Written on 2016 10
桝久 試飲会リポート 前半 201610
Oct 31, 2016 by weblogland |●テンプラリーニョ クラシック 2013年 アルベット・イ・ノヤ スペイン ペネデスD.O. 赤 750ml 1300円税込み
私「以前は扱いがありましたが、お値段が高くなったので扱いをやめてました。ところが今回、インポーターさんが取り扱いをやめることになり終売セールとなりました!」
「へぇー。いろんなことがあるんですね。」
「人生色々(笑)。古いかな(笑)。」
家内「ワインのスタイルが変わったのも一因のようです。この家はペネデスでは有機栽培を最初に始めた家
です。マスキュー扱いのロシャレルさんなんかと仲良しです(笑)。」
私「あの山羊ラベルの家です。」
「マスキューさん!スタイルはどう変わったんですか?」
私「酸を残すスタイルに変わりました。甘くてキャッチーな従来のスタイルから変わったようです。」
「なるほどね。確かにしっかりしてる。」
「サンジョヴェーゼらしいベリーの香り。」
私「すみれっぼさもあります。」
「マスキューさんインキっぽいのは?」
私「それそれ(笑)。すみれっぼさと同じです(笑)。」
「このワインはかなりしっかりしてる。酸がある。明るさがあって好きだな(笑)。」
「店長!これサンジョヴェーゼらしくてイイ(笑)。果実味が凄く綺麗ですね(笑)」
家内「甘さも時間が経つと増してきます。」
「軽いんだけど軽くない(笑)?ディテイルも複雑ですよぉ。」
「軽ーく飲めちゃう。でも、スペインらしくないよね。もっと樽香が強くて甘いのがスペインらしいスタイルだよね。」
私「そーなんです。きっと時代の先を考えてるんだと思います。」
「開けてから1日ったものは後味にほんのりオレンジのニュアンスがあるよね。じんわり美味しい。」
「最初の印象はちょっと地味だけど
、実は質が高いんですね(笑)。じっくり比べて飲まないと気づかない。
マスキューさんは徹底的に飲んでから試飲会に出してくれるんですね(
笑)。」
私「お褒めいただきありがとうございます(笑)。仕事ですから(笑)。それでもテイスティングを外すことがあります(笑)。ここだけの話ですが
(笑)。」
家内「在庫限りの特別価格ですからお見のがし無く!」
「これだけしか無いんですか?」
私「念のため追加発注もしてありますから11月いっぱいくらいは大丈夫かとは思いますが…。」
「う~ん。いつまでもあると思うな親とワイン(笑)。」
●モンテフィーノ レッド 2008年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 1620円税込み
「マスキューさん。このワイン前から扱ってましたよね?」
私「はい。2005年のリゼルヴァが定番でした。凄く美味しくて良かったのですが、コルクがもう限界なので、今回リリースの新しい2008年を入れました。」
「あっ!これウマ(笑)。この価格でブーケが楽しめるのはスゴいですよ(笑)!」
「熟成してるね。完璧(笑)。」
私「真円ですよね(笑)。」
「マスキューさん。果実味はあまり明瞭じゃないんですね。これはスタイルなんですか?」
私「はい。暑い産地のワインは基本的にあまり香りが立ちません。例えばリースリングやピノ・ノワールみたいではありません。ただ、良いワインはじんわりシンプルな果実の香りがしてきます。ちなみに私のグラスのワインは昨日から注いだままのものですが、熟したプラムの香りがしっかりしかも柔らかに出てきています。」
「えっ!それでは失礼して(笑)、クンクン。あー‼プラムや干し杏子の凝縮した香りが凄い。今僕が飲んでるワインは明日になるとこうなるんですね?これってかなり凄いことですよね。」
「今飲んでると腐葉土や甘草みたいな甘さがしますけど、中にプラムが隠れてるんだ(笑)。」
「癒される味わいでイイね(笑)。ポルトガルのワインってたっぷりしてて好きだな(笑)。」
「マスキューさん。定番のアトランティコも置いておくとこんな風に成るんですか?」
家内「アトランティコはもう出来上がっていますから、こうは成らないと思います。」
「アトランティコも濃いけれど早飲みだからですか?」
私「左様かと。」
「マスキュさん。ポルトガルのワインを試飲会で飲んだのですが、割りと熟成が早かったり、樽香が強すぎたり、なかなか良い熟成状態のワインが少ないんですよね。」
私「そーなんです。暑い産地ですから酸が少ないし、実際長い樽熟成より瓶熟成を長くした方が良い結果が出るような気がします。」
「何故ですか?」
私「解りません(笑)。ポートワインに似てるのかな?」
家内「経験的に10年の熟成期間くらいが限界かも?」
衝撃のマスキューデビュー!
