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昨日ドメーヌ・ラファージュのエルマセット2008年を飲みました。
2007年が終売となりヴィンテージが変わりました。
香りは相変わらずのリキュールっぽい濃密さ。若いのでアルコールっぽさがあるかと思いましたが、ありません!2007年はアルコール分が14%とやや高めでしたのでちょっとアルコリックでしたが、2008年は13.5パーセントとアルコール分を感じないベストのつくりです。酸とタンニンもタップリありボリューム感もバッチリ。さらに残糖がない完璧な出来栄えです。
南フランスもご多分に漏れずアルコール分が14パーセントくらいのワインが目立ちますが、あまり高過ぎるとバランスを欠きます。やはり13.5パーセントくらいがベストなんですね。
ただし、今すぐ飲むと荒さを感じます。まだボトルショックから回復してないようです。インポーターさんに聞いてみました。
私曰く「エルマセット2008年飲みましたけどバランスの良さはいままでにないレベルですね。ところでいつ日本に来たんですか?」
Eさん曰く「そーなんですよ。いままでで一番恵まれたヴィンテージかもしれません。えーと到着は2週間位前です。」やはり着いたばかりでした。
そうすると8月頃には落ち着いてきますかね。
夏を越せばベストに近くなりそうです。
これだけ全体のレベルが高いとボトルショックが治るまでに1ヶ月以上はかかりそうです。
昨日の残りを今晩また飲んで、味を確認してみます。