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あの『エミリアーヌ』が2020年ヴィンテージにて再入荷しましたぁ!

Nov 24, 2024 by weblogland |
皆さん!
まずは嬉しいお知らせです(笑)。

グリニャン・レ・ザデマール キュヴェ『エミリアーヌ』2020年 ドメーヌ・サン・リュック 赤
販売価格(税込): 2,168 円
フランス ローヌ グリニャン・レ・ザデマールA.C. 750ml

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あの『エミリアーヌ』が2020年ヴィンテージにて再入荷しましたぁ!しかもお値段変わらず(笑)。
もちろん着てからすぐにサンプル取り寄せて飲みました(笑)。
相変わらず美味しい。さすがに畑の一番良い区画の葡萄だけで丁寧に作っただけありますね(笑)。
たしか、今年の5月のマスキュー試飲会で2019年をお出ししたところ当日に完売。思わず天を仰ぎました(笑)。2020年も変わらぬ味わいですから、飲めば幸せになれること請け合います(笑)!

そして悲しいことがございます。
生産者のドメーヌ・サン・リュックが廃業します。それ故コレが最終入荷となりそうです。
う~ん、サン・リュック同様に夫婦で働くマスキューにとっても精神的な打撃。他人事ではありません。まあ我々今日一日店を開けれたことに感謝するのみ(笑)。終わりは確実にやって来ますからね。

あれ?
マスキュー閉まってる!
なんていうのはちょっと嫌ですが(笑)。

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コレなーんだ?

Nov 23, 2024 by weblogland |
えへへ(笑)、コレなーんだ?

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某インポーターさんと電話で話しました。
私「ブルゴーニュが高くて手が出ないんだけど…
。何かある?」
インポーターさん「ジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ•ロマネ等の有名アペラシオンにはありません(キッパリ)。」
私「サントネとかサン・ロマンなんかどう?」
インポーターさん「だったらあるかな(笑)?ちょっと見てみますね。え~と、サントネでしたらなんとか…」
インポーターさん「今一般にブルゴーニュの1級レベルで一万円以下はありませんが、サントネだとありますね(笑)。」
私「おっ!イイねぇ(笑)。サントネの1級がこの値段?なんて言う時代じゃないよね。実際レベルは上がってるもんね(笑)。」
インポーターさん「そ~なんですよね(笑)。飲んでみるとちゃんとブルゴーニュの1級レベルですよ。」
私「じゃあ、サントネの村名でおすすめは?」
インポーターさん「村名で5000円以下はさすがにありませんが、コレなんか無名ですがクラシックで良いよ(笑)?」
私「じゃあ、そのクラシックもくださいね(笑)」
インポーターさん「もともとの入荷数が少ないのでちょっと確認しますね。」

そんなこんなでちょっと入荷しました!
後ほど詳しくお知らせしますので、しばしお待ちくださいね(笑)。

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ヴォーヌ•ロマネが無い!

Nov 20, 2024 by weblogland |
あ~、魔が差しましたぁ(笑)。
今、マスキューのワイン•セラーを覗くとヴォーヌ•ロマネが無い!ジュヴレイ・シャンベルタンはあるがシャンボール・ミュジニーとヴォーヌ•ロマネが無い。
う~ん。
ワイン専門店としてはカッコ悪い(笑)。
そんな訳でずっーと探しておりました。もちろんケチなマスキューですから2万円以下で売りたい!でも、なかなか無い!
そんな折、ジャック•カシューのヴォーヌ•ロマネを発見!もちろん即決発注。その後届くまでどうやって家内の叱責を誤魔化すか呻吟の日々を重ね、上手いこと誤魔化してようやく入荷しました(笑)!

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近々ご紹介しますからちょっとお待ちくださいね(笑)。

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今年は異例な低アルコール分ですが、私は逆に期待-ボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー2024年 ドメーヌ・コート

Nov 19, 2024 by weblogland |
今日、モリエールの輸入元のIさんに電話しました。このIさんはワインに詳しく話が通じる方(笑)。インポーターさんの営業の方はだいたいワインのことをあまり詳しくありませんから(ゴメンナサイ)、ちょっと困る(笑)。そんな中会話が成り立つIさんのような方に気安く電話出来るのは助かります(笑)。

私「Iさん!今年のモリエールのヌーヴォー、アルコール分が10.5%ですよぉー!」
Iさん「そんなに低いのですか?モリエール自体あまりアルコール分を上げないドメーヌですけどねぇ…。」
私「そうそう。そこで今までの各ヴィンテージのアルコール分を調べたんですよ(笑)。」
Iさん「マスキューさん(笑)!そんなことするのはマスキューさんしかいませんよ(笑)。」

そんなこんなでIさんにリポート報告•会議(笑)。

Iさん「まだ飲んでいませんのでなんとも言えませんが、今年モリエールは現地の集荷がちょっと遅れたそうです。詳しくは分かりませんがギリギリまで粘ったようですね。」
私「たしかに今年は異例な低アルコール分ですが、私は逆に期待しております。お話しを聞くと最後の最後まで尽力していたようですから確信しました(笑)。モリエールって特殊•特別なんですよね(笑)。」

21日が楽しみです(笑)!

