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ロゼ・ワインって、よく考えると不思議なワインですよね。赤と白の中間ですが、味わいのスタンスはしっかりしています(笑)。
ロゼはロゼ!なのです。
単に色がロゼ色しているから、ロゼと言う訳ではありません。
ところで今回マスキュー初登場のロシャレルのロゼ面白いですよ。非常にフルーティーなのですが、しっかりした味わいは比較できるワインがないほど。
大日本ロゼ・ワイン普及協会の会長・理事長とも大絶賛(家内と私)!
会長「あのセオリー無視のセパージュで、それぞれのセパージュの味わいがちゃんと出てるから不思議?」
理事長「メルロの杏っぽさ、シラーのベリー、ピノ・ノワールのチェリーっぽさをしっかり感じるよね。ミスマッチなのにね(笑)。」
会長「りんご酸がしっかり全体を繋いでるよね。」
理事長「さっきインポーターさんから連絡あったんだけど、混醸してないんだって。」
会長「そうでしょう。私の言った通りね(笑)。セパージュの特徴が明瞭だよね。」
理事長「メルロ、シラー、ピノ・ノワールをそれぞれ5週間かけてアルコール醗酵してるんだって。」
理事長「あと笑えるのは、山羊使いが上手く山羊を使って除葉する話だけど、どうして葡萄果を食べないのか?解ったよ。最初山羊使いのテクニックと聞いたけどそれは冗談。まだ果粒が美味しくない時だから山羊は食べないんだって(笑)。開花した後の今頃に山羊に葉っぱ食べさせるそうだよ。一日3ヘクタールで二週間くらいかけて畑を山羊が除葉するんだそうだ。」
会長「それって美味しさと関係するのかな(笑)?」