そろそろ届き始めました。
なにがって?
ボジョレーヌーボです。でも解禁日の11月19日にならないと飲む事はもちろん、売る事はできません。別に罰則がある訳ではありませんが、紳士協定ですね。
みんなで一緒に楽しむ!お祭の鉄則です。
一人だけ抜け駆けしても楽しくないですからね(笑)。
そうそう、気がついたのですが、フランスのボジョレーヌーボは「11月19日午前0時以前の販売及び消費厳禁」と書かれています。
イタリアのノヴェロの場合は「11月6日午前0時1分より前に消費に供してはならない。」と法律で規定されてます。
なんかお国柄が忍ばれて面白いです。
フランスでは11月の第3木曜日は習慣であり、先を争う必要はないのでしょうね。(昔は争いでしたが)
イタリアは法律でキッチリ決めています。そうしないと守らないのでしょう(笑)。
昔、イタリアワインの巨星アンジェロ・ガイヤが雑誌のインタビューで面白いことを言っていたのを思い出しました。たしかイタリアの厳格なワイン法についてのコメントだったと思うのですが、「イタリア人は実に立派な法律を作る事が出来る優秀な民族だが、国民は如何にその法の網をくぐるかが喜びになる。」なんてことを言って笑っていたのを思い出しました。
うーん。
同じヨーロッパでもかなり違いますね(笑)。
ラテン系はワイルドですね。
Written on 2009 11 17
ボジョレーヌーボ届き始めました。
Nov 17, 2009 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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地元の品種
Nov 17, 2009 by akiko |トゥーリガ・ナシオナル、アルフロシエイロ、・・・・・・・ティント・ロリス
アリント、・・ヴィタル・・・・フェルナン・ピ ・・・?
と いうのは 最近仕入れた ポルトガルワインに 使用されている品種です。
つい先日は イタリアのウーヴァ・ディ・トロイア100%の赤ワインに 感心したり、
このところ いわゆる地場品種に 心惹かれています。
なんというか 味わいが すごく自然で滑らかに感じられます。無理せずに いい結果がうまれている感じ。
ボルドー品種が 売れているからと、まったく環境の違う・・たとえば オックに 導入した場合
そのワインは どこかに むりがかんじられるのですよね~。
さいきんでは モレッリーノ・スカンサーノの赤を 飲んだときにも 感じました。
美味しく楽しんだのですが、ちょっと違う。ボタンを掛け違えちゃったような ちいさな不自然さ。
うまく いえないけど。
やっぱり 適材適所。人為では 簡単に乗り越えられないことが あるんじゃないのかな。
などと 考えて フランスも含めて マイナーな産地、品種を色々試したいと思っているのですが、
最初に書いたように なかなか 名前を覚えきれない。
ひとつ 頭に入れると 前に覚えたものが消えてしまう・・・。という 悩ましい状況です。
アリント、・・ヴィタル・・・・フェルナン・ピ ・・・?
