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Written on 2018 04

明日明後日はマスキュー試飲会です!201804

Apr 27, 2018 by weblogland |
さて、明日明後日はマスキュー試飲会です!
今回試飲会とは別のメインテーマ(笑)。タリケ『マルセラン』の大特売のために棚を導入しました。わざわざ購入した訳ではなく、たまたまいただきました(笑)。

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これも何かの縁と考え、タリケの大特売用の棚として使わせていただきました(笑)。
そうそう、『マルセラン』だけではなく、白の『クラシック』も980円税込にて大特価販売いたしますからこちらもお見逃しなく!

明日が楽しみです(笑)。

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マスキュー試飲会のラインナップよーやく並びました(笑)!201804

Apr 25, 2018 by weblogland |
はぁー、よーやく並びました(笑)!
今月4月27日、28日のマスキュー試飲会のラインナップです(笑)!

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こうして眺めていると、真ん中に3本揃いのケットマイヤーのワインはカッコいいですね(笑)。全部種類が違うパターンより、まとまって見えますね(笑)。実際ケットマイヤーはどれも美味しくてコスト・パフォーマンスに優れていますが、一番何が売れるかなぁ?知名度から言えばシャルドネなんでしょうが、蓋を開けるまでわかりません(笑)。

あー、当日が楽しみです(笑)!

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桝久 試飲会のラインナップ決まりました! 201804

Apr 24, 2018 by weblogland |
今月はメインになるのはイタリア・ワイン!

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まずは、この時期美味しい大人のラムネ味の白ワイン(笑)。マスキューの大定番。炭酸ガスはありませんが、爽やかでよろしいかと(笑)。
〇ピノ・グリージョ オーガニック 2016年 カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ
イタリア 白 ヴェネト デッレ・ヴェネツィアI.G.T.750ml 972円税込み
ヴェネトの名門サルトーリが造る斬新なピノ・グリージョ。サルトーリは日本ではソアヴェやピノ・グリージョのブラッシュが有名です。どちらかと言えば低価格帯に強いワイナリーです。

このワイン、ラムネの香りがします。あと、ピノ・グリージョらしい延びのある酸。そして何よりも適当に薄いことが良いのです(笑)。

何故ならば、ビールのようにうんと冷やして飲むには最適だからです。

暑い夏場には飲むと生き返るような清涼感。アルコール度数も12%を若干下回る程ですから、ごくごく行けます(笑)。夏場のT.P.O.にはまれば100点満点のワインです!
うーん。

斬新かつ懐かしい!

ワインの液体濃度とラムネのようなフレッシュな酸の危ういバランス 薄いが水っぽくなく、かといってべたつかない舌さわりは、暑く湿気た日本向き。上等ではありませんが、実に美味しい。

大発見なのです(笑)。

発泡性ではありませんが、ラムネや三ツ矢サイダーに刷り込まれた嗜好を好む中高年向きです(笑)。

あと同時にリリースされたシャルドネにも同様なラムネのようなニュアンスがありますが、ピノ・グリージョの方が明瞭です。品種由来というよりは造りに由来しているようです。収穫期が原因のような気がしますが…。

ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデにも似たような…。

好奇心がくすぐられます(笑)。


今回唯一のフランス・ワイン。マスキューお馴染みのドメーヌ・バサックのルイさんが造るカベルネ・フラン100%の赤ワイン。待ちに待っておりました!
●カベルネ・フラン 2016年 ドメーヌ・バサック フランス ルーション 赤 コート・ド・トングI.G.P. 750ml 1749円税込
ドメーヌ バサックはラングドックの平野部のピュイサリコンという小さい村にあります。なんでも150年前まではマールを生産していたそうです。鉄道の開設により、遠方へのワイン販売が可能になり、ワイン生産を開設したそうです。

ワインの醸造貯蔵には、なんと、その当時つくられた木製の大樽を使っています。あまりにも古臭いなんて思わないでください。暖かい地域のワインは、大樽でゆっくりと熟成させることで円やかさをワインに与えることが出来るのです。

そしてそれは、衛生面でかなり気をつけている証拠でもあります。(なんたって150年間木樽を使い続けているのですから)

実際に畑は有機栽培が行われているにもかかわらず、とても綺麗です。除草剤などの農薬を使わないため、有機栽培を行なうと下草が生えて、それを抜く手間が大変なのです。(手を抜くとすぐに畑は雑草で覆われます。)

