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Written on 2023 06 26

桝久 試飲会リポート 前半

Jun 26, 2023 by weblogland |
昨日、一昨日とご来店ありがとうございました!

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試飲会で皆さんが赤ワインとともにお試しいただいた山桃、実はマスキューブログで度々登場するAさんからいただいたもの。試飲会の3日前に奥様が持ってきてくださいました。すぐに食べてみて『こりゃ、食べながら赤ワイン飲んだら美味しい!』と言うことで取り急ぎ冷凍(笑)。
初日にご来店いただいたAご夫妻
私「Aさん、山桃ありがとうございました!赤ワイン飲みながら食べるととても美味しい!マリアージュします(笑)。何処で収穫したのですか?」
Aさん「家の下の公園(笑)。」
私「えー!甘くて美味しいですよ!」
Aさん「薮や山に行けばそこら中に這えてますよ(笑)。洗って塩を振ったからより甘さは感じるかな(笑)。」
私「今日の試飲会が終わったらまた冷凍して明日も使わせていただきます!ありがとうございました!」
翌日土曜日の試飲会前にAさんが愛車のCB400に跨がりご来店!わざわざ今朝収穫した新鮮な山桃を差し入れてくださいました!
A「収穫したての山桃持って来ました(笑)。塩は降ってませんから。」
私「ありがとうございました!う~ん。取れたてはフレッシュ!美味しい!」
Aさん「朝起きて今日もマスキュー試飲会がやってるの覚えてたからね(笑)。」
ご本人「最近物忘れが良くて(笑)…。困っちゃうよ。」なんて仰いますが、CB400に乗って出身の九州までツーリングしたり、こんな細やかな気配りが出来る恐るべき73才。こうありたいと私淑しております。

あと赤ワインに合うと、乾燥無花果をYご夫妻からいただきました。
Yさん「この無花果、カリカリに乾燥してなくて、半生っぽいので食べやすいし風味がより強いので、赤ワイン飲みながら食べるとイイ(笑)。ちょっとだけ持ってきましたので、試飲会で使ってくださいね
(笑)。」
家内「乾燥イチヂク!私シュド・ウエスト
のタナに合わせるのが大好物です(笑)。ありがとうございました!」
こうして思いがけない武器を備えてマスキュー試飲会開始です!

●トスカーナ・ロッソ 2021年 アジェンダ・アグリコーラ サン・ルチアーノ
イタリア 赤 トスカーナI.G.T. 750ml 1225円税込み
私「今回は5アイテムすべて2021年ヴィンテージとなりました!春に遅霜、7月に雹
、収穫期に雨。特にブルゴーニュは散々でしたが、困難を乗り越えた2021年のワインはなかなか宜しいかと(笑)。生産者の尽力に感謝しながら、残り物に福があったと幸せになれるヴィンテージでございます(笑)。」
「マスキューさん!この牛のラベル・デザインの赤、長く扱ってますよね(笑)?」
私「はい!この『黒べこ』の扱いは長いです(笑)。以前は1,000円以下でしたから値上がりしたのですが、これより安くて美味しいワインがありません(笑)。」
「飲みやすいし、濃さもある。とてもちゃんとしたイタリア・ワイン(笑)。」
「う~ん。しっかりしてる。ラベル通り牛肉食べたくなる(笑)。」
「酸がちゃんと入ってる。香りも伴ってるし、普通に良いワインですよね(笑)。」
「サンジョヴェーゼの酸っぱさだな(笑)。キャンティに似てるかな(笑)?」
家内「キャンティの南外れの畑のものです
。サンジョヴェーゼ60%、チリエジョーロとモンテプルチアーノの20%ずつ入ってます。」
私「サンジョヴェーゼらしさが良く出てますよね(笑)。」
私「先週このワインを飲んだのですが、開けてから1週間ほど楽しめました(笑)。そんなに華のあるワインでは無いのですが、無いと困るワインです(笑)。」
「そうそう(笑)。何も考えずに、赤ワイン飲みたいなあ。なんて時にイイね(笑)。」
「そんなときある(笑)!」
「逆にそんなときに不味い赤飲むしかないと悲惨なんだよね(笑)。これなら取り敢えずホットは出来る(笑)。」
「どんな時にも最低限のクオリティは必要だよね(笑)。」
「そう!私そのハードル高いから(笑)。」
「イタリア・ワインって生産者によって様々だから選ぶのが難しいですよね(笑)。
フランス・ワインってAOCで大体想像がつくけど、イタリアはDOCやDOCGはあてにならない(笑)。しかもIGTも沢山ある。飲んで探すしかない。ワインって基本値段なりではあるけど、思わぬ良品に当たることもあるし(笑)。イタリア・ワインにはそれがある(笑)。」
「愛すべき困ったイタリア・ワイン(笑)!」
私「後のフリウリのワインもそうですよ(笑)。」

