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Written on 2014 07

恐るべし、ニコラ・ポテルのワイン!

Jul 30, 2014 by weblogland |
うーん。
恐るべし、ニコラ・ポテルのワイン!
今日は7月29日。7月17日に抜栓したニコラ・ポテルのブルゴーニュをしぶとくしつこく、また飲みました(笑)。先日の試飲会の残り物です(笑)。

抜栓してからもう12日経つんですが、普通に旨い(笑)。ようやく普通になった感じなんですよね。あの強かった酸が落ち着き、ピノ・ノワールらしいチェリーの香りがチャーミング(笑)。酸化したそぶりもありません。香りの出方も十分、実にエレガント。香りの出る重心が高くなったみたいに感じます。フワッとさりげなく香ります。
素晴らしいポテンシャルです!

ともすれば、弱い印象のピノ・ノワール。でも、クラシックな造りのものは違いますね。男性が女性に変わったかのよう(笑)。そう言えば、鰻の稚魚は環境により性が変わるなんて新聞に書いてありましたが、ニコラ・ポテルのワインは鰻の稚魚(笑)?
抜栓後一週間しても力強いワインが、今では嘘のようにエレガント。
うーん。
やはり鰻か?





ついでに同じく7月17日抜栓したアラン・ギョームのシャトーヌフも飲んでみます(笑)。
若干酸化したような香りはしますが、あまり変わりませんね(笑)。赤い果実味が明瞭。膨大なタンニン、アルコール分と果実味の折り合いがようやくついた感じ(笑)。タンニンの壮麗さは崩れません。あと残糖分が解りませんね。
スケールの大きさは相変わらず。
うーん。
両者を比べると酸の量はニコラ・ポテルのワインの方が多いですね。でもタンニンの量はアラン・ギョームか。

ようやくちょっと解った気がしました(笑)。

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試飲会の続きです(笑)。2014july

Jul 28, 2014 by weblogland |


「マスキューさん。ところでヨーロッパではワインって1本の葡萄樹からどのくらい取れるんですか?」ご自身は実家でヤマ・ソーヴィニヨンを栽培してる趣味の達人Aさん。
私「このニコラ・ポテルのブルゴーニュですと500cc、ギョームのシャトーヌフは350ccほどかと。」
Aさん「えー!350ccだとハーフボトル1本じゃないですか。そんなに少ないんだ!それが一般的なんですか?」
私「カリフォルニアなどのニューワールドをはじめ、一番効率的だとされるのは1本の葡萄樹から3~4リットルほど採ることが一般的です。この場合結果枝を2本伸ばし22房の葡萄房を栽培します。ニコラ・ポテルのブルゴーニュは結果枝が1本ですから11房ですか。」
Aさん「房の大きさは同じなのですか?」
私「ニコラ・ポテルのブルゴーニュは1メートル間隔に密植しますから葡萄樹どうしの競争が激しいので出来る葡萄房も小さくなります。片やニューワールドでは灌漑で水分量を調整しますから、葡萄の房の大きさもコントロールできます。」
Aさん「いくらでも出来ちゃう(笑)?」
私「可能です。造るワインのレンジに応じて調整します。」
Aさん「日本でも高価なメロンは1本の樹から1玉しか造らないからそれと同じですね(笑)。1万円とかしちゃいますが(笑)。そうするとこのシャトーヌフは安いですね(笑)。」
私「ありがとうございます。あと収穫量を押さえた葡萄樹は長命です。樹齢100年になるものもざらにあります。」
Aさん「成らす葡萄が多いと寿命は短いんですか?」
私「はい。20年くらいで駄目になります。収穫量が落ちるので非効率となり改植されます。」
Aさん「日本は敵わないなぁ(笑)。」
私「でもAさんの栽培している『ヤマ・ソーヴィニヨン』や『やまとなでしこ』、あと沖縄の地葡萄とアレキサンドリア・マスカットとの交配種などのオリジナリティあるものが栽培され始めましたから、もう少しのところかと。」
家内「安い量産品は厳しいですが、唯一無二のものなら可能性あります(笑)。陰干ししたり、手はあります。」
Aさん「高級メロン作戦ですね(笑)。」

マスキューのお客様にはAさんのように自分自身で葡萄栽培までしちゃう達人が数名おられます。
レベルが高いのです(笑)。勉強しないと置き去りにされます(ホント)。

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桝久 試飲会リポート 2014年7月

Jul 28, 2014 by weblogland |
あつーい中、わざわざ足を運んでいただき、本当にありがとうございました!

