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先月の試飲会で飲んだ『ドンナルーチェ』まだ少し残っていましたから、飲んでみました。丸三週間経ってますが、まだ飲めます。オレンジのピールのような苦みがありますが、まだイケます。さすがに甘いニュアンスも弱まってますが、基本的には美味しい!
別にバキュヴァンもしていませんし、冷蔵庫に入れていた訳でもありません。規格外の良さです。
確かに甘い貴腐ワインなどは長持ちしますが、このワインはドライですし貴腐でもありません。遅摘みすることと、特殊なテロワールと、生産者のハードワークが、信じられない生命力を生み出したのです。
飲んでいると涙がでました。
ワインは生命体ではありませんが、コルクを開けてから飲み干されるまで、命のドラマを飲むようなところがあります。まずくなり飲めなくなる時が終わりなのですが、どの位持つか?は、そのワインの品質の証です。ですから、これほどの長い耐久力を前にすると、生命力の奇跡と思えます。
そこには癒しと感動があります。