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あまりにも過酷で 読み続けるのが辛かったんですが
ユッシ・エーズラ・オールスンの『アルファベットハウス』やっと 読了できました。
第二次世界大戦末期 英国人パイロット二人が 逃亡中に 偶然(生き延びるために仕方なく)ドイツの精神病院に収容されて・・・
一人は 何とか脱出 残された一人は どうなるか。また、脱出できた一人は残された仲間を救出できるのか。
そんな 物語なのですが 登場人物の立場を想像すると もう辛くて辛くて。
ワインを飲みながら読んでいると
特に重めの赤なんかですね、 だんだん 気持ちが欝々として苦しい気分になっちゃって。
結局 しらふで読み続けた次第。
やっぱり 戦争 いやだなぁ と思いました。フィクションではあるけれど ありうるかも。こういうことから 目を背けてはいけないなぁ。
ドイツを舞台としているので ワインに関する記述も少し出てきます。
ブドウの破砕機を あんなふうに! と、かなり 驚いたりもしましたが(クライマックスのシーンなので内容は言えません)
ユッシ・エーズラ・オールスンファンの方、おすすめですよ。