●コート・デュ・ローヌ ヴィエイユ・ヴイーニュ 2021年 ドメーヌ・ダンデゾン フランス ローヌ 赤 750ml 1791円税込み
私「続いて『赤べこ』でございます(笑)。」
「あ~!なるほどね(笑)。『黒べこ』に『赤べこ』ね(笑)。」
「マスキューさん!狙ってました(笑)?」
私「たまたまです(笑)。並べてから気がつきました(笑)。ホントたまたまです(笑)。

「う~ん。『黒べこ』はカルビ。『赤べこハラミ(笑)。」
私「それ言い得て妙です(笑)。」
「『赤べこ』は濃いのだけど繊細さもある
。暑苦しくないんだよね(笑)。」
家内「産地としてはルーションに近い温暖な産地です。シラーはどちらかと言えば北ローヌが適地。ですから飲んでみると驚きました(笑)。」
私「そーなんです(笑)。本来はグルナッシュが適した品種なのですが…。ちゃんとシラーのニュアンスが出ています。」
「うんうん。ベリー系の酸っぱさがある。シラーだよね(笑)。」
「あの辺のグルナッシュだと甘くて黒いプルーンみたいになるよね。ボリュームはあるけどね…。真っ黒になる(笑)。」
「オーストラリアのシラーズもそうですよね。甘くて飲みやすいけれど黒い(笑)。飲み飽きし勝ち(笑)。」
「この赤ワインは冷やしても良さそう(笑)。酸味がしっかりしてるから夏向きの濃さだよね(笑)。」
「黒胡椒のニュアンス?スパイシーさもある。それも心地好く感じるかな(笑)。」
「ちょっとピノ・ノワール的でもある?」
「みずみずしさも感じる。」
私「ケチケチ臭い作りはしていないようですね(笑)。ちゃんと真面目に作っている感があります(笑)。開けてから翌日の方がより美味しくなってます。」
家内「このワインは協同組合所属のドメーヌなのですが、10名ほどの小規模組合です。それゆえ、オリジナリティーのあるスタイルのシラーに特化出来たようです。」
「マスキューさん!山桃も合いますが、イチヂクの方がベストマッチです(笑)。美味しい!」
「今魚河岸で新鮮な鰹買ってきた帰りなのですが(笑)、鰹とこのワイン合いそうですね(笑)。」
私「新鮮な鰹って生臭くないんですよね。ですから合うはずです。生魚はワインには合わないって言われますが、それは間違い。鮮度管理がとても良くなっていますから、スーパーで買う生魚は臭くない
。もともと臭みが無ければワインと邪魔にならない。そりゃ生臭いホタテの干物などで合わそうとすれば無理はありますが(笑)。」
「その話インターネットに流布されてますよね。読みました。」
私「害悪だと思います。」

●ヴィーノ・ロッソ 2021年 ヴェンキアレッツア イタリア フリウーリ=ヴェネチア・ジュリア 赤 I.G.P.ヴェネチア・ジュリア 750ml 2357円税込み
「これはヴィーノ・ロッソ。格付け外(笑)
?まさにイタリアンですね(笑)。もう飲んで判断するしかない(笑)!」
「フリウリですね。珍しい(笑)。凄く美味しいワインが多い産地ですが、あまり日本には入ってませんよね?」
「美味しいんだけど高いワインが多いよね
。そう言えばマスキューさんミアーニ仕入れたんでしたっけ(笑)?」
私「スミマセン。こそこそ仕入れました(笑)。」
「う~ん。旨い!チェリーの渦だぁ(笑)。」
「とても透明度が高い!そこにチェリーがみっちり(笑)。素晴らしい!」
私「頂き物の山桃を口に入れて味わいながらこのワインをお試しください(笑)!」
「うっー!言葉を失う(笑)!」
「…、にんまり(笑)。」
「う~ん。反則(笑)。必殺技(笑)。」
「チェリーと言っても様々なチェリー。ブラック、レッド、あとスグリ、小粒のプラム…。」
「香りにリキュールっぽい強さがある。」
「これメルローなのが解せない(笑)。」
家内「メルローが80%、カベルネ・フランが20%の割合です。最初飲んで、カベルネ・フランが80%、メルローが20%だと思いました(笑)。小粒の赤い果実のニュアンス、そして強さ。どう考えてもカベルネ・フランがメインだと思いました(笑)。」
「何故こんなにクリアなんですか?」
私「マセラシオン・カルボニック法で短期間のアルコール発酵を行い、プレスをかけないいわゆるフリー・ラン・ジュースだけで作ったからだと思います。高級なブルゴーニュのピノ・ノワールの作りかと。開けたてはちょっとボジョレー・ヌーボーっぽい(笑)。」
「マスキューさんがよく言う『薄旨い』ってヤツですね(笑)。」
「薄旨いけれどとてもしっかりしてる(笑)。」
家内「特に時間が経つとしっかり感が増しますね(笑)。本来的な葡萄の良さを感じます。」
「アルコール飲料とは思えないし、思えない飲みやすさがある(笑)。やられたなぁ(笑)。」
「いわゆるお酒とワインは違うんだよね。きっと。」
私「ありがとうございます。ワインってワインなのです(笑)。」
「前の2本の赤とはまるで違いますよね。これはスパイシーでもないし…。何故?」
私「暖かい産地の赤ワインは種まで溶けますが、多分これはそれが少ない。…。プレスもしていないと思いますので、種由来のニュアンスはほとんど感じません。完熟した皮のタンニンと果肉を抽出したようなイメージを感じます。」
「どんな料理に合うかな(笑)?」
「ちゃんとした料理人が作った料理だよね
(笑)。家庭料理というよりレストランの料理だよね。」
私「クランベリー・ソースなんかだと合いそうですよね(笑)。」
「七面鳥にクランベリー・ソース!」
「いっそのこと山桃ソースは(笑)?」
「公園行って帽子一杯の山桃を収穫したら怪しまれないかな(笑)?」
家内「北欧のコケモモ・ソースに匹敵する発明かも(笑)?」
「ミートボールに添えるヤツね(笑)。ジャムだったり。」