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2019年で比べてみました。

Nov 17, 2024 by weblogland |
昨日の続きですが(笑)、ドメーヌ•デ•コート•ド•ラ•モリエールのボジョレー•ヴィラージュ•ヌーヴォー2024年のアルコール分が10.5%でしたが、通例のモルゴン等のキュヴェのアルコール分はは幾らくらいなのか?もちろん2024年のモルゴンはまだ出来てませんから比べるのは無理(笑)。
そこで一計を案じました(笑)。
2019年で比べてみました。

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モルゴン•グラン•クラ2019年がセラーにありますからゴソゴソ取り出してみると(笑)、アルコール分は12.5%でした。同じ2019年のボジョレー•ヴィラージュヌーヴォーを調べると12%でした。ヌーヴォーと通常のキュヴェのアルコール分は0.5%ほど差があります。収穫を急ぐヌーヴォーはちょっとアルコール分が低くなるようですね。
う~ん。
逆算するとモルゴン•グラン•クラ2024年のアルコール分は11%が予想出来ますか(笑)。
モリエールの畑は車両の入らない傾斜地でしかも標高が高い。もちろん日照はたっぷり。これからは私の妄想なのですが(笑)、モリエールの畑の葡萄は割りとハンギングタイムが長いような気がします。タンニンの成熟に時間幅が長いような気がします。それ故アルコール分がそこそこでもタンニンはしっかり成熟するような気がします。ですからワインにありがちな過熟感が少ないのも特徴かと思います。葡萄樹上の葡萄が成熟してからゆっくり過熟に向かう。
そうだ!
今度インポーターさんに聞きましょう!
『何故モリエールのワインはアルコール分が低いのですか?』
10.5%のアルコール分で市場にリリースされるボジョレーヌーヴォーなんて聞いたことがありませんもんね(笑)。
それだけで解決かな(笑)?

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弾じゃなくてシャンパンです

Nov 12, 2024 by weblogland |
う~ん、ここに来てまたワインの価格が上がってます。
特に酷いのはシャンパン!
値段を聞くと吐きそうになります(笑)。だから忘れることにしましょうか?
そうと言っても、そこはケチでへそ曲がりなマスキュー(笑)。弾丸を掻い潜り匍匐前進でリサーチ(笑)。やはりグランクリュで6∼7000円くらいのものがあれば…。今ではそれだと1万円に迫りますから苦難の行軍が続きます(笑)。
当たりますように!
弾じゃなくてシャンパンです(笑)。

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バルベラはどうなんですか?

Oct 12, 2024 by weblogland |
私の下品な高笑いのお陰で(笑)、早速お問い合わせいただきました(笑)。

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Dr.Fさんより「ブログのバルベラはどうなんですか?」
私「例のバルベラですが樽熟成3年後瓶熟成6年してリリースしたもの。2013年ヴィンテージで、コルクはDIAM10。香りはカリニャンとピノ・ノワールを混ぜたような感じです。渾身の作りかと(笑)。グランクリュレベルです。ただ、バルベラの品種特性なのでしょうが、香りが抜けやすい。翌日になると香り自体は落ちます。ただ液体の旨味·タンニン量はさすがです。浸れる味わいかと。スタイルとしてはアンリ·ジャイエ系かな(笑)。生産者はピエモンテのイ·カルピーノ コッリ·トルネージ。お値段は4431円税込みとなります。取り敢えず1ケース来ています。」
取り敢えず一気にダイジェスト(笑)。
まあ、開けてから今日でちょうど一週間ですから(笑)この辺でティスティングは終了かな?ネッビオーロ原理主義者の家内との論争にどう終止符を打つか?今熟考中でございます(笑)。

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バルベラ種ってご存知ですよね

Oct 10, 2024 by weblogland |
皆さん!
バルベラ種ってご存知ですよね(笑)。
特にピエモンテバローロ辺りではネッビオーロ→バルベラ→ドルチェットのヒエラルキーがございます(笑)。まあ、ドルチェットが自分達が飲むデイリーワインで、ドルチェットはお客様が来たときのちょっと気張ったワイン。ネッビオーロは言うまでもなく特別な時に飲む高級品(笑)。
私バルベラをここ30年近く探しております(笑)。かつて、バローロの名門モンテツェモロのバルベラ·ダルバ·スペリオーレを飲んだ感激が忘れられません。実はリリース前にモンテツェモロでバレル·サンプルを飲んでいました。
モンテツェモロ「今、実験的にバルベラをバリックで熟成したワインを仕込んでいるんだけど、どう思う?」
私「強い!でもこれがどう出来上がるか解りません(笑)。」
その後日本でリリースされたものを飲んでビックリ!ブルゴーニュのグラン·クリュを飲んでいるかのようでした。あれがコレ?かなり驚きました。
当然大ブレークしてモンテツェモロはバローロよりこのワインが有名になるほど(笑)。でも、それと並行して値段もバローロ並となり、扱いを辞めました(笑)。ケチでへそ曲がりなマスキューらしい対応でございます(笑)。
それ以来、ずっーとピノ・ノワール的なバルベラを探し続けております(笑)。空振り続けて30年、待てば海路の日和あり!ちょっと長く待ちすぎたかな(笑)?
えへへ(笑)、見つけました!
近々ご報告しますからね(笑)、まだティスティング中なのでちょっとお待ちくださいね(笑)。
うひゃひゃひゃひゃ∼!