●ラ・ヴィ ピノ・ノワール 2014年 ドメニイレ・サハテニ ルーマニア 赤 ムンテニアI.G. 750ml
1286円税込み
「店長!ラズベリーの香り!ピノ・ノワールだぁ(笑)。」
「うんうん。ちょっと涼しげのピノ・ノワール。ブルゴーニュと言われても不思議に思わないよね。」
「余韻はそんなに長くないけど、綺麗なピノ・ノワールですよね。」
私「ありがとうございます(笑)!ブルゴーニュのどこと言われると困りますけど、香りは涼しげでショレイ・レ・ボーヌっぽいかな?いやいや、ブルゴーニュみたいな腐葉土などの湿ったニュアンスが感じない点独特かも?」
「なるほど、石と石をぶつけた時の埃の匂いがします。」
「ミネラリーでドライな印象かな?」
家内「あと、こけももの香りも入ってますからチャーミングですよね(笑)。」
「酸もしっかりしてるし、ワイン自体がピノ・ノワールになってるよね(笑)。」
私「無理にピノ・ノワールを造ったような感じがしません。」
「ニュー・ワールドなんかのピノ・ノワールとはだいぶ違うよね。無理に濃く造ってないし、樽香に頼ってないし。」
「そうそう。ニュー・ワールドや安いブルゴーニュのピノ・ノワールって、一口目は美味しいんだけど、グラス1杯飲む頃にはピノ・ノワールの香りがしなくなってくる(笑)。何飲んでるのか解らなくなる(大爆笑)。」
「何千円もするワインもですか?」
私「残念ながら…。」
家内「このワインも翌日になると香りは落ちてきますが、しっかり感はあります。ワインとしてはちゃんとしています。」
「マスキューさん。このワイン、土壌は石灰質ですか?ピノ・ノワールって石灰質が合うんですよね?」
私「実は花崗岩の風化したシストのようです。水捌けが良く葡萄の根も深く張るようです。」
家内「気候はブルゴーニュに似てるようです。緯度はローヌと同じです。」
私「畑も平らな平原ですから、作業効率も良いですね。もともとヨーロッパ系葡萄の原産地ですからワインには適した地です。EU に加盟してからお金が流れてきてワイン産業が復活したようです。」
家内「そんな経緯から、栽培される葡萄品種は売りやすいカベルネとかメルロなどのフランス系のものが目立ちます。でもこれから在来種や特別なスタイルのワインを作り出すと思います。」
「期待できそうですよね(笑)。」
「我々のピノ・ノワール信仰を崩すかも(笑)?実際ピノ・ノワールとしては驚くほど安い。値段が倍になっても品質が倍になったら革命的なものが出来ますよね(笑)。」
「そうだよ!グラン・クリュ並みのピノ・ノワールが2000円くらいで飲める日が来るかも(笑)?」
「でもそうなったら馬鹿みたいに高くなるんじゃない(笑)?」
「それは言える(笑)。高くなる前に楽しむしかない(笑)?」
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リリースが早まったのに追いつかなかったようです
Oct 27, 2016 by weblogland |昨日はノヴェッロが到着したことに、「ひょえー」でしたが(笑)、今朝ガロフォリのインポーターさんから電話がありました。
インポーターさん「マスキューさん。大変申し訳ありませんが、ガロフォリのノヴェッロの到着が遅れます!スミマセン!」
私「どっひぇー!」
インポーターさん「リリースが早まったのに追いつかなかったようです」
私「ギりギりまで収穫を遅らせたんですね。」
インポーターさん「今年は糖度があがりにくかったので収穫を遅らせ糖度をあげたようです。品質的には昨年並の出来だと。ただし解禁日には間に合わなかった。ゴメンナサイ。」
私「そうだよね。解禁日なんて売る方の勝手なんだから(笑)。仕方ないですね。つまらないワインを造られるよりマシですよ(笑)。天候と『神ガロフォリ』には勝てません(笑)。」
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みっしり詰まっています - コート・デュ・ローヌ レゼルヴ 2014年
Oct 27, 2016 by weblogland |対象ワイン: コート・デュ・ローヌ レゼルヴ 2014年 ドメーヌ・グラン・ヴヌール
開けて1時間ほど間を置いてグッと柔らかさの出始めた頃から好いです。
翌日は、コーヒーやチョコレート、ストレートに出てくるレーズンの香りがドッシリと重厚で密な印象です。タンニンの舌触りも細かくなっていくように感じます。個人的には、開栓後すぐのわずかに舌にサラサラと来る感じが好きですが。
アルコール度数も高く重厚ですから、ゆっくりじっくり、チビチビと楽しむのが好さそうです。
お薦めレベル:★★★★
by miret biscuit 様
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ノヴェッロがもう届きました
Oct 27, 2016 by weblogland |今年2016年のイタリアのノヴェッロがもう届きました!
