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昨日はラングロワ‐シャトーのソーミュール‐シャンピニー『ラ・ブルトニエール』2007年を飲みました。
大分調子が出てきました(笑)。到着直後は硬くて閉じていましたが、持ち前のフローラルさが出だしました。カベルネ・フランらしい土臭い濃密さも感じられ、どんどん良くなりそうです。
あー良かった。
実は2007年のロワールの赤はバラツキがあり、ちょっと心配だったのです。またラングロワ‐シャトーのスタイルは瓶熟成することで本領を発揮しますから、3年くらいは時間がかかります。とは言え、本当に良くならなくては売り物にはなりません。
ここが我々の商売の難しいところでもあります。生産者を信じ、自分の経験を信じても、100%大丈夫という保証はありません。良くなるはずだと思ってもダメだったり、ダメだと思っても逆に良くなったりします(笑)。
ワインは生き物であり、農産物ですから思ったようにならないのが当たり前と言えば当たり前なんでしょうが…。やはり只ではありませんから(笑)、右見て左見て前後左右に注意してとりかかればリスクは低くなりますが、そうすると良いワインを買いそびれます(笑)。
痛し痒しなのです(笑)。でも楽しみながらやってますから、良しとしなきゃいけませんね。