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このミミズク、ぐっと来ませんか(笑)?

Aug 15, 2024 by weblogland |
このミミズク、ぐっと来ませんか(笑)?

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私、すっかりやられちゃいました(笑)。
ルーションのドメーヌ·ブラン·プリュムのフラッグ·シップ カリニャン100%の赤です。クマゲラはシラー100%です。クマゲラ同様、有名な作家によって描かれたとか。
凄い生命力を感じます(笑)。奴は何を企んでるのか?獲物を狙っているかのようですね。
ワインはヴァン·メソッド·ナチュールの規格を達成したものですし、生産者の意図が垣間見えめす(笑)。
う~ん、いつまで眺めていても飽きない。
もちろん味わいもぐっと来るもの(笑)。ただ、ちょっと寝かしてから飲むべきワインかな?早く飲めるように作ってはいますが、少なくとも来年までは待ちたい。
ぐっと来ちゃいました(笑)。

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取り敢えず良かったぁ(笑)。

Aug 08, 2024 by weblogland |
先日のマスキュー試飲会で大人気、あっという間に完売した

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○ビアンケッロ・デル・メタウロ 2022年 アジェンダ・アグラリア・グエリエリ イタリア マルケ 白 ビアンケッロ・デル・メタウロ D.O.C. 750ml 1885円税込み
再入荷しました!
でもですね(笑)、ちょっと経緯がございました(笑)。
私「もしもしいつもお世話になっております。ビアンケッロ2ケースだけでおしまいだよね?」
インポーターさん「もう無くなったのですか?」
私「2022年のビアンケッロは出色の出来だったしね(笑)。コレでおしまいってお客様には言ったからさ。」
インポーターさん「そうですよね。今回のものは特別良かったので…。」
私「もう無いんでしょ?」
インポーターさん「実はいきなり注文が殺到して無くなりそうになったので、出荷制限していました。スミマセン!」
私「嘘言ったなぁ(笑)!」
インポーターさん「取り敢えず実績のあるお店優先でして…。実績のあるお店に1本も分けることが出来ないとマズイので…。」
ここで怒るとマスキューの底がバレるので(笑)、冷静に笑いながら…。
私「そーだよね。良いワインだし、もともとの数も少ないだろうしね。注文しても良いのかな?」
そんなこんなで再入荷!
『ちょっと余分にストックしちゃえ(笑)!作戦』を展開中でございます(笑)。

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スペインのアリベス·デル·ドゥエロD.O.知ってますか?

Jul 07, 2024 by weblogland |
皆さん!
スペインのアリベス·デル·ドゥエロD.O.知ってますか?

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ポルトガルとスペイン国境にもなっているドゥエロ川沿いの渓谷の東側にへばりつくように広がるD.O.。2007年にD.O.認定された極小D.O.(笑)。面積は350ヘクタールで生産者は19件とか。ド田舎(ゴメンナサイ)でインライドも大変そうなのでなかなか日本で見かけない産地でございます(笑)。実際にマスキュー所有の地図や書籍には何も載っていない産地なのです(笑)。
でもですね(笑)、標高が800mと高く、いわゆるドゥエロ沿いの暑い産地とは違うし、自根の知らない品種の葡萄が多く、プリミティブなスタイルのワインがあることで識者に注目されています。
たまたま某インポーターさんが持ち回りで白を1本飲ませていただき、ピンと来る(笑)。取り敢えずサンプルを取り寄せて、ダラダラと試飲しているところでございます。
基本どれもプリミティブ(笑)。インポーターさんの資料を見ると全房発酵のクラシックスタイル。破砕はフットクラッシュ(笑)。
畑は…、斜面に適当に生えている感(笑)。斜面に雑草とともにツツジがポコンポコンとあるような感じです。チリのラ・プラヤのコースタル·シリーズの畑と同じね(笑)。飲んだ印象も似ている(笑)。
全体に強くてプリミティブ。香りははっきりしませんが、良いワインであることは確かかな(笑)。

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ウクライナのことも含めて色々聞いちゃいました

Jul 05, 2024 by weblogland |
昨日モルドバのラダチーニの輸出マネージャーのディヌ·クリスチャンさんがご来店くださいました!