樹齢の高いブドウ樹から丹精をこめてワインがつくられています。

現在は1989年生まれの9代目ルイさんが主になってドメーヌを切り盛りしています。マスキューではルイさんに代が変わる前からドメーヌ・バサックを扱っていますが、ワインの質が確実に良くなっています。今までは自然に有機栽培をしていたような感じだったのが、意識が高まり更に品質の向上に努めている変化があります。キメの細やかさ、ムラのない濃度感、広がりと奥行き。グレードが上がっています。代替わりで失速するドメーヌが多いなか、きっとルイさんは素晴らしい跡取りなのでしょうね(笑)。このまま行けば南フランスのスターになるはず。

現在マスキューの扱いは『ジュテーム』
カベルネ・フラン40%、グルナッシュ40%、シラー20%のセパージュ。新樽で10ヶ月の樽熟成されるもの。このワインのカベルネ・フランの良さに惚れた我々はルイさんにカベルネ・フラン100%のワインを造るように猛烈アタック(笑)。この性かどうだか解りませんが(笑)、この度待望のカベルネ・フランのリリース!
森の下草の中に生えているようなラズベリーのニュアンスはまさにカベルネ・フラン。南フランスらしい甘さ豊かさと両立している様は白眉(笑)。構造もしっかりしていますから、崩れない頑強さ。造りの良さ由来の伸びやかさとバランスの良さは信頼出来るもの。
前にも書きましたが、南フランスの赤ワインって、濃くて甘くて飲みやすいのですが、基本ワン・パターンになりがち(笑)。過熟したプルーンのような黒い果実味にスパイシーさが加わったこゆいものばかり(笑)。(あー、また余計なこと言っちゃいました。)。それにどうでもイイ尾ひれをつけて、持ち上げるジャーナリスト。(またまた言っちゃいました。)大事なのは品種の特徴と明瞭な果実味、そして独自性。このワインにはこれがあります!願わくば、バサックがこのワインで歴史に名を残すことを!


さてさて、今回のメインテーマ イタリア北部アルト・アディジェのケットマイヤー祭りの始まり始まり(笑)!
〇ピノ・グリージョ 2016年 ケットマイヤー イタリア アルト・アディジェ‐ジュートチロルD.O.C. 750ml 1980円税込
イタリア最北部のワイン産地アルト・アディジェ‐ジュートチロルD.O.C.。トレンティーノ‐アルト・アディジェ州に属していますが、トレントを中心とした南のトレント県とボルツァーノを中心とする北のボルツァーノ自治県に別れます。また、北のアルト・アディジェはドイツ語表記のジュート・チロル‐南チロルと言われ、民族的・文化的にはドイツ語圏。過去オーストリアに編成されたりした複雑な国境地域です。

ケットマイヤー社は1919年にジュゼッペ・ケットマイヤーにより創業した家族経営のワイナリーです。1981年にカ・デル・ボスコを傘下に持つサンタ・マルゲリータ・グループに属することとなりました。自社畑も持ちますが、『ケットマイヤー醸造所』の名の通り、長く付き合いのある契約農家からも葡萄は調達しているようです。この点共同組合的なのですが、出来上がったワインの質の高さは共同組合のレベルをはるかに凌ぎます。小規模生産者が多く、しかも栽培に多大な尽力を要する彼の地の特殊性。厳しい自然環境の中それを成し遂げる勤勉なゲルマン人気質。こうしたすべての結晶なのです。

このワインはピノ・グリージョ100%。シャルドネと比べると青リンゴのグリーンのニュアンスがより強く感じます。強い酸に折り合うように、ピノ・グリージョらしい旨味甘味がしっかりあり、高度なバランスが取れています。全体の大きさとして訴求しています(笑)。さすがケットマイヤー!なのです(笑)。


〇シャルドネ 2016年 ケットマイヤー イタリア アルト・アディジェ‐ジュートチロルD.O.C. 750ml 1980円税込

このワイン、冷涼さと糖度の高さが両立したシャルドネ。シャルドネらしさはシンメトリーで美しく、素晴らしい広がり。全体のバランスの良さ、頑強さは有りそうでないレベル(笑)。青い青リンゴを思わせるグリーンのニュアンスは冷涼さを想像させますが、タップリのミネラルと酸、そして多量のグリセリン由来の甘さは良質の証。熟成にステンレス・タンクと木樽を使うところにバランスの良さの秘訣がありそうです。酸との折り合いを良くするための技だと想像します(笑)。
つまらないシャブリの1級飲むよりよろしいかと(笑)。あっ、余計なこと言っちゃいました(笑)。

