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注目はバルクワイン関税の撤廃

Jan 07, 2015 by weblogland
今年に入りオーストラリアやチリとのE.P.A.が発効します。
中でも注目はバルクワイン関税の撤廃です。今まで1リットルあたり40円の関税がかかっていたものがO円になります。もちろん濃縮果汁も同様です。
うーん。
バルクワインも濃縮果汁もいわゆる大手国内メーカーや国産ワインメーカーの原料ですから、日本国内産ワインを扱わないマスキューにはあまり関係ないかな?国内産ワインメーカーにとって有利に働くのかな?程度の認識しかありませんでした。
でもですね(笑)。大手インポーターさんがバルクで18000リットル輸入して、日本国内で瓶詰めしてそのまま販売するようです。今まで日陰の身であったバルクワインが陽の目をみます(笑)。もちろん安い価格帯のワインなのですが、面白い行き方ですね。

日本の酒類業界はメーカー主導ですから、流通側からの力は弱い。それは酒税法の縛りがあったからです。
流通なんかよりメーカーを押さえれば酒税の徴税が容易になるお上のご意向によるものです。明治時代から続く官・民(一部)癒着の根深い体質です。

これは流通主導の自由なカテゴリーの出現です。画期的なのです。

酒税法壊れて行きますね(笑)。早期の酒造法の確立が期待されます。
国際政治のダイナミズムの前にしみじみ感じます。

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