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ワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時

Aug 08, 2010 by toshiaki
昼間は相変わらず暑いですが、夜風がちょっと秋めいてきましたね。夜中に暑くて目が覚めることがなくなりました(笑)。立秋も過ぎたことですし、耐えられないような暑さが減ると良いですね。

ところでワインにとっては8月は収穫前のとても大事な時です。この時期日照が不足すると糖度が上がらずに酸味の強いつまらないワインになってしまいます。でも過度の日照は必要以上に温度を上げますから、ブドウが成育をスタックしてしまいます。なんでもスタックすることで過度の高温から身を守るそうです。一般には30度を越えるてスタックが始まると言われています。動物も暑さが過ぎると動かないのと同じようですね。ただブドウにとっては大事な成育期間のことですから、出来上がるワインに影響は大きいことになります。

ヨーロッパも偏西風が北上したため、日本同様な酷暑らしいです。ちょっと心配です。8月後半からでも暑さが和らげば良いのですが。

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Comments

Aug 08, 2010, 10:07:04 PM Blairfindy1号2号 wrote:

2003年は本当の例外としても、夏の異常な高温状態・収穫期の雨等、色々と不順な現象がヨーロッパのワインに多い様な気がします。1990年代以降は夏季に高温が続いて、酸が育たず、濃いけど緩いというワインが出来易くなっているケースが多い様な印象を持たざるを得ません、作り方の問題をある程度考慮しても。Ro***t Pa**er 氏は歓迎しているかも知れませんが。
因みに、万博真っ最中の上海も猛暑で、35度を超える日が続いているそうです。

Aug 09, 2010, 06:42:19 PM 岡本 wrote:

ブレアフィンディ様

いつもコメントありがとうございます。

やっぱりこの暑さ気になりますよね。
モスクワあたりで熱中症で亡くなる方が大勢いるらしいなんて聞くとワイン・ラヴァーはビビってしまいます。作柄って正確には飲んでみないと解らないというのが、ホントのところですが。心配は止みません。

あと作柄の手懸かりは収穫がどれだけずれ込むかですね。ぶどう樹のスタックの程度によっては収穫が遅れる傾向があるからです。でもヌーボーは出荷日を優先しますから、判断は飲むまでつきませんか(笑)。

いずれにせよ気になります。

桝久商店 岡本 利秋

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