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やはりエマニュエル・ダルノーのワインは凄かったですね(笑)。
今やフランスではクローズ・エルミタージュのスター扱いのようです。
先日の試飲会でちょっと気がついたことがありましたので調べてみました。
じつはアルコール分が13.5%と無理なく収まっていることです。最近のローヌはアルコール分が14%を越えることがザラですが、ダルノーのワインは妙に収まりが良い(笑)。醗酵槽が開放式のものを使っているはず?開放式を使うと醗酵時に細菌などに汚染されるリスクがあり、長期間にわたる醗酵ではあまり使われなくなっています。管理しやすい密閉式が主流のようです。でも、開放式ですと酸素が供給されることと醗酵時に生じるアルコールが揮発します。このためアルコール分が1%ほど低く抑えられます。
調べるとコンクリート製の開放式醗酵槽でした!
やはり。
除梗した今風の仕上がりのワインですが、基本はクラシックでした。
腑に落ちました(笑)。
ちなみにガントランディの『ヴィサン』は密閉式の醗酵槽でした。