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桝久 試飲会のラインナップ決まりました!

Jun 20, 2021 by weblogland
今月6月のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました!

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もちろんH.K.S.15です(笑)。
ひっそりやっていますから、こっそり来て、サクッと試飲は15分!
25日(金)は17~20時
26日(土)は11~20時
とりおこなっておりまする(笑)。
無理はされないでくださいね。


まずは今話題の低アルコール・ドリンク
シードルとポワールです。
◎シードル・ビオロジック ブリュットN.V. ラ・リボード フランス ノルマンディ 微発泡 シードル 750ml 1697円税込み

生産者のラ・リボードはフランス北部、ノルマンデーのペイ・ドージュ地方の中心部にあります。カルヴァドスの核心地ですね。ちなみにペイ・ドージュのカルヴァドスはリンゴ100%で作るのが決まりです。
リボードは9世代続く家族経営。ノルマンディーならではの伝統的なスタイルを守り続けている造り手です。5haの果樹園に約30種類のリンゴと20種類の洋梨を栽培。ワイン生産で言えばいわゆるドメーヌ。平均樹齢は20-30年。中には100年近い古木もあります。土壌は粘土質にフリントストーン、保水力ありますね。ラ・リボードではシードルやポワールの他にカルヴァドスやサイダー、ジュース、ヴィネガーも造っており、全て自社で醸造・熟成を行っています。戦後、現当主の祖父がサイダーを作るようになったのが始まりのようです。

栽培はオーガニック。ABマークとユーロリーフの認証も取得しているようです。使用しているリンゴは約30種あり、品種ごとの成熟度に応じて9月から11月にかけて収穫。野生酵母で3ヶ月以上発酵し濾過は優しく行います。
開けるとスパークリングとビールの中間のような個性的な泡立ち。泡はすぐに消えますが、香りにビール酵母のような香ばしい香りがします。アルコール分は5%のブリュットですから、思った以上に甘く感じません。しっかり感じるリンゴ酸が甘さを目立たなくしています。ワインと比べると基本糖分がかなり低いですから、その分液体濃度が薄くそれがかえって飲みやすさとなっています。特徴的な香ばしさは個人的に『ざるそば』に合うかと(笑)。実際試すと合う。特にわさびのピリッとした辛さと妙に合う(笑)。甘辛く醤油を使う日本人の食卓にはぴったり。ビール的な飲み方が出来ることも日本人にとってはハードルが低いと感じます。


◎ポワール・ビオロジックN.V. ラ・リボード フランス ノルマンディ 微発泡 シードル 750ml 1697円税込み

栽培はオーガニック。ABマークとユーロリーフの認証も取得しているようです。まず誤解のないように(笑)、いわゆるシードルはリンゴが原料となりますが、梨(ポワール又はポム)もリンゴの亜種ということでシードルの範疇となります。もっとも洋梨ですし、いわゆる食用のものとは違い酸が多いものですから齧るとビックリするような味わいかと(笑)。使用しているポワールは約20種あり、品種ごとの成熟度に応じて9月から11月にかけて収穫。野生酵母で3ヶ月以上発酵し濾過は優しく行います。
飲んだ印象は、濃くて強い!アルコール分は3%ですから液体の残る糖分量はシードルより多いのは明らか。とはいえ酸の分量もシードル以上にあり、バランスの取り方が違いますね(笑)。甘さが濃さに転化されており、鰻ややきとりのタレに合いますね(笑)。豚の角煮なんかグッときますね(笑)。
ワインのように濃くなると強くなる方程式とは違い、濃くても爽やかな飲み口のまま。それゆえフレンドリーで食べ物に広く合わせやすい。この点やはりシードルなのです(笑)。

ここのところマスキューのブーム(笑)、イタリア・アブルッツォ州のコルナッキアの白!
〇トレビアーノ・ダブルッツォ・スペリオーレ 2019年 バローネ・コルナッキア イタリア アプルッツォ 白 D.O.C. 750ml 1414円税込み

