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桝久 試飲会リポート 後半

May 30, 2023 by weblogland
「マスキューさん!今日の並び良いですね
(笑)。キリッとしたドイツ・ワインの後にニュートラルなロゼ。しかも常温(笑)。相変わらず芸が細かい(笑)。」
私「えへへ(笑)。ありがとうございます!読まれてますね(笑)。」
家内「このロゼ、もう少し冷やしても良いのですが、この後常温の赤が続きますのであえて常温で供出しました(笑)。」
「マスキューさん。その方が良いですよね
(笑)。ロゼの本来的な良さも解るし、後の赤へのリセットにもなります(笑)。」
「繋ぎはオッケー(笑)。」
「今日、赤ワインに合わせてどうかな?とアフガニスタンのマルベリーの乾燥したものを少し持ってきました(笑)。」
私「Aさん!『リコリス』に引き続きありがとうございました!実は先週、家内の実家の庭先に這えている桑の実を食べてみました(笑)。Aさんに教えていただいたマルベリーの香りを確認してみようかと(笑)。生の桑の実なので甘酸っぱい。ちょっと赤い小粒のベリーのニュアンスも感じました。」
Aさん「この乾燥したマルベリー、とても甘くて赤ワイン飲みながら食べると更に甘さが増して美味しくて、今嵌まってます(笑)。」
家内「桑の実といただいたマルベリーは甘さが違いますよね(笑)。酸っぱくないし(笑)。」
私「乾燥レーズンの味ですよね。そりゃ赤ワインにはマリアージュします(笑)。」
Aさん(旦那様)「桑の実は子供の頃しょっちゅう食べてた(笑)。おやつ代わり。もう食べたくない(ガハハ)。でもアフガニスタンのマルベリーは別物だよね(笑)。」
私「皆さんにもお試しさせていただきます(笑)!ありがとうございました!」
「あっ、アフガニスタン・サフランですよね(笑)。フェア・トレードNPOですよね。色々な野生の干したものが詰め合わせでも買えるみたい。今度頼んでみようと思ってたんですよね(笑)。」

皆さんアンテナ張ってますね(笑)。


●ルパイア トスカーノ 2013年 カンポ・アイ・レッチ イタリア 赤 I.G.P.
トスカーノ 750ml 1885円税込み
「おー、2013年ヴィンテージの赤ワインですかぁ(笑)。あ~、熟成香しますね(笑)。」
「樽の香りもしっかりあるけど邪魔ではないね(笑)。色合いも熟成を感じさせる。とはいえ古い感じではない。」
「うんうん。紫じゃなくて、ガーネット色ですね(笑)。香りが重い(笑)。それにしては安い(笑)。」
「安いワインの香りじゃないよね(笑)。」
「うん。味わいはヘビー!香りの通り(笑)。」
「トスカーナの何処ですか?」
家内「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの著名生産者のワインです。ヘビーなタンニンはブルネッロに通じますね(笑)。」
「バローロ、バルバレスコ、ブルネッロがイタリアDOCGの3大看板でしたよね(笑)。」
「タンニン立派(笑)!」
「品種は何ですか?」
家内「キャンティなどのサンジョヴエーゼの亜種サンジョヴェーゼ・グロッソ100%
で作られて5年以上(樽熟成2年以上)熟成したものがDOCGブルネッロ・ディ・モンタルチーノとなります。これは樽熟成期間が短く、カベルネとメルローが入っているのでIGPとなります。」
私「スラヴォニア・オークの大樽で1年ほど熟成してからステンレス・タンクに移して保存・熟成。注文がまとまると瓶詰め出荷しているようです。ですから瓶毎のばらつきがなくとても安定した品質です(笑)。」
「う~ん。キャンティのサンジョヴエーゼとは違うよね(笑)。もっとヘビーでタニック。」
家内「時間が経つとサンジョヴエーゼ特有の酸っぱさが出てきます(笑)。」
私「ちょっとオレンジ風味の酸っぱさです
(笑)。それにしてもキャンティと比べると手強いですよね(笑)。」
「ちょっとキノコみたいなニュアンス…。苔…。複雑が隠れてる(笑)。」
「たしかに、ブルネッロと比べると甘さや壮麗さは及ばないのだろうけど、コスパ高いですよね(笑)。」
「コスパ高し!」


