風邪も良くなり、昨日はガントランディーのワインを飲みました。
ローヌ、ヴィサン村の巨頭のワインです。あのロッシュ・オードランのライバルです。
やはり2007年のローヌは良いですね。自然な凝縮感が素晴らしいです。そして散漫さがないところが凄いです。
飲んだワインはランクの一番低い「ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・ド・グリニャン2007年」なのですが、素晴らしさが表に出ています。
このワイン、グルナッシュとシラーが50%ずつの割合なのですが、グルナッシュの良さが際立っています。もともとローヌの優良ワインはシラーを入れることでバランスと複雑さを表出させます。(この王道をいくのがロッシュ・オードランです。シラーの良さを全面に出すスタイルです。)ガントランディはグルナッシュの良さにこだわりがあるようです。ともすれば単調で密度感に欠ける嫌いがあるグルナッシュもガントランディの手によると、完成度の高い単一品種のようになります。
うーん。
やはりローヌ・ヴィラージュ最良と言われる『ヴィサン村』のテロワールがなせる技としか思えません。この上のランクの「ル・デヴェス」もそろそろ目覚めているかも知れません。こんど飲んでみます。
ワインを美味しく飲めることで、健康の有り難みを感じました。
ワインが美味しく感じられない不幸は、一日だけでも辛かったです(笑)。人生の終わりってこんなものかと思っちゃいました(笑)。ちょっと大袈裟でした。失礼しました。
Written on 2010 01 18
『ヴィサン村』のなせる技
Jan 18, 2010 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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