毎年お届けしているトスカーナのグレヴェペーザとプーリアのコンティ・ゼッカのノヴェッロです。
今年の解禁日は10月30日とまたまた早まった(笑)。
今週末の試飲会の準備でバタバタしてるところ、今度はノヴェッロ(笑)。
どないしましょ(笑)?
さすがに今日は箱を開ける気にならない(笑)。
明日あたりガロフォリのノヴェッロも来るはずですから、全部揃ったら
箱を開けて確認しましょう。解禁日の30日は日曜日だし、間が悪いなぁ(笑)。
忙しい時は重なるものです(笑)。
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今週末の試飲会のワインが並びました。
Oct 26, 2016 by weblogland |今週末の試飲会のワインが並びました。
これを並べるのが楽しみ(笑)。
並び終えると、ワイン・ラヴァーがご来店です。
「おっ、並びましたね(笑)。え~と、今回も変わったワインを見つけたんですよね(笑)。東欧でしたっけ?」
私「ヘヘヘ(笑)。ルーマニアのピノ・ノワールです(笑)。」
「マスキューさんらしくてイイ(笑)
ね。ブログを拝見したら、飲みたくなって来ちゃいました(笑)。」
私「ありがとうございました!これがなかなかお勧めです(笑)。」
「ピノ・ノワールって難しいじゃないですか。いろんなところで造られるようにはなったけど、満足するものは少ないですよね。あっても高いし(笑)。」
私「お値段以上かと(笑)。」
「あと、プーレットのピノ・ノワールは無くならないうちにゲットしてと、ジュラの白ワインを奥さんが絶賛されてたようですが?」
私「私も絶賛しております(笑)。久々の発見だと。サヴァニャン種の単一品種なのですが、驚きの複雑さ
があります。」
「そこまで言われると弱いなぁ(笑)。」
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桝久 試飲会のラインナップ決まりました! 201611
Oct 24, 2016 by weblogland |今回、変なピノ・ノワールや変な白ワインが入ってます(笑)。
楽しんでいただけると嬉しいのですが(笑)?
●テンプラリーニョ クラシック 2013年 アルベット・イ・ノヤ スペイン ペネデスD.O. 赤 750ml 1300円税込み
スペイン バルセロナの内陸部の生産地域ペネデスD.O. を代表する優良なワイナリー アルベット・イ・ノヤ。マスキュー定番のロシャレルとともに地元ではオーガニック・ワインの先駆者として知られています。
かなり前はマスキューの定番でしたが、価格が上がり扱いを泣く泣く諦めました(笑)。ファットで飲みやすくシェーブル・チーズと抜群の相性でしたっけ。
この2013年はオーガニックのテンプラリーニョ100%で造った赤ワインです。以前と比べるとワインのファット感より酸に重きを置くスタイルに変わってますね(笑)。その分キャッチーな解りやすいワインとは言えませんが、抜栓してから翌日になると全開(笑)。ボリューム感が増し、ストロベリーの香りが液体の中にしっかり感じられ、マラスキーノ・チェリーやオレンジ、トマト、ハーブ、土のニュアンスがとても心地好い。ゆっくり飲むとワインの良さ、レベルの高さを感じます。
ところが今回、訳ありで特別価格の大放出となりました。実はインポーターさんの扱いが終わることになり、終売セール。在庫限りですのでお見のがし無く!