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ウクライナのことも含めて色々聞いちゃいました(笑)。
私「わざわざのご来店ありがとうございました!ところで今は何処経由でワインを輸出してるのですか?」
ディヌさん「まだオデッサの港が使えませんからお隣のルーマニアのコンスタンツァの港から出荷してます。」
私「ポーランドじゃないんだ。考えてみればルーマニアの方が近い(笑)。」
ディヌさん「陸路分コストはかかるし、なによりもコンテナ代が高騰してます。」
インポーターさん「40フィートのリーファーで100万円くらいです。」
私「ひゃ、ひゃ、100万円!昔は20万円くらいでしたよね。ビックリしたなぁ。」
ディヌさん「しかも関税がかかります。」
私「あ~、60何円でしたっけ。ラダチーニのワインは1000円くらいのものが多いから大きいですよね。モルドバはEUに加盟したんでしたっけ?」
ディヌさん「申請してますが、まだ認められていません。」
私「モルドバは紛争地では無いですよね?あっ、でもロシア軍が一部で駐留してるんですよね?」
インポーターさん「エンドニエステルです。日本ではあまり知られていませんが、エンドニエステルは国境がありパスポートが必要、通貨はエンドニエステルルーブルを発行してます。」
私「知らなかった!日本だとロシアがモルドバで悪いことやってそうにプロパガンダされてますよ!」
ディヌさん「基本悪いのはプーチンです(きっぱり)。エンドニエステルに対してモルドバは悪くは思っていません。サッカーでリアル·マドリードに勝もったし(笑)。」
インポーターさん「プーチンが無理やり国境線の現状変更をしようとしていることに怒ってますよね。もともとロシアを含め同じ民族だし、基本国民は兄弟だと思ってます。」
私「ディヌさんもロシア語話すし、ロシア人の友達もおられますよね?」
ディヌさん「はい。」(ちょっと悪いこと聞いたかな?)
インポーターさん「ラダチーニはいわゆるモルドバの民族資本の会社でスーパーなどを100件以上展開するドラガン·グループに属します。ただ創始者はザンクトペテルブルグ出身のロシア人。プーチンと同じ?」
私「オルガルヒ?」
インポーターさん「かつては何かあったかもしれませんが、完全なモルドバ人として社会貢献してます。」
私「そこなんだよな。もともとが一緒だからかえって複雑にも見えてしまう。我々日本人に理解し難い部分ですよね。」
インポーターさん「第二大戦のザンクトペテルブルグの戦いの司令官はフルシチョフで彼はウクライナ人。それ故戦後クリミアがウクライナに帰属したなんて言われています。」
私「国際情勢の変化で国境が変わる歴史だったんだよね。それ今やっちゃダメだけど。」
ディヌさん「ラダチーニはアルバストレールと言う元詰を目指したワイナリー合同が母体。それがモルドバ民族系の食品生産·物流大手のドラガン·グループに加わりラダチーニとなりました。今や1000ヘクタールを超える畑を所有しています。ただ、モルドバはあの辺りの最貧国。年金は150ドルしかなく、57∼8歳が平均寿命ですよ。」
私「私65歳ですよぉー!しかもあなたのようにマッチョでもない(笑)。どう見てもあなたは私の3倍は強い(笑)。」
ディヌさん「農業国で4人に1人がワイン産業に関わっています。」
インポーターさん「朝、ダンプカーの荷台に乗ったおばちゃんたちが畑に向かい(笑)、手摘みで収穫。ちょっと驚く光景です(笑)。」
私「肥沃な黒土地帯はワイン作りには大きなアドバンテージです!しかも高品質を目指すラダチーニですから期待大!早く高級レンジが出来ることを期待してます!」

とても綺麗な文字でマスキューのセラーにサインしてくれました(笑)。知的でマッチョで品のあるディヌさん。あれ、ひょっとして私の子供くらいのお年かな(笑)?

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ボルドー·メドックのワインに何を期待するか(笑)?

Jun 09, 2024 by weblogland |
ちょっと冷静に考えたのですが、ボルドー·メドックのワインに何を期待するか(笑)?

カベルネ・ソーヴィニヨンのカシスやメルローのプラムの強い香りではないですね。すぐに飲めるワインが多い昨今、こんなことを言うと嫌われそうですが、熟成の結果の静謐さ。プラムやスグリ系の果実味がどうのこうのと言うよりは静謐さかと(笑)。じんわりとした旨味、大人しいタンニン。食事をしながら飲むには最適なワイン。素晴らし過ぎず(笑)、ある意味欠点のない地味な味わいを私は求めているような気がします(笑)。

今風のとってつけたような肉感的なワインではなく、熟成により程よく削ぎ落ちて旨味が綺麗なもの。そう!程よさ!

コレですね、コレ(笑)。

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ベトナムのワインの続きです

Mar 18, 2024 by weblogland |
先週の土曜日、え~と3月9日ですか、開けたベトナムのワインの続きです(笑)。
昨日の晩16日に思い出して飲んだのですが(笑)。美味しかった!
崩れることなく、エレガントでチャーミング。ちょっと驚きました。舌触りはあくまで優しく、果実味と液体の折り合いは秀逸。本物でした。
ただ、惜しむらくは品種が解らなかったこと(笑)。これは私自身の不勉強の性(笑)。でもですね、ワインを真剣に飲むようになってから30年以上経ちますから、未知との遭遇ということにしておいてくださいね(笑)。

世界は広い!

知ってることなんてほんの一部(笑)。まあ、それに気づけて良かったかな?
まさかベトナムでこんなに素晴らしいワインが作られているとは!触発されて地中海南岸のワインに興味を持っています。特にモロッコのワインを物色中(笑)。なかなか日本に入って来なかったり、入っていても少量のためちょっと高かったり。どこかのインポーターさんをたぶらかして輸入して貰うのも手かな(笑)。

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ガルナッチャとグルナッシュ

Feb 19, 2024 by weblogland |
う~ん!

