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ふふふ。
ドンナルーチェの2011年がきました!
あのイタリア ラツィオの「マルヴァジアの魔術師」ポッジョ・レ・ヴォルピが造る白ワインです。あの「遅摘みの小宇宙」です。「 」は私が勝手につけたキャッチフレーズです(笑)。
ドイツワインのアウスレーゼを辛口に仕立てた目新しいスタイルのイタリア白ワインなのですが、その素晴らしさによりイタリアのワイン評論誌『ルカ・マローニ』で2009年が99点、2010年が98点、そしてこの2011年が99点。イタリア白ワインのトップランナーとして第1位の評価です。
まだ飲んでいませんが、2011年も2010、2009年同様13%のアルコール分で収まってます。気候が安定して良いことは前提ですが、あまり葡萄成育にむらがない畑なんでしょうね。きっとこの辺にも秘密がありそうです。味わいもほとんど変わらないはず。2009年と2010年では差を見つけるのが困難でした。差として解ったのが、2009年は抜栓して10日ほで経つとマーマレードのように変わりましたが、2010年は1週間ほどでマーマレードのようになったくらいです。この差が2009と2010の差でした。
まあ、生命力の強さは別格ですから、期待を裏切ることはなさそうですね。なんたって2011年は99点ですから(笑)。
でもイタリアのI.G.T.って自由ですよね。簡単にテロワールやアペラシオンの概念を飛び越します。創造的で自由な気風は日本人には真似できませんね(笑)。少なくともドイツ、フランス人は負けてます(笑)。
だってこのワイン、イタリア人がドイツワインとフランスワインの良いところをパクったようなものです(笑)。
しかも価格が安い点ドイツもフランスも追随できません。恐るべしなのす。
また、何日かかけてゆっくり観察しながら楽しみます。