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Written on 2016 06

アルファベットハウス

Jun 22, 2016 by akiko |
あまりにも過酷で 読み続けるのが辛かったんですが 
ユッシ・エーズラ・オールスンの『アルファベットハウス』やっと 読了できました。

第二次世界大戦末期 英国人パイロット二人が 逃亡中に 偶然(生き延びるために仕方なく)ドイツの精神病院に収容されて・・・
一人は 何とか脱出 残された一人は どうなるか。また、脱出できた一人は残された仲間を救出できるのか。
そんな 物語なのですが 登場人物の立場を想像すると もう辛くて辛くて。
ワインを飲みながら読んでいると  
特に重めの赤なんかですね、 だんだん 気持ちが欝々として苦しい気分になっちゃって。
結局 しらふで読み続けた次第。
やっぱり 戦争 いやだなぁ と思いました。フィクションではあるけれど ありうるかも。こういうことから 目を背けてはいけないなぁ。

ドイツを舞台としているので ワインに関する記述も少し出てきます。
ブドウの破砕機を あんなふうに! と、かなり 驚いたりもしましたが(クライマックスのシーンなので内容は言えません)
ユッシ・エーズラ・オールスンファンの方、おすすめですよ。 

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辞書

Jun 17, 2016 by akiko |
古本屋さんで フランス語辞典が 500円!というのを発見。
フランス語はラベルの言葉だけしかわからないけど ひょっとして役立つかも・・・と買ってみました。
ひょっとして どころじゃありません。すごく楽しい。
知った気になっていたワインに関する言葉の別の意味だとか、
ワインにつけられた名前 (いままでは 単に音でしかとらえていなかったけど)単語の意味を調べてみると 
生産者がどういった気持ちで その名前を付けたのかが推測できたり。
単語だけでも調べると 違うもんですね。 調子に乗ってイタリア語辞典も 探そうかしら。
いまちょうど 新入荷のバローロについて あれこれ調べている最中だし、あれば便利かもしれませんね。 

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興奮の 一週間

Jun 06, 2016 by akiko |
先週は スペイン ペネデスのワイナリー ロシャレルオーナー ミチャンさん、
フランス DOMデュ・タリケのイチエさんが来店してくださって、大興奮でした。
輸入元の通訳さんが一緒ですから、いろいろ質問していただいて。やはり実際に生産している方、営業している方のお話を聞くのはすごい。臨場感が違います。
折に触れ 皆さんにもお伝えしたいと思っています。お楽しみに。

もう一つ興奮したことは・・・。
(自分の不勉強さが情けなくなるのだけれど)イタリア アブルッツオのエミディオ・ペペ を知ったこと。
1960年代の モンテプルチアーノダブルッツオがあるんですよ!
今さっき ホームページで動画を見たのですが、きわめて古典的な作りで、すべて人力、手作業!
出荷前の補酒作業は 瓶の口と口を合わせて 静かにワインをつぎ足すのですから 驚きです。
SO2はすべての工程において 無添加で。
いやはや 驚きです。
すごい生産者が いるのですね~。

さらにもう一つ。
今年はローヌの ネクターダブリコが天候不順のため、生産できないと連絡がありました。非常に残念です。
でも、生産者の農産物に対する プライドにグッときました。
収入が減るのだから 相当苦渋の決断だとおもいます。
他地域の収穫物を買ってこない、あくまで自分たちの地所で収穫したもので作る。この姿勢が素敵です。やはり 原産地重視。
工業的な製品とは違うんですよね。うん。 来年を楽しみに待つことにいたしましょう。

そんなこんなの 一週間でした。

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ポンコツを断腸の想いで新車に換えた話

Jun 04, 2016 by weblogland |
先日マスキユーの軽貨物車を新車に換えたと自慢話をブログに書きました(笑)。
あの12年で20万キロ走ったポンコツを断腸の想いで新車に換えた話です(笑)。
実は今話題のスズキのエブリです。
メチャメチャ力があり、ターボでもついてるのかしら?なんて思うほど。いつも50キロくらいのスピードで走っているつもりが60キロ出ていた感じです。トルクもあり加速も良く、動力性能は今までの車とは雲泥の差(笑)。感動しました!思わず車検証で排気量を調べました。でも、同じ660cc(笑)。
それと今日ガソリンが無くなりそうでしたので給油したついでに早速話題の燃費チエックです(笑)。もちろん、前回給油した量をちゃんとメモしてありますから、正確な実測値です。
計算してみると、なんと16km /Lです!
いままで10km / L 以下でしたから、これは驚き。しかもターボついているようなパワーですから、更にビックリ。
う~ん。
他所のメーカーの軽貨物車に乗ったことがありませんから他社との比較はできませんが、スズキの新型車はすごいですね。ディーラーさんに聞くと、今のスズキのエンジンは最先端かとか。
マスキユーはずっとスズキの軽貨物車を使っていますが、これほど新型車が進歩した経験はありませんから、やはり画期的なんでしょうね。
恐るべきスズキの技術!

そこで今回の燃費偽装事件なのですが、今一つ解らない。国が法律で定めた方法で計らなかったのが偽装にあたることは理解できましたが、スズキに法律で指定しているテストコースがないことは以前から関係者には自明なはずです。もちろん役所だって知っていたはずです。法律で定めたテストコースと違う結果が出るとすれば、その誤差を理論値で修正して報告することな何が悪いのでしょうか?正しければ良いのでは?かさ上げした訳ではないのだから。今まで役所は法律の運用権で処理していたのかな?と疑問をもってしまいます。お役人の得意技ですからね(笑)。
それが一転したのは単に時代の流れ?それとも政治的なプレッシャー?スズキの社長、敵多そうだしな(失礼)。あとライバルの仕業?
などなどいぶかってしまいます。


燃費テストの為だけにテストコースを新設を押し付けるのは如何かと思います。じゃなければ、あんなに安い価格で素晴らしい車は作れないはずです。逆にスズキの知恵を見た思いです。

燃費表示の公平性は消費者保護の前提ですが、実際に燃費表示どうりに走る車なんてありません(笑)。それぞれのメーカーが指定どうりの方法で自前のテストコースで計測したとしても、それが偽装表示を押さえることとは別な話です。お役所的な発想としか思えません。

良く解らないことがとても多いのですが、スズキの新型車は素晴らしい!
得した気分になれますよ(笑)。ケチなマスキユーの私が断言します(笑)。

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