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Written on 2024 04 01

桝久 試飲会リポート 前半

Apr 01, 2024 by weblogland |
昨日、一昨日は暖かで暑いくらいでした。一気に春本番(笑)。ワインも飲みたくなるかな?

まずはデイリーな赤からスタートです!
ドミニオ・エスピナル・ティント 2022年 ボデガス・カスターニョ スペイン イエクラD.O.赤 750ml 1037円税込み
「マスキューさん!いきなり赤からスタートですか(笑)?意図ありあり(笑)?」
「マスキューさん、このカスターニョのワインってよく試飲会で出ますよね(笑)。」私「はい!これはカスターニョの一番下のラインナップです。樽を使わないスタンダードのアイテムです。実は、レストランナドデテーブル・ワインとして使われています。マスキューでは店頭では販売しておりませんが、ロングセラーとなっております(笑)。」
「どれどれ…。おっ、飲みやすいね(笑)。」
「スイスイ行ける(笑)。」
「モナストレルでしたっけ?」
家内「元々はヘビーな品種なのですが、カスターニョはより飲みやすく作って成功しました。」
私「飲みやすさで言えばカスターニョのラインナップではこれが一番飲みやすいです。昔のモナストレルって20年以上経っても固かった(笑)。」
「この上にヘクラと言うワインありましたよね。あれはコレよりずっと濃いですけど、飲みやすい。」
私「ヘクラがアメリカで当たってカスターニョは躍進しました(笑)。」
「このワイン確かに軽くて飲みやすいけど水っぽい訳じゃない。ちゃんとワインしてる(笑)。」
「そりゃハモン・セラーノに合わせるには無理があるけど(笑)、普通の食卓なら全然問題ない。」
「ちょっと冷やして飲むには良いね。今日みたいな陽気には最適(笑)。」
「アウトドアでも活躍しそう(笑)。バーベキューしながらプラコップで飲むには遠慮ない(笑)。ちょっと冷やして良し(笑)。」
「確かに軽いけど、ちゃんと旨味があるんだよね(笑)。とてもチャーミングなんだよね(笑)。」
「後味にスパイシーさがあって、それもイイね(笑)。」
「ヴィンテージは何年ですか?」
家内「2022年です。2023年の春以降の出荷ですね。」
「フレッシュ&フルーティーだね(笑)。」
家内「もうすぐ2023年のものが出ます(笑)。」
「赤ワインなんだけど、白ワイン的な飲み方が出来る?」
私「香りが何々でなんて考えなくてもよい気軽さが身上ですね(笑)。目玉焼き食べながら飲んでも構わないような気安さかな(笑)。」
「なるほど、だから今日のトップバッターなんですね(笑)。」
私「ばれました(笑)。」


ドミニオ・エスピナル・ブランコ 2022年 ボデガス・カスターニョ スペイン 白 イエクラD.O. 750ml スクリュー・キャップ 1037円税込み
「コレが同じラインナップの白ですね(笑)。」
私「はい。これはマカベオ種100%です。」
「マカベオですか?」
家内「カヴァの主要3品種 マカベオ、チャレロ、パリリャーダの一つです。主にワインに厚みを出します。」
私「香りはあまりしません(笑)。柑橘系のニュアンス…、ポワレっぽいかな。」
「さっぱりしてデイリー(笑)。」
「飲みやすい(笑)。素直で癖がないよね(笑)。」
「高級ではないけれど(笑)、デイリーの範疇としては充分条件を満たしてる(笑)。赤・白同様だね(笑)。」
「う~ん。赤と白を比べると白に軍配かな
(笑)。コスパ良し!」
「今開けたてを飲みましたが、丸一日経った方が濃い(笑)。良くなってる!」
家内「持ちが良いのです(笑)。スクリュー・キャップだから冷蔵庫に収まり易い
のも嬉しいです(笑)。」
「たしかに香りはそんなにしないけど、普通に美味しく飲める(笑)。」
「特別感はないんだけど(笑)、ワインがとても自然で邪魔するところがないよね(笑)
。何気ないけど貴重かも。」
「白菜を使った料理に合わせたい。バリエーションも広いはず(笑)!」
「マスキューさん、この白も2022年ヴィンテージですよね。安定した気候なんだろうな。」
私「アレハンブラ宮殿に続く標高の高い台地上でかなり過酷な環境です。寒暖差も大きく我々は住めない(笑)。草木もあまり生えない(笑)。」
家内「風も強いので虫も飛ばされます(笑)。それゆえ逆に有機栽培に移行しやすくもあります(笑)。」
私「この価格で生意気にもヴィーガン認証を取ってます(笑)。」
「マスキューさん!それにしても毎回毎回試飲会ではデイリーなものから極上のものまでよく見つけますよね(笑)。」
家内「最近は特にデイリーなランクのものが大変です。2,000円以下だと余分な添加物が入っていることが多々。マスキューでは基本SO2以外はNGですから。」
「SO2って?」
私「亜硫酸です。これは発酵の過程でも自然に出ますからしょうがない。また、ワインの安定のために少し添加しておく方が我々も安心です。ただし、沢山入れるのはNGです(笑)。」
「へぇー、SO2の量が解りますか?」
私「はい。だいたい10mg/Lの誤差くらいで解りますよ(笑)。」
「どうやって?」
私「意識してティスティングを続けることですね。多量のSO2はワインの味を害しますから。」
家内「SO2以外にもビタミンCやソルビン酸やセルロース、あと様々な補酸がされます。マスキューではそれはダメと言ってもインポーターさんは持ってくる(笑)。
送ってくる。」
私「しかもそれを知らない営業さんがとても多い(笑)。そんなサンプルが5本も来た日には…(笑)。しかも大半は只じゃないんですよ(笑)。」
「飲むんですか?」
家内「泣き泣き(笑)、飲みます。」