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桝久 試飲会リポート 後半

Jun 26, 2023 by weblogland |


〇サン・ブリ 2021年 ドメーヌ・グラン・ロシェ フランス ブルゴーニュ   750ml 2,451 円税込
私「このサン・ブリはマスキューの大定番です。たしか2008年ヴィンテージから扱っております。産地が冷涼ですのでいつも安定した量の確保は難しいようですが、裏切られることはございません(笑)。特にこの2021年ヴィンテージはここ10年来一番のできかと(笑)。」
「え~と、サン・ブリってブルゴーニュ?

家内「シャブリから西の山奥に行ったところ。もうロワールのサンセールに近いところです。セパージュはソーヴィニヨン・ブランです!」
私「今は広域のブルゴーニュ扱いですが、ゆはりサン・ブリです(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「うわっ!濃い。でも凄く飲みやすい。」
「たっぷりしてるしフレンドリー(笑)。しかも安っぽくないよね(笑)。」
「グレープフルーツ、レモン、柑橘類、植物…、草。後味のハニーさ…。美味しい(笑)。」
「ソーヴィニヨンの押し付けがましい植物っぽさじゃないよね(笑)。もっと自然で…
、馬小屋臭もない(笑)。」
「う~ん。たしかにサンセールっぽいですよね(笑)。」
私「ありがとうございます(笑)。昔のサンセールのイメージかと。アルコール分は12.5%と低めでございます。」
「アルコール分はそんなに低いんですか?
今あの辺でも平気で13%は越えますよね?」
「完熟してるけどアルコール分は低め。全体のハーモニーは良し(笑)。何故(笑)?」
「アルコール分が高ければ良い訳ではないってことですね(笑)。品も良し(笑)。」
家内「温暖化の進んだ昨今珍しいクラシックな仕上がりです。基本的にはアルコール分は12%前後でワインとなる産地なのですが…。このドメーヌのワインはアルコール分が13%割った方が良いようなし気がします。」
「う~ん。アルコール分1%の差は大きい
(笑)!」
私「単純にアルコール分1%あげるためには、17.1g/Lの糖分が必要となります。そうなると酸が減ってバランスが取りにくくなる産地のようです。」
「なるほどね。その地その地のベスト・バランスがあって、しかもそれに適した葡萄品種があるって訳だ(笑)。」
「このワイン、開けたてから美味しいですよね(笑)。」
私「はい。開けてから全開ですから長期熟成タイプではありません。でも2~3日はこの状態をキープします。」
「山のワインだよね。とても親近感がある
(笑)。お蕎麦や山の幸の天ぷらなんか普通に合いそうですね(笑)。」
家内「はい(笑)!そばつゆに茗荷や大根おろしをたっぷり入れて…。涎が出ちゃう(笑)。」
「大根おろしだけで食べる、お絞りそば!
絶対に合う(笑)!」
「店長!これイイ(笑)!コ・ス・パ良し!ですよ(笑)。」
「鯛をコブシメしたお寿司!ワインの旨味と昆布の旨味がマリアージュする(笑)!」
私「揚げ出し豆腐!」
「単純にカーチョ・エ・ペペ!」
「シーザーサラダは鉄板(笑)!」
「日本人好みですよね(笑)。日本の高いワインでもサンセールみたいなスタイルのワインが多いのも解るね(笑)。」
私「さすが!」


