いやー、良かったです!
シャトー・ド・フェルのボンヌゾー2005年375ml再入荷しました(笑)。
試飲会で大好評いただいたロワールの貴腐ワインです。
やっぱり本物の貴腐ワインは飲み手を選びません。試飲会では皆さん感激してくださいました。
ちょうどテレビで見たのですが人間の甘さに対する欲求は何百万年にもさかのぼる古いものらしいです。DNAに刻み込まれているのですね。
このワインはもちろんとっても甘いのですが、糖分以外の酸やグリセリンなどが多量に溶け込んでいますから飲み飽きしません。
砂糖菓子のようなベタとした後口ではなく、果実の香りがすーっと引くように、しかも長い余韻となっていつまでも口の中に残ります。
美しいのです。
貴腐ワインこそ甘美の世界遺産だと考えている私は変でしょうか(笑)?
ただし、現実には甘いだけの貴腐ワインもどきがかなり流通してますからご注意を!
ワインを凍らしたり、単に畑に放っぽらかしたり、機械的に濃縮したり、甘いだけのワインをつくることは容易です。
限られた畑で天候の奇跡に恵まれた時にのみ、人のハードワークによって貴腐ワインはできます。ですからあまりにも安い貴腐ワインには手を出さない方が賢明だと思います。
Written on 2010 02 05
人のハードワークによって貴腐ワインはできます
Feb 05, 2010 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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カルチェロ
Feb 05, 2010 by toshiaki |カルチェロなかなか良いです。
スペイン、フミーリアのワインです。
モナストレルの比率は40%ですが、モナストレルの良さがとても良く出ています。本来モナストレルは何十年も熟成が可能な長期熟成向きの品種です。また独特の風味があるため単一でワインになることが多いです。とはいえ早飲みに造ってしまえば経済効率は良いですから、薄く造って製品化されることもありますが、薄く造ると台無しになる気難しい品種でもあります。
ちょっとややこしくなりましたが、要は濃くて旨いのですが、旨くなるまでに時間がかかる品種なのです。
モナストレルはフランスでムールヴェドルとよばれバンドールの主要品種として有名です。どちらも私は好きですが、バンドールの滑らかなフローラルさとフミーリアの飲み応えがある特徴は拮抗してますね。ただ寿命はフミーリアに軍配が上がりますか、フローラルさはバンドールですか。
まあ、いずれにせよ大好きなワインなのです(笑)。
カルチェロは他の品種とアッサンブラージュすることでモナストレルの良さを表現した新しいスタイルです。そこには低収量と畑でのハードワークが欠かせませんが、恐らくミクロ・オキシダシオンなどの新技術も導入されていると思います。
それにしても良く出来ています!
ラベルもカッコいい(笑)!
スペイン、フミーリアのワインです。
モナストレルの比率は40%ですが、モナストレルの良さがとても良く出ています。本来モナストレルは何十年も熟成が可能な長期熟成向きの品種です。また独特の風味があるため単一でワインになることが多いです。とはいえ早飲みに造ってしまえば経済効率は良いですから、薄く造って製品化されることもありますが、薄く造ると台無しになる気難しい品種でもあります。
ちょっとややこしくなりましたが、要は濃くて旨いのですが、旨くなるまでに時間がかかる品種なのです。
モナストレルはフランスでムールヴェドルとよばれバンドールの主要品種として有名です。どちらも私は好きですが、バンドールの滑らかなフローラルさとフミーリアの飲み応えがある特徴は拮抗してますね。ただ寿命はフミーリアに軍配が上がりますか、フローラルさはバンドールですか。
まあ、いずれにせよ大好きなワインなのです(笑)。
カルチェロは他の品種とアッサンブラージュすることでモナストレルの良さを表現した新しいスタイルです。そこには低収量と畑でのハードワークが欠かせませんが、恐らくミクロ・オキシダシオンなどの新技術も導入されていると思います。
それにしても良く出来ています!
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