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ジュ・ド・レザン2011年 恐るべし!
今日ソムリエのKさんがお見えになりました。クリスマスの料理に合うワインを捜したいとのことでした。
Kさん「店のポワ・ド・ヒュメかなり濃厚なんですよ。甲殻類がかなり入っているんです。そうするとブルゴーニュのしっかりした白とかかなと。」
私「まあ、鉄板ですよね(笑)。ボディーと酸のしっかりした白だったら、コアペのジェランソン・セックなんがイイかも。樽香がしっかりしたワインだったら『エポス』なんかコストパフォーマンスが高いですから使い易いかな。」
家内「イタリアで良かったら、『エンテマーリ』なんか最高ですよね。」
Kさん「どっちも私好きなんですが、フランスワインで今回は決めたいんですよね。」
「あと、貴腐系のワインも欲しいんです。メインがトリュフを使ったフォアグラなんです。」
私・家内「うわっ!濃厚そうですね(笑)。」
Kさん「そーなんですよ(笑)」
私「濃厚で甘い奴だったら面白いのがありますよ。今年のジュ・ド・レザンですが、開いているのがまだ残ってますから、ちょっと飲んでみますか。」
Kさん「あっ!これイイですね(笑)。紅茶やら腐葉土の香りがしてニュアンスたっぷり。甘さも強いけど酸が凄いですね。」
私「酸の量が凄いでしょう。実はこれ今月の頭に開けてますから、抜栓後20日くらい経ってます。」
Kさん「尋常じゃありませんね(笑)。恐るべし!これはソースにも使えますね。もちろん料理にも使えます。」
私「ワインと言って出されたら騙されます(笑)。」
さすがプロは引き出しが沢山ありますね。