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昨日、今日とドメーヌ・ラファージュの『キュヴェ・ニコラ』2009年を飲みました(笑)。パーカー ポイント92点の確認です(笑)。
うーん。
濃いですね。液体濃度はペーストに近い(笑)。でもグルナッシュらしい優しさがあり、飲み易い飲み易い。飲んでいて樽香を感じないほどエキスが抽出されているのもグッド。アルコール分は15%もありますが、苦じゃありません。溶け込みがよろしい(笑)。
やはりとことん尽力したグレート・ワインですね。
アメリカ人が好むスタイルなんでしょう。でもカリフォルニアワインよりエレガントですから、この点溜飲が下がります(笑)。
それにしてもグルナッシュって不思議な品種ですよね。ローヌのものとルーションのものは明らかに違います。ローヌにしてもシャトーヌフやジゴンダスは他のローヌ・ヴィラージュとは違いますから、不思議です。
でも、だからこそ地方色のある面白い味わいになる。それって、まだまだ新たな可能性があるということの裏返しでもあるはず。
うーん。
その発見の繰り返しが、アペラシオンひいてはテロワールの概念を造っていると考えるべきですね。
知らない変なところで、グルナッシュを使った面白いワインが生まれる可能性があるはずです。栽培適地が広いグルナッシュの特性は素晴らしいですね(笑)。