●ラグレイン 2016年 ケットマイヤー イタリア アルト・アディジェ‐ジュートチロルD.O.C. 750ml 1980円税込

これはアルト・アディジェの葡萄畑でも比較的標高の低いところで栽培された地場品種ラグレイン。ファットな土壌を好むとか。ワインは基本的にタイト。かといって痩せてはいない(笑)。香りはプンプンしませんが(笑)、スミレっぽさチェリーのコンポートのような香りが美しく広がります。ケットマイヤーのワインに共通な頑強さがでしゃばらない点秀逸。熟成には伝統的な大樽を使うことで全体のバランスがとれていますね(笑)。タンニンを過剰に抽出しなくても旨味で勝負できる赤ワインを造れるのが彼の地の特徴と、納得出来るのです(笑)。


トリはトスカーナの大物!
●ベッカチャイア 2009年 パクラヴァン・パピ イタリア 赤 I.G.T.トスカーナ メルロ 750ml 3515円税別

トスカーナの海岸部 リヴォルノの南に位置するD.O.C.モンテスクダイオ。最近の新しいD.O.C.かと思っていたら 1976年認可の比較的古いD.O.C.でした(勉強不足でした。)。モンテスクダイオは赤、白、ヴィンサントを産出。赤ワイン用にサンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ 白ワイン用にシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルメンティーノなどが植えられています。

パクラヴァン・パピは標高200mほどの山中に15ヘクタールの畑を所有しています。畑の周囲は原生林に囲まれており、他所の影響が及ばない絶好の立地。自然な栽培が可能なのです。(そういえばルカ・ダットーマも後に似たようなことしてましたっけ?)オーナーのパクラヴァン氏は1988年に植樹を開始。その後サッシカイアのテヌータ・サングイドで醸造を担当していた女性エノロジスト グラツィアーナ・グラッシーニ氏を招いてワインを造りはじめました。

このワインは1999年にフランス・クローンのメルロを2ヘクタールに植えた区画から造ったもの。湖水性の粘土に火山性の礫岩が混じる独特の土壌。やはり粘土質にはメルロかな(笑)?新樽と古樽のバリックで15ヶ月の熟成を行います。
もう10年近く経っていますから、抜栓直後はなめし革のような還元臭がします。ほどなくしてそれが消えて口に含むと、以外に軽い?そしてゆっくりと液体の密度感が上がるように開き始めます。その様はまさに圧巻。幾重にも折り重なるタンニンと酸。巨大さに息を飲む見事な出来映え。最近飲んだプピーユのアーティピックのようですね(笑)。
怪物級のグレート・ワインです(笑)。
そうするとこの価格は安い!かと。
ざらに飲めないレベルのワインなのです。

以上6本。
4月27日(金)は17~20時30分
4月28日(土)は11~20時30分
いつも通り行っております。
皆様のご来店お待ち申し上げます。

桝久商店 岡本利秋・昭子

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タリケのロゼ・ワイン『マルセラン』が急遽大特売となります!

Apr 22, 2018 by weblogland |
皆さん!
急告です!

タリケのロゼ・ワイン『マルセラン』が急遽大特売となります!

現行1697円税込で販売させていただいておりますが、来週の水曜日から、なっ、なっ、なんと “1,000円税込” にて大特価販売させていただきます!

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う~ん。

この価格、通常我々が仕入れる価格より安い!

何故?

タリケの日本代理店が急遽変更になったため、前のインポーターさんが在庫を処分。新しいインポーターさんは『マルセラン』を扱いませんから、同時にこれが『マルセラン』の飲み納めとなります。
大日本ロゼ・ワイン普及協会としてはあの美味しい『マルセラン』を皆さんに沢山飲んでいただけることはとっても嬉しいのですが(笑)、もう日本に来ないことは断腸の思い。
来週の水曜日4月25日より販売開始となります!
お見逃しなく!

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ケットマイヤーのラグレインのロゼです!

Apr 20, 2018 by weblogland |
ふふふ(笑)。
今、来ました!
何が?って。
ケットマイヤーのラグレインのロゼです!

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色が濃いですね(笑)。どちらかと言うと暗いかな(笑)。ボジョレー・ヌーボーより濃いかも(笑)。
あの緻密なラグレイン 赤ワインを造る工程で葡萄果汁を先に抜いて造った、いわゆるセニエ法故ですね。いかにもフル・ボディーのロゼ・ワインを連想させます(笑)。
さぁて、何時飲もうかな(笑)?
もう頭の中は『旨いに決まってる!』(笑)
。『不味い訳ないだろう!』(笑)。を通り越し、『どれだけ美味しいんだろう』にエスカレートしております(笑)。
人はこれを妄想と言いましょうが、私にとっては確信なのです(笑)。
もう止まらない(笑)。

まだ飲んでないんですけどね(笑)。

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ケットマイヤーのシャルドネとラグレイン

Apr 20, 2018 by weblogland |
う~ん。
ケットマイヤーのシャルドネとラグレイン美味しいですね(笑)。さすがアルト・アディジェを代表する生産者だけありました(笑)。インポーターさんの資料に目を通すと、なっ、なんと!ラグレインのロゼもラインナップにあるじゃございませんか!これを扱わなかったらマスキューの恥(笑)。大日本ロゼ・ワイン普及協会の名折れです(笑)!

