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桝久 試飲会リポート 前半

Oct 03, 2023 by weblogland
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!
長く続いた酷暑でワインから遠ざかった方々もようやくスイッチが入ったようです(笑)。『マスキューまだやってるかな?』なんて心配してくださったのかな(笑)?
まあ、たしかに酷暑で我々融解しそうではありました(笑)。
ご来店ありがとうございました!

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●限定品 カスターニョ・エコロジコ・モナストレル 2021年 ボデーガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O. 赤 750ml 850円税込み
「マスキューさん!柿収穫してきましたよ(笑)。」敬愛するAご夫妻ご来店です。
私「おー、柿!ありがとうございます!ところでどちらで収穫したんですか?」
Aさん「マンション暮らしだから家の庭って訳にはいかない(笑)。近所の白〇神社(笑)。柿の表面にゴマが入ってるから、渋柿ではないよ(笑)。」
私「えっ!ゴマ?」
Aさん「胡麻みたいな黒い点が果皮にあるでしょ。これは柿のタンニンが集まった証拠。だから果肉は渋くない(笑)。」
私「ホントお詳しい!ありがとうございました!」
Aさんの奥様「そういえばベランダに高バサミがあったけど、あれで切ってきたの?」
Aさん「まさか!高バサミ持って柿を取りに行ったらいかにも確信犯。たまたま眺めていたら美味しそうな柿を見つけて、ちょっと魔が差していただいた(笑)。って言い訳出来ないじゃん。」
私「柿って手の届くところにはなりませんよね。どうやってもいだのですか?」
Aさん「内緒。ガハハハ(笑)。」我々大爆笑!

始まり、始まり!

「これがアウトレットの赤ですね。今時1,000円以下のワインってあまりないですよね(笑)。」
「安いだけのワインだったらあるけど、コレ普通に美味しい(笑)!」
「もうこのワイン2本飲んだけど(笑)。初日にちょっとだけ飲んで、翌日にアンダーショルダーまで飲んで、さらに翌日ミディアム。三日間楽しめましたよ(笑)!」
私「大事に飲んでくださりありがとうございました!リポートまでしていただき恐縮です!」
「飲みやすい!コレって大事なんだよね(笑)。僕は飲みやすいか、飲みにくいかで、直感的に判断します(笑)。」
「変に口に当たることなく、スイスイ飲めることが大事かな(笑)。コレ合格(笑)。」
「フルーティーでフレッシュ。甘さもしっかりある。」
「いわゆるタレを使えば何でも合いそうですよね(笑)。」
「安い焼肉屋さんで、こんなワインがテーブル・ワインで出てくると嬉しいね(笑)。」
「赤身のマグロ!漬けなんか良さそう(笑)。」
「ちょっとジャンクフードだけど、カールのチーズ味食べながら飲みたい(笑)!」
「あっ!懐かしい(笑)。今売ってないんだよね(笑)。」
「甘さと酸味のバランスが良い(笑)。」
「デイリーな規格で作ったワインでしょうが、コスパはとても良いですね(笑)。助かりますよ(笑)。」
家内「翌日になるとフックラ感が増して、モナストレルらしさが出ます(笑)。」
「うんうん。あの辺りのモナストレルって昔は渋くてしょうがなかった(笑)。こんなに飲みやすいモナストレルって、あの時は想像出来なかったですよね(笑)。イノヴェーションしてますよね(笑)。」
私「そうですよね。かつてはブレンド用にバルクで売られていました。」
家内「その分長寿(笑)。20年経ってもまだ渋い(笑)。」
私「30年くらい経つと美味しくなる(笑)。」
「それじゃ商売にならないですね(笑)。」
「あー!マスキューさん古いモナストレルがセラーに並んでますよね。あれですね
。たしかに美味しかった。80年代でしたよね(笑)。」
家内「試飲会で一度古いモナストレルお出ししました(笑)。」
「あっ!思い出しました(笑)。」


