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昨日は久し振りにメルセデス・エグレーンのカベルネ・ソーヴィニヨン2006年を飲みました。二日かけて飲んだのですが、相変わらず美味しいですね。
柔らかで豊か、しかも奥行き余韻も十分です。
まあ、欠点をあげればカベルネの味わいに欠けることと果実味に明瞭さが足りないことですが。それを差し引いてもお釣がたくさんきます(笑)。
二日目になるとワインに静謐さがあらわれ、奥行きが深くなるような気がします。
翌日にはもう楽しむことすらできない高価なワインより、このワインの方を評価する私は変わり者ですかね?
まあ、ひとそれぞれにワインの価値が違いますから、私の物差しは当てはまらないと思いますが…。
高いワインイコール良いワインという法則は無いと思います。少くとも必要十分条件ではありません。
その価値(価格)を決定するのは飲み手であることだけは断言できますが。
それは、ビジネスとしてのワインの面白いところでもあります。