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早速インポーターさんに問い合わせると
私「もしもし、いつもお世話になっております。ところで先日試しにいただいたケットマイヤーのワインとても良かったです。ところでラグレインのロゼもあるんですね?」
インポーターさん「はい。ありがとうございます(笑)。是非ケットマイヤーを広めていただきたいです!ただ、ロゼは数がとても少なく、今回のセールには出せませんでした。ごめんなさい。」
私「あー、そーなんですか。何本あるんですか?出来たら試飲会で使いたいんですが?」
インポーターさん「え~と。折り返してお電話しますね。」
しばらくして
インポーター「先程は失礼いたしました。実はラグレインのロゼ、今本社の倉庫にはなくて、支社に6本だけありました。申し訳ございません。」
私「そーですか。その数ではマスキューの試飲会では使えませんが、マスキューの趣味としては必要なので(笑)、6本だけでもいただけますか?」
そんなこんなで6本だけわけでもらいました(笑)。
おそらくセニエで造ったフル・ボディーのロゼのはず!旨いに決まってる!
後先考えてる場合ではありません(笑)!

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またまたサンプル取り寄せました!

Apr 17, 2018 by weblogland |
ふふふ(笑)。
またまたサンプル取り寄せました!

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実は先週取り寄せたサンプルはスカ(笑)。
期待が大きかっただけにガッカリ感もでかかった(笑)。
もう試飲会まであまり時間がありませんから、これだったら大丈夫であろう!というところでまたまたサンプル取り寄せました(笑)。
真ん中の二本はイタリア アルト・アディジェの名門ケットマイヤーのシャルドネとラグレイン。どちらも良かったです
(笑)。バランス、旨味、凝縮感、間違いないワインでした。
向かって右は南フランスのドメーヌ・バサックのカベルネ・フラン100%のもの。
バサックがようやくフラン100%のワインをリリースしてくれました(笑)。南フランスらしいタップリ感と目の覚めるようなフレッシュな果実味が両立してます。さすが!
一番左の傾いたワイン(笑)はトスカーナのパクラヴァン・パビィのベッカチャイアの最上級銘柄。メルロ100%のグレート・ワイン。エレガントに仕上がっていますが、言葉を失う出来映え。感動ものです(笑)。
さあ、問題は幾らで売るか?のみ(笑)!
いくら美味しくともバカ高いものはケチなマスキューには似合わない(笑)。

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マルセランが輸入されなくなりました!

Apr 17, 2018 by weblogland |
う~ん。
とっても残念!
マスキューのど定番、我々の大好物でもあるタリケのロゼ・ワイン『マルセラン』が輸入されなくなりました!

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実はこの4月に代理店がアグリさんからサッポロさんに移りました。タリケを一生懸命に販売しているマスキューにとっても一大事。そこでサッポロさんに問い合わせると、『マルセラン』の扱いはしないとのこと。

えー!

タリケにとってはどこの代理店と組むかは戦略上とても大事なことなのは解りますが…。あんなに美味しいロゼ・ワインを取り扱わないとは!やっぱりあまり売れないロゼ・ワインは扱いたくないのかなぁ?
大日本ロゼ・ワイン普及協会としては断腸の想いなのでございます。
さあ、次探さなきゃ(笑)!
在庫限りですから、品切の節はお許しを!

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モンテチーノ・ロッソのパッシート

Apr 05, 2018 by weblogland |
はぁー、着きました!
何がって、モンテチーノ・ロッソのパッシートです(笑)。

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先日の試飲会でまさかまさかの完売。事前に準備した数で十分間に合うだろうという予想を見事裏切り(笑)、急遽再発注したもの。
甘いワインは敬遠されがちの昨今。猫も杓子も辛口、辛口とのたまう(笑)。食事には甘くないワインが好ましいのは良くわかりますが、排除するのもどうかと(笑)。パッシートの強烈な甘さは辛口の建前を吹き飛ばし、飲み手のDNAを覚醒させます(笑)。理由はいらない!甘いは旨いのです(笑)。生存本能は騙せません!まあ、毎日は飲めませんが(笑)。

あと、ふと思ったのですが、パッシートに似た赤ワイン アマローネなのですが。高過ぎる!
う~ん。
一桁違うような気がしませんか(笑)?