と いうのは 最近仕入れた ポルトガルワインに 使用されている品種です。
つい先日は イタリアのウーヴァ・ディ・トロイア100%の赤ワインに 感心したり、
このところ いわゆる地場品種に 心惹かれています。
なんというか 味わいが すごく自然で滑らかに感じられます。無理せずに いい結果がうまれている感じ。
ボルドー品種が 売れているからと、まったく環境の違う・・たとえば オックに 導入した場合
そのワインは どこかに むりがかんじられるのですよね~。
さいきんでは モレッリーノ・スカンサーノの赤を 飲んだときにも 感じました。
美味しく楽しんだのですが、ちょっと違う。ボタンを掛け違えちゃったような ちいさな不自然さ。
うまく いえないけど。
やっぱり 適材適所。人為では 簡単に乗り越えられないことが あるんじゃないのかな。
などと 考えて フランスも含めて マイナーな産地、品種を色々試したいと思っているのですが、
最初に書いたように なかなか 名前を覚えきれない。
ひとつ 頭に入れると 前に覚えたものが消えてしまう・・・。という 悩ましい状況です。
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もうすぐボジョレーヌーボも解禁
Nov 17, 2009 by toshiaki |ここのところ寒いんだか暖かいんだか分からないような陽気ですね。
もうすぐボジョレーヌーボも解禁ですから、らしい陽気になって欲しいですね。
日本酒には新酒の解禁日はありませんが、ワインだとなぜあるのですか?と、あるお客様に聞かれました。
当たり前にあるものと思っていました。よく、単なるプロモーション、バレンタインデーのようなものと言われがちですが、多少違います。
もともとワインは年に一度しか生産されません。それとワイン自体何年も寝かせてから飲むことは最近の習慣であり、技術的にも可能になったのもそんなに古い昔ではありません。せいぜい特殊なグランヴァンが熟成の対象でしかありませんでした。一般の市民は市内にワインが無くなり、今か今かと新酒が来るのを待ちわびていました。(当日パリなどは城壁都市で、ワインの一大消費地ですが生産地ではありませんでした。)そうなると、当局は関税をかけたり、政治力により、早い販売をどの産地に認めるか?など利権・商売の対象となった訳です。
早くパリに持って行ければ、良い商売になりました。
まあ、その名残がフランスにはまだあると言う訳なのです。
日本酒も寒い時期にしか造れませんし一年サイクルで消費されますから、ボジョレーヌーボのような祭り事があっても良いような気がしますが、新酒が売り文句になったのは最近ですし、あまり消費者の記憶にはないと思います。
昔マスキューの初代が「春に着た新酒は秋口になると旨くなる。」なんて言っていたそうです。もちろん瓶詰めでは無く、樽で酒を仕入れた頃の話ですが。
ワインも日本酒も同じアルコール飲料ですが、根源的に違うようです。
日本酒は米さえあれば誰でも、何処でも(寒ければ)造れます。畑や田んぼは酒造りに直接は要りません。ワインは畑と醸造所が近接してなくてはなりません。穀物原料の酒と、果実原料の酒との違いが決定因子ですね。
今年の出来はどうでしょうね?
もうすぐボジョレーヌーボも解禁ですから、らしい陽気になって欲しいですね。
日本酒には新酒の解禁日はありませんが、ワインだとなぜあるのですか?と、あるお客様に聞かれました。
当たり前にあるものと思っていました。よく、単なるプロモーション、バレンタインデーのようなものと言われがちですが、多少違います。
もともとワインは年に一度しか生産されません。それとワイン自体何年も寝かせてから飲むことは最近の習慣であり、技術的にも可能になったのもそんなに古い昔ではありません。せいぜい特殊なグランヴァンが熟成の対象でしかありませんでした。一般の市民は市内にワインが無くなり、今か今かと新酒が来るのを待ちわびていました。(当日パリなどは城壁都市で、ワインの一大消費地ですが生産地ではありませんでした。)そうなると、当局は関税をかけたり、政治力により、早い販売をどの産地に認めるか?など利権・商売の対象となった訳です。
早くパリに持って行ければ、良い商売になりました。
まあ、その名残がフランスにはまだあると言う訳なのです。
日本酒も寒い時期にしか造れませんし一年サイクルで消費されますから、ボジョレーヌーボのような祭り事があっても良いような気がしますが、新酒が売り文句になったのは最近ですし、あまり消費者の記憶にはないと思います。
昔マスキューの初代が「春に着た新酒は秋口になると旨くなる。」なんて言っていたそうです。もちろん瓶詰めでは無く、樽で酒を仕入れた頃の話ですが。
ワインも日本酒も同じアルコール飲料ですが、根源的に違うようです。
日本酒は米さえあれば誰でも、何処でも(寒ければ)造れます。畑や田んぼは酒造りに直接は要りません。ワインは畑と醸造所が近接してなくてはなりません。穀物原料の酒と、果実原料の酒との違いが決定因子ですね。
今年の出来はどうでしょうね?
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