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Written on 2010 04 21

シノン

Apr 21, 2010 by akiko |
昨晩は 2002 シノン (パスカル・ランベール)を 飲みました。
最後の一本です。・・・・一本だけ残ってしまったものって なぜだか なかなか売れないんですよね~。

コルク栓を抜いたとたん 素晴らしい香りがひろがります。甘くて ちょっとすっぱい、切なさのある香り。
フランボワーズや梅みたい。味わいも また素晴らしい。溌剌とした力強く濃い果実味は もうあまり
感じないけれど、調和の良い滑らかな味わい。やがて、土や革、杉、胡椒、血液などの複雑さが出てきます。   最高です。まさに 残り物には福がある。役得ですね~。

うまく 熟成したワインを飲んで いつも思う。
ワインって 化ける。いつもびっくりさせられる。
ワインって 若いときに持っていた何か(濃さだったり、果実味だったり、パワーだったり・・)を
無くして または 変化させて はじめて 獲得する 美味しさがある。 うまくいえないけど。

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シャトー・ピネレの『ロタンティーク』

Apr 21, 2010 by toshiaki |
シャトー・ピネレの『ロタンティーク』やはり旨いかったです(笑)。
前にカオールのカミナドやコマンダリーを古いものから新しいものまで、ずいぶん飲んだことがありました。15年くらいたつと調子が出てくるのに痛く感激したのを思い出しました。
たしかにロタンティークはモダンスタイルですから、クラシックなカミナドとは直接くらべられませんが、『ブラック・ワイン』としては共通の遺伝子があります。

昔、アキテーヌがイギリス領でしたからボルドーワイン同様に、盛んにイギリスに輸出されていたそうです。きっとイギリス人にとっても特別なワインなのでしょう。カオールのワインは、価格からもボルドーワインより親しみがあったかもしれません。

冷涼で果実に対する希求が強かった当時のイギリス人が、噛めるような果実爆弾のカオールワインにハマったんでしょうね(笑)。勝手な妄想をしながらニヤニヤして『ロタンティーク』を飲んでる私を、家内は冷笑しています。
やっぱりおかしいですかね?

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