昨日は久しぶりにメメント赤2006年を飲みました。スペインのボデガス・ルーアンがつくるワインです。あのラファージュさんプロデュースしてるワインです。
タンニンがだいぶこなれて、柔らかさと深さが増しましたね(笑)。
たしかにスタイルは新しいものですが、スペインワインらしい良さのDNAが受け継がれてますね。基本的な作りの良さを残したまま、飲みやすさと濃さを両立しています。ちゃんとしたスペインらしい頑強さが根底にあるのです。ニュー・スパニッシュはたしかに、飲みやすくフルーティなワインが多いのですが、そうあるために生命力を失っているワインも少なくありません。ただそうしたことは、すぐに断定断言できません。じっくり何度も何度も飲み返さないと、正しい判断はできないものです。それは扱うワインに対する責任と敬意であり、愛情に他なりません。悪いワインは無いのです。見合わないワインがあるだけなのです。
Written on 2010 10 11
悪いワインは無いのです。見合わないワインがあるだけなのです。
Oct 11, 2010 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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