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Written on 2019 07 03

試飲会レポート後半

Jul 03, 2019 by weblogland |

「マスキューさん!今回もワインの並び変則的ですね(笑)。まず赤3本、それからロゼ→白。こんな並びの試飲会ありませんよ(笑)。」
私「へへへ(笑)。まっ、まっ、とりあえずラダチーニのロゼお試しを(笑)。」

大人気のため品切れしてましたが、2018年にて再入荷!季節がらよろしいかと(笑)。
◎メルロ・ロゼ 2018年 ラダチーニ
モルドヴァ コドゥル ロゼ 750ml  1018円税込み スクリュー・キャップ
私「今日は思いっきり冷やしました(笑)!

「ぷっはー!この清涼感と旨味はたまりませんなぁ(笑)。」
「マスキューさん、ワインって強く冷やしても美味しいんですね(笑)。」
「旨味が冷えることで甘味になって美味しい(笑)。」
家内「今回は特に強く冷やしました(笑)。ヴィンテージが2018年と新しくなったからか香りが出るのが遅いので、香りは我慢していただき旨味の甘さを重視してお試しいただいてます(笑)。」
「これはありだね(笑)。なんにも考えずに飲める(笑)。」
「冷蔵庫に必ず1本冷やしてストックしておきたいね(笑)。」
「真夏のマスト・アイテムだよね。」
私「ラダチーニはもともと旨味があり雑味のないスタイルなので、強く冷やしても美味しく飲めます(笑)。」
「そうそう。ここの白も強く冷やしても美味しいんだよね(笑)。何本飲んだか解らないくらい飲んでますよ(笑)。」
「真夏にヘビーなワインは飲む気にはならないよね。」
「このロゼ色が綺麗ですよね(笑)。女子はこの色にやられちゃう(笑)。」
「あとアルコールっぽくないのが良いですね。ちなみにアルコール分は?」
私「え~と。13.5%あります。思った以上にありますね。2017年より高いですね。
ただ酸がしっかりありますから折り合いがついています。」
「あー、なるほどね(笑)。」
「マスキューさん。酸が有る無いってよく言われますが、これは酸っぱく感じません。でも酸がある?何故?」
家内「酸は酸っぱく感じるのもあれば、旨く感じるものもあります。ふくよかさ、甘味、様々な香り等も酸の多寡や酸の種類組み合わせによって左右されます。」
私「基本的に酸の少ないワインは水っぽかったりします(笑)。」
「よく騙されるのは濃いけど薄いスタイル
(笑)。多いですよ(笑)。」
「へぇー、酸は酸っぱいだけじゃないんですね(笑)。」



伝説のアリゴテ!好みはあるかと思いますが、誰をも驚かすパワーこそ伝説故(笑)?
〇ブルゴーニュ アリゴテ 2014年 ドメーヌ・ジャイエ・ジル フランス ブルゴーニュ 白 750ml 1980円税込み
私「私が初めてハマったジャイエ・ジルのアリゴテでございます(笑)。」
「うわっ!これ濃い!圧倒的~。旨いね(笑)。」
「ブルゴーニュのワインでジャイエと聞くと耳がぴょんと立っちゃいますよね(笑)
。しかもこれ安いし(笑)。」
「アンリ・ジャイエの従兄弟でしたっけ。それだけで期待が膨らむ(笑)。」
家内「初代のロベール・ジャイエがアンリ・ジャイエの年長の従兄弟。」
私「奥さん方のジル家の畑を相続してジャイエ・ジル。さらにややこしいのが跡をとった息子の名前がジル(笑)。ですから正確にはジル・ジャイエ・ジル(笑)。」
「う~ん。シャルドネとは全然違う。同じブルゴーニュとは思えない(笑)。」
「なんでこんなにとろみがあるんですか?
アリゴテだからですか?」
私「いえいえ。ジャイエ・ジルだからです
(笑)。濃さだけはグラン・クリュ並みですよね。遅摘みしてますからハニーです。」
「アルコール分高そうですね?」
家内「え~と。12.5%です。」
「そんなに高くないんだぁ!」
私「ブルゴーニュのクリュより標高が高いのでその分少し低めのアルコール分となります。もっと作柄に恵まれると凝縮感はさらに増します(笑)。」
家内「あと常温でお出ししてますから、よりトロトロ感が強調されてます(笑)。」
「以前試飲会でバシュレやカシャ・オキダンのアリゴテ出しましたよね。あれらより濃くて強烈。しかも個性的。」
私「まず最初は栗っぽい(笑)。とても栗っぽい(笑)。ほっくりしてます(笑)。」
「う~ん。でもとても複雑ですよ。う~ん。甘酒?塩麹?」
「梅っぽい! なんで梅っぽいの?!」
私「なんででしょうね?」
「熟成由来かな?」
「熟成した日本酒にも似たニュアンスありますね。」
「昔の甲州ワインも梅っぽさありましたよ
(笑)。」(さすが!横浜ワイナリーのスタッフ)
「日本人好みで、しかも野趣溢れる良いワインですな(笑)。」
「しゃばしゃばで酸っぱいアリゴテとは全然違う(笑)。マスキューさんがキール禁止と言う訳が解りましたよ(笑)。」
「そーだよね。これキールにしたらバチが当たる(笑)。」
「ブーズロンのアリゴテとは別物だね(笑)
。」
「このアリゴテは香りを構成する要素がとても日本的ですよね(笑)。和菓子の栗巾着
なんか合わせたらイイかも(笑)。」
私「ワン・パターンですが(笑)、やはりモンブラン・ケーキが鉄板かと(笑)。」
家内「アスパラとか炒めた野菜に合わせたいですね。塩とも合いそう。」
私「新樽で熟成してるからホワイト・ソース系は何でもオッケー(笑)。」


