございました。
寒くなってきて、いよいよワインシーズンに突入した感でした(笑)。

まずはマスキューの定番ドメーヌ・ラファージュのノヴェラム・シャルドネ2011年です。
「ふっくらしてて美味しいですね。これってシャルドネですか?」
「美味しいですよね。でも去年のヴィンテージとちょと変わったような気がしますが…?」
私「そーなんです。香りが前ほど強くありません。」
「そうそう。香りがおとなしい(笑)。」
私「このワインは基本的にはシャルドネなんですが、ヴィオニエの澱が入っています。この量が2011年は減ったようです。」「なるほど。微調整したんですね。かえってこっちの方が飲み飽きしないスタイルですよね。」
私「はい。香りは華やかですが味わいは食事により合わせ易くなったような感じです。」
家内「ラファージュさんの技術と研究心は毎年新たな模索をしているようです。こうした彼の微調整の上手さは『アッサンブラージュの魔術師』と言われる由縁です。」
「たしかに幅広く食事に合わせ易いワインですよね。」
私「あと、もともとの造りがしっかりしてますからワインが丈夫です。この点いわゆるネゴシアン物とは違いましね。」
そして同じくドメーヌ・ラファージュのエルマセットです。
「あっ、『M』ですね。このワインずいぶん飲んだな(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。」
「久しぶりだけど…。また美味しくなってる(笑)。飲みやすくて、でも飲みやすいだけじゃない。さすが『アッサンブラージュの魔術師。』(笑)。」
「すんごくバランスがイイ!複雑さもある。しかも安くなってる(笑)。」
「チョコレートの香りがベリーの香りと上手くマッチしてる。」
私「エルマセット飲みながらチョコレート食べると美味しいですよ(笑)。」
家内「今日は間違っていつもと違う『森永のベネズエラ・ビター』を買っちゃいました(笑)。でも甘くなくて、この方がエルマセットに合いそうです(笑)。」
「うんまい(笑)!口の中で爆発します。」
「あー。こりゃイイ。」
「ベリーの味が飛び出る。チョコレート食べながらエルマセット飲むと口の中が3Dになる(笑)。」
「『エルマセット』は食事の最後のデザートまで合わせられますね。『エルマセット』1本ですべて済んじゃいますね(笑)。」
私「ここがラファージュさんの狙いかと。」
家内「幅広く多くの特に若い方にワインを飲んで欲しいと言ってました。」
私「『エルマセット』と『ノヴェラム・シャルドネ』の価格が下がったのも円高とラファージュさんの要望があったようです。」
「このクラス最強ですな(笑)。」

