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ほんとに来ちゃいました(笑)。
今朝、アズマコーポレーションの方達と3人でご来店下さいました。
彼も当店で販売している自分のワインを見ながらとても嬉しそうでした。ちょうどインポーターさんがエルマセットの2007年ヴィンテージを持って来て下さり、試飲となりました。
私「相変わらず果実味のボリューム感が凄いですね。でも2006年よりエレガント!」
家内「後味が素晴らしい!コーヒー、カカオの香りが実に綺麗!」
バックラベルを見てアルコール分を確認するとなんと15パーセントあります。
私・家内「えー!そんなにあるんだ。全然そんな感じしない?溶け込みがめちゃめちゃ良いんですね!」
ラファージュさん曰く「そーなんです。これが私の理想とするスタイルなのです。」
私曰く「2005年ヴィンテージですとワインに残糖が9グラムくらい残っていたので、飲み易さはありましたが、深みにちょっと欠けるきらいがありました。でも2007年は残糖が4グラム以下のようでとてもエレガントな出来だと思います。ルーションNo.1ですね(笑)!」
ラファージュさん曰く「ありがとうございます。そう言っていただいて、とても嬉しいです。我々は毎年毎年が勝負ですが、なかなか思い通りにはいきません。私のところは年間150日はとても強い風が吹く上、雨もほとんど降りません。ですから世間一般で言われるように、簡単に良いワインはできません(笑)。太陽には恵まれてますが。」
あと彼の長男の名前がついた「キュヴェ ニコラ」も試飲しました。このワインは古木のグルナッシュ100%のワインです。驚くほどの飲み易さと凝縮した果実味の爆弾です。
私曰く「凄いですねこのワイン、一体収穫量はどのくらいなんですか?」
ラファージュさん曰く「20ヘクトリットルくらいの超低収量です。ブドウの木一本でハーフボトル1本分しかできません(笑)。」
私曰く「オー・マイ・ガー(爆笑)」
ラファージュさん曰く「私は果実味の爆弾のようなワインが造りたかったのです(笑)。」
そんなこんなであっという間に時間は過ぎてしまいました。記念といってはナンですが、ラファージュさんにワインセラーのガラス扉にサインして貰っちゃいました。
へへへ。
今度ご来店のお客様はワインセラーの扉にご注目ください(笑)。