私「スペインのガルナッチャと南フランスのグルナッシュって同一品種とは思えないよね。」
家内「私は基本スペインのガルナッチャの方が好きかな(笑)。スパルタンなタンニンの方に惹かれるんだよね。」
私「う~ん。グルナッシュの法外な飲みやすさは好きなんだけどね(笑)。でもさあ、昔のパフなんてガルナッチャに似てるよね。愛想の無いこと(笑)。時間はかかるし(笑)。」
家内「昔を言えばスカラ・ディなんか更に時間のスパンは長かったよ(笑)。」
私「そうだなぁ。ガルナッチャとグルナッシュって違うってことかな。」
家内「うん。やはりそこはテロワール(笑)!それとそれにあった作り方 文化だよね。ガルナッチャとグルナッシュをグローバルにグルナッシュに統一して何の意味があるのか?」
私「意味なし!」

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無いですねぇ…。

Feb 01, 2024 by weblogland |
う~ん。
無いですねぇ…。

何がって?
ラクリマ・クリスティです。

イタリア・ラツィオのワイン。名前が格好良く『キリストの涙』。一昔前にはデイリーなカテゴリーで一般的なイタリア・ワインとして市中のワイン・ショップではよく見かけたと思うのですが。もちろん根強いファンもおられるので、マスキューではマストロベラルディーノのラクリマ・クリスティを扱っていましたが、インポーターさんは輸入終了。
そんなこんなで、今ラクリマ・クリスティ探しです(笑)。でもですね、無い!
ラクリマ・クリスティ自体はそんなにランクは高くありませんから、ディスカウンター・アイテムになったのかな?その結果一般のインポーターさんは敬遠してるのかな?
今、ウェブで調べるとかなり高いですね
(笑)。安ワインみたいなこと言ってしまってごめんなさい!3~4000円しますね。
ただ、アイテム数は少ない。3種類ほどしかありません。インパクトの強いスタイルではないので引き合いが弱いのかな?
直接インポーターさんに連絡先して確認した方が良いみたいですね。

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そう言われると乗せられちゃうよね

Jan 16, 2024 by weblogland |
う~ん。
新年そうそう値上げの連絡が来ました。

インポーターさん「いつもお世話になっております。新年そうそう恐縮でございますが…、値上げのお知らせがございます。」

私「まだまだ値上げ続くの?何が上がるの?」

インポーターさん「実は今2017年ヴィンテージでお届けしております。『パッケ・ネーレ』でございますが、2019年ヴィンテージから上代が1,000円ほど上がります。」

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私「えっー!せ・せ・千円もですかぁ!今年一番のビックリですよ(笑)。え~と、今2451円税込みで売っているから、それが3,500円前後で売るしかなくなるんですかぁ。ショック!一万円のワインが千円上がるのは解るけど、二千円代のワインが千円上がるなんてあるの?」

インポーターさん「まさかの大幅値上げでして…。決して私共が過分に儲けようとしている訳ではございません!ご理解のほどを!」

私「とても良いワインだから、そのくらいの価値は十分あるにはある。ボルゲリと比べてもそれでもまだお買い得ではあるんだけどね…。」

インポーターさん「あとちょっとだけ2017年がございますから、いかがでしょうか?」

私「解ったよ!そう言われると乗せられちゃうよね(笑)。くっそー!」

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お正月そうそうの課題ワイン

Jan 06, 2024 by weblogland |
う~ん。
お正月そうそうの課題ワイン『ライム・ストーン・テラス2020年』の続きです(笑)。
初日はすいすい軽く飲めましたが、翌日になると濃さが増しました。あれ?簡単に飲んでしまうワインではない!確認のため翌々日に飲むと、明らかにパワーアップ(笑)。中に入っているものが増した感。これは軽いモレリーノ・ディ・スカンサーノとは違う。ブルネッロやヴィーノ・ノビレのしっかりしたサンジョヴェーゼのニュアンスです。
バック・ラベルを見ると樽熟成期間は20ヶ月と書いてあります。
20ヶ月の樽熟成を経るにはワイン自体の濃さ・強さが必要。それなりの高級品ですね。しかも70ケースのみの生産本数です!どっひゃー、トノー1本くらいしか作っていないガレージ・ワインです!
高級品…!
新年そうそうバチが当たるかも(笑)?
こんなにエレガントで力があるワインがテキサスで作られていることに再度ビックリ。良い勉強になりました(笑)。

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イタリア・プーリアのノヴェッロ2023年も到着!

Oct 27, 2023 by weblogland |
今日27日はマスキュー試飲会。今、グラスを洗い終えました。
忙しい時は重なるもので(笑)、イタリア・プーリアのノヴェッロ2023年も到着!

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あ~、もう!

でもですね(笑)、忙しさにめげない(笑)。どれどれ、アルコール分はいかほどかチェック 2023年はどんなんかな(笑)?
13.5%です。
思ったより高くないですね。良い塩梅かな(笑)?
10月30日より販売開始!
お値段2,750円税込み(2,500円税別)にての限定販売となります!

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ピノ・ノワール ヌーヴォーは11月10日入荷予定となります!