さてこれより中盤戦、ロワールシリーズです(笑)。
まずはマスキュー初登場トゥレーヌのドメーヌ・ピバローの『ガメイ』です。
「お花みたい!女子会必須アイテムですね(笑)。」
「そうそう、ラベルの絵みたいに赤やブルーのベリーが甘い香りに包まれている。」
「これってボジョレーのガメイ種と同じなんですか?」
私「葡萄品種は同じです。造りもマセラシオン・カルボニックしますから、基本的には同じです。ただヌーヴォのようにすぐ出荷しないでステンレスタンクでしばらく熟成してからリリースします。」
家内「ちょっとキャンディーっぽさがあるところはボジョレーと似てますが、ここまで華やかでシットリしているのはロワールだからこそ。」
抜栓してから3時間ほど経つと様々な香りが出てきました。
「ミントみたいな感じしませんか?」
私「ホワイト・ミントかな。あと漢方薬みたいな、ヨードっぽさも…。」
「八角?この独特な甘さ…。このワインをバニラアイスクリームにかけたら美味しいだろうな(笑)。」
家内「それグッドアイデアですよね(笑)。あとシナモンっぽさもありますね。」
私「ガメイの品種特性ですか、香りの変化が早くでますね。でもかなり複雑で面白い。」
「これって中華料理に合わせたいですね!」
さすが中華料理関係者で新ワインエキスパートのOさん。(おめでとうございます!間違っていたらゴメンなさい?)
「それにしても面白いワインですな。好みは別れるかもしれませんが。造りのレベルはクリュ・ボジョレークラスですね。」
私「ユニークなワインを造る人が、ポッと出てくるところがフランスワインの奥深さですね。」
「それってビオ・ディナミだからですか?」
家内「ビオ・ディナミとワインの関係性はよく解りませんが、農薬の使用を避け、低収量を実現したからこそこんな味わいが出来たのは確かのようです。」
そしてマスキューの隠れ定番のシノン ドメーヌ・パスカル・ランベール改めドメーヌ・シェナ『シノン・トラディション・グラーヴ』2010年です。
「マスキューさん、このシノン相変わらず美味しいですね(笑)。」
私「しばらく入荷がなかったのですが、復活しました(笑)。今やシノンのトップ生産者になったようです。」
「これって前に飲んだドメーヌ・ピバローも同じロワールのワインですか?品種は違いますよね?」
私「はい。場所は隣です。あとシノンの品種はカベルネ・フランです。泥のついたラズベリーみたいなところが特徴的です。」
家内「軽いのですが、とても質感があります。舌触りが醤油なんかと合うんですよね。」
「あと、深みがありますよね。僕はこの泥臭さに惹かれるんですよね(笑)ジビエに合うんですよね。」
私「たしかに。鴨料理には鉄板です(笑)。」
家内「鴨南蛮は?」
私「いいかも!おつゆは温かい汁で、そばは冷めたいざるそばで!カボスとわさびも入れて!」
「そうなると後のサンセールでもオッケーですな(笑)。」
家内「ロワールでは蕎麦はガレットとして定番ですから、合わないはずがありませんね。あとシノンは味噌や醤油にも合いますら鍋物にはバッチリ。」
「チゲ鍋なんか良さそう(笑)。」
そしてロワールの最後はサンセール白です。
私「このサンセールはいわゆるネゴシアン物なんですが、とてもサンセールらしいかと。」
「凄いのびやか、あと変な雑味がない。ぬけるようなフレッシュさ!」
家内「りんごの紅玉みたいですよね。」
「これって品種はソーヴィニヨン・ブランですよね?ボルドーなんかのものとこんなにも違うんですね?」
「そうですよね。ニュージーランドなんかとも違う。」
私「日本人の口に一番合うソーヴィニヨン・ブランはサンセールだと思うんですよね。」
「たしかに、蕎麦とも合いそうですよね(笑)。」
私「定番で言えば舌平目のムニエル(笑)。魚介類とバター炒め+レモンは完璧のフォーメーションですね(笑)。」

サンセールで口をリセットした後はトリのボルドーです。
「旨いなぁ!ちょっとモノが違うなこのワイン。」
家内「蔵出しのオールド・ヴィンテージは良いですから安心できます。」
「なんで蔵出しが良いのですか?」
家内「造られた状態で保存出来るからです。あと出荷前にチェックしますから怪しいワインは出てこない(笑)。ボトル1本1本の液面も高く安定しています。市中在庫ですと、どんな状態で管理されていたか保証がありません。」
「マスキューさんがブログでよく言う壮麗さって解りました(笑)。ところでこのワインが正銘のセカンドワインと言われましたが、正銘でないセカンドワインってなんですか?」
私「簡単に言えば、セカンドワインはまだファーストにするには若い葡萄樹などから造ります。ですから成長の暁にはファーストになる樹です。ところがいつまでたってもファーストに昇格できない場所で造ったワインをセカンドとして売るケースがそれです。」
「セカンドと書いてあれば売れるからですね(笑)。」
私「飲んでみれば解ります。セパージュが違っています。ボルドー・グラン・ヴァンの偽物セカンドはカベルネの比率が低い場合が多く、出来上がりが異常に早い。このレ・ゾード・ポンテ1997年は優良なカベルネの味わいがしますし、セパージュの割合もファーストと同じはずです。あとしっかり熟成しています。」
家内「まあ、仮にこのワインが正銘のセカンドでなくとも良いクラシックなポイヤックであることは事実かと。ポンテ・カネは一枚畑なのも良い材料ですね。飛び地で別の畑を買い出したら要注意です(笑)。」
「前回は1992年をマスキューさんで買いましたが、今回の1997年の方が良いと思いますが、どうでしょう?」
私「私もそう思います。1994年にクルーズからテスロンにオーナーが変わったことが良い方向に向かったきっかけのようです。ワインの凝縮感が増してますよね。」
なんと本日のトップセラーはレ・ゾー・ド・ポンテ1997でした。秋深くなりワイン・ラヴァーも全開モードになったようです(笑)。

昨日はありがとうございました。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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明日は試飲会です(笑)。