高貴な菩提樹の香りがするシャルドネでございます(笑)。
〇シャブリ 2015年 ドメーヌ・ビヨー・シモン フランス 白 シャブリA.C. 750ml 3240円税込み
「あー、これ、美味しい!」
「品が良い!シャルドネの品格を感じる
(笑)。」
「味わいがキメ細かで整然としている。アリゴテみたいに野趣は無いけど(笑)。上物だね(笑)。」
「あの強いアリゴテの後に飲んでもちっとも影響無し(笑)。このワイン、実はかなり強い(笑)!」
私「ご明答でございます(笑)!」
「なるほどね。今回の試飲会の並びの結論ですね(笑)。普通、白が最後の試飲会なんてないもんね(笑)。」
私「ご明答でございます(笑)。」
「う~ん。樽の使い方が上手(笑)。」
私「開けてから丸一日経っても樽のニュアンスとワイン自体のバランスが崩れません。もともとのワインの造りの良さを実感します(笑)。」
「独特な香りがしますよね。エキゾチックでちょっと高貴な感じ?樽由来かな?」
私「菩提樹でございます(笑)。チャイハネなんか行くとこんな香りがしますよね(笑)。」
「菩提樹かぁ。菩提樹の花?それとも実?

私「実なのかな?解りません(笑)。」
「これを飲むとシャブリとは思えないですよね(笑)。ブランド・ティスティングしたらムルソーやシャサニーって答えちゃうな(笑)。」
家内「原産地原理主義者の私といたしましては、シャブリらしくは無いかと(笑)。このドメーヌ昔は樽のニュアンスをあまりつけないスタイルだったような気がいたします。」
「あっ!マスキューさん、このワインコルクDIAM10じゃあーりませんか(笑)!初めて見た(笑)!」
私「最低10年は持つ自信の現れですね(笑)。」
「へぇー、10年経ったらどうなるんですか?」
私「トロトロになるのかな?」
家内「良いシャブリはグラン・クリュでなくとも2~30年持ちます(笑)。ルモワスネの1級の30年くらい経ったワインを飲みましたが、ビックリしました(笑)。」
「保存状態に注意すれば持つんですね(笑)。」
家内「実はこの上のランク テット・ドール2017年を飲んだのですが、まだまだ若く試飲会に出せる状態ではありませんでした。それで今回はたまたま2015年のバック・ヴィンテージが入荷しましたので、皆さんにお出しすることができました(笑)。」
「ここのグラン・クリュなんてどうなるんですか?」
私「最低20年は待ちたいかと(笑)。通常のシャブリの倍くらいの生命力はあると思います。」


お忙しい中、ご来店ありがとうございました!
桝久商店 岡本利秋・昭子


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