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桝久 試飲のラインナップ決まりました!

Feb 18, 2023 by weblogland
桝久 試飲のラインナップ決まりました!今月2月24、25日のマスキュー試飲会のラインナップ決まりました。
今回はごっつい白がテーマです(笑)。
まずはデイリーなバルドリーノのロゼと赤からスタート!

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◎バルドリーノ・キアレット 2021年 カンティーナ ディ・クストーツァ イタリア ヴェネト ロゼ キアレット・バルドリーノD.O.C. 750ml 1131円税込み スクリュー・キャップ

皆さんバルドリーノご存知ですよね(笑)。
イタリア・ヴェネトのデイリーなワイン。国際的な観光地として知られるガルダ湖の東岸の生産地域です。これは地元のカンティーナ・ディ・クストーツァ協同組合のもの。高級なレンジだと協同組合のワインはちょっと落ちますが、デイリー・ユースのワインはコスト・パフォーマンスに優れた嬉しいワインを見つけることが出来ます(笑)。
これは赤のバルドリーノを早めに搾って発酵させた辛口ロゼ。黒葡萄から作ったいわゆるキアレットです。
セパージュはバルドリーノと同じコルヴィーナ、モリナーラ、ロンディネッラの王道のブレンド。
アメリカン・チェリーや赤いベリーの香りにストロベリーやチェリーの香りが加わり、赤のバルドリーノと比べると明るさを感じます。タンニンが少ない分繊細でありフレンドリー。
こんなロゼを飲みながらビストロで食事をしたい!

醸造・熟成にはステンレス・タンクのみ使用することで葡萄のアロマのディテイルが綺麗に出ています。軽いのに
果実味がしっかりしている点秀逸であり、飽きの来ない崩れない仕上がりに品質の高さを感じます。軽いけれど薄くないのです(笑)。
軽い仕上がりではありますが、それがよろしいのです(笑)。いわゆるイタリアンに合わせるにはピッタリ。ビストロのマスト・アイテムに照準を絞ってますね(笑)。ラベルに描かれる『ピノキオ』もいかにもな感(笑)。ちなみにキュヴェ毎に童話のモチーフに変える銘柄『イ・クラッシチ』シリーズとなります。




クストーツァを代表する生産者組合
カンティーナ ディ クストーツァは1968年に設立されたこのエリアを代表する生産者組合です。設立当初は83軒の栽培農家しかいませんでした。1971年にクストーツァのファーストヴィンテージの生産を始めました。この年は、ちょうどクストーツァがDOCに認定された年でもあります。これはカンティーナ ディ クストーツァにとってこの土地の歴史を大きく変える転機となりました。現在、組織は大きく発展し、200軒の栽培農家から構成され、全体で1,000haの畑で葡萄を栽培しています。

畑は主にガルダ湖の南東の斜面に位置しています。伝統を重んじながらも革新的な技術を取り入れ、その土地の個性が表現されたワイン造りを行っています。単なるワインとしてではなく、グラスを傾ける度に、葡萄を育てている人々の土地や伝統への情熱や愛情が飲み手に伝わるようなワインを目指しています。


童話をモチーフにした印象的なラベル
カンティーナ ディ クストーツァの「イ クラッシチ」シリーズはクストーツァのエリアで昔から造られてきた伝統的なワインのシリーズで、どんな食事にも寄り添う、調和のとれたフレッシュな味わいを持っています。ラベルには、時代を超えて愛されるこれらのワインと同様に、時代を超えて多くの人々に読み継がれている童話をモチーフとしています。クストーツァは「しっかり者のスズの兵隊」、ピノ グリージョは「ジャックと豆の木」、バルドリーノ キアレットは「ピノッキオの冒険」、バルドリーノは「赤ずきん」、ガルダ メルロは「ブレーメンの音楽隊」、ロッソ デル モリーノは「三匹の子豚」がモチーフになっています。

●バルドリーノ 2021年 カンティーナ ディ・クストーツァ イタリア ヴェネト 赤 バルドリーノD.O.C. 750ml 1131円税込み スクリュー・キャップ