Oct 23, 2023 by weblogland |
2023年のピノ・ノワール ヌーヴォーは11月10日入荷予定となります!
今、マスキューブログのアーカイブで調べたところ、去年2022年は11月12日に到着してました。まあ、解禁日のないラングドックのヌーヴォーですし、船便でよっこらよっこら来てもボジョレー・ヌーヴォーより早く来る(笑)。しかも安い。暖かい産地のメリットがあります。もっとも知名度はありませんが(笑)。まあ、ケチなマスキューにはぴったりかな(笑)。
飲んだ感じボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーと言われても解らないレベル。ボジョレーのガメイとピノ・ノワールは親子ですし、同じマセラシオン・カルボニック法で作りますから似たような仕上がりです。これが4,000円したら頭に来ますが(笑)、1,5~600円ですので新ものを楽しむ範疇のワインとしてはグッドかと。
これに前後してアプリコット・ジュースの新ものも来ますから、ちょっと忙しくなります(笑)。

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パリ、シャンパン専門店があるんですね。

Sep 05, 2023 by weblogland |
昨日日曜日の日本経済新聞の日曜版にシャンパン特集が組まれていました。日経はわりとワイン等の特集記事が多く楽しみです(笑)。

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今回はシャンパンのトレンド。中にパリのシャンパン専門店『ディレッタント』の写真。やはりフランスのパリ、シャンパン専門店があるんですね。しきりに感心感心。地下セラーには高そうなシャンパンがいかにも高そうに陳列棚に鎮座(笑)。でもですね(笑)、よく見るとマスキューの愛するぺウ・シモネがあるではございませんか(笑)!
そうするとマスキューも『ディレッタント』並み?なんて馬鹿な妄想(笑)。マスキューはあくまでもマスキューらしくケチ臭いのが身上(笑)。念のため、信条ではございません。

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先日の試飲会で物議をかわしたミューラー・グロースマン『ビー・ナチュラル』

Sep 01, 2023 by weblogland |
先日の試飲会で物議をかわしたミューラー・グロースマン『ビー・ナチュラル』(笑)。何処が問題かと言うとラベル・デザインに人の顔は似合わないのではないかと言うことのようです(笑)。実際他のワインのラベル・デザインを見ると、顔をそのままデザインにしたものはほとんどありませんでした。

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あっ、ひとつだけありました。
スペインのロシャレルの『ア・ペル』。これはウケを狙った悪質なもの(笑)。ロシャレルの当主ミチャンさん自身の顔ではなく友人がモデルですが(笑)、インパクト充分(笑)。このくらいかな?そういえばミューラー・グロースマンもロシャレルもビオ系自然派を全面に押し出してます。どちらも品質の高い個性的なスタイルですから、その点唯一無二。特にミューラー・グロースマンは、このワインが作り手本人に帰する意識が強いようですね(笑)。
とはいえやはりラベル・デザインに自分の顔を描くのは商業的にチャレンジなのかな(笑)?一般にイレギュラーなことのようです。実際マスキューの在庫を見渡してもこの二つだけでした(笑)。この二人ワイン作りだけではなく、ラベル・デザインにおいてもチャレンジャーのようです(笑)。

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どんなワインにも用途、TPOがございます

Jul 03, 2023 by weblogland |
昨晩はヴィラ・ヤンボルマスカット2020年を飲みました。

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前に扱ったアイテムですが、確認を兼ねて飲む!
う~ん。
相変わらず、水っぽいところは冷やして飲むにはちょうど良い(笑)。強く冷やすと香りは立ち上がりませんが、口の中でゆっくりライチのような香りがふっくら出てきます。強すぎず程好いかな。ホント夏向きですね(笑)。ポテトチップス食べながら飲むも良し、ジャンクな飲み方も出来ますし、丸っきり何も考えずにクール・ダウンのために飲むも良し(笑)。ブルゴーニュのシャルドネをクール・ダウンのために飲む人はいませんもんね(笑)。どんなワインにも用途、TPOがございます(笑)。

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特売ワイン棚は空っぽ。

Jun 28, 2023 by weblogland |
う~ん。
今、マスキューの特売ワイン棚は空っぽ。

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いろいろ探してはいるし、安いワインが全く無くなった訳ではありませんが、飲んで普通に美味しくてお安いワインに当たりません。2~3,000円代だとわりかしありますが、1,000円前後だとなかなかありませんね。インポーターさんにそればかり要求すると嫌がられますから(笑)、ここは焦らずドンと構えるフリ(笑)。普段の付き合い方がものを言う(笑)?焦って駄物を扱ったら物笑いの種(笑)。何処かに落ちてないかなぁ?←そんな訳ないだろ! 怒られちゃいますね(笑)。

