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『ソラネラ』2005年
Aug 30, 2011 by toshiaki『ソラネラ』2005年やはり凄く良いですね。香りのボリュームがとてもあります。
今日でまる二日目ですが、今まだ全開、リキュールのような力強さです。
うーん。
たしかにクラシックなスペインワインではありませんが、この密度感は説得力ありますね。スタイルは別にしても認めるべきワインです。
スタイルはアメリカナイズしていても、コストパフォーマンスではアメリカのワインを抜いています(笑)。
スペインワイン産業と産地としての優位性を感じますね。結局のところ、スペインワインで外貨獲得するにはアメリカで売るのが一番なのでしょうね。
「我々が、アメリカ人が好むワイン造れば、アメリカで造るより良いワインがより安く造れるんだ。」ということなのですね。
ワイン宗主国としての歴史と、プライドを捨てた(笑)努力の賜物なんですね。意地悪な物言いですか(笑)?EU化の賜物ですか。
いずれにせよ。ポテンシャルの高さには脱帽です。たいしたものなのです。
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Comments
Aug 30, 2011, 02:21:47 PM Blairfindy1号2号 wrote:
何処も似た様な景色で、何処でも同じ様な物が並ぶ…、この国でも常態化している事です。これはグローバリゼーションの賜物であります。
歴史、プライド、精神性なんて何の役にも立たないのです。(本当はここに今こそ回帰するべきなのでしょうが)
ソラネラにもこの事が当てはまるのでしょう。アメリカで受ける様な物を作る、そこから中国で受ける物を作る。これが定石です、つまりボルドーと一緒です。
話は変わって、Frascati superiore EPOS は非常にお値打ちだと思います。もう少し日数を掛けてと思いましたが、3日で開けてしまいました。濃密でアロマティックですが、クドくていやらしい所はありません。
Malvasia は16種類に分かれている様で、それぞれ違いはあるのでしょう。葡萄の品種番号は5桁に登る位ですから、調べるのも大変でしょう。
Aug 30, 2011, 07:34:34 PM 岡本利秋 wrote:
ブレアフィンディ様
先日はわざわざお越しくださり、ありがとうございました。
『ソラネラ』の評価は見方により確かに微妙です。このスタイルのワインが先々確立し、更に進化を遂げるか?それとも市場から消えてしまうのか?飲まれてナンボのワインの宿命ですね。
見届けたいものです。
ところで、ポッジョ・レ・ヴォルピお褒め頂きありがとうございました。
フラスカーティーの生産者は多数いますが、ポッジョ・レ・ヴォルピは特別のような気がします。あの特別なスタイルはテロワールに由来するのか、品種に由来するのか、造りにあるのか、『ワイン妄想族』の私の興味は尽きません。蔵の人間に会う時の質問をもう考えています(笑)。もう少し勉強してみます。
何故?が止まらなくなっています(笑)。
それでは、ありがとうございました。
桝久商店 岡本利秋