今日マスキューの常連の経験豊富なベテラン・ソムリエAさんが見えました。
Aさん「マスキューさん、今度の試飲会にシャトー・ファゲェロールの『アトナン』出すんですか?数、大丈夫ですか?」
私「大丈夫じゃありませんが(笑)、あの味わいを一度は皆さんに味わって頂いと思いまして…。」
実はAさんはすでに購入して頂いてます。
Aさん「『アントナン』って別格ですよね(笑)。ところで、マスキューさんはあのワイン完全に除梗してると思いますか?」
私「さすがAさん!実は私も100%除梗していると断言出来ません。たしかにクリアで飲み易く造られてはいますが、タンニンの量があまりにも膨大で、舌の上にピラミッドが載ってるようなんです。完全に除梗したワインでこれほどタンニン量が多いワインを経験したことがないので、断言できないんです。Aさんどう思いますか?」
Aさん「やはりそうですか(笑)。私も同感です。タンニンには収斂性がなく、この点果皮由来とは思いますが、膨大でしかも複雑なタンニンなんですよね。」
私「何パーセントか除梗しないで醸造してるかもしれませんね?」
Aさん「インターネットで調べたんですが解らなかったでした。よくあんな無名なシャトーヌフ見つけましたよね(笑)。とりあえずもう1本ください(笑)。」
私の妄想に同感していただきました(笑)。同好の士なのです。
Written on 2012 12 19
『アントナン』って別格ですよね
Dec 19, 2012 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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