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アラビア・ガムやアカシア等が増えて来ました。

Apr 22, 2023 by weblogland |
う~ん。
困ったなぁ。
実は最近のワインの添加物表示にアラビア・ガムやアカシア等が増えて来ました。
マスキューは本来SO2以外はNGなのですが、そうもいっていられない日がやって来そうです。
このアラビア・ガムやアカシアは樹液です。アラビア・ガムはゴムの木、アカシアはアカシアの木。どちらも天然素材ですし、人体に影響のない自然なものです
。問題は何故近年使われるようになったかです。
基本ワインの静澄は卵白で行います。伝統的な技法なので添加物表示の義務はありません。ですのでバック・ラベルに卵白とは表記されません。ところがニュー・ワールド等のとても濃いワインですと卵白より樹液の方が効率良く濁りを取ります。より透明感が増し、かける時間が短いのです。ただ効果が高いので繊細な香りやタンニンの立体感を楽しむようなワインにはマイナスとなると思います。単にタンニンの濃さで勝負するスタイルのワインには有効です。(ごめんなさい。)ただ経済効率が重視されるワインにはやむを得なく思います。それゆえニュー・ワールドの低価格帯のワインによく使われるようです。
あと、悩みはヴィーガンです(笑)。彼らは動物性のものを排除しますから、卵白の使用はNGなのです。そうなると樹液の使用に関してはオッケーとなり、却って宜しいとなるようです(笑)。理由はそれだけでございます(笑)。ですから高級ワインでアラビア・ガムやアカシアを使って静澄するのが良しとされる日が来るかも?
いやいや、たっぷり時間をかけて静澄すれば良いだけですからそれはないでしょう(笑)。
欧米では今や1割を越えるヴィーガン。彼らはホントに赤ワインを楽しんでいるのでしょうか?まあ、勝手なお世話ですね(笑)。

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蝋留めするとどんな効果があるのですか?

Apr 16, 2023 by weblogland |
昨日の続き

お客様「蝋留めするとどんな効果があるのですか?」

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私「肝心ですよね(笑)。要は空気を遮断する。ということはコルクが駄目になってもワインを急激な酸化から守れます。まあ、コルクの代替え的な役割が期待出来ます。」
お客様「そうすると蝋留めした後セラーに寝かせて置けば安心ですね(笑)。」
私「寝かせない方がよろしいかと。リリースされて20年以上経つとコルクが劣化します。最悪ボトルの中に落下します。それはワインにコルクが溶けることで、コルク自体が細くなりしかも弾力を失った結果、脱落するようです。ですからボトルは立てておき、コルクを乾燥させて口栓内で癒着させることで落下を防ぐ方が現実的です。」
お客様「もうコルクに期待をしない(笑)?」
私「はい。それが私の結論でございます(笑)。ボトルを立てたままコルクが瓶と癒着してしまえばコルクをさらに溶かすことはありませんから、ワインの風味には良いかと。」
お客様「落下した1962年のシャトー・ラツールのコルクは確かに細くなってますね。落ちる前に蝋留めして固めた方が良かったんですね(笑)。」
私「左様かと(笑)。無策でセラーに寝かせて保存した結果でございます(笑)。20年ほど前に飲んだとき、驚くほど若さがあり、ヒュー・ジョンソン曰く『不滅のワイン』を理解出来ました。どこまで生命力があるのか確認出来なかったのが心残りでございます(笑)。」

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好奇心旺盛でエレガントなお客様がご来店されました

Apr 13, 2023 by weblogland |
今日は好奇心旺盛でエレガントなお客様がご来店されました(笑)。」
お客様「私、ワインのヴィンテージの差が解るようになりたいのですが(笑)…。何に気を付ければ良いのでしょう?」
私「もう十分ワインにお詳しいではありませんか(笑)!」
家内「いつも試飲会でのコメント楽しみにしてますよ(笑)。」
お客様「知り合いがヴィンテージの差にこそ醍醐味がある!なんて…。」
私「そうですね。同じ銘柄を毎年毎年しっかり飲み続けるのは王道ですね。ただしグラン・ヴァンではなく、安くとも作柄の差がしっかり出る作り手のワインが
よろしいかと。例えばモンテプルチアーノのコルナッキアのワインなんか最適かと。」
お客様「そんなに高くありませんけど…。」
家内「ボルドーなどのグラン・ヴァンは技術が進み過ぎて逆に作柄の差が解らないほどです(笑)。」
私「ブルゴーニュやイタリア・ワインは作柄の影響がワインにしっかり出ますね。当然味わいもヴィンテージによって変わってきます。」
お客様「ところでご夫婦でティスティングすると作柄の評価は一致するのですか?」
家内「実は2020年のブルゴーニュの評価が真っ二つ(笑)。昨日も論争していました(笑)。」
お客様「2021年はご主人の方がダメと評価されているのですか(笑)?」
私「家内が2020年のブルゴーニュはダメだと(大笑い)。」
家内「2020年はだいぶで出しましたが、どれを飲んでも折り合いが悪い。ワインの要素がそれぞれ大きすぎてバランスが悪い。」
私「今まで経験したことが無いですね。ここまでは家内と同じです(笑)。でもですね、問題は2020年が将来良いのか悪いのか?」
家内「私は良くならないような気がします。」
私「期待を込めて(笑)、良くなるかも?実際は解らないのです。判断がつかないのです。でも、でもですね、1959年以来の伝説的な作柄になるかも知れないと期待はしております。イレギュラーな作柄がとても似ているのです。」
家内「私は2020年のイレギュラーさに引っ掛かってます(笑)。」
私「1959年は私の生まれ年なので、私の期待・妄想は嫌でも膨らむのです(笑)。
まあ、今すぐ飲んでも美味しくないワインが多いのは事実かな(笑)。」
お客様「単純に飲んで美味しいことがヴィンテージの評価とは違う?」
家内「2020年は先が読めないのです。少なくとも今すぐ飲んでも美味しくない。」
私「ある生産者のブルゴーニュを20年以上続けて飲んでますが、一番飲みにくいのが2020年。この生産者は、すぐに飲んでも美味しいし、とんでもない熟成能力もあるワインを作る生産者でしたので、ビックリしました。」
私「正確なところは、後5年10年20年経って解るような気がします(笑)。もう、私は生きていないかも(笑)。」