〇ラインガウ・リースリング トロッケン
2022年エア ワイングート・クラス
ドイツ ラインガウ 白 Q.b.a. トロッケン 1000ml 1885円税込み スクリュー・キャップ
「コレ、瓶大きいですよね(笑)?」
家内「1リットル入っています。ですからずんぐり(笑)。」
「あ~ん、フレッシュ(笑)!はちはちしてる。若いのかな?」
私「ご名答!2022年ヴィンテージです(笑)
。」
「グラスの底にちょっと泡が出てる。爽やかな味わいとワインの色がシンクロしてる(笑)。ちょっとグリーンも入ってる。」
「爽やかなリースリングって良いなぁ。甘さ加減がイイ(笑)。」
家内「この生産者クラスはとても良い場所に畑を持っています。カビネットを前に飲みましたがラインガウらしい背筋が伸びたもの。あと定番で扱っているソーヴィニヨン・ブランも素晴らしいものです
。」
「マスキューさん、トロッケンって辛口の意味ですよね。フランスみたいに丸っきりの辛口じゃないけど、沢山の酸味があるから塩梅良く感じますよね。」
「そうそう。丸っきりの辛口に仕上げたら口の中が痛くなりそう(笑)。」
私「残糖分は9g/Lくらいで総酸は8g/Lほどです。甘さが目立たない程相ですね。」
「食事しながら飲むワインですね(笑)。」
「凄く飲みやすいのですがアルコール分はいかほどですか?」
私「しっかり12%あります。」
「えー!そんなにあるんだぁ!もっと低いと思ってました(笑)。」
「店長曰くの“折り合いが良い”ですね(笑)。」
私「えへへ(笑)。通常Qbaランクのドイツ・ワインは補残・補糖が認められていますが、このワインはおそらくしていないと思います。」
「なるほど、とても自然で美味しいからですね(笑)?」
私「そーなんです(笑)。簡単に解るでしょ
(笑)。」
「ドイツのQbaのカッツやリープフラウミルヒなんか甘いだけだもんな。あとナーエのブルーボトル(笑)。沢山飲んだなぁ。」
「そうそう(笑)。今はもう誰も~。」
私「ピー!(笑)」
「やはりラインガウやモーゼルのリースリングって良いなぁ。果実味がしっかり感じられる。」
私「白い花、レモン、ライム、桃…。リースリングの特徴の灯油のような特徴的な香りもしますが、リンゴ酸で上手くマスキングされてます。」
「店長!ペトロール香ですね(笑)。」
家内「総酸が10g越えてくるとペトロール香はほとんど感じなくなります(笑)。」
私「そうなるとガチガチのスパルタンなリースリングになります(笑)。飲み頃になるには何十年もかかります(笑)。アウスレーゼ・クラスになると桃の香がネクタリンみたいになり高貴になります(笑)。」
「そうなんだよね。リースリングって高貴品種なんだよね。コレって高貴とは言えないけど(笑)、その血統は感じる。」
「やはりリースリングはモーゼルやラインガウだよね。」
「普通の食事に合わせるんだから高貴じゃなくても良し(笑)!」
「焼き鳥のネギ間!塩とレモンをたっぷり振れば無敵(笑)!」
家内「私ネギ塩に凝っておりまして(笑)、刻んだネギをオリーブ油や胡麻油をかけただけですが(笑)。これを作り置くととてもユーシフル(笑)。このワインのためのようなモノです(笑)。」
「あ~!私ネギ好き(笑)!」


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