今日は蒸し暑いですね。空気の中に水蒸気がたくさん含まれているのを実感しますね(笑)。
湿度といえばマスキューのワインセラーは常に70~80パーセントの湿度になるよう加湿器で調整しています。真冬の乾燥した時期はなかなか湿度が上がらずに苦労しますが、この時期だけは湿度が上がりすぎることがあります。ちょっと湿度が足りないと感じ加湿器をかけるとあっと言う間に湿度が上がりすぎてセラーの中がビッショリになったりします。
あとこの時期一番心配なのはセラーの冷蔵機の故障です。機械が壊れたりしたらすぐには直りませんから、場合によっては命とりになります。必ず梅雨時期には点検をしてもらいます。また機械の部品交換や修理は寒い冬場に、機械が壊れる前に行います。家電のエアコンが壊れたから新調するのと訳が違います。
人間だったら一日二日エアコンが壊れても暑いだけで済みますが、ワインはそうはいきません。とくに30度以上の熱を受けるとダメージを受けます。この熱からのダメージは回復しませんから、致命的です。
シャンパンなどは糠味噌臭くなり、赤ワインは果実味がなくなり散漫になります。
考えただけでゾッとします。
Written on 2010 07 04
夏場のワイン管理
Jul 04, 2010 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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