予想通り、ご来客は夕方に集中しました(笑)。特に金曜日は7時頃がスタート(笑)。嫌な予感的中です(笑)。
でも土曜日は混雑を避け、暑い日中からわざわざご来店いただき恐縮です。

「あ・つ・い~。今日は人生の中で一番暑い日かもしれない(笑)。でも夕方は混みそうだから、来ちゃいました(笑)。」
私「ありがとうございます!まずはこれで身体を冷やしてくださいね!」
●サンソ・テンプラニーリョ・フリザンテ・ロサード 2012年 ヴァル・サンソ スペイン ロゼ 微発泡 カステーリャ・イ・レオン V.D.T.750ml 1190円税別
「おー!こりゃいーね(笑)!暑い時はこうじゃなきゃ(笑)。」
「でも、一気に1本飲んじゃいそう(笑)。危険かな(笑)?」
「バラやベリーの香りがすごいね!香水みたい(笑)。」
私「ちょっと残糖がありますが、うんと冷やして飲むにはちょうど良いかと。」
「そーだよね。甘みは絶対必要(笑)。」
家内「でも、アルコール分は9.5%ありますから、いつの間にか酔います(笑)。」
「ビール代わりに飲むには危険だな(笑)。」
「マスキューさん、色はロゼですけれど、これって赤ワインなんですか?ものすごく赤ワインの香りがしますよね?でもテンプラリーニョってこんなに香り出ませんよね?」
私「黒葡萄のテンプラリーニョのアロマだけ取り出して増幅させたような味わいは斬新です。黒葡萄を直接圧搾することと、炭酸ガスが充満する工程を維持することでこんな味わいが出来たようです。」
「ボジョレーなんかでよくやるマセラシオン・カルボニック法ですか?」
私「それの応用編かと。」
家内「ガス圧は3気圧弱ですが、ガスが入っているために酸化しにくいです。開けてから冷蔵庫に入れて置けばかなり持ちます。」
「一石二鳥だ(笑)。」
「先月の試飲会でこれの白が出ましたよね?あれはグレープフルーツの香りが素晴らしかった。サンソはワイン造りが上手なんですね。」
「僕はソーブレ・リアスの大ファンなんですよね(笑)。」
家内「サンソのハビエルさんってスペイン人らしからぬ真面目な人で、科学者みたいな方ですよ(笑)。3.11の二日前にマスキューに来てくれました。特に白ワイン造りは上手です。」
「あの時ですか?ちゃんと帰れたんですか?」
私「先日来日してましたから、大丈夫だったみたいです(笑)。」
私「最近のスペインの評論誌でフリザンテ白が89点ついてました。」
「じゃあ、ロゼは90点以上かな(笑)。」
私「残念ながらロゼは掲載されていませんでした(笑)。ロゼは斬新な点、白を上回るワインだとは思いますが。」
「暑い今飲むならロゼは95点だ!」
私「T.P.O.が大事ということで(笑)…。」
ちなみに本日のトップセラーとなりました。

