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発見しました!
なにがって?
泡です泡!
先日の試飲会でシャンパンやムスーなど3本あけました。それぞれがちょっとずつ残っていましたので、変化を観察しました。さすがにピエール・ジモネは変化しながらも美しく品質の確かさを実感しました。シャンパンらしさを失うことなく最期まで威厳を保っていたかのようでした。
ラングロワ‐シャトーのクレマンもシェナン・ブランの堅固さにより、変化に抗うかのようでした。
両者で決定的に違うのが泡のキメ細かさです。やはりこの点ピエール・ジモネには及びませんね。これが造り手の問題なのか?テロワールの問題なのか即決できませんが、他のシャンパンとラングロワ‐シャトーの『カドリーユ』の泡を比べると、『カドリーユ』が劣っている訳ではありません。ピエール・ジモネの『フルーロン』が傑出したシャンパンであるだけのことだと思います。
ところでヴァン・ムスーのマルキ・ド・ラ・クールなのですが、なんと泡もちに関しては一番良かったのです。
たしかに瓶内二次発酵によるキメの細かい泡ではありませんが、一番ガスが抜けていませんでした。シャンパンストッパーの差?途中何度も何度もストッパーは外していますから、ストッパーの性能というより、ワインに溶け込んでいるガスの量の差、もしくはガスが抜けにくいとしか考えられません。
???
最初抜栓直後のガス圧は3本とも5気圧程度です。そうなるとガス自体の溶け込みが良いということのようです。
マルキ・ド・ラ・クールはタンク内に炭酸ガスを注入してワインにガスを溶け込ます、いわば量産型のキュヴェ・クローズ方式で生産されます。炭酸ガスが低温高圧になると液体に溶け込み易くなる性質を利用した技術です。
市販の炭酸飲料もこの技術を応用しています。ただ密閉時間が短いため開けるとすぐにガスが抜けてしまいます。
そうなるとマルキ・ド・ラ・クールのシャンパンをも凌ぐ泡もちの良さは驚嘆に値します。
極端に密閉時間が長いのでしょうか?ただそれだけではないような気がします。
来年の課題にします(笑)。
調べなくては!
シャンパンをも凌ぐ泡もちの良さ!理解できません。シャンパンはそのためにわざわざ瓶内で二次発酵させて、その後長い熟成期間を費やしますから。
新たな謎です(笑)。