●『ツヴァイゲルト』2018年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー オーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタール 赤 1L 1885円税込み
「あれ?このワイン、ボトル大きくないですか(笑)?」
私「えへへ(笑)、1L瓶です(笑)。」
「背は高くないけどずんぐり(笑)。」
「う~ん。しっかり、しっとり。美味しいね(笑)。」
「シンプルなんだけど、しっかりしてる。」
「生真面目に作った感じがしますよね(笑)
。」
「ツヴァイゲルトって聞いたことないでさす。」
私「ブランフレンキッシュとサンロマンの交配品種です。サンロマンも交配品種でしたね。オーストリアはドイツ同様に交配に熱心です(笑)。このワインはちょっとボジョレーのガメイに似たニュアンスですね(笑)。」
「うんうん。ちゃんと作ったボジョレー・ヴィラージュみたいだよね(笑)。」
家内「先月のマスキュー試飲会ではツヴァイゲルトのロゼを出しました。」
「あのキレキレのロゼですね!」
私「ちょっとトマトっぽいロゼでしたね(笑)。」
「ちょっと待ってください(笑)。あのロゼとこの赤って繋がらない(笑)。たしかロゼは冷ややかだったし、これは暖か。産地の違いですか?」
家内「(待ってましたと)両方ともドナウ川を挟んだ近いところです。赤の方が北です。ですから土壌に由来しているような気がします。目下私の研究課題です(笑)
。」
「土壌は石ころだらけの痩せた土地なんですか?」
私「とても肥沃な沖積地いわゆる黒土地帯です。葡萄は恵まれてます(笑)。」
「派手ではないんだけど、ベリー系の香りが可愛い。」
「タンニンがきめ細かいし、しかも力がある。滑らかでタニック。
「若々しいし、飲み頃ですね(笑)。瑞々しい。」
私「ここで問題です(笑)。このワインのヴィンテージは何年でしょうか?」
「最初のスペインワイン2021年だから…。同じくらいか、2020年くらいか…、かな(笑)。」
私「セオリーですね(笑)。我々も2020年ヴィンテージだと思っていました(笑)。でもですね、正解は2018年でした(笑)。」
「そんなに経っているんですかぁ(笑)。ということは、酸化が遅い→濃い→良いワイン、ということなんですね(笑)。」
「ちょっと見、スクリュー・キャップが心もとないですが(笑)。性能良いのですね。感心しました(笑)。」
私「樽熟成のニュアンスはしませんが、古いオーク樽で14ヶ月熟成しています。ちょっと後味にココアみたいな香りがほんのりあります。きっと伝統的な作りなんだと思います。」
「余計な香りを付けないスタイルなんですね。食事に合わせやすいはずだ(笑)。」
「味は何とはない感じのワインだけど、その実しっかりとした良いワイン。」
「ビストロでこんなワインをテーブル・ワインに使ってくれたら嬉しい(笑)。」


〇『グリューナー・ヴェルトリーナー』 2022年 ヴァイングート・アロイス・ヘレラー オーストリア ニーダーエスタライヒ州 カンプタール 白 1L 1885円税込み
「今度は白ですね(笑)。マスキューさん、普通試飲会って白→赤の順番ですよね(笑)
。」
「う~ん。これはストライク(笑)!ずばっと来るね(笑)。」
「伸びやか(笑)!ちょっとガスっぽいかな
?」
家内「2022年ヴィンテージですので、出来たばかりです。ちょっと時間が経つとガスっぽさは消えていきます。」
「広がりが良いし、とてもミネラリー。赤同様のしっかり感がありますよね(笑)。」
「それに穏やかさが伴っている不思議(笑)
。だから飲みやすい。とても普通に美味しい(笑)。」
「硬質なんだけど優しい(笑)。」
「しっかり辛口でミネラリー、クリスピー
。汎用性高いですね(笑)。」
私「実はオリジン弁当の豚カツが好きでして(笑)…。あのクリスピーな衣を食べるといつもグリューナー・ヴェルトリーナ飲みたくなります(笑)。」
「ピリッとしたニュアンス?」
家内「グリューナー・ヴェルトリーナの特徴 白胡椒の香りです。」
「豚カツにマスタードの組み合わせは鉄板ですね(笑)。」
「豚カツってウィーン風カツレツが原型(笑)。小麦粉まぶして揚げれば何でも合いそう。」
「タルタルソースも欠かせない(笑)。海老フライ!食べたくなった(笑)。」
「赤も白も隠し味に出汁っぽさがあるから
この点でも日本人好みですね(笑)。」
家内「あと油の種類ですよね。相性が良いのはバターやオリーブ油ではなく、穀物系のオイル。中華料理にも合わせやすい
(笑)。」
「白胡椒たくさん降った八宝菜食べたい(笑)!」
「辛辣ラーメン!」
「今日の試飲会 赤→赤→白 この流れの意図が解りましたよ(笑)。」

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