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Written on 2024 07 30

桝久 試飲会リポート 後半

Jul 30, 2024 by weblogland |
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○ビアンケッロ・デル・メタウロ 2022年 アジェンダ・アグラリア・グエリエリ イタリア マルケ 白 ビアンケッロ・デル・メタウロ D.O.C. 750ml 1885円税込み
私「オミクロンはかなり強く冷やしましたが、コレはセラーの温度くらいで供出しました。いかがでしょうか?」
「なるほど!良い塩梅です(笑)。口の中全体でじっくり楽しめる温度です。」
「グビグビ喉越しで飲むワインじゃないよね(笑)。」
「ワインは喉越し(笑)。なんてね(笑)。」
「美味しい!しかも高級(笑)。」
「とろっとしてる(笑)。香りが良い…。ハチミツっぽい。」
家内「オレンジの香りが強いですよね。」
「うんうん。じっくり味わうと深くて複雑しかもパワフル(笑)。他の熟した果実…果肉たっぷり(笑)。」
私「時間が経つとトロピカルな果実をニュアンスが出てきます。パイナップルやマンゴー、桃…。後味もハニーでアーモンドっぽいですよね。」
「店長!コレ、遅摘みしてますよね(笑)。」
「飲むと単一品種とは思えないですよ(笑)。ビアンケッロでしたっけ…。聞いたこともないし(笑)。」
家内「中部イタリア·マルケ州の北側のビアンケッロ・デル・メタウロ D.O.C.でございます。地場品種ビアンケッロだけで作った白ワインです。」
私「生産者のグエルエリは特にこのビアンケッロにこだわっております。このワインを更に遅摘みした上級キュヴェでスペリオーレ·クラスの『チェリソ』があります。今年の2月のマスキュー試飲会に出したワインです(笑)。」
「あれは衝撃的でしたよ(笑)。すぐ売れ切れたんですよね(笑)。今回は?」
私「えへへ(笑)。サブリミナルで置いてあります
(笑)。でもですね、まだ硬い。今飲むとローズマリー…と言うより樟脳の香りが強くて、あの果実味が出るまで二三日かかります。」
家内「2022年のビアンケッロはとても良いですね(笑)。」
「マスキューさん!2月の試飲会ではこれと同じキュヴェ…、2021年のビアンケッロ・デル・メタウロ D.O.C.は出てなくて、『チェリソ2021年』だけでしたよね。何故ですか?」
私「鋭い質問でございます(笑)。実は2021年のビアンケッロはイマイチでした。2022年のこのワインは2021年の『チェリソ』に繋がる出来栄えです。平たく言えば2021年は『チェリソ』だけで十分と判断しました。」
「2022年の『チェリソ』は良過ぎる(笑)?」
「我々には解らない判断がなされているのですね(笑)。」
「なるほど、いつ飲むか?大事ですよね。でも飲み頃になる前にワインは無くなっている(笑)。よくあるんだよなぁ(笑)。」
「私はこの2022年の方で十分満足(笑)。」
「『チェリソ2022年』は何時飲み頃になりますか?」
私「夏を上手く越して、来年には飲みやすくなっているかな?来春以降なら確実かな?」
家内「『チェリソ2021年』は今年の冬に飲んで驚きました。日本に来てから1年くらい経ってから飲みやすくなったようです。」
「取り敢えず青ラベルとサブリミナルを買っていこう(笑)。」
私「インポーターさんも2022年は『チェリソ』よりこちらの方が売れ行きが良いようで…、大変心苦しいのですが在庫だけとなります。ゴメンナサイ!」