さて、つづいてはイタリア シチリアの斬新な白ワインです。
◯アンジンベ 2012年 クズマーノ イタリア シチリアI.G.T.白 750ml 1800円税別 
「爽やかだけど濃いね(笑)。」
「酸がしっかりしてる。香りが凄く良いね。」
「グレープフルーツの香りに苦味がある。ピールのニュアンスかな?」
「グレープフルーツを丸かじりしたよう(笑)。」
「桃っぽさもある。わりとトロピカル?」
家内「このワインはイルソリア70%、シャルドネ30%。在来のインソリアだけですと、力が強すぎるためにシャルドネを30%入れたようです。」
「シチリアのワインって力づくでぶっきらぼうな印象あったよね(笑)。」
「なるほど、じっくり飲むとハーブみたいなニュアンスもあるんですね。ソーヴィニヨン・ブランっぽいですね。」
「品種が何か?ってこだわると迷宮に陥るな(笑)。」
私「そーなんですよね。特に白はブラインド・テイスティングしたら当たらない当たらない(笑)。」
「何でですか?」
私「醸造技術の進化、とくに低温管理が普及したお陰で、どんな暑いところでもフレッシュ&フルーティーないわゆるアロマチックな白ワインが出来るようになりました。簡単に言うと、産地地図と葡萄品種が重ならなくなりました(笑)。」
家内「飲んでみると普通はどこいら辺でどんな品種で造ったか解りますが、最近は解りませんね(笑)。」
「それって困った亊なんですか?」
私「ある意味夢を壊す(笑)。でもワイン自体は人間が造り上げるものですから、必然かも知れません。」
「資格は意味が無くなる(笑)?」
私「うーん。そこまでは言い切れませんが、難しくなるのは避けられません。」
家内「従来の固定観念に囚われ過ぎると足下をすくわれます(笑)。知らない産地で、あっと驚くワインが造られたりすることを見逃したりしますから(笑)。」
私「品種や産地が当たらなくとも、どんな造り方がされたかをテイスティングで再現する能力が大事になってきました。」
「ところで、この栓カッコいいですよね(笑)。ヴィノ・ロックでしたっけ?」
「ちょっと簡単過ぎて頼りないけど(笑)。大丈夫なんですね?」
私「そーなんですよね(笑)。今飲んだ限りは大丈夫なんですよね。あまりに暑いと瓶内が膨張して開きそうですが、ちゃんと温度管理して輸送すれば大丈夫みたいですね。今度実験してみますね(笑)。」
「このヴィノ・ロックは他のワインにも使えるので、私は集めています(笑)。」
私「たしかに、集めたくなりますね(笑)。」
全てが斬新なのです。

そして今年マスキューのコストパフォーマンスNo.1の赤ワインです(笑)。
●ペズナ 2006年 ドメーヌ・ド・フォンデュース 南フランス コトー・デュ・ラングドックA.C. 750ml 1389円税別
「たしかにNo.1というだけあるね(笑)。旨い。」
「高級ワインみたい(笑)。」
家内「ベーコンみたいな香りがします(笑)。」
「そうだ。ベーコンだぁ(笑)。何故ですか?」
家内「熟成香かと。木樽と葡萄由来の熟成した香りかと。」
「樽熟成するとスモーキーになるんですか?」
私「はい。木樽の内側を焦がします。その塩梅でワインの香りやスタイルは変わります。」
「熟成香ですか。2006年だから8年ですか。色もグラスの縁はオレンジがかってますね。真ん中は黒いけど。あとスパイシーですよね。」
私「シラーっぽいですよね。ベリーのニュアンスもシラー由来かと。インクっぽいのはグルナッシュかな。」
「スモーキーですが、果実味もしっかり溶け込んでますよね。完成してますな(笑)。有料なラングドックだね。」
私「ありがとうございます。通常ラングドックのワインは長持ちしませんから、このワインは特殊かも知れませんね。」
家内「ラベルに書いてある『ペズナ』は産地の村名なのですが、2011年産からラングドック・グラン・クリュを名乗れるようです。」
「ソムリエ試験の教本には載ってないですよ!」
私「まだ改定が追いつかないんですね(笑)。レギュレーションはしょっちゅう変わりますから(笑)。」
「このワインは2006年なんですが、どうやって熟成されたのですか?」
私「セラーで木樽熟成した後に瓶詰めして、そのままセラーで寝かされていたものです。ですから状態が非常よ良いかと。」
家内「造った蔵でそのまま熟成させたものが一番状態が良いですね。」
私「マスキューも古いワインは極力蔵出しのものを選びます。」
家内「インポーターさんもそれを見つけて1ロット輸入したようです。」
「じゃあ、それが無くなったら終わりですね。」
私「はい。残念ながら…。」