トリは心に響くブルゴーニュのシャルドネ!たまには高級な味わいも良いかな(笑)
。たまには。1991年ヴィンテージに似た困難な作柄の2021年。春に遅霜、7月に雹、9月の収穫期に雨。困難の向こう側には何があるか?
〇サン・ロマン スー・ル・シャトー ブラン 2021年 ドメーヌ・マルトノ・マラール
ブルゴーニュ サン・ロマン 白 750ml  6317円税込み
「サン・ロマンって何処ですか(笑)?」
私「え~と。ミュルソーの谷を西に向かって登ったところです。標高はさらに100mほど高い冷涼な村です。温暖化の恩恵を受けていますね(笑)。」
家内「昔は酸っぱい白ワインしか出来なかったのですが(笑)、温暖化のお陰でかつてのピュリニー・モンラッシェ並みのシャルドネ栽培に適した産地となりました
(笑)。」
「う~ん。香りが強いことは強いけど、中の詰まり方が尋常ならざる感ですな(笑)。」
「口の中がビックリしちゃう(笑)。濃密さが凄い!」
「樽の香りが強いけど、これは若いからなんだろうな?」
「サン・ブリが早飲みで、サン・ロマンは長熟(笑)。基本的な設計図、作りの意図が違うよね(笑)。」
「樽の香りをつけただけのシャルドネじゃないよね。長い生命力に見合う樽熟成なんだろうな。樽の香りも高級(笑)。高そう(笑)。一番高い樽を使ってるんだろうな(笑)。」
「うんうん。チリ辺りのシャルドネの樽香とは違うよね(笑)。」
「凄く深みがある(笑)。大きくて静謐。極上なんだろうな…。」
私「2019年の同じワインより2021年の方が生命力があるような気がします。Kさんどうでしょう?」
Kさん「先日ティスティングした2019年は
翌日になるとトロミが増しました。2021年の方が硬いですね(笑)。トロミが出るのは翌翌日かな(笑)。」
「この状態でもトロミは感じますが、もっとトロトロになるんですか(笑)?」
Kさん「幸せになれるトロミです(笑)。」
「シャルドネって高貴ですね。すべてを備えてる品種だと思える出来映え。」
「私料理が好きで勉強してますが、あまりワインとの相性を考えたことがありません。アルコールに弱いもので…。でもこのワインの香りを嗅ぐと料理と同じ(笑)。それも高級な料理(笑)。ワインは単なるアルコール飲料ではないですね(笑)。」
「生クリームやバターが連想されます。」
「マスキューさんがブルゴーニュのグラン・クリュに連なる1級並みと評価してるのが解りましたよ(笑)。マスキューさんブルゴーニュ好きなんですね(笑)。」
私「樽香の強いアンドレ・ボノームの小区画シリーズのものより樽熟成期間は2ヶ月ほど長いです。そう考えるとこのワインのポテンシャルの高さがご理解いただけるかと(笑)。」
「ヴィレ・クレッセよりサン・ロマンの方が酸がある。ということですね(笑)。」
「このワインは天候のイレギュラーを感じませんよね。ということはそれを乗り越えた訳だ(笑)。」
「このワインはどのくらい持つのですか?」
私「コルクはなんとDIAM5なんですよね。ところが異常に長い(笑)。一度抜くともう入らない(笑)。」
「あー、ホントですね(笑)。」
家内「こんなに長いDIAM5は見たことない
(笑)。」
「DIAM5は5年間ブショネの発生がない保証ですよね?ということはコルクが5年しか持たないと言うことではない?」
私「よく解りませんが、コルク自体はかなりしっかりしてますよね。味わいからも5年以内に飲むべきワインとは思えません。」
「大事にセラーにしまって置け!ということかしら(笑)?」
「そうそう。サブリミナルのシャブリまだありますか?すぐ飲むには2016年の方が良さそう(笑)。」
「あれシャブリというよりコート・ドールの優良ドメーヌが作ったシャルドネだよね(笑)。しかも前の値段だし(笑)。」
私「申し訳ございません!金曜日に完売してしまいました。ホントごめんなさい!
(休み明けの月曜日にあと1ケース確保出来ました!)」
「店長!最近ブログの順位が上がってますよ(笑)!」
私「えっ、ホントですか?実はあまり見ないものでして…。」
「ダメですよ(笑)。『ボタンを押して下さると励みになります。』って書いてあるからちゃんと押してるんですから(笑)。』
私「失礼いたしました!ちゃんと見て励みにします!」

ご来店、応援ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子

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