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桝久 試飲会レポート 後半201803

Apr 03, 2018 by weblogland |
さてこれより第二部の始まり始まり(笑)。

〇アルバーナ・ディ・ロマーニャ 2013年 ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 1527円税込み
「このワインだいぶ飲んだなぁ(笑)。いつも美味しいんだよね(笑)。」
「ラベルに描かれている『A』の文字が
分かりやすくてイイ。名前覚えてなくても『A』でわかる(笑)」
「え~と、なんだっけ?『A』、『A』でオッケーだもんね(笑)。」
「プピーユのあとだけど影響ないよね(笑)
。飲みやすいから気づかないけど、わりと濃くて酸もある。」
「しっかりしてるよね(笑)。クリーム使ったパスタなんか良く合うかな。」
「オリーブオイルやトマトも大丈夫だよ(笑)。」
「特別な癖もないし、かといって充実してる。上質なデイリーワインなんだよね。

私「アルバーナ・ロマーニャって高級なカテゴリーのワインじゃありませんが、このモンテチーノ・ロッソは最良かと(笑)。
いつも安定して美味しいのです(笑)。」
家内「迷った時にはコレ!間違いません(笑)。」



〇『コドロンキオ』2012年 アルバーナ・ディ・ロマーニャ ファットリア・モンティチーノ・ロッソ イタリア エミリア・ロマーニャD.O.C.G.白 750ml 3240円税込み
私「前のワインを二週間ほど収穫を遅らせたのがこの『コドロンキオ』です。果皮に貴腐菌が着きます。」
「灰色のカビみたいのがくっついている(笑)。」
「収穫を二週間遅らせるとどうなるんですか?」
家内「葡萄の糖分が高くなります。貴腐菌は果皮について葡萄果の水分をより乾燥させます。あと独特の風味がつきます。

「へぇー、確かに濃い(笑)。あとより甘く感じますよね。」
「アーモンドみたいな苦さもあって複雑。
前のワインと同じものとは思えない(笑)は」
私「『コドロンキオ』の方は10%ほど木樽熟成していますから、クリーミーな複雑さが加わります。」
「『コドロンキオ』はいかにも高級な味わいだよね(笑)。でもたった二週間でデイリー→高級に早変わりするんだ(笑)。」
「マスキューさん!『コドロンキオ』はホントに辛口なんですか?どうしても甘く感じる?」
私「はい。甘く感じますよね(笑)。でも残糖分は2.5g/Lです。甘く感じるのはアルコール発酵の際にできるグリセリンや酸あと木樽由来のバニリンです。」
「へぇー、辛口なんだ!」
家内「ギリギリ辛口に仕上がる糖分に達すると収穫しているんですね。ただ科学的にそうすると言うより、毎年の積み重ねで経験的にそうできるような感じですよね(笑)。」
「マスキューさん!貴腐菌ってリースリングやシャルドネにつくんですよね。」
私「はい。良くご存じで!収穫期に霧が発生するようなところで着くようです。貴腐菌はボトリティス・シネレアと呼ばれわりとそこら中にいます(笑)。雨等が多い時には灰色カビ病となりますから、基本的には敬遠されます(笑)。」
「そうすると上手く貴腐ワインとなるのは
特殊なテロワールが必要なんだね。」
「モンテチーノ・ロッソは特殊なんだね(笑)。」
「普通の辛口も良し、貴腐のついた辛口も良し、そしてそれを陰干しした甘口も良しなんだな(笑)。一粒で三度美味しい(笑)
。恵まれた条件だよね(笑)。」
「そーだよね。同じ葡萄で3種類のワインを造れるって効率的だよね(笑)。」
私「左様でございます(笑)。経済効率も宜しいかと(笑)。」
家内「地に合って無理も無い。優位性を感じますよね(笑)。」
私「個人的にはこの『コドロンキオ』を飲みながら、上等のモンブラン・ケーキをいただくのが私の至福の時でございます
。もちろん栗はイタリアの大きな栗が宜しい(笑)。」
「なるほど!栗の渋みが貴腐のニュアンスに共通しますね(笑)!」
私「それはそれは美味しゅうございます(笑)。」

〇アルバーナ・ディ・ロマーニャ パッシート 2011年 イタリア エミリア・ロマーニャ 白 デザート・ワイン 500ml 3240円税込み
「コレだなぁ。順番を狂わせたのは(笑)!