このトレビアーノは樹齢80年の古い葡萄樹から作られます!
2.5ヘクタールの畑は丘陵部の標高240mの粘土質石灰土壌。水捌けが良く日照にも恵まれ、しかも土壌に塩分を含むようです。欠点は作業効率が悪いことかな(笑)?
コルナッキアの地所は丘陵地帯ですから自ずと、いわゆる量産型のトレビアーノとは違いますね(笑)。以前はトレビアーノとして作られていましたが、樹齢が上がり収穫量も減って来たため2017年ヴィンテージからトレビアーノ・スペリオーレ
としてリリースするようになったようです。常日頃の葡萄樹の養生の良さが更なる向上に繋がった訳です。
造りは最先端。ご自慢のロータリー・ファーメンターを使い8℃の低温で8~12時間のプレ・マセラシオン。(おそらく房毎)そして除梗・圧搾(とても優しく)してから垂直のステンレス・タンクで16~18℃の低温発酵を12~14日続けます。しっかり酵母に食べさせますね(笑)。その後4ヶ月シュール・リーの状態でバトナージュを行いながら熟成瓶詰め。熟成期間中は気温が低いのでマロラクティック発酵はあまり進まない設計ですね。それゆえ驚くほど酸が残っており、しかも元々の濃さとバランスが取れている圧巻の出来映えとなる訳です(笑)。
まず飲んだ第一印象は2019年ヴィンテージの素晴らしい大きさ。ワインの濃度感と緻密で圧倒的なレモンのようなリンゴ酸に驚かされます(笑)。香りの出方がポッジョ・レ・ヴォルピのフラスカーティに似ているようにも思えますが、もっと強い。かといってドンナルーチェの磨かれた突き抜け方とも違う。透明感のある薔薇や水仙のような、香水のような香りの立ち方は共通なのですが。基本薔薇!時間の経過とともに鼻先に薔薇を突きつけられたような感じ(笑)。ようやくマルヴァジアとは違うと認識(笑)。マルヴァジアのライチのようなはんなりとした香りとは違います。これほど特徴的なトレビアーノは初めてです(笑)。あまり特徴がなく取り敢えず濃いのがトレビアーノと思っていました(ゴメンナサイ)。しかもこれほどシリアス
なスタイルとは!
薔薇の強い香りがとても目立ちますが、アニスのような植物の香りがベースにあり、塩漬けした小梅 小梅の紫蘇づけのような香りが隠し味的に後から出てきます(笑)。
エミディオ・ペペのようなトロトロ・コテコテでありながらもフレンドリーなスタイルではない(笑)。もっともまだ若く、今のところワインの一つ一つの要素がまだ突出してはいますが、先々それらがゆっくり調和しながら渾然一体となる姿を想像すると身震いします(笑)。
しかもこの価格であることに愕然となります。


大好きなロゼなんです(笑)。
〇ピノ・グリ 2019年 ドメーヌ・アラン ・ヴィニョ ブルゴーニュ・コート・サンジャック A.C.  ロゼ 750ml 2723円税込み

ブルゴーニュで最も北寄りにある畑、ブルゴーニュ・コート・サンジャックのピノ・グリ100%で作られるロゼです。現地ではヴァン・グリと呼ばれ親しまれています。『ウズラの目』ってブルゴーニュでは呼ばれています。色がウズラの目の色合いとか。私には理解不能なのですが(笑)。現地では『ヴァン・グリ』と呼ばれています。ピノ・グリは果皮が白ではなく若干褐色がかっていますので、白ワインのように造ると淡いロゼ色になります。もともとブルゴーニュでは自家消費用に少しばかり作っているようです。白だったらシャルドネ作っている方が儲かりますからね(笑)。かつて名門ドメーヌのヴァン・グリを飲んで感動して以来、ヴァン・グリを見つけるとついつい飲んでしまいます(笑)。
基本香りはさほどしませんが、旨みとチャーミングな酸のバランスが良く、質の高いデイリー・ワインに位置付けられます。ですがブルゴーニュというだけで3000円以下のワインにありつけない昨今
、なかなか見つからない(笑)。あったとしてもとてもとても手が出ない(笑)。「何から何まで高くしやがって!」と毒を吐く私でございますが、見つけました!
しかもコート・ドールではなくブルゴーニュ最北のコート・サンジャックとは(笑)。

ブルゴーニュで最も北寄りにあるアペラシオン、ブルゴーニュ・コート・サンジャック。A,O.C.に昇格したのが1996年。少し南のコート・ド・セールが1993年に昇格したすぐ後ですね。アペラシオンの総栽培面積は12ヘクタール。所有者は3人のみ(笑)。しかもドメーヌ・アラン・ヴィニョはそのうちの8ヘクタールを所有。ほぼ一人A.O.C.状態でございます(笑)。
このドメーヌ・アラン・ヴィニョは1934年に現在の当主アランさんの祖父が葡萄栽培を始めて以来、今では息子・孫もドメーヌに加わって運営しています。畑の葡萄樹も古く、樹齢80年前後の昔ながらの仕立てをしたもの。かなり密植して斜面に植えられていますから農作業はハードワークとなりますね。ヨンヌ川が流れるジョワニーの町を見下ろす風光明媚な地所です(笑)。川の水蒸気とオテの森により冷気から守られる特殊なテロワールのようです。直線距離はサンセールなどのロワール川上流部に近いかなり冷涼な地なのです。

