実は1月の当店の試飲会で飲んだA&Dドーヴィサの2007ボーロワが瓶に少し残っていました。まあ抜栓後10日以上経ってますから、怖い物見たさで飲んでみました。
「えっ!」
「旨い?」
それもシャルドネの良さが全開なのです。
「一滴、一滴が滋味深い。」
「アプリコットや白桃、バターの味わいがある!」
「あーシャルドネってこうあるべきだよね。」
あの大量の酸からくる角が無くなり、湖の水面のような静謐さがあるのです。
抜栓後バキュバンなどせずに冷蔵庫にも入れず、ただコルクを逆さまに瓶口にさして、部屋の隅に置いておいただけです。酸化したようなランシォっぽさもないのです。昨日飲んだワインを今日飲んでいるかのようです。
2007年のこのワインはとんでもない怪物でした!
20年以上ワインを飲み続けていますが、最強のシャブリです。最低でも10年以上寝かせて飲んでみたい衝動に駆られました。
ワインって奥深く難しいものです。
2007年に秘められた力の一端を見ました。
想像を越えたワインなのです。まさにヤラレました。ここまで凄いとは試飲会では見抜けませんでした。
2006年より価格が高い理由がありました。
だってスケールの大きさは2005年を凌いでいますから。
勉強になりました。
ふー。
Written on 2009 02 05
いやー、ビックリしました!
Feb 05, 2009 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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