「『コドロンキオ』も色は濃かったけど、
これはもはや褐色(笑)。」
家内「飲み頃です(笑)。」
私「これを飲むと後戻り出来ませんから、一通りティスティングし終わってからじっくり試してくださいね(笑)。」
「うわっ。ハチミツ飲んでるみたい(笑)。

「あれ?たしかにハチミツ飲んでるみたいなんだけど、後味がベタつかない(笑)。余韻が長くて美しい!」
「ハチミツはハチミツなんだけど、色んな
ハチミツ(笑)?」
家内「赤、黄色、白い花のハチミツのニュアンスを感じますよね(笑)。」
私「あとピールを含んだオレンジやチョコレートっぽさ。深みがあります。」
「カナダのアイス・ワインも強烈なハチミツっぽさがあるけど、これは在り方が違うな。複雑だよね。」
私「流石でございます(笑)。貴腐がついているのとついていないものの差です。一度世界ソムリエ大会の決勝のブラインド・ティスティングにそれが出ました(笑)。ちゃんとした貴腐をあまり飲んでいないのでほとんどの選手は外しましたっけ(笑)。あなたは外しませんでしたね(笑)。」
「僕はソムリエ大会のファイナリスト並み(笑)?」
私「左様で!(笑)」
「以前試飲会に出たヴィン・サントと共通してますよね(笑)。」
家内「リカーゾリのヴィン・サントでしたね。あれも良かったですね。」
私「開けてから1年経っても飲めましたっけ(笑)。」
「これも?」
私「長く置くとトップ・ノーズは無くなっていきますが、丸味は増して美味しいですよ(笑)。このパッシートもサランラップで口をふさぎゴムで止めておけばかなり持ちます。冷蔵庫に入れて置けばイイかな(笑)。」
「私、個人的にアヴィニョネーゼのヴィン・サント好きなんですよ(笑)。」
私「あれイイですよね(笑)。でもですねアヴィニョネーゼはヴィン・サントのグラッパに私はトドメを差します(笑)。昔と比べるとちょっと果実味の凝縮感は落ちてきましたが、あれは旨いですよ(笑)。」
「マスキューさん!このワイン隠し味的に
正露丸の不味いところを取り除いたような苦い旨さがあり、それが甘さを下支えしてるような気がするんですが?」
私「鋭いですねぇ!甘さの下にフェノールがありますよね。これは葡萄の種が由来だと思います。種まで溶けてしまった結果だと思います(笑)。貴腐由来の苦さとは別の苦さですね。複雑さに繋がってますよね(笑)。」
「これって水を飲んでも香りが消えない(笑)。だから最後に順番を変えたんですね
(笑)。」
私「おっしゃる通り!最後に飲むべきデザート・ワインです。」
「これだけ飲んでも美味しいけど、何と合わせますか?」
「ハチミツをかけて食べるものだったら何でも行けますよ(笑)。」
家内「あと、スティルトンなんか鉄板かな(笑)。」
「果物にも合いそう。」
私「果物にトリプル・クレームでもかけたら最高(笑)。ハチミツでもイイし(笑)。」
「毎日飲んだら太りそう(笑)。」
私「そーですよね。たまにですね(笑)。しかも大人数の集まりでしこたま飲んだ最後にちょっとだけ飲みたいですね(笑)。」
「これって貴腐ワインのわりに安いですよね(笑)?」
私「『コドロンキオ』の葡萄を1ヶ月陰干しすると1/3くらい水分が蒸発しますから、500mlで同じ値段だと数字は合いますね(笑)。冗談めかしましたが、良心的ですよね(笑)。」
 
本日まさかまさかのパッシート完売となりました!マスキューのお客様のレベル高し!

どうもありがとうございました!

桝久商店 岡本利秋・昭子

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桝久 試飲会リポート 前半 201803

Apr 03, 2018 by weblogland |
まずは新着の白!