●コントログエッラ ロッソ コッレ・クーポ 2018年 バローネ・コルナッキア イタリア アブルッツォ 赤 コントログエッラD.O.C. 750ml 2640円税込み
「あれ?コルナッキアにこんな赤ワインあったんですね(笑)?」
私「はい。近隣のコントログエッラ地区の親戚の畑を譲り受けたようです。モンテプルチアーノ種にボルドー品種をブレンドするお約束です(笑)。」
「う~ん。香りは重厚(笑)。でもモンテプルチアーノの香りとは違う?ボルドーっぽい?」
「コルナッキアのモンテプルチアーノはストロベリー全開(笑)。でもコレは違うなぁ。モンテプルチアーノは何%入っているのですか?」
私「60%です。あとカベルネとメルローが20%ずつです。」
「不思議(笑)。テロワールなのか?メルローとカベルネが強いのか?」
「香りはプラム系。モンテプルチアーノのストロベリーのニュアンスじゃないですよね(笑)。」
「でもさあ、口に入れると圧巻の広がり・余韻。只者じゃない(笑)。かなり高級。一つ前のルパイアとは比べ物にならない
ほど高級(笑)。」
「うんうん。飲み込んだ後の鼻腔を抜ける香りが凄い(笑)。」
家内「このワインも翌日になると開いてきます。」
「このワインはヴィンテージは2018年ですよね。」
私「早く飲めるように作ってはいますが、それでもコレですから(笑)、もともとの良さ・しっかり感がありますね(笑)。」
「そーだよね。今、ボルドーでこのレベルのワイン飲もうと思ったら3,000円じゃ無理だよね(笑)。」
「コルナッキアっての何作ってもクオリティーが高いですね(笑)。ケチ臭くない。さすが貴族のワインですね(笑)。貴族は嘘つかない!」


●モンデュース サン・ジャン・ド・ラ・ポルト 2020年 フィリップ・エ・シルヴァン・ラヴィエ フランス 赤 ヴァン・ド・サヴォアA.O.C.750ml 3017円税込み
「あれ?マスキューさん。ちょっと前の試飲会で出ましたよね?」
私「はい(笑)。フランス・サヴォアの白シェナン・ヴェルジュロンと同じ生産者のものです(笑)。今度は『モンデュース』という地場品種100%の赤です!」
「そうそう。スイスのレ・マン湖の近くの
綺麗なところでしたよね(笑)?」
「でも畑は45度の急傾斜(笑)。落ちたら大変(笑)。」
「45度なんていったら上から見たら垂直に見えますよ(笑)。」
家内「作業はすべて手仕事。機械類を畑に入れる事が出来ません。」
「ジュラやサヴォア、スイスなんかのワインって海外ではあまり見かけませんよね。」
私「ほとんど現地で消費されるようです。」
「国際的なリゾート地だから高く売れるんだよね(笑)。お金持ちのお客さんは地元のワインを飲みたがるしね(笑)。」
「郷に入れば郷に従う!かな(笑)。それも旅行の楽しみだからね(笑)。」
「インランドの輸送が大変なのも理由の一つでしょうね。港まで遠い(笑)。」
私「まっ、まっ、お試しを!」
「あー、チェリーの香りが綺麗だなぁ(笑)
。」
「でも、ピノ・ノワールのチェリーの香りとは違う。ちょっとエキゾチックな感じ
。」
「経験したことのないチェリーの香り(笑)
。」
「ビオ系のワインだね。優しい深みがある
。癒されるんだよね(笑)。」
私「プレス果汁は使ってませんね。この点ブルゴーニュ的かな(笑)。まあ、熟成に木樽も使っていませんから、渾身の直球勝負でございます(笑)。」
家内「このドメーヌの一番高いワインだけあります(笑)。」
「店長!コレって森のワインですよね(笑)。森のニュアンスがある。」
「椎茸の旨味の香りがする(笑)!あとエキゾチックな香りが沢山ある(笑)。」
私「湿った感じですよね(笑)。」
「樹木のニュアンス?ニッキやクローブ…
。おじいちゃんの家の香り(笑)!」
「コルナッキアのワインは濃くて強かったけど、これは濃くないけど実は強い(笑)。
品格がある。」
「凄く複雑。赤紫蘇の香りもあるね(笑)。」
「そうそう。羊歯類のニュアンス。」
家内「このモンデュースはシラーと繋がる。もしくは北イタリアのレフォスコとも言われています。経験的にはレフォスコに近い香りのような気がします。」
私「チェリーリキュールっぽいところが似てるかな?」
「何を食べながら飲んだら良いでしょうね。」
家内「ハード系や乳脂肪分の高いチーズは鉄板かな(笑)?」
「スパイスをたっぷり使ったマトンカレー!」
私「美味しそうですね(笑)。きっとこのワインに合いますね(笑)。」
「キノコ類を使った煮物もイイかも(笑)。」
私「アヴァンギャルドで素晴らしい(笑)!和テイストありますもんね(笑)。」
「ベースにトマトを使うのも悪くないはず(笑)。それをこってり煮込んで…。」

皆さんの想像力を掻き立てるワインでした(笑)!

ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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