さて、いよいよ本日の本丸。暑いなか重いワインでスミマセン!
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012年 ドメーヌ・ド・ベレーヌ フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2858円税別
「マスキューさん。ブルゴーニュとは珍しい(笑)。」
私「読まれてますね(笑)。けちなマスキューがブルゴーニュワインを扱うのは久しぶりかな(笑)。」
「ピノ・ノワールってイイなぁ。純粋だよね(笑)。」
「美しくて好きなんですが、これって男性的でもありますよね?」
私「さすが!実は強いんですよね(笑)。今風のブルゴーニュは弱っちいんですが(笑)。クラシックなブルゴーニュって強さがあります。」
「D.R.C.のワインに似てるよね(笑)。」
さすが!オールド・ワイン・ラヴァーのKさん。
「今のブルゴーニュは葡萄粒だけで醗酵しますが、クラシックなスタイルは房ごと醗酵します。まさにD.R.C.もそのやり方です。」
「房ごと醗酵すると強くなるんですか?」
私「はい。梗のタンニンとリンゴ酸が加わりますから強く感じます。ただ飲み頃になるのに時間がかかります。ですから、すぐ飲みやすいスタイルが主流の昨今、全房醗酵のブルゴーニュはレアな存在です。」
「へぇー。ソムリエ試験の教本だと、赤ワインは除梗して粒だけで醗酵すると書いてありますが?」
私「はい。あくまでそれは今風です。20年を越える熟成を経て熟成の魔術を経験出来るのは、全房醗酵のブルゴーニュしかありません。」
家内「ファースト・インプレッションを大事にする今風のワインは、それだけでも意味はあります。でも、熟成しません。時間の経過で、より飲みやすくはなりますが。」

さて、続いてはクラシックな今風の超大物
●シャトーヌフ・デュ・パフ 2010年 ドメーヌ・グラン・ヌヴェール フランス ローヌ 750ml 4285円税別
「とにかく凄い(笑)。言い表せない(笑)。」
「でも、飲みにくい訳じゃない(笑)。飲みやすい。すいすいは飲めないけど(笑)。お腹にはたまるかな(笑)。」
「ヘビーですね(笑)。圧倒的だな(笑)。普通じゃないね。」
「甘さとタンニンが物凄い。飲み終えても味がいつまでも口の中から消えない(笑)。」
家内「アルコール分は15%を越えていますが、それほどアルコリックに感じません。」
「何故?」
家内「酸とグリセリンにマスキングされているからかと。」
私「潜在アルコール分は17%ありますから、未醗酵の糖分が2%ほどあります。ちょうど今日最初に試飲していただいたフリザンテほどの残糖分です。でもテイスティングしても解りません(笑)。」

