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ちょうど昼間、鶴見の総持寺さんに配達がありました。
境内の大きな銀杏にギンナンがなってました。
まだ青いのですが、銀杏の木は秋にむけてちゃんと準備していたかのようです。
暑いだ寒いだ言っている自分が恥ずかしくなりました。
それはたしかに、銀杏の植性と言ってしまえばそうなのですが。
そこには人為を超えた自然のリズムがあり、そのタイムスケールの大きさと長さを考えると、我々の卑小さを思わない訳にゆきませんね。
もともと西アジアが原産のブドウの樹が、人の手によってフランスやドイツで銘醸品として世界的に認められるようになるのに2000年もかかったことを思うと、自然と比べ人間の営みの小ささに思いが至ります。
自然の適応には何万、何十万年の時間が必要と言われますからね。
遺伝子組み替えなどのバイオテクノロジーが昨今流行っていますが、その言葉だけでアレルギーを起こしてしまう私はただ古い人間なんでしょうか(笑)?