●モンテフィーノ レッド 2008年 モンテ・ダ・ペーニャ ポルトガル 赤 ヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 750ml 1620円税
込み
このワインの生産地域はヴィーニョ・レジョナル・アレンテジャーノ 。スペインとの国境となるサエ・マメデ山脈に連なるペーニャ山の中腹に畑はあります。南北に伸びる国境線の真ん中あたりですね。
畑は真っ白(笑)。白い花崗岩の二次堆積で覆われています。御影石の産地として有名で、日本にも輸出されているとか。
生産者のモンテ・ダ・ペーニャは1984年創業の家族経営。畑に生えていた古木の葡萄樹を台木にしたそうです。なんでも暑すぎてフィロキセラも生きていけないそうです(笑)。また、いきなり若い木を植えても土壌に水分が無いため根づかないため、ある程度根が張るまでは灌漑しないといけないそうです。
マスキューではこのワイナリーのモンテフィーノ・リゼルヴァ2005年を以前扱い好評いただきました。樽熟成した後、長い瓶熟成を経て素晴らしい味わいだったことは記憶に新しいかと(笑)。今回のこのキュヴェは同じセパージュで、地場品種トゥーリガー・ナショナル、トリンカデイラ、アリカンテ・ブーシェ、アラゴネス。木樽熟成の比率がリゼルヴァより低いキュヴェです。味わいは長い瓶熟成により深み複雑さの頂点。暑い産地のワインですから明瞭さには欠けますが、バランスのとれた凝縮した果実味は圧巻です。フレンチ・オーク樽30%とステンレス・タンクで熟成した物をブレンドし瓶熟成していますから、リゼルヴァと比べると木樽の印象が控え目で、熟成したタンニンと果実味の織り成す様がシンプルでありながら優しく奥深い優良なポルトガル・ワインなのです。
味わいに浸れます(笑)。
●ラ・ヴィ ピノ・ノワール 2014年 ドメニイレ・サハテニ ルーマニア 赤 ムンテニアI.G. 750ml
1286円税込み
ルーマニアのワインを扱うのは、思い出せないくらい久しぶりです(笑)。その間EU に加盟したり、ワインの法規も変わっていますから、ちょ
っとお勉強が必要(笑)。
国土のほとんどでワイン生産が行われているルーマニアは大きく7の生産地方に別れます。そのなかに37のD.O.C. (EU 法のA.O.C.)と12の
I.G. (EU 法のI.G.P. )が制定されています。
このドメニイレ・サハテニ(インポーターさんの資料ですとドメーニレ・サハティーニですがヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック』の表記を優先します)は2003年に女性醸造家アウレリア・ヴィシネスクさんにより創業。
ワインナリーはブカレストの北ムンテニア地方のデアル・マーレ地域のミジル村にあります。畑はカルパティア山脈の南の緩傾斜の平原。いかにも日照に恵まれ、水捌けの良い好立地。実際、緯度はフランスのローヌと同じ、気候はブルゴーニュに似ているとか。
どうやら美味しいピノ・ノワールの匂いがしてきました(笑)。
このワイン飲んでみると、香りがとにかく美しい!ラズベリーやこけももなどの冷涼な産地のピノ・ノワールのニュアンスがとても上手く出ています。複雑さもあり、チャラいネゴスのブルゴーニュのピノ・ノワールは目じゃない(笑)。
醸しは10日ほどと短めながら酸やタンニンはしっかり抽出されていて、ストラクチャーはしっかりしています。作柄の良いオット・コートかサヴィニやショレイ・レ・ボーヌを想わせる味わい。でもブルゴーニュの湿った腐葉土のようなニュアンスではなく、もっと乾いた感じかな?スパイシーさや樟脳っぽさも若干ありますね。ピンと背筋を立てたような筋の通ったクラシックさがよろしい(笑)。どうやら数少ないピノ・ノワールの栽培適地のようです(笑)。
それにしてもこの価格でこの質を実現したのは驚きです!将来ブルゴーニュの牙城を崩すのでは?これから先を見守りたい産地、ワイナリーです。
●ピノ・ノワール 2015年 カーブ・サン・ヴェルニ フランス中央部 赤 I.G.P. ピュイ・ド・ドーム 750ml 1681円税込み
