キリンとサントリーの合併話は新聞では比較的好意的に扱われてますね。「海外で勝つためには必要な合併(統合)。」といったトーンです。
ただ寡占を認める訳でもありますから、公取には慎重に判断して欲しいところですね。
ビール産業は装置産業ですから、基本的に資本などのスケールの大きさが利潤に結び付きます。それにメーカー間のシェア争いがあり供給過剰になる構造があります。その結果が清涼飲料より安いアルコール飲料の発売につながるのでしょうね。
たしかに消費者からすればデフレの時代ですし、安いに越したことはありませんから、流れとしては正しいのですが…。
今回の合併(統合)の結果、価格決定権が消費者からメーカー側に移らないことだけが心配です。行き着く集約化の結果がかえって不公平なことにならないことを祈ります。
Written on 2009 07 21
キリンとサントリーの合併話
Jul 21, 2009 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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