前月   March 2012   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:



Written on 2012 03

もっと荒々しい方がイイ(笑)?

Mar 23, 2012 by weblogland |
シャトー・ド・フェル アンジュ・ブラン『ラ・シャペル』 シェナン セック 2009年旨いですね。酸の入り込み方がいかにもシェナン・ブランらしくてイイですね(笑)。ただ昔の『ラ・シャペル』ほどの圧倒的な濃密さには及ばないのは確かですね。もっともシャトー・ド・フェルのワイン造りの方針が変わったように感じます。ここらへんが好みを分けるようです。

家内「今度の『ラ・シャペル』ブルゴーニュっぽくない?」
私「そーかな?もっと荒々しい方がイイ(笑)?」
家内「私のフェルのシェナン・ブランのイメージとは離れてるんだよね…。」
私「シェナン・ブランてもともと味わいの要素はシャルドネに似てるから、イイんじゃない?酸はいかにもシェナン・ブランらしいしさ。」
家内「もっとスパルタンの方がイイよ!」
私「うーん。僕はシェナン・ブランらしさがあってイイと思うんだけどね。好みの問題かな?」
家内「前の『ラ・シャペル』の半額くらいだし。コストパフォーマンスの高さには文句はないからねぇ。エレガント過ぎない(笑)?」
私「ワイン自体は本物だしね…。」

飲まれた方はいかがでしたか?

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

ワイン捜しは簡単に行きません

Mar 22, 2012 by weblogland |
うーん。
先日有償サンプルで取り寄せたワイン、ダメでした。

サグランティーノ・ディ・モンテファルコとジェランソン・セックのお手頃ワインを見つけ、取り寄せました。
家内「あっ!飲み頃のサグランティーノがある。」
私「こないだの試飲会では出てなかったなぁ(笑)。」
家内「売れそうで数が少ないワインは試飲会じゃ出さないからね(笑)。」
私「そーだよね。価格も現実的だし(笑)。取り合えず飲んでみなきゃ!」
そんなこんなで取り寄せました。
家内「たしかに濃いし、しっかりしてる。でも樽香強いね。」
私「バリック効かせ過ぎだな。せっかく果実味がしっかりしてるのに…。まあ、明日また飲んでみようか。」
そして翌日
家内「果実味は昨日より出てるけど、バリックの香りが邪魔してるね。」
私「そーだよね。もったいないね。」
こんな塩梅で今回は却下です。
ワイン捜しは簡単に行きません。いくら良くとも高すぎてはダメです。かといって安かろうでは最悪。少なくとも美味しくなくては。これ大前提。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

ミュラー・グロースマンのグリューナー・ヴェルトリーナー旨いですね

Mar 19, 2012 by weblogland |
ミュラー・グロースマンのグリューナー・ヴェルトリーナー旨いですね。オーストリアのニーダーエストライヒ州のワインです。「グロッサー・サッツ」という畑名の入った白ワインです。

密度感がありながら、重くないんですよね。
あと味わいの細かなディテイルが明瞭でありながら、まとまりが良い。ソフトな口当たりも特徴的です。
先日辛めの麻婆豆腐を食べながら飲んだら、旨いのなんの(笑)。白胡椒がたっぷり入ったシンラータンメンでも食べたら相性は抜群でしょうね。
グリューナー・ヴェリトリーナーの白胡椒のニュアンスは中華料理には最適です。
辛い四川料理にももってこいのワインですね。
うーん。
あとこのワインにあるオイリーさも作用していますね。中華料理の油に基本的に合います。合わせた時に違和感がありません。白胡椒と油!これがキーワードです。きっと!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

やはりベストのワインを飲むことは必要です

Mar 12, 2012 by weblogland |
今日、家内は試飲会の梯子です。
私は店でお留守番(笑)。
一人ですから、外回りの仕事は出来ません。午前中に大体の仕事を済ませ、ワインのお勉強タイムです(笑)。調べ物するには絶好なのです。
こんな折、ウェブのお客様からお問い合わせいただきました。
「マスキューさん、ブログで読んだのですが、マストロベラルディーノのタウラジ・ラディーチ・レゼルバは1997年が買いですか?」
私「いつもお世話になります。読まれました?すぐに飲むなら1998で何年か寝かせるなら1997かと。」
「1999年はどう?」
私「残念ながら売り切れてしまいましたが、タンニンの分量とパワーはかなりのレベルでした。面白いことに3つともアルコール分は同じ13.5%なんですが、同じとは思えませんでした(笑)。」
「まず1998年を飲んでみることにします。」
私「それが賢明かと。気にいったら1997年も飲まれると良いかと。アリアニコの良さが伝わると思います(笑)。」
やはりベストのワインを飲むことは必要です。味わいの軸ができます。この意味において、マストロベラルディーノのタウラジ・ラディーチは飲むべきワインなのです。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