〇ボーヴィニャック シャルドネ 2016年 レ・コスティエール・ド・ポメロール 南フランス 白 I.G.P.ペイ・ドック 750ml 1388円税込み
「おっ、飲みやすいね。これ。」
「うんうん。厚みもちゃんとある。でも重くないよね(笑)。」
「フルーティーで飲みやすいね(笑)。」
「バターみたいな感じがする(笑)。」
「とてもシャルドネらしい。教科書に載ってるような感じだよね(笑)。」
私「そーなんです。クリーミーでシャルドネらしい(笑)。でも木樽は一切使っていません。ブドウのアロマだけなんです。」
「ニュー・ワールドやカリフォルニアなんかのシャルドネって樽のニュアンスがくどくて飽きるんだよね(笑)。」
家内「過剰な樽香は飲んだ瞬間えぐさを感じますよね。」
「でもさ、アメリカ人はあれが好きなんだよね(笑)。あれを1本飲む体力は日本人にはないよね(笑)。」
「これだとデイリーに楽しめる。」
「特別濃いとかいう訳じゃないけど、冷やして飲むにはイイね(笑)。これから夏にかけてイイ(笑)。」
「グレープフルーツやバターのニュアンスはシャルドネ(笑)!しかも爽やかで飲みやすい。」
「店長!これマロラクティック発酵をブロックしてますよね?」
私「さすが!その通りでございます(笑)。
この点ちょっといじった感はありますが、こうしないと酸がないのを補えない
っていうことなんでしょうね(笑)。」
「暖かい産地だから、もともと酸が少ないしね。」
「それってどういうことですか?」
家内「アルコール発酵の後に起こる乳酸発酵というのがありまして、この乳酸発酵により酸が減ります。通例20℃を越えると起こりますので、これを強制的に止めることになります。」
「どうやったら止まるんですか?」
私「基本的にはアルコール発酵終了後にSO2を添加します。」
「食品添加物の亜硫酸塩だね。惣菜なんかにも入ってるね。酸化防止剤だよね。」
「じゃあ、安くても無添加と書いてあるワインの方が良いのですか?」
家内「ワインを安定させるにはある程度のSO2は必要です。全く無添加でもワインがSO2を自己生産してしまいます。」
「あの安い無添加ワインは加熱処理したり
高度な濾過をしたりしますので、ワインを逆に殺してしまいます。」
「なるほど、なんでも無添加なら良い訳じゃないんですね?」
私「扱う側からすると、瓶詰め前にほんの少しだけ添加してくれるものが扱い易いのが本音です。」


さて、このあとはモンテチーノ・ロッソの白3連発の予定でしたが急遽変更!
フランスの赤を先にティスティングしていただくことになりました!
だってモンテチーノ・ロッソの最後のパッシートがめちゃくちゃ強いのです。想定外の強さなんです(笑)。今回の試飲会のテーマでもあるモンテチーノ・ロッソの3本比較ティスティングは変える訳にいきまさせんので、赤を先にする事となりました。
今回の試飲会口開けのお客様 茅ヶ崎市のMさんとまず3人で試飲したおり
私「うわー、パッシート凄いですね。
でも後の赤ワイン2本も相当強いですから大丈夫かと(笑)。」
家内「とりあえずパッシートの後に水を飲んで口の中をリセットしてから、赤に行きましょう!」
Mさん「ふぅー。パッシートだけで満足しちゃう(笑)。さて、それでは口の中を水でリセットして、赤をいただきます(笑)。」しばしの沈黙の後Mさん困ったような苦笑い。早速私も赤をいただきます。
私「あっ、パッシート強すぎる!」
家内「水飲んでも口の中から味が消えない!こりゃ、順番変えなきゃダメだよ!」
Mさん「プピーユも水っぽく感じちゃう(笑)。」
私「ひょえー!べっくらこいたぁ!パッシートは最後にするしかない!」
こんな訳でラインナップの順番を急遽変更。Mさんご協力ありがとうございました!


●ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015年
ドメーヌ・デュ・ビシュロン フランス ブルゴーニュ 赤 750ml  2453円税込み
「あれ?マスキューさん、ドメーヌ・デュ・ビシュロンってやってましたよね?」
私「マコン・ペロンヌのシャルドネが大定番です(笑)。」
「あー、あれね。ヴィレ・クレッセみたいで美味しいんだよね(笑)。厚みがあってね(笑)。」
家内「ヴィレ・クレッセの西側のペロンヌ
村が本拠地です。これは近くのアゼ村にある1.75ヘクタールの畑で造られるピノ・ノワールです。年間6000本しか造っていないそうです。」
「かなりしっかりしてる。マコンの赤って良いイメージがないんだけど(笑)、これはイイね(笑)。」
私「収穫量をかなり制限しています。」
「そうだよ。ロマネ・コンティだって2ヘクタールで10000本しかつくってないんだからね!」
私「詳細は良くわからないのですが、ダブル・グイヨで仕立てるそうなので通例の半分くらいの植樹率です。それから差し引いても1本の葡萄樹からワイン1本以下の収量。1級並みの収量でつくられていると思います。」
家内「問い合わせても本人あまり英語が得意じゃないみたいで、答えが錯綜します(大爆笑)。」
「う~ん。濃いわりにフレッシュだよね。」
「タンニンがかなりしっかりしてるよね。」
私「木樽は一切使っていませんから、ダイレクトに感じますよね。樹勢が強いような気がするんですよね。だからシングルではなくダブル・グイヨに仕立てているのかも?問い合わせても要領が得ないんですが(笑)。」
「これってまだ硬いですよね?」
家内「はい。翌日飲むとより開いて来ます。特に香りは翌日の方が出ますね(笑)。」
私「あと、特徴的にタンニンと酸が硬いような気がします。例えばシャサーニュ・モンラッシェやモンテリのピノ・ノワールみたいな。わりとすぐに飲めるように造ってはいると思いますが(笑)。」
「僕はやはりニュイ・サンジョルジュのピノ・ノワールの方が好きかな(笑)。」
「まあ、これはこれでイイ。何しろ安い(笑)。」
「ちゃんとしてるし、今時ちゃんとしたピノ・ノワールで2500円くらいのものってないしね(笑)。」
「余韻とか広がりはちゃんとしてるし、質感のある舌触りはイイね(笑)。やっぱりピノ・ノワールって好きだな(笑)。」
「これってかなりミネラリーだよね(笑)。フレッシュさに隠れてるけど…。それでバランスが取れてるのかな?」
「抜けが良くてイイ。ピノ・ノワールらしいよね。曇りがない(笑)。」
家内「SO2の添加量もかなり少ない方です。きっちり栽培・醸造されています。」
「マスキューさん、SO2の量ってわかるんですか?」
私「なかなか正確には当たりませんが(笑)、SO2が多いと抜けが悪く、余韻も短くなります。」