フランス中央部オーベルニュ地方のI.G.P. ピュイ・ド・ドーム。ミネラル・ウォーター ヴォルビックの産地と言えばピンときますね(笑)。マスキューでも最近の注目の生産地域です。雨が少なく寒暖差が大きいことからワイン産地としてのポテンシャルの高さは誰もが認めるところですが、内陸部なので交通の便が悪くワイン産地として脚光を浴びたのはつい最近です(笑)。
このワイン、以前マスキュー試飲会で好評いただきましたガメイ・ド・ベルニュの産地で造られるピノ・ノワールです。
ボジョレーのガメイ種の亜種ガメイ・ド・ベルニュから出来る肉厚で芳醇な赤ワインはとても魅力的でコスト・パフォーマンスに優れています。ピノ・ノワールもガメイと兄弟品種ですからピノ・ノワールの産地としても有望ではないかと期待し探していたところ見つけました(笑)。
ブルゴーニュのピノ・ノワールほど香りは立たずガメイ・ド・ベルニュに似た滑らかで芳醇なタンニンの質感があります。ただ基本的にワイン自体が濃く、味わいに無理がありません。出っこみ引っ込みが無く、オーベルニュのピノ・ノワールってこんな感じなんだなと納得出来ます(笑)。
液体としてのピノ・ノワールの旨味を実感出来る質の高さがあります。
●ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット フランス ブルゴーニュA.C. 赤 750ml 2700円税込み
数少ないクラシック・ブルゴーニュの作り手、ドメーヌ・ド・ラ・プレットのバックヴィンテージです。このドメーヌのワインはほとんどがフランス国内とヨーロッパ域内で消費されてしまいます。
ワインは、抽出の時間が短いクラシック・スタイル。このため色は薄いのですが、ふっくらとして奥行きがあり、液体の滋味深さはさすが!今風の真っ黒いブルゴーニュに慣れた方はきっと驚くこと請け合いです(笑)。
美しさがあります。
今時なかなかお目にかかれないブルゴーニュの美点があるのです。
〇『エキスプレッション・サヴァニャン・フローラル』2011年 ドメーヌ・グラン フランス 白 コート・デュ・ジュラA.C. 750ml 2730円税込み
フランス内陸部ジュラの在来品種サヴァニャン。ヴァン・ジョーヌなどの酸化熟成ワインで有名ですね。ところでこのワインはそんなサヴァニャンを使ったドライなワイン。サヴァニャンの良さを伝えようとした新たなアプローチです。
味わいは驚き。今年一番の発見でした(笑)。
以上6本となります!
10月28日(金)は17時~20時30分、29日(土)は11時~20時30分までとりおこないます。
皆様のご来店お待ち申し上げます。
桝久商店 岡本利秋・昭子
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驚かされました
Oct 22, 2016 by weblogland |先日ブログで紹介させていただいたコート・デュ・ジュラの白ワインです。ヴァン・ジョーヌなどでよく知られるサヴァニャン100%で造られたワイン。これは酸化熟成ではなく通常のスティル・ワインでした。
サンプルで取り寄せたワインなのですが。美味しくなかったら後日談はないと言っていたワインです(ゴメンナサイ。)。
もちろん経験したことのない美味しさなのですが、いままでイメージしていたサヴァニャンとは大違い(笑)。実にフローラルで複雑。ストラクチャーもグレート。ブラインドで飲んだらまず間違いますね(笑)。とても単一品種とは思えませんでした。ビックらこきました(笑)。
感激してあれこれ調べたのですが、まるっきり解らない(笑)。生産者のドメーヌ・グランは全く手がかりなし(笑)。ホームページもあっさりしたもの(笑)。よく解りません?
媚びない孤高の生産者発見!
もちろん今月の試飲会にお出ししますから期待してくださいね(笑)。
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これなーんだ?
Oct 22, 2016 by weblogland |これなーんだ?