昨日の続きです(正確には一昨日)。

Mar 10, 2012 by weblogland |
Tさん主催のマストロベラルディーノのタウラジ・ラディーチ1997、1998、1999年の垂直試飲会の話です。
昨日のブログで疑問に思った「1999年のタンニンがザラついていた。」の件です。
色々調べるとありました。ヒュー・ジョンソンのポケット・ワイン・ブックの第3版に「若い内はざらざらしている。」との記述がありました。何がざらざらしているかは書いていませんが、やはり舌触り?そうするとタンニンですか。
うーん。
造りのスタイルが1999年が違うというより、1999年はタンニンが多く、まだ熟成のピークに入ってないと考えるべきかも知れません。あと作柄を調べると1997年は突出した出来のヴィンテージのようでした。トスカーナやピエモンテはメジャーですから古いヴィンテージ・チャートがありますが、カンパーニャだとなかなかありません(笑)。これも古い資料を当たって確認しました。ピエモンテ同様に稀に見る良作年のようでした。1997年のタウラジはやはり凄かった!

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

マストロベラルディーノ97、98、99、ブラス ゲンメ88の試飲

Mar 10, 2012 by weblogland |
昨日はプライベートの試飲会でした。
マスキューの古くからのお客様でもあるTさん主催の試飲会でした。
Tさんは現在、恵比寿の某有名イタリアンでギャルソンをしています。言わずもながのイタリア・ワイン・ラヴァーなのです。

Tさん「マスキューさんはタウラジのマストロベラルディーノの大ファンですよね?」

null

私「もちろん!マストロベラルディーノが栽培するアリアニコこそ世界遺産にすべきだと思っています(笑)。」
Tさん「僕もアリアニコが大好きで、マストロベラルディーノも大好きです(笑)。マスキューさんに97、98、99と揃ってますから、勉強がてら垂直で飲んでみませんか?」
私・家内「えっ!そんな贅沢を…。渡に船です。やりましょう!じゃあ、せっかくですから、マスキューから秘蔵のデシラーニのゲンメ1988年を出します!」
こんな訳で昨日店の閉店後Tさん主催のマストロベラルディーノ97、98、99、ブラス ゲンメ88の試飲をしました。まず30分ほど先立ってプロのTさんに抜栓していただきました。
Tさん「マストロベラルディーノのラディーチはさすがにコルクが長くて良い材質ですね。98だけちょっと短いですね(笑)。でもゲンメより長い(笑)。」
私「そうすると98が一番熟成が早いかな(笑)?」
瓶口に鼻を寄せて香りをかぐと99が物凄く濃密そうです。ゲンメはピエモンテらしい獣臭ぷんぷん。
さて始めますか。
Tさん「99凄いですね。甘味のボリュームがもの凄い!」
家内「圧倒的!97、98が霞んじゃうね(笑)。ゲンメはもう全開!完全に古酒。5分くらい経つとマディラ香してくるね。」
私「でも酸は生きてるよ(笑)。美しくまとまってる。チャーミングだね。」
Tさん「僕にはゲンメ無理(笑)。」
私「そうだね。もう終わる寸前だよね。もう少し早く飲んでいたら良かったかもね。」
家内「うーん。3年くらい早く飲んでいたらベストだったかもね。」
抜栓後2時間ほど経って…。
Tさん「98の香りが分量を増してませんか?」
私「最初から赤い果実の香りは明瞭で飲みやすかったけど、今の状態は素晴らしい!極上のアリアニコだよね!」
家内「うーん。美しい!やっぱりマストロベラルディーノのラディーチは素晴らしいね。」
Tさん「こんなに明るくて綺麗なんですね。97どう思いますか?」
私「酸の分量では97が一番かと。」
Tさん「そーですよね。まだまだ隠れてる(笑)。」
家内「97、98はスタイルが似てるよね。98の方が早く飲めるかな。」
私「そうだよね。そうすると99は?タンニンの量が凄いし、まだタンニンが熟成段階かな?」
Tさん「99はファーストアタックが鮮烈で圧倒的な甘さがあったから、時間が経つと98以上に香りが出ると思うんですが…。今の状態だと98が一番飲みやすいですね。99は作り方が違うのかな?」
私「99のタンニンはちょっとザラつくような…。」
家内「99はまだ若いんじゃない?」
私「97はまだまだ酸が隠れていて、明らかに熟成にまだ時間がかかるはず。98は97とスタイルが同じで今出来上がってる感じがするよね。」
Tさん「99は将来どんな味わいになるか想像つかないな。」
簡単に手の内を明かしてはくれませんね(笑)。

あー。
楽しかった(笑)。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