○シュル·テ·パ シャルドネ 2023年 フォンカリュ フランス ラングドック I.G.P.ペイ·ドック 白 750ml 2185円税込み
家内「このワインは2番目の赤と同じフォンカリュ協同組合のものです。価格帯からすると最上位のもののようです(笑)。」
「キャップ·シールも蝋留。いかにも高級(笑)。」
「へぇー、と言うことは更にコスパが高いのかな(笑)。マスキューさんそういうの探すの得意だからなぁ(笑)。」
私·家内「えへへ(笑)。ありがとうございます(笑)。まっ、まっ、お試しを!」
「あ~、シャルドネ!イイなぁ(笑)。」
「コクがあるよね(笑)。」
「店長!ミネラリーだし、酸もある。緩くないですね(笑)。かと言ってふっくら。いかにも南のシャルドネ(笑)。」
「暖かみのあるシャルドネって捨てがたい(笑)。コート·ドールのシャルドネは確かに良いんだけど、上質なデイリーのシャルドネってないんだよね(笑)。コレまさにそれ(笑)。」
私「開けたてはあまりディテールがはっきりしませんが、翌日になるとトロピカルなシャルドネらしい味わいです(笑)。」
「旨味、余韻も凄い(笑)。コレ、価格はデイリーだけど(笑)、味は高級ですよ(笑)。」
「一言で言うとリッチ(笑)。温度が上がるとよりトロミが増す(笑)。」
「旨味の酸がまだ開いていない。口中て探すとシャルドネらしいフルーツのニュアンスがありますね。伸び代があるよね(笑)。」
「樽香はあるんだけど程々(笑)。ワイン自体の味わいを盛り上げてる(笑)。過剰な感じがしない。」
家内「フレンチオーク樽を使っていますが、短い期間で一部だけの使用ですね(笑)。割とあっさりかな(笑)。」
「ジューシーでトロピカル。こう言うと、4番目の白もそうなんだけど(笑)、やはりシャルドネらしい良さがある(笑)。」
私「魚介類+バターですよね(笑)。あとレモン足しても良いかな(笑)。」
「ボリュームもありながら品も良い(笑)!コスパ良いですね(笑)。」
「コテコテの樽風味のシャルドネって辛いんだよね(笑)。B&B?」
「カリフォルニアのもともとのワイン·ラヴァーが愛するワインはナパではないのです。サクラメント·デルタの東のシェラフットヒルズこそカリフォルニア·ワインの故郷なのです!」
私「リアル·カリフォルニアン(笑)の叫びですね。」
「このシャルドネは良い!隅田川花火大会を見ながらコレを飲みましょう!」
私「ところでローダイはどうですか?」
「ちょっと暑いんだよね(笑)。クリークや三日月湖に囲まれた自然豊かな地を私は愛する!」
(私の聞きかじりが間違っていたらお許しくださいませ!)


○シャブリ キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ エレヴ·アン·ファット·デ·シェナ ドメーヌ・アラン・ジョフロア フランス シャブリ 白 750ml 3818円税込み
「ほ、ほー。トリがシャブリですな(笑)。すごく久し振り(笑)。」
私「実はこのシャブリ、もう二十年間以上扱っています(笑)。主にレストラン·アイテムなので、別段試飲会に出したりしていません。ただ、どこのレストランもこのシャブリを使い続けていただいています。」
「どれどれ、う~ん、旨い!やはり5番目のシャルドネより上なんだろうな(笑)。高いけど(笑)。」
「余韻まで含めて美しい!すごくクリアだし(笑)。」
「余韻の美しさに惹かれるな(笑)。この点5番目より上のなんだろうな。やはりシャブリだしブルゴーニュのシャルドネなんだろうな(笑)。」
家内「このシャブリは古い大きな木樽で発酵·熟成します。樽香はありませんが酸の角を取る伝統的なスタイルです(笑)。」
「なるほど!今のシャブリって金属的なほどキレキレだったり、新樽風味のコテコテだったり、しかも高い!」
「切れがあってミネラリー。しかも丸み円味がある。洗練されてますよね(笑)。あっ、マスキューさん、このシャブリはお店で飲んだら高そう
(笑)。それなりの格のある高級レストランで使うんだろうな(笑)。」
「二人で行ってご飯食べながらシャブリ飲んで三万円(笑)?シャブリ2本は飲めないな(笑)。」
「でも、それなりの美味しいレストラン御用達のワインなんだろうな(笑)。」
「このシャブリに見合う料理は家庭じゃ無理(笑)。少なくとも私の料理じゃ無理(笑)。ワインが可哀想(笑)。」
「エルカルゴ!家じゃ無理かな(笑)。エルカルゴ·バターだよね(笑)。」
「高級惣菜買ってくるしかない(笑)!」
「マスキューさん!最後のシャブリまで飲んだ後に最初の赤2本飲んでも美味しい(笑)!名付けて『ぐるっと一周作戦』(笑)。または『山手線作戦』!」
「用意周到ですよね(笑)。考えてる(笑)。」
私·家内「ありがとうございました!」

「物忘れが良くて(笑)、何飲んだかなんてすぐ忘れちゃうんだけど、それ故いつも新鮮!(大爆笑)。上書き出来ない!」
私「でもファイルは沢山あるはずですから、比べることは得意なんじゃないですか(笑)?それは高齢者の特典ですよ(笑)。」
私「『う~ん、このワインは昔飲んだ○○に似てますね。』なんて訳知り顔に言うのが私の目標です(笑)!」
私「名付けて『目指せ!嫌な爺作戦!』」

とてもお熱い中ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋·昭子)

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