ルーマニアのピノ・ノワールでございます(笑)。
ラベル・デザインも独特で、どこの国か解らない(笑)。でもですね、美味しいんですよ!ブルゴーニュとは趣はちょっと違いますが、ニュー・ワールドみたいに無理したところがない。とてもナチュラルで、こういうピノ・ノワールもあるんだなと納得させてくれます。ルーマニアというと、もともとヨーロッパ系葡萄の原産地でもありますから、ワイン造りには基本的に無理がない。緯度はローヌやブルゴーニュと変わらず、雨も少ない。このワインの生産地区はブルゴーニュに似た気候だとか。
飲んでみると、ワイン界のオールド・ワールドの逆襲を予感しますよ(笑)。
もちろん今月の試飲会にお出ししますから、期待してくださいね(笑)。
お値段も驚きの価格です(笑)。
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面白いピノ・ノワール
Oct 17, 2016 by weblogland |バタバタしながらもサンプル取り寄せたり、試飲したりと活動はしてました(笑)。そんな中面白いピノ・ノワールを見つけちゃいました(笑)。
フランス中央部オーベルニュのピノ・ノワールなのですが、中々の出来映え。前のヴィンテージ2014年を試飲した時は、まあまあくらいの印象でしたが、今回2015年を飲んでみて好印象。オーベルニュらしいタンニンに質感のある良品。まあ、ブルゴーニュのピノ・ノワールほど香りは強くありませんが、ワインとしてのバランスが良く、味わいはかなりしっかりしており、クリュ・ボジョレーの良品クラスの価値はあります。コスト・パフォーマンスも良し!
これ今月の試飲会で使う予定でございます(笑)。
週明けにインポーターさんの在庫確認しとこ。コンティ・ゼッカの二の舞は困りますからね(笑)。
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次は何を探しましょう
Oct 16, 2016 by weblogland |参りました!
先月のマスキュー試飲会で人気のイタリア旨安ワイン プーリアのコンティ・ゼッカが造る白ワイン ドン・マルツィア2015年と、赤のトレ・グラッポリ2015年が完売してしまいました。
このワイン、インポーターさんの試飲会で見つけてシメシメと思っていましたが(笑)、他にもシメシメと思った人が沢山いたようです(笑)。
あっという間に無くなったそうです。
マスキューも売れると踏んで少し余分に在庫しましたが、間に合いませんでした。残念!やはりあの価格であのクオリティーですから、みんな飛びつきますね(笑)。次回の入荷は12月予定とか。
さあ、次は何を探しましょう(笑)?
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サンセールのロゼ-あのパスカル・コタ
Oct 11, 2016 by weblogland |大日本ロゼ・ワイン普及協会会頭のK さんがマスキューにご来店されました。たまたま、取り寄せたロゼのサンプルが来ていました。ただし
、このロゼちょっとお高い(笑)。家内ともども『1本しか取り寄せなかったけど、いつ飲もうか?簡単には開けられないよね。5000円もするロゼを開けるには勇気が必要(笑)。』
そんな中に会頭のご来店です(笑)。
会頭「おっ!このロゼなんですか?」
会長(家内)「へへへ(笑)。実はサンセールのロゼです(笑)。あのパスカル・コタのものです。」
会頭「おー!でも、ラベルにはヴァン・ド・ターヴォラって表記してますね?」
理事長(私)「実は行政当局から畑の一部を公共駐車場にするために供出を要請されましたが、それを断ったためにA.O.C. 指定を外されたようです(笑)。行政の嫌がらせですか(笑)。」
会頭「このロゼ、セパージュは何ですか?」
会長「ピノ・ノワールで直接圧搾法で造られてます。」
会頭「じゃあ、高いのかな?しかもコタだし(笑)。」
理事長「お察しの通り(笑)。5000円くらいします(トホホ)。」
会長「一度飲んでみようと思って取りましたし、ちょうど会頭もいらっしゃったし、この際飲んでみますか(笑)?どうせマスキューじゃ売れないでしょうし(笑)。」
理事長「(しぶしぶ)賛成!(笑)。」
会頭「おー!甘いですな(笑)。しかも、残糖の甘さじゃないよね。」
理事長「酸の分量もスゴいけど、全く暴れていない!有り様は貴族的(笑)。」
会長「えっへん(笑)!でも、コタの白ワインのようなトロリとしたイメージじゃないのが意外だったかな?」
会頭「羊の皮を被った狼?狼にしてはエレガント過ぎるかな(笑)。背後に潜む物が想像できないほどだね。」
理事長「これってまだピノ・ノワールらしさは出てないけど、時間がたつと出てくるんだろうな。」
会長「ビルカール・サルモンのロゼ・シャンパンにスタイルが似てるよね。あれも直接圧搾法だし。」
会頭「長期に熟成しそうなロゼだね。こんなのは初めて経験しましたよ。」
インパクトありました(笑)。
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コート・ド・ジュラのサヴァニャン2011年
Oct 08, 2016 by weblogland |コート・ド・ジュラのサヴァニャン2011年です。
詳しいことはまだ何も調べていません(笑)。家内がちょっと調べたところ生産者のドメーヌ・グランはどの本にも載ってない(笑)。
酸化熟成したサヴァニャンであろうことしか想像できませんね(笑)。
美味しかったら後日お知らせしますし、とても良ければ試飲会で皆さんにご紹介するかも?ダメだったら何も語りませんから、お察しくださいね(笑)。
勘が働いて取り寄せただけですから、当たるも八卦当たらずも八卦なのです(笑)。ちなみにジュラ好きの家内はかなり期待しておりまする。
さて、どうかな(笑)?