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シャトーマルゴーなんかあったんですね

Apr 08, 2023 by weblogland |
お客様「マスキューさん!ブログ見ましたよ(笑)。シャトーマルゴーなんかあったんですね(笑)。」

私「こっそり隠れてありました(笑)。」

お客様「しかも1963年でしょ!インターネットで調べたら50万円位でしたよ(笑)。」

私「それもコルクが落ちてワインがダメになったシャトー・マルゴー1963年ですからマスキューらしいかと(笑)。こちらでございます。」

お客様「マスキューさん!蝋留めすると密封出来るから取り敢えずこの状態で2063年になっても変わらないと言うことですよね(笑)。中身が飲めないとしてもロマンがあるよね(笑)。」

私「マスキューらしいオブジェでございます(笑)。」

お客様「ボトルネックに掛かっているのは何ですか?」

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私「私の名刺とキャップ・シールです。一応私が蝋留めした証でございます(笑)。日付、判子入りです(笑)。えへへ(笑)。」

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死んだワインの蝋留めの開始です!

Apr 05, 2023 by weblogland |
まずキャップ・シールを剥がします。カッターで切れ目を入れてそろりそろり。コルクに面する上部は癒着して取れません。

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恐る恐る上部から覗くと、コルクは落下していました。う~ん。残念!

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さて、そうなるとボトルを逆さまにして蝋に突っ込むことが出来ませんのでキャップ・シールの切れ端で穴を塞ぎスプーンで蝋留めするしかありません。

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湯煎で完全に溶けて透明な状態の蝋を少しずつかけてみました。ほんのわずか瓶内に蝋が垂れたようですが、取り敢えず作業終了。
ボトルを逆さまにして蝋留めしてませんから、ちょっとデコデコ(笑)。デコデコ部分を削って整形しておきましょう。

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桝久 試飲会リポート 番外編

Jan 30, 2023 by weblogland |
金曜日の二番手にAさんご夫妻がご来店くださいました。
Aさんご夫妻は私のブログに度々登場させていただいております(笑)。もちろん許可いただいております。
奥様は家庭料理の達人!
旦那様は私が高田純次の次に尊敬する方。私淑しております。なんたって先日一人でバイクに乗って実家の佐賀までツーリング。その反面自宅でカベルネ・ソーヴニヨンを栽培したり、ワインを作ったり。『がはは!』と笑う愉快で豪快で知的な九州男児なのです(笑)。

Aさん「マスキューさん!リコリスってことご存知ですか?」
私「ワインのティスティングでよく例えに使う言葉ですよね。」
家内「甘草でしたっけ?」
Aさん「先日映画『ブルゴーニュで会いましょう』を観てきました。映画のストーリーは、駄目になりそうな実家のドメーヌを立て直すために、一発良いワインを作る話なんですが(笑)。収穫のタイミングを醸造家に聞いた時、『葡萄の糖度が上がって完熟に達してもすぐに収穫せずに、リコリスの匂いがするまで待ちなさい!』なんてセリフ。そうなるとリコリスとは?気になって気になって(笑)。調べてネットで買っちゃいました(笑)。リコリスの抽出液を固めたものです。もちろん添加物無し(笑)。」
私・家内「小さくて真っ黒。いかにも抽出物。あー!匂いがリコリス(笑)。では、早速(笑)。うわっ!赤ワインの甘いタンニン!しかも完熟してる。」
家内「ポートやシェリー、リキュールのアンティカ・フォーミュラーの味(笑)。」
私「紹興酒にもありますね(笑)。甘苦いけど心地よい(笑)。漢方薬にもありましたね。」
家内「焦がした砂糖みたいだけど、砂糖は入ってないし、添加物も一切入ってないピュアなもの。イタリア産ですね!」
私「よく見つけましたね(笑)!さすが達人!赤ワインの甘さの表現でリコリスを使うことはありましたが、リアル・リコリスは初めて経験しました(笑)。ありがとうございました!」
Aさん「よろしかったら箱ごと置いておきますから、皆さんでお試しください(笑)。」
私・家内「ありがとうございます!」
そんなこんなで試飲の最後に皆さんにお試しいただきました(笑)。

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番外編スタート!
「おー!強烈!黒糖ですなぁ。」
「シェリー、ポートに顕著な香りですよね。」
「マスキューさんのお客様はマニアックな方が多いんですね(笑)。さすがですね(笑)。」
私「ありがとうございます!(思わず)えっへん(笑)。」
「あー、龍角散にある甘さ苦さ(笑)!」
「リコリスって甘草ですよね。葉っぱですか?」
私「最初熟した種だと思いましたが…」
家内「根粒菌っぽさがあるから根っこかと…」
私「調べると家内の勝利(笑)!茎や根っこを乾燥させて煎じたものとか。」
「味は赤ワインのポリフェノールに近いんですね。」
私「さすが!左様かと!果皮由来のものかもしれませんね。赤ワインを飲むとマリアージュしますよ(笑)。」
「どれどれ(笑)、あー!口のなかで爆発がー(笑)!」

Aさんご夫妻の提供で楽しめました!
ありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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