●プピーユ 2012年 フランス ボルドー コート・ド・カスティヨン 赤 750ml 4350円税込み
「ほっほっぉ。これですな(笑)。」
「ブログに書いてあったこの人がカリーユさんですね。わりと老けてる(笑)。」
私「私より10歳くらい年下なんですよ(笑)。」
「どれどれ(笑)。おー!濃いねぇ(笑)。でも飲みやすいね(笑)。」
「圧倒的だぁ(笑)。」
「今風なんですよね?」
私「除梗もしてますし、味わいは早く飲めるスタイルです。様々な工夫や設備を使ってますが、ズルはしていない(笑)。本来の自然の力を引き出す発想です。トップ・ランナーであることは確かかと。」
「お腹にずっしりとくるけど、意地悪なところがないんだよね。」
「濃さ一辺倒じゃないよね(笑)。フレッシュな酸味も感じる。」
家内「メルロ100%なんですが、そんな風に感じないんですよね。赤いベリーのニュアンスがあるからカベルネ・フランが混ざっているかと思いました(笑)。」
私「果実味がプラムプラムしてないんですよね(笑)。タイトさもあるかと。濃さばかりが有名になってますが(笑)、独特なバランスの取り方をしてます。」
家内「濃くするために過熟させたりしていませんね(笑)。」
「ニュー・ワールドのジャムっぽい濃さじゃないね(笑)。」
「小豆みたいなニュアンスもある。凝縮されてるよね(笑)。」
「程よくしっかり濃いんだな(笑)。」
「木樽の影響は感じますが、果実味が勝ってる。嫌味になっていない。」
私「抜栓してから時間が経つと、より良くなって行きます(笑)。」
「余韻も長いし、大きさは立派(笑)。」
家内「この上のキュヴェ アティピックは更に凄い(笑)。圧倒的ですよ(笑)。」
「マスキューさん。何で濃いの?」
私「葡萄の樹1本あたりから取る果汁が少ないからです。1本の葡萄樹からハーフ・ボトル1本くらいかと。」
「へぇー。そりゃ凄い!」
「ボルドーの1級シャトーもそうなんですか?」
私「願わくばそうあって欲しいのですが、
そんなクラシックな1級はもうない(笑)。
技術と効率化の波にしっかり乗ってます(笑)。」
家内「今のボルドーでバリックで3年も寝かせられるワインを造っているところは無いんじゃないかな(笑)。」
「それってどういうことですか?」
「果汁が濃いと熟成に耐えうるということですか?」
私「はい。おっしゃる通りです(笑)。プピーユは新樽比率は70%ですが、ムートンあたりは新樽100%で18ヶ月の熟成期間です。ちょっと前までは24ヶ月やってましたが(笑)。どんどん短くなる傾向です。短ければ短いほど資本効率は良いのですが(笑)。」
私「あと特徴的なのはバリックで樽発酵させています。それを金属製の滑車を樽に噛まして人力で樽を回します(笑)。発酵にステンレス・タンクは使いません。」
「店長!樽発酵すると馴染みが良くなるそうですよね。木樽は好気的って言われてますが…。」
私「カリーユさん曰く、樽に入れてから嫌気的な状態になるのでSO2を使わずに発酵が進むと言っていました。木目から微粒な酸素は供給されますが、塩梅が良いのかな(笑)?」

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