ここで、先ほどのニコラ・ポテルのブルゴーニュとギョームのシャトーヌフの7月17日に抜栓したものと比べていただきました。昨日今日の抜栓したものと、抜栓後8日以上経ったものと比べていただきました。
「マスキューさんらしいな(笑)。そんなに高いワイン開けてたら赤字だよ(笑)。」
私「読まれてますね(笑)。でもこうしないと気がすまないんですよね(笑)。」
「どっちもあんまり変わらない(笑)。でもブルゴーニュの方は8日前の方が強いかな?香りは今日抜栓したほうが強いけど…。」
「私は8日前のブルゴーニュ好きかな(笑)。酸味は強いけどしなやか。」
私「ブルゴーニュの方は酸っぱさは増してますよね。ただし酸化して酸っぱくなったんじゃなくて、隠れていたリンゴ酸が出てきたように思います。ライムやレモンの新鮮な酸っぱさだからです。」
家内「シャトーヌフの方は今風のクラシックですね(笑)。これほで酸のあるシャトーヌフは珍しい。大概のシャトーヌフは抜栓後2、3日で駄目になります(笑)。」
私「シャトーヌフの方は8日前に抜栓した方は残糖分を感じます。ただしタンニンの壮麗さは増しています。ワインを飲み干した後に、舌の上にタンニンの城が一気に建造されるような凄さがあります。」
「シャトーヌフはどちらも変わらない(笑)。どれほどの生命力なんだろう?」
私「どちらも20年以上は持つはず。私の余命より長いはず(笑)。」
「マスキューさん。ブルゴーニュの方は熟成するとどうなるんですか?」
私「熟成も酸化ですが、20年後が今日の実験で再現出来た訳ではありません。この実験は生命力の強さは確認出来ても、熟成した将来を再現できません。」
家内「瓶内の還元状態で時間をかけると、まず色が薄くなります。あと酸がタンニンやアルコール分、水分などと重合します。」
私「今飲むと、膨大な広がりがある酸が一つ一つの粒のようになり、舌の上を転がるような心地好さになります。柔らかな甘み。吹き出す香り。ブルゴーニュはきっとこうなるはず。でもシャトーヌフはどうなるか解りません(笑)」
家内「少なくとも20年以上は持つはず。」
私「良いワインはすぐに手の内を明かしてくれません(笑)。」

8日前に抜栓したワインは途中で無くなり、皆さんに行き渡らなかったことお許しください。

暑いなかお越しくださりありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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さあ、明日の金曜日から試飲会です!

Jul 25, 2014 by weblogland |
ワインも並んだし明日を待つばかり(笑)。



ところでニコラ・ポテルのワインなのですが、酸っぱい(笑)。でも酸化による酸っぱさとは違います。レモンやライムのような若いリンゴ酸のニュアンスなのです。抜栓してもう一週間経ちますが、これほどリンゴ酸が強いとは…!でもこのワインはマロラクティック醗酵は100%しています。
うーん。
隠れていた酸が出てきた感じです。とは言え、酸の量と強靭さは別格です。まさに昔のクラシックスタイルですね。ワイン自体にクリアネスがありますから、ある意味飲みやすく、このため強さを見落としてしまいます。
あと、タンニンが凄くキメ細かいのが良く解るようになってきました。甘さが弱くなった分、タンニンがはっきり解るようになりましたか。空気に触れて柔らかになったというより、目隠しが取れた感じと言えば良いかな。長い熟成期間が必要なのが実感できます。
うーん。
只者ではありませんね。
これでも今風に飲みやすく配慮されて造ったワインだとは思いますが、構造の良さは未知の領域ですね(笑)。

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ニコラ・ポテルのブルゴーニュとアラン・ギョームのシャトーヌフ

Jul 24, 2014 by weblogland |
今、ニコラ・ポテルのブルゴーニュとアラン・ギョームのシャトーヌフを飲んでいます(笑)。

ニコラ・ポテルのワインは強いですね。さすが全房醗酵のクラシック・スタイル。抜栓したては割りと飲みやすいのですが、酸はまだ閉じている感じ。抜栓してからもう6日経つんですが(笑)。まあ、20年くらい経ってから飲むべき造りの、古典的ブルゴーニュなんですね。2012年ですから、今飲んでも本来の姿は出ないんでしょうね。まあ、これがあるべき姿かな(笑)?ただ、まだへたった感じでないところが凄い。隠れていた酸の量に圧倒されてしまいますが、基本的な強靭さは立派。まだ持つはず。

アラン・ギョームのシャトーヌフは甘さが増してしかも解りやすくなっています。酸化したような素振りは見せませんが、ちょっとヴィンテージ・ポートみたいな佇まい(笑)?シャトーヌフらしいポテンシャルの高さは飛び抜けてますね。チャラいシャトーヌフだったら、抜栓後すぐに駄目になりますもんね(笑)。

両方とも夏向きじゃありませんが(笑)、私の好奇心を全開にしてくれます(笑)。あまりないことなんですよ(笑)。
このワイン、この先どうなるのかな?

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