もともとオーセールからジョワニーに至るヨンヌ川沿いはヨーロッパの一大集積地。フィロキセラ禍以前は葡萄栽培も盛んだったようですが衰退。水運が中心の町でありますが、近年ワイン産業を見直す傾向のようです。内陸の水運と言うと日本人にはピンときませんが、例えれば多摩川と信濃川が続いていて太平洋と日本海が繋がっており、水路が資材・物資の輸送路となっているようなもの(笑)。大陸ですね(笑)。川幅も広くヨットハーバーもあるほど(笑)。近年の温暖化もあり、葡萄栽培等の農業を含めたトータルな地域のブランド化の流れのようです。

●ブルゴーニュ ・オート・ コート・ ド・ ニュイ  フュ・ド・シェーヌ ピノ ・ノワール 2018年 ドメーヌ ・ギィ ・シモン ・エ ・フィス フランス ブルゴーニュ 赤 750ml 2677円税込み

3月のマスキュー試飲会で好評でしたギィ・シモンのオート・コートのブルゴーニュ・ルージュ。なによりお安かった(笑)。これはあれのワン・ランク上のキュヴェ『フュ・ド・シェーヌ』しっかり樽熟成したもの。もちろん樽熟成に耐える品質の葡萄を使っています。畑も別物ですね(笑)。
収穫後に全体の9割の葡萄果を除梗。酸の少ない2018年ヴィンテージの欠点を補う手法かな?発酵期間は12℃で約2週間。今風の濃い抽出をしていますね。2/3は古樽を、1/3は新樽を使用し約2年間の熟成。このランクのワインではあり得ない、ちゃんと2年樽熟成する律儀なスタイル。クリアなピノ・ノワールの果実はそのままに、ちょっと粉っぽい樽のニュアンスが心地く感じる赤ワイン。とても口当たりが優しくバランスが良い正銘のブルゴーニュ・ルージュ(笑)。下のキュヴェと比べると酸がキメ細かでピノ・ノワールの旨みがワン・ランク・アップしています。これは下のキュヴェ同様2018年産。オート・コートというより完全にニュイ・ヴィラージュの印象です(笑)。切れ切れのフランボワーズではなく、落ち着いたチェリー・ストロベリ
ーの香り。特にこっちの方がよりニュイっぽいですね(笑)。同じ2018年ヴィンテージで造り手も同じなのに品質・味わいが違う。ちなみにアルコール分は同じ13.5%。まさにテロワール、畑の差・畑の優位性でしか説明つきません。
まともなブルゴーニュが3,000円以下で入手し難い昨今、最後の朗報かもしれません(笑)。

オート・コートというアペラシオン、いわゆるコート・ドールの村名のものと比べると割安(笑)。とはいえワイン本などで確認しようにも地図にほとんど記載されていません(笑)。南北に長く連なるコート・ドールの真中がニュイ・サン・ジョルジュ。その西側の谷を越えた高台の20あまりの村にまたがる地。A.O.C.に昇格したのが1961年とやや遅く、いわゆるブルゴーニュの外れの地として冷遇されていました(笑)。いきおい生産者も小規模で自社元詰めだけでは食べていけずリオンのネゴシアンに樽売りしておりました。あと気候が冷涼な分、良いカシスができますのでカシスの特産地として有名です。
また、温暖化が進んだ昨今、ワインの肉付けが増し、ブルゴーニュの数量不足を補うアペラシオンとして価値を増したのは嬉しい限りです(笑)。
このギィ・シモン・エ・フィスは10代続くドメーヌ。彼の地に根差したヴィニロンの家系。おそらくフランス革命以降の家ですね。ワインを造り、カシスを造り、地道に齢を重ねた実直な農家。特にこの家のカシスは抜群に美味しい(笑)。カシスの畑は4ヘクタールあるとのこと。我々が知っているブルゴーニュの生産者とはちょっと違う(笑)。現在は標高400mほどのところに11ヘクタールの葡萄畑を所有。葡萄畑の縁にカシス畑があり、畑の光景もブルゴーニュとはちょっと違う
(笑)。

あと、これはどうでもよい話なのですが、ラベル・デザインを見ると心がほっこりします(笑)。下のキュヴェに描かれたオジサン(当主)が違うポーズで再登場(笑)。素朴でユニーク、ちょっと間抜け
に見えて愛嬌がある。私は二つのラベルを見ながらニヤニヤしてしまいます(笑)。ラベルを眺めながらワインを飲んでいると、ご当主の人柄が伝わるようで楽しくて楽しくて(笑)。きっと良い人なんだろうなぁ(笑)。

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