皆さんバルドリーノご存知ですよね(笑)。
イタリア・ヴェネトのデイリーなワイン。国際的な観光地として知られるガルダ湖の東岸の生産地域です。これは地元のカンティーナ・ディ・クストーツァ協同組合のもの。高級なレンジだと協同組合のワインはちょっと落ちますが、デイリー・ユースのワインはコスト・パフォーマンスに優れた嬉しいワインを見つけることが出来ます(笑)。
このバルドリーノはまさにそれ!
セパージュはコルヴィーナ、モリナーラ、ロンディネッラの王道のブレンド。
アメリカン・チェリーや赤いベリーの香りはあくまでもフレンドリー。ちょっとスモモのような酸っぱさは愛嬌(笑)。ちゃんとバルドリーノの味がしております
(笑)。醸造・熟成にはステンレス・タンクのみ使用することで葡萄のアロマのディテイルが綺麗に出ています。軽いのに
果実味がしっかりしている点秀逸であり、飽きの来ない仕上がりに品質の高さを感じます。
軽い仕上がりではありますがしっかりしている。それがよろしいのです(笑)。いわゆるイタリアンに合わせるにはピッタリ。ビストロのマスト・アイテムに照準を絞ってますね(笑)。ラベルに描かれる『赤ずきんちゃん』もいかにもな感(笑)。ちなみにキュヴェ毎に童話のモチーフに変える銘柄『イ・クラッシチ』シリーズとなります。

〇シニャン・ベルジュロン 2020年 フィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエ フランス 白 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 2489円税込み

マスキューの大定番のサヴォアの白の生産者フィリップ・ラヴィエールの名前がフィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエとなりました。要は奥様の名前が加わった次第でございます(笑)。
ヴァン・ド・サヴォアのクリュの中で有名な『レ・アビーム』はジャケール種100%で作っており、マスキューでは長年親しまれております。これは同じヴァン・ド・サヴォアの『シニャン・ベルジュロン』のもの。近くのシニャン村の畑でルーサンヌ100%で作られています

標高1993mのグラニエ山の北東に広がるガレた斜面を畑とするとても過酷な環境。車や機械は入れません。すべて人力に頼らざるを得ません。ちょっと見、石ころだらけの崖にしか見えません。落ちたら命に関わる(笑)。
そのなかでも標高の高いアビーム村から7~8km下ったシニャン村でルーサンヌ100%で作られる白ワインはヴァン・ド・サヴォア・シニャン・ベルジュロンA.C.
を名乗れます。かなりマニアックで資格試験の難問クラスです(笑)。
でもですね(笑)、味わいは完成したフィネスのあるもの。ルーサンヌというと暖かい産地でよく使われ、ワインをファットにする役割と思い勝ち(笑)。単一で何故こんなに完成しているのか?だからこそのヴァン・ド・サヴォア・シニャン・ベルジュロンA.Cなのだと理解出来ました(笑)。
もちろんフィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエのラインナップでもっとも価格の高いものです(笑)。ドメーヌの至宝なのです。

〇ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ 白 2019年 マルトノ・マラール ブルゴーニュ 750ml 3300円税込み

マルトノ家は、ぶどう栽培家としての歴史を1387年まで遡ることができるという(日本は室町時代!)、サン・ロマン村の名門です。元々は貴族階層だったのでしょうね。19世紀半ばには自社瓶詰めを開始し、長らくフランス国内を中心にワインを販売してきましたが、2010年、23代目(!)のダミアンが継承したのをきっかけに、輸出にも目を向けてくれるようになりました。それゆえ海外のワイン評価本(アメリカやイギリス、もちろん日本)には掲載されていません(笑)。ですから調べるのも大変(笑)。あと、畑も昔からの呼び名で記載されていますからリューディーや格付けの範疇外(笑)。
本拠のサン・ロマンを中心にサントーバン、ピュリニー、シャサーニュに畑を持ちます。大きな区画は無いようで、昔からの畑を慈しむように葡萄栽培を行っているようです。おそらく総栽培面積は10ヘクタール未満だと思います。

まず、このワインを飲んだ第一印象は、「本当にオート・コートのワイン?」(笑)。ありがちな尖ったところがなく、バランス・肉付きが良く、いわゆるフィネスのあるスタイル。なかなかお目にかかれないブルゴーニュのシャルドネなのです(笑)。実に美味しい!
醸造は除梗しないで全房で発酵するスタイル。50%をステンレスタンクで、50%を樽(新樽率25%)で醸造します。新樽に頼らないところが秀逸。ワイン本来の旨味と樽香とのバランスは見事。そして発酵後10ヶ月間熟成してから瓶詰め。シャルドネのなんたるか知っている作り手ですね(笑)。トップ・クラスのブルゴーニュ・シャルドネなのです。

