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遅摘みの小宇宙
Sep 02, 2011 by toshiakiあのイタリアのポッジョ・レ・ヴォルピのつくる『遅摘みの小宇宙』です(笑)。
昨日ウェブのお客様からお電話いただきました。
お客様「マスキューさん、『ドンナルーチェ』相変わらず旨いですね。ところで甘く感じますが、本当に残糖分はないのですか?」
私曰く「いつもお世話になります。『ドンナルーチェ』前のヴィンテージと変わらずに良いですよね(笑)。ところで残糖の件ですが、ほとんどないドライなワインなのです。確かに甘く感じますが、甘く感じる部分は残糖ではなくグリセリンのようです。糖分ですと、舌の先に甘さを感じますが、舌の脇やら口の中全体に広がる甘さなのです。面白いことに抜栓後一週間ほど経つと甘さを感じなくなります。糖分があればその甘さは残るはずです。」
お客様「甘さって糖分だけじゃなくていろいろあるんですね。」
私曰く「はい。あと酸由来の甘さもあります。これはまた甘く感じる部位が違ってきます。」
やはり『ドンナルーチェ』はワイン好きの好奇心も刺激するようです(笑)。こうでなくてはつまらない(笑)!
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Comments
Sep 03, 2011, 02:58:29 AM Blairfindy1号2号 wrote:
ここの蔵のスタンダード・キュヴェはよく見かけますが、EPOS やDONNALUCE は見ません。先日、都内の良く知っているワインショップに行った時もここのFrascati を見付けて、早速店の担当者にEPOS 及びDONNALUCE の話を振ると、「輸入元のカタログには無い筈です」「聞いたことありません」というリアクションでした。
さすがマスキュー様です。この2種類を知っている者同士でドヤ顔になりましょう!
ただ、変に人気が出て入手困難になると御互い困るので、この2種類についてはこれ以上口外はしませんが…。(笑)
Sep 03, 2011, 05:27:36 PM 岡本 wrote:
ブレアフィンディ様
お褒めいただき恐縮です。
ポッジョ・レ・ヴォルピのスタンダード・キュヴェ フラスカーティ・セッコはフローラルで飲みやすく価格も手頃ですから、ワイン・ショップでは扱いやすい商品です。逆にあのイメージが強く『エポス』も『ドンナルーチェ』も延長線にある似たようなワインと誤解されているのかも知れません(笑)。いくら良くても似たようなスタイルだったら必要ないとワイン・ショップは考えるでしょうね。
今回はその盲点を突かせていただきました(笑)。
今回、我々もあの価格帯であのレベルのワインがあることを知りました。新しい物差しが出来た思いがあります。これに準じたイタリア ワインを捜す新しい目標ができました(笑)。
捜せばある!
あるかな?
あるとイイな(笑)。
頑張ります。