前月   February 2021   翌月
Mo.Tu.We.Th.Fr.Sa.Su.
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

Menu:

More info:

リンク:

ワインの桝久商店
関内のバー[タウザー]
横浜のバー時代屋
FULホスティング サービス
ホームページ制作

:
:



Written on 2021 02 03

今回のマスキュー試飲会でトップ・セラー

Feb 03, 2021 by weblogland |
今回のマスキュー試飲会でトップ・セラーは
パンノンハルミ トリコッシュ レッド 2019年  パンノンハルミ・アバーチャーギ・ビンツェーセト ハンガリー  赤 ノーザン・トランスダニュービア地方 パンノンハルマ地区 750ml 2150円税込み スクリュー・キャップ
異常なほどの飲みやすさは求心力がありましたね。それとセパージュのユニークさかな(笑)。ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・フランを混ぜることはまずありませんもんね(笑)。セオリー無視のミス・マッチの謗りを受けます。でも美味しい不思議。
ところでミス・マッチで思い出したのですが、昔、昔、マンズ・ワイン(日本のワイン・メーカー)がリリースしていた白ワインに『リースリング・シャルドネ』がありましたっけ。40年は前の話です。わりと飲みやすく作ってあって、沢山飲んだ記憶があります(笑)。「すんごい!リースリングとシャルドネの良いとこ取りだ!」なんて喜んで飲みました(笑)。今考えるとバルク・ワインを輸入してブレンドしたものだと思いますが(笑)、その時メーカーの人に質問したことを思い出しました。
私「有名なリースリングとシャルドネをブレンドしたから美味しいのですか?」
担当者「良い葡萄でなければ美味しいワインは出来ません!」
このやり取り今思うと含蓄深い。彼が言うことは真実なのですが…。胸を張って言ったのですか?はたまた苦肉の発言か?
彼のその時の顔が未だに忘れられません。ちょっと辛そうでもありました。

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ

試飲会のトリを飾ったチェコの変なワイン

Feb 03, 2021 by weblogland |
実は、今回のマスキュー試飲会のトリを飾ったチェコの変なワイン(笑)、
ネロネット 2018年 ジョージ・ウヘレク チェコ モラヴィア ブラトニーチェV.O.C. 赤 750ml 3300円税込み
これを選ぶのが侃々諤々(かんかんがくがく)で大変でした(笑)。

null

まず甘い(笑)。基本ワインはドライなものが主流。糖分を完全に発酵させて安定させるのが基本。糖分は再発酵リスクを高めます。このため残糖分の多いワインはSO2を多量に添加することとなります。そうしますと風味を損ないます。ティスティングの際違和感を感じます。ところがこのネロネットはそれがない。安定したバランスなのです。余韻や広がりも大きく、全体の大きさでバランスが取れている感じです。とは言え一回のティスティングでは確信を持てませんから2週間に亘る得意のロング・ラン・ティスティングとなりました(笑)。その結果酸がしっかり残っていること、タンニンが精錬されているように感じました。
あと驚くほどの多量な果実味と複雑でパワフルな香り。これには驚かされました(笑)。
経験値を振り切っていますから売れるか売れないか解らない(笑)。でも、面白いから良し!えーい、どうだぁ!のワインでございます。どうでした(笑)?

ここを↓クリックして頂けると励みになります。ブログランキング参加中。ご協力お願いします。


人気ブログランキングへ