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Written on 2009 11

リンカーン・エステートのカベルネ・ソーヴィニヨンは本来倍値だった!

Nov 27, 2009 by toshiaki |
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リンカーン・エステートのカベルネ・ソーヴィニヨン2008年好評です。

前回の試飲会で皆さんを驚かしたオーストラリアのスーパーコストパフォーマンスワインです。

インポーターさんから聞いた話なのですが、この生産者とは初めての取り引きだそうで、最初値段が折り合わなかったそうです。あまりにも提示価格が高かったため、一か八かで半額なら買うと強気につっぱねたそうです。そうしたらその価格になっちゃったそうです(笑)。

うーん。

我々酒屋の感覚では分からない交渉ですね。

ただこのワインの段ボール箱を見ると、これがショボい(笑)。いまどき見ないほどショボいんです。(段ボールの底から瓶が見えちゃいます。)あまりにも安いから生産者が怒ったのかも?

そうするとこの価格は続きませんね。いくら円高といっても有り得ない品質です。

まだありますから、気に入った方はお早めに!

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シャトー・ド・フェル高く評価されてます

Nov 26, 2009 by toshiaki |
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先月再入荷したロワール、ボンヌゾーの名門シャトー・ド・フェルのワインです。
、白ともにコストパフォーマンスに優れていますが、プロの方は特にを絶賛されます。
幅広く料理に合うこととシェナン・ブラン種のポテンシャルの高さに新鮮な驚きを感じてくださるようです。

「木樽を使ってないのにバターの香りがする。シャルドネみたい。でも明らかに酸の現れ方はシャルドネじゃない!いままで経験したことがないです。」

「シェナン・ブランって甘いだけであまり良いイメージなかったんですよ(笑)。こんなにドライでありながら緻密なワインになるとは…。」

「なんて完成度が高いんだろう!貴腐のハニーな香りがかすかにするのが、深みにつながってますね。」

あとプロの皆さんはさすがにこのワインをどう生かすかアイデア豊富です。

「何と合わすか次々とアイデアが浮かぶワインこそ良いワインですよ。(笑)」

そう言われると冥利につきます。

これほど幅広く料理に合う白ワインも珍しいです。

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意見の相違?

Nov 25, 2009 by toshiaki |
良くある事です。まあ、政治や信条などから食べるものまで、人それぞれが違うように微妙な差から大きな違いまでありますね。

マスキューでも、頑固なスタッフ2名による意見の差があります。
今回はローヌの2大巨頭ガントランディオードランについてです。
家内曰く「やっぱりガントランディーのワインはグルナッシュの比率が高いだけあってオードランより分かりやすいよね。」
私曰く「うーん。でもオードランのスタイルはローヌの王道だよ。シラーが入るから、逆に整った飲みやすさがあるとおもうんだけど…。オードランの方が飲みやすいと思うよ。」
そこにプロのソムリエKさん曰く「いやー、僕もガントランディの柔らかな飲みやすさが好きなんですけど…。」
うっ。まずい。二対一で窮地に追い込まれる私。「まあ、オードランの方がリリースが遅い分、飲みやすく感じるのかなぁ。」こうした場合とっとと煙にまくべし(笑)!

ガントランディーとオードランどちらも旨い!
意見は一致してるのですが?

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カンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボ

Nov 20, 2009 by toshiaki |
いまさっき昨日開けたカンソンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボを飲みました。
崩れませんね(笑)。
ほのかにジャムっぽさが香り、しっかりしています。酸も落ち着き甘みがチャーミングです。
基本的に細いワインですから、なかなか良い出来だと思います。

一般にボジョレーヌーボは、補糖することが多く水っぽさとバランスの悪いワインがほとんどです。ですからボジョレーヌーボというと「酸っぱい水」みたいな言われ方がされてしまいます。
悲しいのですが、その様に感じることは正しいと言わざるを得ません。

売る方も「どうせ年に一回しか飲まないんだから、分かりゃしない。」とたかをくくり、生産者も現金の良い収入源の上、量造ればそれだけ収入が増えますからこたえられません(笑)。品質より量で勝負できますから。

末期的になってきました。

この先日本でボジョレーヌーボが売れなくなったらボジョレー地区の面積が半分になってしまいます。(なんたってボジョレーワインの半分はヌーボですから。)生産者がいなくなる危険があります。

日本でボジョレーヌーボが売れなくなったら、中国でブームをつくるしかありませんね(笑)。

ありそうですから怖い。

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もうすぐボジョレーヌーボも解禁

Nov 17, 2009 by toshiaki |
ここのところ寒いんだか暖かいんだか分からないような陽気ですね。
もうすぐボジョレーヌーボも解禁ですから、らしい陽気になって欲しいですね。

日本酒には新酒の解禁日はありませんが、ワインだとなぜあるのですか?と、あるお客様に聞かれました。

当たり前にあるものと思っていました。よく、単なるプロモーション、バレンタインデーのようなものと言われがちですが、多少違います。
もともとワインは年に一度しか生産されません。それとワイン自体何年も寝かせてから飲むことは最近の習慣であり、技術的にも可能になったのもそんなに古い昔ではありません。せいぜい特殊なグランヴァンが熟成の対象でしかありませんでした。一般の市民は市内にワインが無くなり、今か今かと新酒が来るのを待ちわびていました。(当日パリなどは城壁都市で、ワインの一大消費地ですが生産地ではありませんでした。)そうなると、当局は関税をかけたり、政治力により、早い販売をどの産地に認めるか?など利権・商売の対象となった訳です。
早くパリに持って行ければ、良い商売になりました。

まあ、その名残がフランスにはまだあると言う訳なのです。

日本酒も寒い時期にしか造れませんし一年サイクルで消費されますから、ボジョレーヌーボのような祭り事があっても良いような気がしますが、新酒が売り文句になったのは最近ですし、あまり消費者の記憶にはないと思います。

昔マスキューの初代が「春に着た新酒は秋口になると旨くなる。」なんて言っていたそうです。もちろん瓶詰めでは無く、樽で酒を仕入れた頃の話ですが。

ワインも日本酒も同じアルコール飲料ですが、根源的に違うようです。

日本酒は米さえあれば誰でも、何処でも(寒ければ)造れます。畑や田んぼは酒造りに直接は要りません。ワインは畑と醸造所が近接してなくてはなりません。穀物原料の酒と、果実原料の酒との違いが決定因子ですね。

今年の出来はどうでしょうね?

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