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Written on 2014 05 15

シャトー・ムーラン・ナ・ヴァン 1995年

May 15, 2014 by weblogland |
シャトー・ムーラン・ナ・ヴァン 1995年 美味しいですね(笑)。
今日或お客様からお問い合わせいただきました。

お客様「マスキューさん。シャトー・ムーラン・ナ・ヴァン 1995年美味しかったです(笑)。ところで、気になったのですが、ムーラン・ナ・ヴァンは瓶詰め状態で熟成されたんですよね?」
私「はい。そうです。長い瓶内熟成による良さがありますよね。」
お客様「でも、瓶内熟成ではなく、ステンレス・タンクで熟成するパターンもあるとか。それって味わいも違ってくるのですか?」
私「難しい質問です(笑)。比較的シンプルな品種 例えば南フランスのグルナッシュなどは、ステンレス・タンクで熟成する場合には良い結果が出ています。」
お客様「なるほど。瓶より容積の大きなタンクの方が安定しますよね。ましてや管理能力の高いステンレスタンクならばより一層ですよね。」
私「ただ、まだ断定はできませんが、タンクから瓶に移すことでワインの環境は大きく変わる訳ですから、結果が瓶内だけで長い熟成を経た味わいとは違います。」
お客様「どうやって区別がつくのですか?」
私「簡単です(笑)。瓶内熟成だけのワインはたっぷり澱が瓶に残ります。タンク熟成後瓶詰めしたワインは澱がありません。」
お客様「なるほど!味わいはどうなんですか?」
私「更に難しい(笑)。タンク熟成後瓶詰めしたワインは更なる伸びがないような気がします。」
お客様「それって新たな騙しのテクニックですか(笑)。」
私「いやいや。安い価格帯のワインで長い熟成感が楽しめる意味では、ステンレス・タンクでの熟成は良いかと。ただし、先々の熟成・成長を楽しむにはやはり瓶内熟成かと。ステンレス・タンクで長く熟成させたワインは瓶内では更に熟成しないような気がします。」

本当のところは、どうなんでしょうかね?
時間が解決するとしか言えません。
マスキューは観察するのみ(笑)。

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