Oct 26, 2012 by weblogland |
ようやく寒さが増してワインを飲む気分ですね。私は気合い十分なのです(笑)。
今回は新入荷のロワールと久しぶりのポイヤックがメインですが、価格が安くなってパワーアップしたラファージュさんのワインが一番売れるかも?コストパフォーマンスの高さは突出してます。若い方は間違いなく好むワインですね。
でもボルドー好きのOさんは間違いなくレ・ゾー・ド・ポンテ1997年を取るでしょうね。密度感のあるワインが好きなAさんはきっとガメイやシノンでしょうね。あのしっとりとした舌触りは魅力的です。
好みはそれぞれ、でも美味しくなければダメです。ここがセレクトショップ マスキューの腕の見せ所(笑)。毎月、家内と思案しながら選んだワインが売れることは励みであり、学習の蓄積です。皆さんの感想は神の声なのです(笑)。今回はどんな啓示があるか?

楽しみなのです。

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10月27日試飲会のラインナップ

Oct 21, 2012 by weblogland |
試飲会のラインナップ決まりました!
10月27日(土曜日)マスキュー店内試飲会です。

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まずはマスキュー定番のドメーヌ・ラファージュの〇ノヴェラム・シャルドネ2011年と●エルマセット2010年です。
前から比べると安くなりましたよね。確か昔は1500円ちょいの価格でした。それでも品質は高く、皆さんに愛され続けました。それが今なんと1155円!ハイ・クオリティーのデイリー・ユース・ワインの中では抜きん出た存在です。
マスキュー常連のお客様はもちろん再度、見逃していた方には新たに、ラファージュの世界を再発見していただきます(笑)。

そして中盤はロワール・ワインです。
秋深くなり食材が美味しくなるとロワールのワインが飲みたくなります(笑)。

まずは新着の赤
トゥーレーヌ ガメイ ナチュレ 2011年 ドメーヌ・ピバロー フランス ロワール トゥーレーヌA.C.赤 750ml 1700円 税込み
ガメイというとボジョレーを思い浮かべる方が多いと思いますが、ロワールでもかなり栽培されています。造り方はボジョレー同様マセラシオン・カルボニックをして造られています。でも出来上がりのニュアンスは大違い(笑)。確かに共通の品種特性はありますが、違いはテロワールの違いとしか思えないかと。
ただこのワイン品質はかなり高く、ボジョレーで同レベルのワインを探すとしたら、クリュ・ボジョレー クラス。皆さんどう思われます?
そして同じくロワールの赤。いまやシノンを代表するビオ・ディナミの旗手パスカル・ランベールさんの久しぶりの登場です。

シノン トラディション・グラーブ 2010年 ドメーヌ・シェネ フランス ロワール 赤 750ml 2220円税込み
比較的軽いワインが出来る砂地の畑で造られてますが、じつに味わい深い。アンジュの骨太のカベルネ・フランとは違ったスタイルはなかなか品があります。家内ともども大好きな生産者でもあります。以前はドメーヌ・パスカル・ランベールとなっていましたが、今はドメーヌ・シェネと名乗ってます。


ロワールの中流が続きましたから、やはり上流の白も飲んで頂く必要があります(笑)。

そこで、
〇サンセール 『レ・ボードリエール』2009年 ドミニク・ボー フランス 白 ロワール 750ml 2250円税込み
このワインいわゆるネゴシアン物。いわば買い酒なのですが、じつに良く出来ています。サンセールらしいフレッシュネス、広がりと力強い酸はハイ・レベルなのです。ロワール上流部の目利きネゴシアンですね。この品質と価格のバランスなら、ネゴシアンの面目躍如か?

トリはボルドーの有名處シャトー・ポンテ・カネのセカンドです。
レ・ゾー・ド・ポンテ1997年 フランス ボルドー ポイヤックA.C. 750ml 2980円税込み
久しぶりに有名ワインを仕入れちゃいました(笑)。旨いか?まずいか?高いか?安いか?まず飲んでミソ(笑)。

シャトー・ポンテ・カネって、「佐藤さんが・ぽんと・金・を出す」ワインでしたっけ(笑)。


いつも通り14時から20時30分までやっておりますので、お手隙の時間にお越しくださいませ。尚、ワインが足りなくなった折、二本目をお出し出来ないワインもございますので、ご了承ください。

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