うーん。
やはり、売れるワインには共通点がありますね。
まず、第一は旨いこと!
当たり前ですか(笑)。でも、実際は名前だけの高いワインが跋扈してますから、当たり前だけれど当たり前じゃないのも事実。まあ、言い出したらきりがありませんから、名前を知らなくとも美味しいことですね。
次が瓶の形を含めたラベルデザイン。やはり、第一印象は大事ですよね。
土曜日の試飲会でも『イウケニ』チャコリやドメーヌ・バサックの『ジュテーム』は鉄板でした。
両方共に目新しさがありました。
チャコリは言うまでもなく未知のワイン。『ジュテーム』はありふれた産地ラングドックですが(ごめんなさい。)、味わいが斬新。
でも、冷静に考えると、マスキューのお客様だから選んで下さったのでは?
仮にデパートのワイン売り場で全く知らないお客様相手に、マスキュースタイルの試飲会をやっても私は狼狽するだけかも?(実際段取りが大変で不可能ですが)
マスキューの試飲会だと、飲み手の好みを考えることを自然に行っています。誰誰はきっと好きだよねとか、何さんはきっとハマるはずとか ワイン選びに我々の恣意が働いています。ワインの供出温度や並び順もそうです。
我々は作り手を選ぶ訳ですが、実は飲み手に選ばれている訳です。そして、ある意味逆に飲み手をも選ぶことになっているはずです。不遜に聞こえてしまうかもしれませんが、嗜好をシンクロする作業ですから、万人うけしないと考えるのが自然なはず。
なんだか話が禅問答みたいになってきましたが、マスキューはお客様に育てられているのだと。
我々の嗜好に同調して下さることは、有難いことだと。共に美味しくワインを味わえるお客様は宝だと胆に銘じなくては!
試飲会を始めた当初、数名しかお客様が集まらなかったことを忘れてはいけませんね。
恣意を貫くことをお許しください(笑)!
Written on 2013 12 03
売れるワインには共通点がありますね
Dec 03, 2013 by weblogland |ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。
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