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ロシニョル・フェヴリェのヴォルネイを飲みました。
抜栓後まる3日目です。(試飲会の残りです(笑)。)
一昨日の2日目はもうダメになるような感じがありましたが、以外に最期の最期で粘りを見せてくれました。
基本的に重厚なスタイルではないので、こんなに飲める状態をキープできるとは思わなかったです。
ビノノアール独特のチェリーの香はさすがに薄くなってしまいましたが、味わいの中にチェリーやベリーの香はしっかり残っていました。
ピノノアールは元来崩れやすい品種なのですが、無理をしない造りのワインはやはり急激には崩れませんね。
かなり真面目につくられたワインです。
2006年はワインにインパクトがありませんから、特に恵まれた気象ではないことが想像つきます。
ただ、ボーヌの白ワインを見ると2005年ほどのインパクトは無いにしてもすぐに楽しむには絶好な出来です。
どちらかといえば良いヴィンテージの部類に入ります。
欠点が目立たない良作年ですね。
逆にブドウができ過ぎていたのかもしれません。生産者の収穫量の制限のおかげかもしれませんね。
かといって生産者によるばらつきもあまり見られませんから不思議なヴィンテージです。
このヴィンテージがわかるまでもう少し時間がかかりそうです。