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レスタンク・ド・ビバルノン2010年です!
Oct 07, 2016 by weblogland |これなーんだ?
レスタンク・ド・ビバルノン2010年です!
バンドールのスーパースター シャトー・ビバルノンのセカンドです。
『セカンドぐらいで威張るな!』なんて言わないでくださいね(笑)。
そりゃあ、トップ・キュヴェを扱いたいのはやまやまですが、いかんせん高すぎる。かといって、たまには良質のバンドールを飲みたい!バンドールの豊潤なムール・ヴェドルは比べるものがないワイン。
前回の販売は2005年。そして今回は2010年。あれから5年は経ちましたか(笑)。
実は、自分が飲みたいから入荷させました(笑)。バレバレですか?
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ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット届きました
Oct 06, 2016 by weblogland |ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット
あれ?ラベルが違いますね。まあ、よくあることですか(笑)。
いわゆるブルゴーニュA.C. 表記なのですが、インポーターさんは畑がヴォーヌ・ロマネ村中にあることを熱烈アピールしています(笑)。
今ではかなり緩い規格となったブルゴーニュA.C. 。なんたってボジョレーからシャブリの北まで網羅していますから、そうなっても無理はない(笑)。価格もピンからキリまで、味わいもなかなか満足いくブルゴーニュ・ルージュは少ないですね(笑)。
そんな昨今、こんなワインがまだあるのは奇跡的(笑)。ラベルに赤字で書いてある『ラ・コルヴェ・オ・プレートル』は畑名。ブランド名ではありません。割りと自分で勝手に名乗ることが出来ますが(笑)、造りの規格は1級に準じなくてはなりません。今では一般にブルゴーニュA.C. の規準収量は60hl で畑名が入ると55hl となるようですが、このワインはそう緩くなる前と同じように造っています。この点秀逸で極めて良心的なのです。
飲めば解るはず(笑)!なのです。
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ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット再入荷
Oct 04, 2016 by weblogland |嬉しい再入荷のご連絡です(笑)!
ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2009年 ドメーヌ・ド・ラ・プレット
が明日マスキューに届きます。
気になるお値段は前回と同じ2,700円税込み予定です。
まさかまさかの再入荷です(笑)。
今ではなかなかない全房発酵のクラシック・ブルゴーニュです。2009年といえど、まだまだ余力充分な生命力(笑)。薄旨くて強い古典的なブルゴーニュのピノ・ノワールなのです。
インポーターさんから昨日再入荷のファクスをいただき、速攻注文(笑)。とりあえず24本はいただけました。前回はスタートダッシュに遅れ(笑)、12本のみの入荷でしたから、あっという間に完売。冷や汗ものでした。
インポーターさん曰く、今回の入荷は最終ということなので、お見逃しなく!
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アパッシメント、リパッソなどあの手この手で濃く造ったワイン・セット の危機
Oct 04, 2016 by weblogland |なくなっちゃいました!
モンテ・デル・フラのリパッソ2013年です。
クラッシコ・スベリオーレだけあってかなり美味しいんです。インポーターさんのご厚意で安くお出ししてましたが、何時までもそうは問屋は卸さない!ってことでして…。
さらに困ったことに『アパッシメント、リパッソなどあの手この手で濃く造ったワイン・セット』の販売も停止しなくてはなりません。リパッソが入っていますからやむおえません。実はこのセット、私の悪のりから作ったものですが(笑)、同好の士が思った以上におられたようで今マスキューのセット販売の中で欠かせないものになっています。
まずい!
リパッソに代わるワインを探してセットをリニューアルするか、インポーターさんに泣きついてリパッソを継続してもらうか、このニ択しかありません。急いで再開するようにしますので、しばしお待ちくださいね。もちろん試飲してから決めますからちょっと時間はかかりますが、お許しを!
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