寒いですね。今月も今日でおしまい。明日から2月ですから、節分の声をきいて多少寒さが緩むと良いですね。
土曜日の続きです(笑)。昨日日曜日の晩は、土曜日の試飲会の残りを飲んでおさらいです。
やはりガントランディの『ル・デヴェス』2008年は正真正銘のワインでしたね。全く崩れません。ベリーの赤い果実の香りは、さらに明瞭さを増したかのよう。もちろん抜けの良さ、広がりの大きさは衰えません。
うーん。
圧倒的な巨大さはもともとありませんが、香りの強さとまとまりの良さは素晴らしいです。あまり恵まれたヴィンテージではないはずですが、『ル・デヴェス』畑は糖度・酸度とも十分にあがるようです。そこが最良の畑と言われる所以なのですね。もちろん畑では何百年にもわたり、植え付ける品種や栽培法などが試行錯誤されたに違いありません。そしてそれが唯一無二のテロワールとして出来上がったのでしょう。
私はテロワール実在主義ですが、自然が造った絶対のものとは考えていません。そこで長きにわたり人智と労力が注がれて、自然とともに造り上げたものがテロワールだと考えます。けっしてテロワール至上主義者ではありません(笑)。
ワインの品質決定要因は造り手と飲み手なのです。いくら造り手が素晴らしいワインを造っても、共鳴する飲み手がいなくては意味がありません。
美味しく飲まれてナンボの世界です。
Written on 2011 01 31
ル・デヴェス
Jan 31, 2011 by toshiaki |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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ご参加 ありがとうございました
Jan 31, 2011 by akiko |試飲会への ご参加ありがとうございました。寒い中 大勢ご参加くださって 感激です。
今回の試飲ワインは 1本目のイタリア赤をのぞき すべて 南フランスのもの。
いかがでしたでしょうか。
南仏のワインは ボルドー、ブルゴーニュとは本質的な違いがあるので、
あまり親しんでいない方には いろんな面で おっ! という感じがあったのではないかと想像しています。
特に今回は2008年ばかりで まだ若い。
若い段階での 南仏特有の甘さや香り、質感を 味わっていただけたら 嬉しいです。
今回の試飲ワインは 1本目のイタリア赤をのぞき すべて 南フランスのもの。
いかがでしたでしょうか。
南仏のワインは ボルドー、ブルゴーニュとは本質的な違いがあるので、
あまり親しんでいない方には いろんな面で おっ! という感じがあったのではないかと想像しています。
特に今回は2008年ばかりで まだ若い。
若い段階での 南仏特有の甘さや香り、質感を 味わっていただけたら 嬉しいです。
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