畑の所在を調べるとサン・トーバン村内の区画「スー・ゼギソン」にある1.2haの畑。平均樹齢は20年とか。でもですね(笑)、調べるとそんな区画は見当たらない(笑)。あと、何故サン・トーバンの白でリリースしないのか?
サン・トーバン自体かつてはアペラシオンの1/10程度の葡萄栽培面積がありませんでした。それゆえ新しく植えた区画のようです。ガメイ集落の上の標高の高い傾斜地を新しく開墾したのかな?
矜持のある生産者ですから、もともとのサン・トーバンではないので、あえてオート・コートで出荷したと妄想しております(笑)。

〇ドンナルーチェ 2021年 ポッジョ・レ・ヴォルピ イタリア 白 ラッツィオ I.G.T.750ml 3017円税込み
マルヴァジアの魔術師ポッジョ・レ・ヴォルピの快作『ドンナルーチェ』。アヴァンギャルドな味わいは飲み手を惹き付ける魔法(笑)。マスキューのお客様には私同様このワインにはまって幾ヴィンテージもお持ちの方がかなりおられると思います(笑)。そんな価値があるのです!

いつもロング・ラン・ティスティングになりホームページの更新が間に合わないドンナルーチェでございます(笑)。
まあ、ドンナルーチェ・マスターを自認するマスキューとしましては、引き続きしつこく取り扱いしております(笑)。
まあ今回、細かいことは記載しませんが作柄の性か2021年ヴィンテージのドンナルーチェは昔感動したスタイルに近いかもしれません。煮え切らない言い方なのですが、解るまで何ヵ月もかかりますので、待ってる間にワインが無くなる恐れがあります(笑)。

ドンナルーチェ 2021年 の試飲の始まり、始まり!

初日(2月16日)
私「アルコール分は13%といつも通りだね(笑)。さて、2021年はどうかな?う~ん。ハニー!でもしっとりとしたハニー。パワフルな2020年とは趣が違う。」
家内「立ち香に乱暴さがない。マルヴァジアらしいライチ、グレープフルーツの香りが徐々に出てくる。」
私「折り合いがイイ!基本的なパワーはあるんだけど、力ずくじゃない。しっとりした旨味とのバランスがとても良いね(笑)。」
家内「完熟した種由来の苦味のあるスパイシーさはあるけど、突出しない。口当たりを邪魔するものが無い上に、高度な密度感。2021年は好きだな(笑)。和食にも合わせられそう(笑)。」
私「2020年は収穫が早かったから酸の量が膨大。先々どれ程持つのか想像つかないほどだったけどフレンドリーではなかった(笑)。この2021年は近年では一番フレンドリー(笑)。」
家内「中の酸やタンニンがちゃんと成熟してるよね(笑)。」

2日目(2月17日)
私「ハニーというよりは蜂蜜だよね(笑)。しかも落ち着いている。なんか昔のドンナルーチェを思い出す。」
家内「ハーブ、青い葉っぱのニュアンスがあって自然な感じ。夏場が暑すぎない印象かな。」
私「ここ数年パワーがありすぎたから(笑)、年寄りの我々にはこのくらいがちょうど良い(笑)。2週間くらいしたらマーマレードみたいになるかも?強すぎるとマーマレードみたいになるのに時間がかかる。」
家内「店長の好きなドンナルーチェのスタイル(笑)?」
私「さっきアルコール分をチェックしたんだけど、13%のアルコール分はやはりレギュラーだった。そうすると夏場の天候の性でエレガントに仕上がったのかも。そのお陰で元々のスタイルに戻れた(笑)
。ここ数年のドンナルーチェとは違う。むしろ本来的なのかも(笑)?」
家内「ドンナルーチェは、ここ数年の温暖化の影響がもろに出ていたよね(笑)。まあ、途方もない生命力だったけどね。」
私「後でブログのアーカイブを観てみるよ。」

試飲会では開けたてのドンナルーチェ2021年と丸1週間経ったものを比べていただきます(笑)。

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